JPH05184499A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JPH05184499A JPH05184499A JP467092A JP467092A JPH05184499A JP H05184499 A JPH05184499 A JP H05184499A JP 467092 A JP467092 A JP 467092A JP 467092 A JP467092 A JP 467092A JP H05184499 A JPH05184499 A JP H05184499A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- rubber
- case
- motor fan
- motor
- Prior art date
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- Granted
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モーターファン2を保持する複数の防振ゴム
5をケース4の中に収納する構成により掃除機の防振効
果を得る。 【構成】 モーターファン2のファン部を複数個の空気
室5Aを有する固有振動数の異なる防振ゴム5で指示
し、この防振ゴム5はお互いに当接しながらケース4の
内壁全てに当接して保持した電気掃除機の防振構造。
5をケース4の中に収納する構成により掃除機の防振効
果を得る。 【構成】 モーターファン2のファン部を複数個の空気
室5Aを有する固有振動数の異なる防振ゴム5で指示
し、この防振ゴム5はお互いに当接しながらケース4の
内壁全てに当接して保持した電気掃除機の防振構造。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、掃除機の防振構造に関
するものであり特にモーターファンとこれを保持するケ
ースの内側に設けた防振ゴムとの関係に関するものであ
る。
するものであり特にモーターファンとこれを保持するケ
ースの内側に設けた防振ゴムとの関係に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の掃除機においてモーターファンを
保持するケース内の防振ゴムは、図2に示すようにファ
ンケースの前後に離れて構成されていた。
保持するケース内の防振ゴムは、図2に示すようにファ
ンケースの前後に離れて構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の掃除
機では、モーターファンの振動は単純に防振ゴムの吸振
性能のみの効果しかなく、吸振されない振動は、ケース
を伝って本体外郭を震わせ、共鳴音となって不快な騒音
源となっていた。
機では、モーターファンの振動は単純に防振ゴムの吸振
性能のみの効果しかなく、吸振されない振動は、ケース
を伝って本体外郭を震わせ、共鳴音となって不快な騒音
源となっていた。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、モー
ターファンの外周を複数の防振ゴムで覆ってケースの中
に保持することにより、固有振動数の異なるゴムが互い
に当接して震えることにより、お互いの振動を打ち消し
合う効果を得たものである。
ターファンの外周を複数の防振ゴムで覆ってケースの中
に保持することにより、固有振動数の異なるゴムが互い
に当接して震えることにより、お互いの振動を打ち消し
合う効果を得たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
する為に、第一の手段においてモーターファンの前後に
空洞部の大きさの異なる防振ゴムを当接させて指示し、
この防振ゴムでケースの内側を全て覆い、モーターファ
ンを保持した。
する為に、第一の手段においてモーターファンの前後に
空洞部の大きさの異なる防振ゴムを当接させて指示し、
この防振ゴムでケースの内側を全て覆い、モーターファ
ンを保持した。
【0006】また第二の手段において防振ゴムの空気室
の空洞部の大きさはモーターファンの当接部から離れる
程小さくなるよう構成した。
の空洞部の大きさはモーターファンの当接部から離れる
程小さくなるよう構成した。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成により、第一の手段におい
て、モーターファンの透過音は、ケース及びケースの内
側に設けた防振ゴムにより吸音されるとともに、モータ
ーファンの振動は防振ゴムに吸振されながら伝わる。防
振ゴムの当接面ではお互いに異なる固有振動数で振動す
るため、お互いに振動を吸収しあってケースに伝わる。
また第二の手段において防振ゴムの空洞部がモーターフ
ァン当接部に近い程大きな空洞部で振幅の大きな振動を
吸収し、はなれてゆくにしたがい小さな振幅を吸収する
よう構成して大幅な防振効果をあげた。
て、モーターファンの透過音は、ケース及びケースの内
側に設けた防振ゴムにより吸音されるとともに、モータ
ーファンの振動は防振ゴムに吸振されながら伝わる。防
振ゴムの当接面ではお互いに異なる固有振動数で振動す
るため、お互いに振動を吸収しあってケースに伝わる。
また第二の手段において防振ゴムの空洞部がモーターフ
ァン当接部に近い程大きな空洞部で振幅の大きな振動を
吸収し、はなれてゆくにしたがい小さな振幅を吸収する
