JP2513840B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JP2513840B2
JP2513840B2 JP12641589A JP12641589A JP2513840B2 JP 2513840 B2 JP2513840 B2 JP 2513840B2 JP 12641589 A JP12641589 A JP 12641589A JP 12641589 A JP12641589 A JP 12641589A JP 2513840 B2 JP2513840 B2 JP 2513840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric blower
partition wall
main body
body case
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12641589A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02305532A (ja
Inventor
時男 市之瀬
利男 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP12641589A priority Critical patent/JP2513840B2/ja
Publication of JPH02305532A publication Critical patent/JPH02305532A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2513840B2 publication Critical patent/JP2513840B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電気掃除機,特にその騒音防止に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来の電気掃除機は電動送風機の外周に吸音材等を巻
き付け,この電動送風機を収納するため,本体ケース内
に区画形成した電動送風機収納室の外周にも吸音材等を
配置させ,さらに,本体ケースなどの肉厚を強度上必要
な肉厚以上に厚くして電動送風機より発生する騒音を遮
断してこれを低減していた。
また,排気音を低減させるため排気を屈曲させるよう
に本体ケースの内壁に長くリブを複数設けて排気径路を
形成させて消音を行つていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の電気掃除機は以上のように構成されているの
で,本体ケースの形状が複雑になり成形費が高価とな
り,リブを多く設けるため本体ケースの外面にヒケが発
生するという問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので従来技術の欠点をなくし,排気騒音を低減
し,なおかつ外観の美しい電気掃除機を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係わる電気掃除機は、後面に排気口を形成
した本体ケースに電動送風機を収納する電動送風機収納
室と、上記電動送風機の後面と当接し上記排気口に対向
配置して上記電動送風機を電気的に制御するコントロー
ラを収納するコントローラ収納室を設け、上記電動送風
機収納室の開口部に階段状に仕切壁を配設して上記電動
送風機の後部並びに後部周辺を覆い電動送風機の後部の
一部を押えるとともに上記仕切壁で上記コントローラ収
納室の開口部を密閉し、上記仕切壁と上記本体ケースと
の間を上記排気口に至る上記電動機の排気風路となし、
かつこの仕切壁と本体ケースの排気風路側表面に遮音材
を取付けたことを特徴とする。
〔作用〕
この発明における本体ケースとは別体の仕切壁は本体
ケースの内壁とで,排気経路を形成させる。
またコントローラを収納するコントローラ収納室を密
閉する。
〔実施例〕
以下,この発明の一実施例を第1図〜第2図において
説明する。(1)はプラスチツク製の本体ケースであ
り,上ケース(1a)と下ケース(1b)とに分割可能に構
成されている。(2)はこの本体ケース(1)内を前部
と後部とに仕切るよう上下ケース(1a),(1b)の前後
方向の中央内壁より突設させて,その両先端どうしを当
接させた第1の仕切板,(3)は第1の仕切板(2)に
より仕切られた本体ケース(1)の後部をさらに左右に
仕切る第2の仕切板であり,第1の仕切板(2)と同様
に,上下ケース(1a),(1b)の内壁を突設させて,そ
