JP3094613B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JP3094613B2 JP3094613B2 JP04004670A JP467092A JP3094613B2 JP 3094613 B2 JP3094613 B2 JP 3094613B2 JP 04004670 A JP04004670 A JP 04004670A JP 467092 A JP467092 A JP 467092A JP 3094613 B2 JP3094613 B2 JP 3094613B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- rubber
- vacuum cleaner
- motor fan
- case
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、掃除機の防振構造に関
するものであり特にモーターファンとこれを保持するケ
ースの内側に設けた防振ゴムとの関係に関するものであ
る。
するものであり特にモーターファンとこれを保持するケ
ースの内側に設けた防振ゴムとの関係に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の掃除機においてモーターファンを
保持するケース内の防振ゴムは、図2に示すようにファ
ンケースの前後に離れて構成されていた。
保持するケース内の防振ゴムは、図2に示すようにファ
ンケースの前後に離れて構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の掃除
機では、モーターファンの振動は単純に防振ゴムの吸振
性能のみの効果しかなく、吸振されない振動は、ケース
を伝って本体外郭を震わせ、共鳴音となって不快な騒音
源となっていた。
機では、モーターファンの振動は単純に防振ゴムの吸振
性能のみの効果しかなく、吸振されない振動は、ケース
を伝って本体外郭を震わせ、共鳴音となって不快な騒音
源となっていた。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、モー
ターファンの外周を複数の防振ゴムで覆ってケースの中
に保持することにより、固有振動数の異なるゴムが互い
に当接して震えることにより、お互いの振動を打ち消し
合う効果を得たものである。
ターファンの外周を複数の防振ゴムで覆ってケースの中
に保持することにより、固有振動数の異なるゴムが互い
に当接して震えることにより、お互いの振動を打ち消し
合う効果を得たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
する為に、第一の手段は、モーターファンとダストボッ
クスを有し、当該モーターファンの外周に接すると共に
固有振動数の異なる複数の防振ゴムを介してケースに保
持し、隣り合う前記防振ゴムを互いに当接させたもので
ある。
する為に、第一の手段は、モーターファンとダストボッ
クスを有し、当該モーターファンの外周に接すると共に
固有振動数の異なる複数の防振ゴムを介してケースに保
持し、隣り合う前記防振ゴムを互いに当接させたもので
ある。
【0006】また第二の手段は、当該防振ゴムを押さえ
るゴムをケース側に配し、前記防振ゴム及びゴムのそれ
ぞれに空洞部を設け、前記空洞部の大きさをモーターフ
ァンのファン部側から離れる程小さくなるよう構成し
た。
るゴムをケース側に配し、前記防振ゴム及びゴムのそれ
ぞれに空洞部を設け、前記空洞部の大きさをモーターフ
ァンのファン部側から離れる程小さくなるよう構成し
た。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成により、第一の手段におい
て、モーターファンの透過音は、ケース及びケースの内
側に設けた防振ゴムにより吸音されるとともに、モータ
ーファンの振動は防振ゴムに吸振されながら伝わる。防
振ゴムの当接面ではお互いに異なる固有振動数で振動す
るため、お互いに振動を吸収しあってケースに伝わる。
また第二の手段において、モーターファンのファン部
は、回転軸の端部に設けられているためモーター部に較
べ大きな振幅で振動するが、ファン部に近い防振ゴムの
空洞部が大きいので、その振幅の大きな振動を吸収して
大幅な防振効果が得られ、一方、ファン部側から離れて
ゆくにしたがい振幅が小さくなるので、防振ゴムの空洞
部を小さくして、防振ゴムを小型にすることが出来る。
て、モーターファンの透過音は、ケース及びケースの内
側に設けた防振ゴムにより吸音されるとともに、モータ
ーファンの振動は防振ゴムに吸振されながら伝わる。防
振ゴムの当接面ではお互いに異なる固有振動数で振動す
るため、お互いに振動を吸収しあってケースに伝わる。
また第二の手段において、モーターファンのファン部
は、回転軸の端部に設けられているためモーター部に較
べ大きな振幅で振動するが、ファン部に近い防振ゴムの
空洞部が大きいので、その振幅の大きな振動を吸収して
大幅な防振効果が得られ、一方、ファン部側から離れて
ゆくにしたがい振幅が小さくなるので、防振ゴムの空洞
部を小さくして、防振ゴムを小型にすることが出来る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。
いて説明する。
【0009】図1に示すように1はモーターファン2を
内蔵するボデーウエでボデーシタ3には金属ケース4が
取りつくよう構成されている。5及び6はファン部2A
を防振的に保持する防振ゴムで、防振ゴムには各々空洞
部5A、6Aを有している。7は上記防振ゴムを防振的
に押さえる硬度の固いゴムである。
内蔵するボデーウエでボデーシタ3には金属ケース4が
取りつくよう構成されている。5及び6はファン部2A
を防振的に保持する防振ゴムで、防振ゴムには各々空洞
部5A、6Aを有している。7は上記防振ゴムを防振的
に押さえる硬度の固いゴムである。
【0010】2Bは、モーターファン2の排気部でケー
スの外部に突出している。8、9は防音筒の内側を構成
する防音材、10は、外側を構成する防音材11に挟ま
れて排気部を有する不通気性の防音材である。12はフ
ィルター13を内蔵するダストボックス、14はダスト
ボックスと本体を着脱自在に結合する尾錠である。
スの外部に突出している。8、9は防音筒の内側を構成
する防音材、10は、外側を構成する防音材11に挟ま
れて排気部を有する不通気性の防音材である。12はフ
ィルター13を内蔵するダストボックス、14はダスト
ボックスと本体を着脱自在に結合する尾錠である。
【0011】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればモーターファンの振動音はそれぞれ異なる固
有振動数を有する防振ゴムによりお互いに振動を吸収し
あって防振し、モーターからの排気音は防音筒の中で消
音してから排気されるので、図2に示す従来の掃除機の
騒音値の全ての周波数帯において防振及び防音効果があ
り全体騒音60dBの水準を53dBの水準にまで低減
できるものである。
明によればモーターファンの振動音はそれぞれ異なる固
有振動数を有する防振ゴムによりお互いに振動を吸収し
あって防振し、モーターからの排気音は防音筒の中で消
音してから排気されるので、図2に示す従来の掃除機の
騒音値の全ての周波数帯において防振及び防音効果があ
り全体騒音60dBの水準を53dBの水準にまで低減
できるものである。
【図1】本発明の一実施例の掃除機の断面図
【図2】従来の技術による掃除機の断面図
2 モーターファン 4 ケース 5 防振ゴム 5A 空気室 2B 排気穴 10 防音筒 12 ダストボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−8352(JP,A) 特開 昭61−130641(JP,A) 実開 昭53−18060(JP,U) 実開 昭64−47349(JP,U) 実開 昭61−75251(JP,U) 実公 昭52−1504(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/22 A47L 9/00 103
Claims (2)
- 【請求項1】モーターファンとダストボックスを有し、
当該モーターファンの外周に接すると共に固有振動数の
異なる複数の防振ゴムを介してケースに保持し、隣り合
う前記防振ゴムを互いに当接させたことを特徴とする電
気掃除機。 - 【請求項2】当該防振ゴムを押さえるゴムをケース側に
配し、前記防振ゴム及びゴムのそれぞれに空洞部を設
け、前記空洞部の大きさをモーターファンのファン部側
から離れる程小さくなるようにした請求項1記載の電気
掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04004670A JP3094613B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04004670A JP3094613B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05184499A JPH05184499A (ja) | 1993-07-27 |
JP3094613B2 true JP3094613B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=11590348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04004670A Expired - Fee Related JP3094613B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094613B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101462340B1 (ko) | 2013-04-18 | 2014-11-20 | 민병욱 | 소음 저감장치 및 이를 구비한 유축기용 압력 조절장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5817970B2 (ja) * | 2011-06-15 | 2015-11-18 | 日立工機株式会社 | 集塵機 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP04004670A patent/JP3094613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101462340B1 (ko) | 2013-04-18 | 2014-11-20 | 민병욱 | 소음 저감장치 및 이를 구비한 유축기용 압력 조절장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05184499A (ja) | 1993-07-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |