JPH0542082A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JPH0542082A JPH0542082A JP20786191A JP20786191A JPH0542082A JP H0542082 A JPH0542082 A JP H0542082A JP 20786191 A JP20786191 A JP 20786191A JP 20786191 A JP20786191 A JP 20786191A JP H0542082 A JPH0542082 A JP H0542082A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric blower
- vibration
- hollow
- section
- vacuum cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動送風機の防振体による振動吸収作用に限
度があり、電動送風機で発生する振動が電気掃除機本体
に伝達され、結果として騒音が大きくなるため、振動伝
達の軽減を図り低騒音の電機掃除機を提供する。 【構成】 前弾性防振体30の断面略L字状の短辺部2
6において中空部29の内面側37を凸形状38にし、
中空部29の空間33より中空部29の外周肉厚34、
35、36を薄肉にした前弾性防振体30にすることに
より、120Kzにおいて振動値を減少し、共振音を少な
くすることができるものである。
度があり、電動送風機で発生する振動が電気掃除機本体
に伝達され、結果として騒音が大きくなるため、振動伝
達の軽減を図り低騒音の電機掃除機を提供する。 【構成】 前弾性防振体30の断面略L字状の短辺部2
6において中空部29の内面側37を凸形状38にし、
中空部29の空間33より中空部29の外周肉厚34、
35、36を薄肉にした前弾性防振体30にすることに
より、120Kzにおいて振動値を減少し、共振音を少な
くすることができるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機用電動送風
機防振体に関するものである。
機防振体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電動送風機の防振体として
は、実公昭57−6426号公報に記載されているよう
に、防振体は断面略L字状の短辺部が断面略台形で内部
に中空状を有し、L字状に押出し加工で形成し、一定の
長さに切断した両端面を接合して環状に形成した防振体
をファンケ−ス部に装着した防振構造が知られている。
以下図5〜図6により説明する。この種の電気掃除機に
おいては、掃除機本体外かくを形成する本体下1、本体
上2により、電動送風機3を内蔵している。
は、実公昭57−6426号公報に記載されているよう
に、防振体は断面略L字状の短辺部が断面略台形で内部
に中空状を有し、L字状に押出し加工で形成し、一定の
長さに切断した両端面を接合して環状に形成した防振体
をファンケ−ス部に装着した防振構造が知られている。
以下図5〜図6により説明する。この種の電気掃除機に
おいては、掃除機本体外かくを形成する本体下1、本体
上2により、電動送風機3を内蔵している。
【0003】電動送風機3の吸引側4に形成した集塵室
4は、蓋5によりその上方開口が開閉されるようにして
あり、紙袋を内蔵するものである。床ノズル(図示せ
ず)より吸込まれた塵埃は吸気口を通過し、塵埃は紙袋
の中に集塵され、空気は電動送風機3を通過し排気口
(図示せず)より排出される。電動送風機3の前部は発
泡ゴム等でL字状に押出し成型しその前面に中空部9を
有した前弾性防振体10を介して、後部はゴム成形の後
弾性防振体11を介してそれぞれ本体下1と本体上2に
挟持している。
4は、蓋5によりその上方開口が開閉されるようにして
あり、紙袋を内蔵するものである。床ノズル(図示せ
ず)より吸込まれた塵埃は吸気口を通過し、塵埃は紙袋
の中に集塵され、空気は電動送風機3を通過し排気口
(図示せず)より排出される。電動送風機3の前部は発
泡ゴム等でL字状に押出し成型しその前面に中空部9を
有した前弾性防振体10を介して、後部はゴム成形の後
弾性防振体11を介してそれぞれ本体下1と本体上2に
挟持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、前防振体10の断面略L字状の短辺部の中空部9
の空間13より周辺の肉厚14,15,16,が厚いた
め、電動送風機3の背圧により前部へ圧接されて弾力性
が不足となって、電動送風機の振動を吸収することが出
来ず充分な防振効果が得られず、電気掃除機の本体が共
振し、共振音の高い電気掃除機となっている、又、前防
振体10前面10Aと隔壁12間の気密性が不充分なた
め、吸気口側4を上面にし電気掃除機を上下に振ると異
常音が発生する等の問題点を有していた。
では、前防振体10の断面略L字状の短辺部の中空部9
の空間13より周辺の肉厚14,15,16,が厚いた