の両先端どうしを当接させている。(4)は第1の仕切
板(2)により,本体ケース(1)内の前部に区画形成
された集塵室,(5)は第1の仕切板(2)と第2の仕
切板(3)とにより,本体ケース(1)内の後部右側に
区画形成された電動送風機収納室,(6)は同様に後部
左側に区画形成されたコードリール収納室,(7)は第
1の仕切板(2)に開口した集塵室(4)と電動送風機
収納室(5)とを連通させる通気口,(8)はこの電動
送風機収納室(5)に収納された電動送風機であり,前
側に設けられた送風機部(8a)と,後側にこの送風機部
(8a)よりも径を小さく設けた電動機部(8b)とにより
構成され,送風機部(8a)の前面中央には吸気孔(8
c),電動機部(8b)の外周には複数の排気孔(8d)と
を,それぞれ開口している。この送風機部(8a)の前面
は通気口(7)とを対向させている。(9)はこの送風
機部(8a)の外周面と前面周端とにまたがるよう断面L
字形で形成されたリング状でゴム製の前方防振体であ
り,送風機部(8a)の外周に巻き付けられて装着されて
いる。(10)はこの前方防振体(9)の外周面に当接す
るよう上下ケース(1a),(1b)の内壁から突設した送
風機部支持リブ,(11)は電動機部(8b)の背面に突出
した突出部(8e)を挟持するよう断面略コの字形に形成
された,ゴム製の後方防振体であり,その上下対接面に
は凸部(11a)が形成され,電動機部(8b)の背面の上
下にそれぞれ一ケづつ開口した丸穴(8f)に嵌入され
て,電動機部(8b)に保持されている。(12)はこの後
方防振体(11)の突出下端基部(11b)に当接するよう
下ケース(1b)の内壁から突設した第1の後方支持リ
ブ,(13)は後方防振体(11)の突出背面(11c)に当
接するよう,下ケース(1b)の内壁から突設した第2の
後方支持リブであり,その上端が,後方防振体(11)の
突出上端面(11d)と同一高さとなしている。(14)は
この第2の後方支持リブ(13)から所定間隔をおいた後
方に,下ケース(1b)の内壁から突設して,この第2の
後方支持リブ(13)と同一高さとなした第3の後方支持
リブ,(15)はこの第3の後方支持リブ(14)から所定
間隔をおいた後方の下ケース(1b)の後壁に開口した排
気口,(16)は第1の後方支持リブ(7)と第2の後方
支持リブ(8)とにより挟まれる第1の空間,(16a)
は第2の後方支持リブ(8)と第3の後方支持リブ
(9)と挟まれるコントローラ収納室であり,基板に溶
着された電気部品からなるコントローラ(16b)を収納
している。(17)はその下方を後方防振体(11),第2
の後方支持リブ(8)及び第3の後方支持リブ(9)と
により支持され,上方を上ケース(1b)の右側と中央と
の内壁から突設した上方リブ(18)とにより支持された
仕切壁であり,この仕切壁(17)と本体ケース(1)の
上壁とにより,内部を形成して排気経路(29)となし,
電動送風機収納室(5)から排気口(15)までを連通さ
せている。また,この仕切壁(17)の下方壁(18)はコ
ントローラ収納室(16a)を密閉するよう第2の後方支
持リブ(8)と第3の後方支持リブ(9)との間の開口
を閉塞している。(19)は第3の後方支持リブ(9)の
上端と上端背面とにまたがるように下方壁(18)の端部
に形成されたL字部,(20)は電動機部(8b)の上方に
所定距離を設けて平行に対向させた仕切壁(17)の交流
壁であり,その先端が,電動機部(8b)の略中間に対向
する位置にまで配されている。(21)は後方防振体(1
1)の上端基部(11d)から直上に起立して下方壁(18)
と交流壁(20)とを結ぶ仕切壁(17)の中間癖,(22)
は排気口(15)の内側に配置された排気フイルターであ
り,排気の整流と微細の排気塵とを捕える機能を有して
いる。(23)は排気経路(29)の内部を形成する上ケー
ス(1a)の内壁に貼り付けられた遮音材である。この遮
音材(23)は本体ケース(1)外に透過音を減ずるため
に効果の大きい比較的比重の高い材料である鉛で形成さ
れた遮音材(23a)を外側に配設して,その内側に吸音
効果の高い材料であるウレタンフオームから出来ている
吸音材(23b)を配設した2層構造になつている。(2
4)は送風機部(8a)の上端と吸音材(23b)との間に設
けられ,かつ変流壁(20)の先端に対向するよう排気径
路(29)の屈曲部に貼り付けられた屈曲部吸音材,この
遮音材(23)と屈曲部吸音材(24)とは,その肉厚を排
気経路(29)に対応させて変化させ,排気経路(29)の
断面積をほぼ一定となしている。(25)は中間壁(21)
と下方壁(18)との外面に接着することにより,中間壁
(21)と下方壁(18)との間の角部を覆う透過音低減用
の角部遮音材であり,排気経路(29)に対応させて,そ
の肉厚を変化させている。(26)は集塵室(4)と外気
とを連通させる吸込口,(27)は集塵室(4)内に装着
された紙袋,(28)は紙袋(27)と電動送風機(8)と
の間に設けられた中間フイルターである。
次に動作について説明する。吸込口(26)より空気と
ともに吸引された塵埃は紙袋(27)内にろ過蓄積され,
きれいな空気のみが紙袋(27)を連通し,さらにクリー
ン中間フイルター(28)を通過し,電動送風機(8),
排気経路(29),排気フイルター(22)を経て,排気口
(15)より外気に排出される。これにより本体ケース
(1)上壁と仕切壁(17)により形成された一連の長い
排気経路(29)により排気口(15)を通過する騒音は著
しく低減できる。
また,仕切壁(17)が電動送風機(8)からの排気を
直接うけるので,この仕切壁(17)のみを耐熱性の高い
材料とすればよく,本体ケース(1)を耐熱性の低い安
価な材料とすることが出来るので,コストの低減が計れ
る。
また,仕切壁(17)を別体としたことにより,長いリ
ブを本体ケース(1)に設ける必要がなく成形時に本体
ケースにヒケが発生しないので外観が良好になる。
また,仕切壁(17)を別体としたことにより,この仕
切壁(17)に吸音材が貼り付け易くなり、作業性が向上
する。
また,コントローラ収納室(16a)を仕切壁(17)で
密閉することによりコントローラ(16b)への塵埃及び
熱風の浸入が防げ,故障を防止するという効果がある。
また,上記実施例では本体ケース(1)上壁を利用
し,仕切壁(17)とで排気経路(29)を形成したが,第
3図及び第4図に示すように本体ケース(1)横壁や本
体ケース(1)底壁を利用し,仕切壁とで排気経路(1
9)を形成しても,上記実施例と同様の効果を奏する。
また,上記実施例では仕切壁(17)にてコントローラ
収納室(16)の密閉を兼ていたが,第2図に示すように
コードリール収納室(6)を密閉する密閉蓋をかねて形
成させてもよい。
上記実施例では仕切壁(17)の材質はプラスチツク製
のものを使用したが、電気掃除機本体内の温度上昇を加
味し,耐熱性に富む材料,たとえば金属で形成させるこ
ともできる。
また,電気掃除機本体の軽量化を計るため,仕切壁
(17)の材質を発泡材等の材料で形成させてもよい。
また,第7図に示すように従来は電動送風機(8)に
嵌合された後方防振体(11)をささえるリブ(30)は,
本体ケース(1)の上壁より,長く形成させなければな
らなかつた。そのため本体ケース(1)の外観A部には
成形時にヒケ等の障害がでることもあつた。しかし,第
5図に示すように別体の仕切壁(17)の構成により,後
方防振体(11)を支持させ,本体ケース上壁からの上方
リブ(18)の変わりに第6図に示すように仕切壁(17)
の上面両サイトに風路形成リブ(31)を設けるとこれら
の欠点は解消される。尚,風路形成リブ(31)と本体ケ
ース(1)上壁間にクツシヨン性の材料よりなる吸振材
をとりつけると,電動送風機(8)の振動は減少される
効果がある。
〔発明の効果〕
この発明の電気掃除機は、階段状に形成された仕切壁
を電動送風機収納室から排気口まで配置して排気風路を
形成したので、排気経路が長く構成され電動送風機から
の排気の消音効果が向上する。
また、コントローラ収納室の蓋も兼ねるので、コント
ローラ収納室に塵埃や排気熱風が侵入することを防止し
て、コントローラの故障を防止する。
さらに、仕切壁とコントローラ収納室により電動送風
機を押えるので、起動時に発生する電動送風機の前後動
および回動を防止し、本体ケースの変形を防止すること
ができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す電気掃除機の縦断面
図,第2図は背面から見た横断面図,第3図はこの発明
の他の実施例を示す水平断面図,第4図,第5図はこの
発明の他の実施例を示す縦断面図,第6図はこの発明の
他の実施例を示す仕切壁の斜視図,第7図は従来の電気
掃除機の縦断面図である。 図において,(1)は本体ケース,(8)は電動送風
機,(15)は排気口,(16)はコントローラ収納室,
(16a)はコントローラ,(17)は仕切壁である。 なお、各図中,同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−47349(JP,U) 実開 昭58−64257(JP,U) 実開 昭54−123668(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後面に排気口を形成した本体ケースに電動