よう構成して大幅な防振効果をあげた。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。
いて説明する。
【0009】図1に示すように1はモーターファン2を
内蔵するボデーウエでボデーシタ3には金属ケース4が
取りつくよう構成されている。5及び6はファン部2A
を防振的に保持する防振ゴムで、防振ゴムには各々空洞
部5A、6Aを有している。7は上記防振ゴムを防振的
に押さえる硬度の固いゴムである。
内蔵するボデーウエでボデーシタ3には金属ケース4が
取りつくよう構成されている。5及び6はファン部2A
を防振的に保持する防振ゴムで、防振ゴムには各々空洞
部5A、6Aを有している。7は上記防振ゴムを防振的
に押さえる硬度の固いゴムである。
【0010】2Bは、モーターファン2の排気部でケー
スの外部に突出している。8、9は防音筒の内側を構成
する防音材、10は、外側を構成する防音材11に挟ま
れて排気部を有する不通気性の防音材である。12はフ
ィルター13を内蔵するダストボックス、14はダスト
ボックスと本体を着脱自在に結合する尾錠である。
スの外部に突出している。8、9は防音筒の内側を構成
する防音材、10は、外側を構成する防音材11に挟ま
れて排気部を有する不通気性の防音材である。12はフ
ィルター13を内蔵するダストボックス、14はダスト
ボックスと本体を着脱自在に結合する尾錠である。
【0011】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればモーターファンの振動音はそれぞれ異なる大
きさの空気室を有する防振ゴムによりお互いに振動を吸
収しあって防振し、モーターからの排気音は防音筒の中
で消音してから排気されるので、図2に示す従来の掃除
機の騒音値の全ての周波数帯において防振及び防音効果
があり全体騒音60dBの水準を53dBの水準にまで
低減できるものである。
明によればモーターファンの振動音はそれぞれ異なる大
きさの空気室を有する防振ゴムによりお互いに振動を吸
収しあって防振し、モーターからの排気音は防音筒の中
で消音してから排気されるので、図2に示す従来の掃除
機の騒音値の全ての周波数帯において防振及び防音効果
があり全体騒音60dBの水準を53dBの水準にまで
低減できるものである。
【図1】本発明の一実施例の掃除機の断面図
【図2】従来の技術による掃除機の断面図
2 モーターファン 4 ケース 5 防振ゴム 5A 空気室 2B 排気穴 10 防音筒 12 ダストボックス
Claims (2)
- 【請求項1】モーターファンを内蔵する本体と、この本
体に着脱自在に取りつけたダストボックスから成り、当
該モーターファンを防振ゴムを介して保持するケースの
内側には、全面に複数個の防振ゴムを設け、各々の防振
ゴムにはそれぞれ空気室を設けたことを特徴とする電気
掃除機。 - 【請求項2】当該防振ゴムの空気室の空洞部は、モータ
ーの当接部から離れる程小さくなるよう構成したことを
特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04004670A JP3094613B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04004670A JP3094613B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05184499A true JPH05184499A (ja) | 1993-07-27 |
JP3094613B2 JP3094613B2 (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=11590348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04004670A Expired - Fee Related JP3094613B2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094613B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013000303A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-07 | Hitachi Koki Co Ltd | 集塵機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101462340B1 (ko) | 2013-04-18 | 2014-11-20 | 민병욱 | 소음 저감장치 및 이를 구비한 유축기용 압력 조절장치 |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP04004670A patent/JP3094613B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013000303A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-07 | Hitachi Koki Co Ltd | 集塵機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3094613B2 (ja) | 2000-10-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |