JP2629453B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2629453B2
JP2629453B2 JP2403112A JP40311290A JP2629453B2 JP 2629453 B2 JP2629453 B2 JP 2629453B2 JP 2403112 A JP2403112 A JP 2403112A JP 40311290 A JP40311290 A JP 40311290A JP 2629453 B2 JP2629453 B2 JP 2629453B2
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雄一 清水
雅邦 副島
和馬 周防
雅一 恩田
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭用の静音化を
図った電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の電気掃除機には、特に静
音策をほどこしたものが主流になってきている。
【0003】以下、図6,図7により従来の電気掃除機
について説明する。図において、31は空気を吸引する
ファンモータで、吸気口32、排気口33を有してい
る。このファンモータ31はケーシング34の外周部3
5を防振ゴム36により、また、モータ軸受のハウジン
グ部37を防振ゴム38によってそれぞれ本体39(掃
除機本体)のモータ室40に防振支持されている。
【0004】41は紙袋式の集塵用のフィルタで、本体
39前部の集塵室32に着脱自在に装着されており、モ
ータ室30と、集塵室42は中央に連通口43を有した
仕切り板44で仕切られている。
【0005】また、45はモータ室40後方に設けられ
た排気フィルタであり、46は排気出口である。排気出
口46は格子状に格子リブ47と空間48を有してい
る。ここで格子リブ47は排気が上方へ流れるように格
子リブ47の下面にその外部側が広くなるよう傾斜を設
けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べた従来の電
気掃除機の問題点は、ファンモータ31の騒音が大きい
ということである。排気出口46において、排気による
床面のごみの吹き飛ばしが発生しないよう格子リブ47
には下面に外部側が広くなるよう傾斜を設けている。こ
れにより、排気は上方に流れ、ごみの吹き飛ばしは防ぐ
ことができるが、ファンモータ31から発生する各種の
騒音が、排気とともに上方へ排出され、使用者や回りの
人の耳に入りやすくうるさいものであった。
【0007】本発明は、このような従来の構成が有して
いた問題を解決しようとするものであり、ファンモータ
からの騒音を効果的に消音し、静かな電気掃除機を実現
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして、本願発明は上記
目的を達成するために集塵用フィルタを配設する集塵室
とファンモータを配設するモータ室とを備えた掃除機本
体と、前記掃除機本体の後面に前記ファンモータからの
排気を外部に排出するように形成した排気出口を設け、
前記排気出口は、その上部からの排気を下方向きに、そ
の下部からの排気を上方向きに排気するようにした風向
案内板を設けたものである
【0009】また、第2の課題解決手段は、上記排気通
路の楕円形状中央部は壁体を形成し、モータ室側には吸
音材を配置する構成としたものである。
【0010】
【作用】上記第1の課題解決手段による作用は次の通り
である。すなわち、モータから排出された排気が排気出
口において、本体の後方より見て、上方向に排気が流れ
るのを防止することができるため、使用者の方へ騒音が
行くことを抑えることができる。また、排気出口の下部
からの排気は上方向に排気されるために床面のゴミの吹
き飛ばしを防止することができる
【0011】また、第2の課題解決手段による作用は、
壁体に吸音材を配設したことにより排気が中央部の吸音
材に衝突した後に格子を通過して排出されるため、さら
に騒音が低下するという効果を発揮する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。
【0013】図において、1は空気を吸引するファンモ
ータで、吸気口2,排気口3を有している。このファン
モータ1はケーシング4の外周部5を防振ゴム6によ
り、また、モータ軸受のハウジング部7を防振ゴム8に
よってそれぞれ掃除機本体9A(以下本体)の下部の本
体ケース下9のモータ室10に防振支持されており、上
方は本体ケース上11により閉塞されている。
【0014】12は紙袋式の集塵用のフィルタで、本体
ケース下9前部の集塵室13に着脱自在に装着されてお
