JPS642690Y2 - - Google Patents

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JPS642690Y2
JPS642690Y2 JP19865883U JP19865883U JPS642690Y2 JP S642690 Y2 JPS642690 Y2 JP S642690Y2 JP 19865883 U JP19865883 U JP 19865883U JP 19865883 U JP19865883 U JP 19865883U JP S642690 Y2 JPS642690 Y2 JP S642690Y2
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JP
Japan
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blower
cover
air
side bearing
cylindrical part
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JP19865883U
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JPS60106570U (ja
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、電気掃除機にかかり、更に詳しく
は電動送風機の温度上昇を抑制し、且つ振動を軽
減し、しかも組み立てが容易で安価に製作できる
電気掃除機に関するものである。
従来の技術 従来の電気掃除機としては、例えば第1図に示
すようなものがある。
図中、符号1は電気掃除機のケースで、集塵室
2aを有する前部側の集塵ケース2と送風機収容
室3aを有する後部ケース3とから構成されてい
る。集塵ケース2内の集塵室2aと後部ケース3
の前部との間には網製の第1のフイルタ4、スポ
ンジ製の第2のフイルタ5、紙製の第3のフイル
タ6が配設されている。また、集塵ケース2の前
部にはホース接続口7が設けられており、ホース
接続口7には図示しない集塵ホースが接続され
る。
後部ケース3の前部には送風機支持板8が取り
付けられており、送風機支持板8の中央部には複
数の透孔8aが設けられている。また、送風機支
持板8にサポートゴム9を介して電動送風機10
のフアン側軸受カバー11が支持されて送風機収
容室3a内には電動送風機10が配設されてい
る。電動送風機10の空気排出側軸受カバー12
は後部ケース3の後部内に立設させられた送風機
支持板13のカバー支持部13aにサポートゴム
14を介して支持されている。また、後部ケース
3の後部には複数の排気孔15が設けられてい
る。
そして、電動送風機10を作動させると、塵埃
を含む空気が図示しない集塵ホースを介して集塵
室2a内に吸込まれた後にフイルタ4,5,6を
通過して清浄され、この清浄された空気が透孔8
aを通過した後に電動送風機10を経て排気孔1
5から外部へ排出されるようになつている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の電気掃除機に
あつては、後部ケース3の送風機収容室3a内に
配設される電動送風機10の空気排出側軸受カバ
ー12を支持させるのに、後部ケース3の後部内
に空気排出側軸受カバー12を支持するカバー支
持部13aを有する送風機支持板13を設けなけ
ればならず、空気排出側軸受カバー12が熱を持
ち易いと共に、電動送風機10が騒音レベルの高
い低周波振動である回転振動を生じることから送
風機支持板13を強度的、熱的に考慮した高価な
ものを使用しなければならないと共に、空気排出
側軸受カバー12と送風機支持板13のカバー支
持部13aとの間に耐熱性で防振用サポートゴム
14を介装しなければならなかつた。このため、
部品点数が多くなり、組み立てが面倒でコスト高
となるという問題点があつた。
また、後部ケースが中央で分割され、右側ケー
スと左側ケースとで構成される分割タイプの従来
の電気掃除機にあつては、電動送風機の空気排出
側軸受カバーを支持するカバー支持部を有する送
風機支持板を後部ケースに設けるのに、送風機支
持板に相当する半割リブを右側ケースと左側ケー
スとにそれぞれ成形時に一体成形し、これら両ケ
ースの組み立て時にそれぞれの半割リブで送風機
支持板が構成されるようになつているものがあ
る。
しかしながら、かかる分割タイプの電気掃除機
は半割リブの厚さはひけ防止のためにケースの厚
さの2分の1程度に規制されて薄いため、電動送
風機の騒音レベルの高い低周波振動である回転振
動及び吸込圧による振動を受け易く、更に、組み
立て時に食い違いを生じて半割リブからなる送風
機支持板自体が振動を発生させるおそれがあり、
そのために耐熱性で防振用のサポートゴムが必要
となり、やはり組み立てが面倒でコスト高となる
という問題点があつた。
そこで、この考案は、部品点数を少なくし、組
み立てを容易にして電動送風機の温度上昇を抑制
し、振動を軽減できるようにした電気掃除機を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、この考案は、ケー
ス内部に集塵室と送風機収容室とを設け、該送風
機収容室に電動送風機を配設してなる電気掃除機
において、前記送風機収容室の後方側内面に前記
電動送風機の空気排出側軸受カバーを直接保持す
るとともに、筒状内部を外部に開放したカバー保
持用筒状部を前記ケースと一体に成形し、該カバ
ー保持用筒状部の前記空気排出側軸受カバーを保
持する保持部近傍位置に前記送風機収容室とカバ
ー保持用筒状部の内部とを連通させる複数の空気
排出穴を設けた電気掃除機としたことを特徴とす
るものである。
作 用 この様な構成によれば、電動送風機の空気排出
側軸受カバーは、カバー保持用筒状部内を流れる
排気風により十分に冷却されて、その温度上昇が
抑制される。しかも、カバー保持用筒状部は、電
動送風機の空気排出側軸受カバーに対応して小径
に形成されることになるので、弾力を保有するこ
とになる。これに加えて、空気排出側軸受カバー
に複数の空気排出穴を設けたことにより、更に十
分な弾力を持たせることができるので、電動送風
機の作動に伴う振動を自己の弾性力により十分に
吸収する。
考案の実施例 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第2図は、この考案の第1実施例を示す図であ
る。まず、構成を説明するが、図において従来例
と同一もしくは均等な部位又は部材には同一符号
を付して重複した説明を省略する。
この実施例の後部ケース3は一体のものであ
り、送風機収容室3aの後方側内面である後部ケ
ース3の後部内面には電動送風機10の空気排出
側軸受カバー12を保持するカバー保持用筒状部
20が後部ケース3と一体に送風機収容室3aの
内部へ向けて突出するように設けられている。こ
のカバー保持用筒状部20は先端側に空気排出側
軸受カバー12の外径と略同一の内径の保持部2
1を有し、基端側に集塵ケース2のホース接続口
7と略同径の排出口部22を略中間位置に設けら
れた段付部23を介して有している。排出口部2
2の径をホース接続口7の径と略同径としたのは
ホース接続口7の吸込風量に対応させるためであ
る。この排出口部22の端部は外部に開放させら
れており、ブロワ用ホース(図示省略)の差込口
が嵌入される構造となつている。また、カバー保
持用筒状部20には送風機収容室3aと排出口部
22即ち外部とを連通させる複数の空気排出穴2
4が設けられている。
そして、後部ケース3と一体に設けられたカバ
ー保持用筒状部20の保持部21に電動送風機1
0の空気排出側軸受カバー12が挿入されて保持
されている。
次に作用を説明する。
電動送風機10が回転して空気排出側軸受カバ
ー12内で熱が発生しても、空気排出側軸受カバ
ー12を保持しているカバー保持用筒状部20の
排出口部22の端部は外部に開放され、段付部2
3には空気排出穴24が設けられているので、電
動送風機10によつて送風機収容室3a内に吹き
出された排気風が空気排出穴24を経て排出口部
22を通り外部へ排出されるという排気風路がカ
バー保持用筒状部20に構成され、その排気風路
に臨んで空気排出側軸受カバー12がカバー保持
用筒状部20に保持されることから、排気風によ
つて空気排出側軸受カバー12が冷却され、空気
排出側軸受カバー12の温度上昇が抑制される。
従つて、カバー保持用筒状部20は後部ケース3
と同じ材料でも問題は生じない。また、カバー保
持用筒状部20は筒状となつているので、吸込圧
による振動を受けにくく、電動送風機10の回転
振動はカバー保持用筒状部20の中間の段付部2
3に複数の空気排出穴24が設けられ、弾性を持
たせられているので、その段付部23が撓んで吸
収される。従つて耐熱性で防振用のサポートゴム
14は不要となる。更に、カバー保持用筒状部2
0は中間に段付部23を有しているので、保持部
21は補強されて充分な強度となつている。
また、カバー保持用筒状部20は基端側に保持
部21より径大の排出口部22を有しているの
で、排気風を充分に排出させることができ、ホー
スを差し込むことによつてブロワとしても使用す
ることができる。
第3図はこの考案の第2実施例を示す。
この実施例のカバー保持用筒状部30は第1実
施例と同様に先端側に保持部31を有し、基端側
に排出口部32を有しているが、中間には段付部
23ではなくテーパ部33を有している。そし
て、そのテーパ部33に空気排出穴34が設けら
れている。
このカバー保持用筒状部30は中間にテーパ部
33を有しているので、撓み易く、第1実施例の
カバー保持用筒状部30に比べてより一層振動を
吸収し得るという効果がある。また、空気排出穴
34を流れる排気風の流れも第1実施例の段付部
23に設けた空気排出穴24よりスムーズであ
る。
考案の効果 以上説明してきたように、この考案によれば、
その構成を、ケース内部に集塵室と送風機収容室