    送風機を収納する電動送風機収納室と、 上記電動送風機の後面と当接し上記排気口に対向配置し
    て上記電動送風機を電気的に制御するコントローラを収
    納するコントローラ収納室を設け、 上記電動送風機収納室の開口部に段階状に仕切壁を配設
    して上記電動送風機の後部並びに後部周辺を覆い電動送
    風機の後部の一部を押えるとともに上記仕切壁で上記コ
    ントローラ収納室の開口部を密閉し、 上記仕切壁と上記本体ケースとの間を上記排気口に至る
    上記電動送風機の排気風路となし、かつこの仕切壁と本
    体ケースの排気風路側表面に遮音材を取付けたことを特
    徴とする電気掃除機。
JP12641589A 1989-05-19 1989-05-19 電気掃除機 Expired - Lifetime JP2513840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12641589A JP2513840B2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12641589A JP2513840B2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02305532A JPH02305532A (ja) 1990-12-19
JP2513840B2 true JP2513840B2 (ja) 1996-07-03

Family

ID=14934602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12641589A Expired - Lifetime JP2513840B2 (ja) 1989-05-19 1989-05-19 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2513840B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180093062A (ko) * 2015-12-23 2018-08-20 세브 에스.아. 핸드헬드 진공청소기를 위한 공압식 에너지 전달 회로의 기하학적 구조

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2630867B2 (ja) * 1991-06-27 1997-07-16 三洋電機株式会社 電気掃除機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180093062A (ko) * 2015-12-23 2018-08-20 세브 에스.아. 핸드헬드 진공청소기를 위한 공압식 에너지 전달 회로의 기하학적 구조
KR102617201B1 (ko) * 2015-12-23 2023-12-26 세브 에스.아. 핸드헬드 진공청소기를 위한 공압식 에너지 전달 회로의 기하학적 구조

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02305532A (ja) 1990-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR880013524A (ko) 전기청소기
JP2513840B2 (ja) 電気掃除機
JP3298125B2 (ja) 電気掃除機
JP2629453B2 (ja) 電気掃除機
JPH04322626A (ja) 電気掃除機
JP3136835B2 (ja) 吸水式電気掃除機
JPH026902Y2 (ja)
JPH1014827A (ja) 電気掃除機
JPS5814932Y2 (ja) 電気掃除機
JPS6130426Y2 (ja)
JP3247593B2 (ja) 電気掃除機
JP2976506B2 (ja) 電気掃除機
JPH0718358Y2 (ja) 電気掃除機の紙袋忘れ警報装置
JP2558866B2 (ja) 同時給排式ダクト用換気扇
JPH10137158A (ja) 電気掃除機
JPH1176113A (ja) 電気掃除機
JPH0418650Y2 (ja)
JPH05285073A (ja) 電気掃除機
JPH01129820A (ja) 電気掃除機
JPH08215113A (ja) 電気掃除機
JPH1189758A (ja) 電気掃除機
JPS62189039A (ja) 電気掃除機
JP2002253449A (ja) 電気掃除機
JPH10262874A (ja) 電気掃除機
JPH01314522A (ja) 電気掃除機