め、電動送風機3の背圧により前部へ圧接されて弾力性
が不足となって、電動送風機の振動を吸収することが出
来ず充分な防振効果が得られず、電気掃除機の本体が共
振し、共振音の高い電気掃除機となっている、又、前防
振体10前面10Aと隔壁12間の気密性が不充分なた
め、吸気口側4を上面にし電気掃除機を上下に振ると異
常音が発生する等の問題点を有していた。
【0005】本発明は、吸込性能に影響がなく、電動送
風機の振動を充分吸収し、共振音の少ない静かな電気掃
除機を提供することを目的とするものである。
風機の振動を充分吸収し、共振音の少ない静かな電気掃
除機を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明は、環状に形成した前弾性防振体の断面略L
字状の短辺部の内部に中空部を設け中空部の前面、後
面、外面の肉厚の大部分以上は中空部の空間寸法より薄
肉の寸法にした断面中空状とするともに、前面壁と後面
壁の間には中空部を内径方向に凸状に形成しその短辺部
を電動送風機のファンケ−ス部前面とその前方の隔壁と
の間に位置させたものである。
めの本発明は、環状に形成した前弾性防振体の断面略L
字状の短辺部の内部に中空部を設け中空部の前面、後
面、外面の肉厚の大部分以上は中空部の空間寸法より薄
肉の寸法にした断面中空状とするともに、前面壁と後面
壁の間には中空部を内径方向に凸状に形成しその短辺部
を電動送風機のファンケ−ス部前面とその前方の隔壁と
の間に位置させたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、電動送風機の装
着により中空部に設けた凸形状を起点として屈曲しやす
く軸方向の振動を吸収するものである、又、中空部周囲
の壁面を薄肉にし中空部が略密閉されているためエア−
ダンパ−効果もあり前弾性防振体の振動吸収効果をより
高めるものであり、低周波数帯の防振効果を向上し、共
振を減衰するものである。
着により中空部に設けた凸形状を起点として屈曲しやす
く軸方向の振動を吸収するものである、又、中空部周囲
の壁面を薄肉にし中空部が略密閉されているためエア−
ダンパ−効果もあり前弾性防振体の振動吸収効果をより
高めるものであり、低周波数帯の防振効果を向上し、共
振を減衰するものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。
いて説明する。
【0009】図1〜図2に示すように、掃除機本体外か
くを形成する本体下21、本体上22とともに、その内
部後方に電動送風機23を配設しており、前記電動送風
機23の前方吸引側に形成した集塵室(図示せず)は、
その上方開口には蓋25が開閉自在に設けてある。また
内部に紙袋(図示せず)を設けて、床ノズル(図示せ
ず)より吸込まれた塵埃は紙袋の中に集塵され空気は電
動送風機23を通過し排気口(図示せず)より排出され
る。ところで前記電動送風機23は前、後弾性防振体3
0、31を介して掃除機外かくに緩衝支持されている。
電動送風機23の後部の支持はその中心突起部に後弾性
防振体31を固着し、前期後防振体31の溝部に本体上
22、本体下21より突設したリブにより保持してい
る。一方、電動送風機23前部にあつては、そのファン
ケ−ス部24外周に沿って断面略L字状でしかも短辺部
26に設けた中空部29の内面側37を凸形状38に
し、中空部29の前面30A、後面30B、外面30C
それぞれの肉厚34、35、36は中空部29空間33
より薄肉に形成された前弾性防振体30の長辺部27を
電動送風機23のファンケ−ス部24外周面と本体上2
2、本体下21との間及び前記短辺部26をファンケ−
ス部24前面とその前方の隔壁32との間に位置させた
ものである。
くを形成する本体下21、本体上22とともに、その内
部後方に電動送風機23を配設しており、前記電動送風
機23の前方吸引側に形成した集塵室(図示せず)は、
その上方開口には蓋25が開閉自在に設けてある。また
内部に紙袋(図示せず)を設けて、床ノズル(図示せ
ず)より吸込まれた塵埃は紙袋の中に集塵され空気は電
動送風機23を通過し排気口(図示せず)より排出され
る。ところで前記電動送風機23は前、後弾性防振体3
0、31を介して掃除機外かくに緩衝支持されている。
電動送風機23の後部の支持はその中心突起部に後弾性
防振体31を固着し、前期後防振体31の溝部に本体上
22、本体下21より突設したリブにより保持してい
る。一方、電動送風機23前部にあつては、そのファン
ケ−ス部24外周に沿って断面略L字状でしかも短辺部
26に設けた中空部29の内面側37を凸形状38に
し、中空部29の前面30A、後面30B、外面30C
それぞれの肉厚34、35、36は中空部29空間33
より薄肉に形成された前弾性防振体30の長辺部27を
電動送風機23のファンケ−ス部24外周面と本体上2
2、本体下21との間及び前記短辺部26をファンケ−
ス部24前面とその前方の隔壁32との間に位置させた
ものである。
【0010】上記構成において、前弾性防振体30の断
面略L字状の中空部29の内面側37を凸形状38に