り、モータ室10と、集塵室13は中央に連通口14を
有した仕切り板15で仕切られている。
【0015】また、16はモータ室10後方に設けられ
た排気フィルタであり、17は排気出口18を有するリ
ヤカバーである。リヤカバー17は格子状に格子リブ1
9と空間20を有している。
【0016】ここで格子リブ19は図2のように楕円形
状をしており、楕円の上方ではそのA−A線による断面
図を図3で示すように格子リブ19の上面にその外部側
の空間20が広くなるよう傾斜を設けている。すなわち
格子リブ19の外部側を細く形成している。また、格子
リブ19はこの断面形状のまま楕円を形成しているた
め、楕円の下方ではそのB−B線による断面図を図4で
示すように下面に空間20の外部側が広くなる傾斜を有
することとなる。同様に、本体9A後方から見て左側に
おいてはそのC−C線による断面図を図5に示すよう
に、格子リブ19の外側に傾斜を持つものである。次
に、楕円形状の格子リブ19の中心には、壁体21を有
しており、その排気フィルタ16側には、フエルトやウ
レタンフォームなどの吸音材22が設けられている。な
お、リヤカバー17は本体ケース下9、本体ケース上1
1に固着されている。
【0017】以下、上記構成の動作を説明する。ファン
モータ1から排出される空気は、モータ室10を通過
し、排気フィルタ16を通って外部へ排出されるが、こ
のとき、楕円の上方では排気が下方へ流れるため、騒音
が上方へ行くことを抑えることができ、使用者へ騒音が
届きにくくなり、騒音を低下できるという効果を発揮す
る。また、格子リブ19の断面形状がそのまま楕円形状
に下方へ回っているため、楕円の中心より下方ではその
下面に傾斜を持つこととなり、排気は上方を向くため、
床面のごみ吹き飛ばしを防止することができる。
【0018】また、本体9Aを後方より見て左側におい
ては、格子リブ19の外側に傾斜を持つものであり、排
気は本体中心部方向へ流れ、同様に、使用者へ騒音が届
きにくくなる。すなわち、格子を通過した排気は本体中
心方向に向かってすべて流れるものである。
【0019】また、排気が中央部の壁体21に設けた吸
音材22に衝突した後に格子リブ19間を通過して排出
されるため、さらに騒音が低下するという効果を発揮す
る。以上のように、本実施例によれば消音効果が得られ
るものである。
【0020】
【発明の効果】上述したように本発明の電気掃除機は
床面のゴミの吹き飛ばしを防止するとともに、使用者の
方へ騒音が行くことを抑えることができ、静音声の高い
掃除機を提供できる。
【0021】また、排気が中央部の吸音材に衝突した後
に格子を通過して排出されるため、さらに騒音が低下す
るという効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気掃除機の部分断面
【図2】同電気掃除機の後方から見た外観図
【図3】同リヤカバーの図2におけるA−A線断面図
【図4】同リヤカバーの図2におけるB−B線断面図
【図5】同リヤカバーの図2におけるC−C線断面図
【図6】従来の電気掃除機の断面図
【図7】同リヤカバーの部分断面図
【符号の説明】
9 本体ケース下 9A 掃除機本体 10 モータ室 11 本体ケース上 12 フィルタ 13 集塵室 19 格子リブ 21 壁体 22 吸音材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 恩田 雅一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−94670(JP,A) 実開 昭60−106570(JP,U) 実開 昭61−184554(JP,U) 実開 昭52−31262(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集塵用フィルタを配設する集塵室とファン
    モータを配設するモータ室とを備えた掃除機本体と、
    記掃除機本体の後面に前記ファンモータからの排気を外
    部に排出するように形成した排気出口を設け、前記排気
    出口は、その上部からの排気を下方向きに、その下部か
    らの排気を上方向きに排気するようにした風向案内板を
    設けた電気掃除機。
  2. 【請求項2】排気出口の中央部に壁体を形成し、前記壁
    体のモータ室側に吸音材を設けた請求項1記載の電気掃
    除機。
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JPS58198658A (ja) * 1982-05-17 1983-11-18 株式会社日立製作所 吸収式冷暖房機
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