とを設け、該送風機収容室に電動送風機を配設し
てなる電気掃除機において、前記送風機収容室の
後方側内面に前記電動送風機の空気排出側軸受カ
バーを直接保持するとともに、筒状内部を外部に
開放したカバー保持用筒状部を前記ケースと一体
に成形し、該カバー保持用筒状部の前記空気排出
側軸受カバーを保持する保持部近傍位置に前記送
風機収容室とカバー保持用筒状部の内部とを連通
させる複数の空気排出穴を設けた電気掃除機とし
たので、カバー保持用筒状部には電動送風機によ
つて送風機収容室に吹き出された排気風が空気排
出穴を経て外部に排出されるという排気通路が構
成され、その排気風路に臨んで空気排出側軸受カ
バーがカバー保持用筒状部に保持されることから
その排気風路内を流れる排気風によつて熱が発生
する空気排出側軸受カバーが冷却されることとな
り、空気排出側軸受カバーの温度上昇を抑制す
る。また、カバー保持用筒状部は、電動送風機の
空気排出側軸受カバーに対応して小径に形成され
ることになるので、弾力を保有することになる。
これに加えて、空気排出側軸受カバーに複数の空
気排出穴を設けたことにより、更に十分な弾力を
持たせることができるので、電動送風機の作動に
伴う振動を自己の弾性力により十分に吸収する。
この結果、騒音レベルの高い低周波振動である吸
込圧による振動を受けにくく、電動送風機の低周
波振動である回転振動もカバー保持用筒状部が撓
んで吸収する。従つて、従来のように耐熱性で防
振用のサポートゴムは不要となり、部品点数が少
なくて済み、しかもカバー保持用筒状部は空気排
出側軸受カバーによる熱の影響を受けないことか
らケースと同じ材料で一体成形でき、安価に製作
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気掃除機の断面図、第2図は
この考案の電気掃除機の第1実施例の断面図、第
3図はこの考案の電気掃除機の第2実施例の要部
断面図である。 1……ケース、2……集塵ケース、2a……集
塵室、3……後部ケース、3a……送風機収容
室、10……電動送風機、12……空気排出側軸
受カバー、20,30……カバー保持用筒状部、
21,31……保持部、24,34……空気排出
穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケース内部に集塵室と送風機収容室とを設け、
    該送風機収容室に電動送風機を配設してなる電気
    掃除機において、 前記送風機収容室の後方側内面に前記電動送風
    機の空気排出側軸受カバーを直接保持するととも
    に、筒状内部を外部に開放したカバー保持用筒状
    部を前記ケースと一体に成形し、該カバー保持用
    筒状部の前記空気排出側軸受カバーを保持する保
    持部近傍位置に前記送風機収容室とカバー保持用
    筒状部の内部とを連通させる複数の空気排出穴を
    設けたことを特徴とする電気掃除機。
JP19865883U 1983-12-26 1983-12-26 電気掃除機 Granted JPS60106570U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19865883U JPS60106570U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19865883U JPS60106570U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 電気掃除機

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Publication Number Publication Date
JPS60106570U JPS60106570U (ja) 1985-07-20
JPS642690Y2 true JPS642690Y2 (ja) 1989-01-23

Family

ID=30757851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19865883U Granted JPS60106570U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 電気掃除機

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JP (1) JPS60106570U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101025954B1 (ko) 2008-08-07 2011-03-30 엘지전자 주식회사 진공 청소기

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JPS60106570U (ja) 1985-07-20

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