し、中空部33の空間より中空部33の外周34、3
5、36を薄肉にした前弾性防振体30にすることによ
り電動送風機23の装着により内面側37が凸状38を
起点とし屈曲しやすくなり軸方向の振動を吸収すること
ができ、又、中空部29の前面30A、後面30B、外
面30C、それぞれの肉厚34、35、36、は薄肉に
している、又、中空部33は略密閉されているためエア
−ダンパ−効果も有り振動を吸収するもので図3〜図4
に示すように、120Hzにおいて従来14dbvあった振
動値が実施例においては3.85dbvと振動音が低下
し、共振音を少なくすることができる。
面略L字状の中空部29の内面側37を凸形状38に
し、中空部33の空間より中空部33の外周34、3
5、36を薄肉にした前弾性防振体30にすることによ
り電動送風機23の装着により内面側37が凸状38を
起点とし屈曲しやすくなり軸方向の振動を吸収すること
ができ、又、中空部29の前面30A、後面30B、外
面30C、それぞれの肉厚34、35、36、は薄肉に
している、又、中空部33は略密閉されているためエア
−ダンパ−効果も有り振動を吸収するもので図3〜図4
に示すように、120Hzにおいて従来14dbvあった振
動値が実施例においては3.85dbvと振動音が低下
し、共振音を少なくすることができる。
【0011】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、環状に形
成した前防振体の断面略L字状の短辺部の中空部内面側
を凸形状し、中空部の前面、後面、外面の肉厚は中空部
の空間より薄肉にすることにより、弾性機能の向上によ
り防振効果及び機密性が向上し、静かで高性能の電気掃
除機を提供することができる。
成した前防振体の断面略L字状の短辺部の中空部内面側
を凸形状し、中空部の前面、後面、外面の肉厚は中空部
の空間より薄肉にすることにより、弾性機能の向上によ
り防振効果及び機密性が向上し、静かで高性能の電気掃
除機を提供することができる。
【図1】本発明の実施例を示す前弾性防振体要部断面図
【図2】本発明の実施例を示す電気掃除機の要部断面図
【図3】本発明の実施例による周波数と振動特性図
【図4】従来の周波数と振動特性図
【図5】従来の前弾性防振体要部部分断面図
【図6】従来の電気掃除機の要部断面図
23 電動送風機 29 中空部 30 前弾性防振体 30A 前面 32 隔壁 33 空間部 34 中空部の外面 35 中空部の後面 36 中空部の前面 37 内面 38 凸形状
Claims (1)
- 【請求項1】前、後弾性防振体を介して電動送風機の前
後を掃除機支持体で支持し、前弾性防振体は電動送風機
の背圧影響下に臨ませ、かつ、環状に形成した前弾性防
振体の断面略L字状の短辺部の内部に中空部を設け、中
空部の前面、後面、外面の肉厚の大部分以上は中空部の
空間寸法より薄肉寸法にした断面中空状とするとともに
前面壁と後面壁の間には前記中空部を内径方向に凸状に
形成して、薄肉部を設けた断面の短辺部の一部を電動送
風機のファンケ−ス部の外周面及びファンケ−ス部前面
とその前方の隔壁との間に位置させ、電動送風機を支持
してなる電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20786191A JPH0542082A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20786191A JPH0542082A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0542082A true JPH0542082A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16546758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20786191A Pending JPH0542082A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542082A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010172509A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Toshiba Corp | 電気掃除機 |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP20786191A patent/JPH0542082A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010172509A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Toshiba Corp | 電気掃除機 |
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