JP2976505B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JP2976505B2 JP2976505B2 JP2240779A JP24077990A JP2976505B2 JP 2976505 B2 JP2976505 B2 JP 2976505B2 JP 2240779 A JP2240779 A JP 2240779A JP 24077990 A JP24077990 A JP 24077990A JP 2976505 B2 JP2976505 B2 JP 2976505B2
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- Japan
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- main body
- body case
- exhaust passage
- motor
- dust collection
- Prior art date
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭用の電気掃除機に関するものであ
る。
る。
従来の技術 近年、電気掃除機における騒音が問題となり、低騒音
化の電気掃除機が主流となっている。
化の電気掃除機が主流となっている。
従来の電気掃除機の構成について第４図を参照しなが
ら説明する。図に示すように、空気を吸引するファンモ
ータ１はモータ２により回転するファン（図示せず）
と、このファンを覆うケーシング３で構成され、ケーシ
ング３に吸気口４、モータ２に排気口５を設けている。
そして、前記ファンモータ１はケーシング３の外周部６
を防振ゴム７により、また、モータ軸受のハウジング部
８を防振ゴム９によってそれぞれ掃除機の本体10のモー
タ室11に防振支持されている。また、紙袋式の集塵用の
フィルタ12は本体10前部の集塵室13に着脱自在に装着さ
れ、モータ室11と、集塵室13は中央に連通口14を有した
仕切り板15で仕切られている。
ら説明する。図に示すように、空気を吸引するファンモ
ータ１はモータ２により回転するファン（図示せず）
と、このファンを覆うケーシング３で構成され、ケーシ
ング３に吸気口４、モータ２に排気口５を設けている。
そして、前記ファンモータ１はケーシング３の外周部６
を防振ゴム７により、また、モータ軸受のハウジング部
８を防振ゴム９によってそれぞれ掃除機の本体10のモー
タ室11に防振支持されている。また、紙袋式の集塵用の
フィルタ12は本体10前部の集塵室13に着脱自在に装着さ
れ、モータ室11と、集塵室13は中央に連通口14を有した
仕切り板15で仕切られている。
また、ホース（図示せず）の先端を密閉開放したと
き、集塵室13が変形しないよう補強するための側面16が
本体10の内面に設けられ、本体10の下方にはキャスター
17を設け、本体10の底部には本体10が落下したときに、
強度的に補強する底面リブ18が設けられている。そし
て、本体10の後方には排気出口19が設けられている。
き、集塵室13が変形しないよう補強するための側面16が
本体10の内面に設けられ、本体10の下方にはキャスター
17を設け、本体10の底部には本体10が落下したときに、
強度的に補強する底面リブ18が設けられている。そし
て、本体10の後方には排気出口19が設けられている。
発明が解決しようとする課題 このような従来の電気掃除機ではホースの先端を密閉
開放したとき、集塵室13が変形しないように補強するた
めの側面リブ16を設けてあるが、これだけでは補強し切
れず、現実には、べこべこと変形をして、見苦しいもの
であった。また、キャスター17についても、本体10を落
下したときなどに、補強用として、底面リブ18を設けて
あるが、割れがしばしば起こっていた。このため、走行
性に支障をきたすばかりか、集塵室13にエアー漏れが起
こり、性能を低下するという問題点があった。また、集
塵室13内部は、側面リブ16及び、底面リブ18などによ
り、汚れたときの清掃がしにくいものであった。
開放したとき、集塵室13が変形しないように補強するた
めの側面リブ16を設けてあるが、これだけでは補強し切
れず、現実には、べこべこと変形をして、見苦しいもの
であった。また、キャスター17についても、本体10を落
下したときなどに、補強用として、底面リブ18を設けて
あるが、割れがしばしば起こっていた。このため、走行
性に支障をきたすばかりか、集塵室13にエアー漏れが起
こり、性能を低下するという問題点があった。また、集
塵室13内部は、側面リブ16及び、底面リブ18などによ
り、汚れたときの清掃がしにくいものであった。
また、モータ２から発生する各種の騒音が、モータ室
11の排気出口19より、排気とともに透過して騒音となる
ものであり、これらの騒音は、排気通路に張りつけられ
た吸音材によって消音するように工夫されてはいるが、
排気から透過するのが現状で騒音が大きい問題点があっ
た。
11の排気出口19より、排気とともに透過して騒音となる
ものであり、これらの騒音は、排気通路に張りつけられ
た吸音材によって消音するように工夫されてはいるが、
排気から透過するのが現状で騒音が大きい問題点があっ
た。
本発明は上記課題を解決するもので、集塵室の見苦し
い変形を防止するとともに、キャスターの補強と、エア
ー漏れを防止した電気掃除機を提供することを第１の目
的とするものである。
い変形を防止するとともに、キャスターの補強と、エア
ー漏れを防止した電気掃除機を提供することを第１の目
的とするものである。
また、モータからの騒音を効果的に消音した電気掃除
機を提供することを第２の目的とするものである。
機を提供することを第２の目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、第１の手段は本
体ケース内の前部側に設けられる集塵室の側壁及び底部
と本体ケースの側壁及び底部とで中空状の２重壁を形成
し、この２重壁で形成した中空状の空間を集塵室側排気
通路となし、前記本体ケース内の後部側にモータ室を設
けるとともに、このモータ室と本体ケースとの間にモー
タ側排気通路を形成し、このモータ側排気通路と前記集
塵室側排気通路とを連通させ、前記本体ケースの前部に
設けられた排気出口と前記集塵室側排気通路とを連通さ
せ、前記集塵室側排気通路の底部側には前後方向に延び
る補強リブを設けたものである。
体ケース内の前部側に設けられる集塵室の側壁及び底部
と本体ケースの側壁及び底部とで中空状の２重壁を形成
し、この２重壁で形成した中空状の空間を集塵室側排気
通路となし、前記本体ケース内の後部側にモータ室を設
けるとともに、このモータ室と本体ケースとの間にモー
タ側排気通路を形成し、このモータ側排気通路と前記集
塵室側排気通路とを連通させ、前記本体ケースの前部に
設けられた排気出口と前記集塵室側排気通路とを連通さ
せ、前記集塵室側排気通路の底部側には前後方向に延び
る補強リブを設けたものである。
第２の手段は、本体ケースの底部には集塵室の底部側
に凹ませたキャスター取付座を設け、このキャスター取
付座に方向変換自在なキャスターローラーを設けたもの
である。
に凹ませたキャスター取付座を設け、このキャスター取
付座に方向変換自在なキャスターローラーを設けたもの
である。
作用 本発明は上記した第１の手段の構成により、本体ケー
ス内の前部側に設けられる集塵室の側壁及び底部と本体
ケースの側壁及び底部とで形成された中空状の空間とモ
ータ側排気通路とを連通させて、前記本体ケースの前部
に設けられた排気出口から排気するようにしたので、排
気通路面積が大きくとれ排気出口での風速低下による騒
音低減が得られとともに、モータからの騒音を効果的に
消音出来ることはもとより、前記集塵室側排気通路の底
部側に前後方向に延びた補強リブにより本体ケース底部
の補強が得られる共に、排気風の通風抵抗の増大も押さ
える事ができるものである。
ス内の前部側に設けられる集塵室の側壁及び底部と本体
ケースの側壁及び底部とで形成された中空状の空間とモ
ータ側排気通路とを連通させて、前記本体ケースの前部
に設けられた排気出口から排気するようにしたので、排
気通路面積が大きくとれ排気出口での風速低下による騒
音低減が得られとともに、モータからの騒音を効果的に
消音出来ることはもとより、前記集塵室側排気通路の底
部側に前後方向に延びた補強リブにより本体ケース底部
の補強が得られる共に、排気風の通風抵抗の増大も押さ
える事ができるものである。
また第２の手段の構成により、落下時等の力がキャス
ターローラーに加わっても集塵室が破損してエアー漏れ
を生ずることがないものである。
ターローラーに加わっても集塵室が破損してエアー漏れ
を生ずることがないものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図を参照しな
がら説明する。なお従来例と同一部分については同一番
号を付けて詳細な説明は省略する。
がら説明する。なお従来例と同一部分については同一番
号を付けて詳細な説明は省略する。
図に示すように、本体ケース20の前部に設けられる集
塵袋12を収納する上方が開口した集塵室21の側壁と底部
を集塵室側排気通路22となる中空状の２重壁で形成し、
底部の集塵室側排気通路22には２重壁間に補強リブ23を
設け、底部の一部には集塵室側排気通路22が形成されな
いように２重壁を重ね合わせたキャスター取付座24を底
部より凹み形成し、本体ケース20の後部に設けられるフ
ァンモータ１の収納されるモータ室25にはモータ２の排
気口５からの排気風が前記２重壁で形成した集塵室21の
集塵室側排気通路22と連通するようにモータ側排気通路
26を形成し、前記集塵室21の前部となる本体ケース20に
は集塵室側排気通路22と連通する排気出口27を設け、前
記集塵室側排気通路22と、モータ側排気通路26を形成す
る本体ケース20の内壁には防音用のフエルト28が設けら
れ、前記排気出口27には排気フィルタ29を設けている。
そして前記集塵室21の底部に形成されたキャスター取付
座24には方向変換自在なキャスターローラー30を設け、
集塵室21の上方には集塵袋12の出入用の蓋31が設けられ
ている。
塵袋12を収納する上方が開口した集塵室21の側壁と底部
を集塵室側排気通路22となる中空状の２重壁で形成し、
底部の集塵室側排気通路22には２重壁間に補強リブ23を
設け、底部の一部には集塵室側排気通路22が形成されな
いように２重壁を重ね合わせたキャスター取付座24を底
部より凹み形成し、本体ケース20の後部に設けられるフ
ァンモータ１の収納されるモータ室25にはモータ２の排
気口５からの排気風が前記２重壁で形成した集塵室21の
集塵室側排気通路22と連通するようにモータ側排気通路
26を形成し、前記集塵室21の前部となる本体ケース20に
は集塵室側排気通路22と連通する排気出口27を設け、前
記集塵室側排気通路22と、モータ側排気通路26を形成す
る本体ケース20の内壁には防音用のフエルト28が設けら
れ、前記排気出口27には排気フィルタ29を設けている。
そして前記集塵室21の底部に形成されたキャスター取付
座24には方向変換自在なキャスターローラー30を設け、
集塵室21の上方には集塵袋12の出入用の蓋31が設けられ
ている。
上記構成において掃除機を運転すると、ファンモータ
１が駆動し、ホース（図示せず）を介して集塵室21に収
納された集塵袋12にほこりが集塵され、排気風は連結口
14から吸気され、排気口５よりモータ室25に放散され、
モータ室25と本体ケース20間に形成されたモータ側排気
通路26を通り、集塵室側排気通路22を経て排気出口27よ
り機外に放散されるもので、排気風がモータ側排気通路
26と集塵室側排気通路22のの長い通路を通る間に防音用
のフエルト28により吸音されて騒音が緩和されるととも
に排気出口27に設けられた排気フィルタ29により粉塵が
更に除去され排気風が浄化されるとともに吸音もされる
こととなる。また、ホース（図示せず）の先端を密閉開
放したときには、圧力が集塵室21の内壁に加わるが、集
塵室21は本体ケース１とともに２重壁に形成されている
ので、集塵室21の内壁が例え変形しても本体ケース１迄
変形して見苦しくなることがないものである。また、本
体ケース１を落下したときには集塵室21の底部が２重壁
に形成されているとともにキャスター取付座24も２重壁
となっているので、キャスター取付座24が破損して移動
が困難になる不都合もなく、集塵室21にエアー漏れがで
きて性能が低下するということもなくなるものである。
１が駆動し、ホース（図示せず）を介して集塵室21に収
納された集塵袋12にほこりが集塵され、排気風は連結口
14から吸気され、排気口５よりモータ室25に放散され、
モータ室25と本体ケース20間に形成されたモータ側排気
通路26を通り、集塵室側排気通路22を経て排気出口27よ
り機外に放散されるもので、排気風がモータ側排気通路
26と集塵室側排気通路22のの長い通路を通る間に防音用
のフエルト28により吸音されて騒音が緩和されるととも
に排気出口27に設けられた排気フィルタ29により粉塵が
更に除去され排気風が浄化されるとともに吸音もされる
こととなる。また、ホース（図示せず）の先端を密閉開
放したときには、圧力が集塵室21の内壁に加わるが、集
塵室21は本体ケース１とともに２重壁に形成されている
ので、集塵室21の内壁が例え変形しても本体ケース１迄
変形して見苦しくなることがないものである。また、本
体ケース１を落下したときには集塵室21の底部が２重壁
に形成されているとともにキャスター取付座24も２重壁
となっているので、キャスター取付座24が破損して移動
が困難になる不都合もなく、集塵室21にエアー漏れがで
きて性能が低下するということもなくなるものである。
このように本発明の実施例の電気掃除機によれば、集
塵室21の側部と底部を２重壁に構成しているので、集塵
室21に加わる圧力により本体ケース１が変形することが
なくなるとともに落下時等の力がキャスターローラー30
に加わっても集塵室21が破損してエアー漏れを生ずるこ
とがないものである。また集塵室21の内部には補強リブ
23等が露出していないので集塵室21内の清掃が行いやす
いものである。またファンモータ１から風下の排気風の
通路がモータ側排気通路26と集塵室側排気通路22の長い
通路で形成できることや、排気面積が広くなり分散排気
できることや、広い面積に設けられる防音用のフエルト
28により騒音のエネルギーを減衰することができ、騒音
を低下できるものである。
塵室21の側部と底部を２重壁に構成しているので、集塵
室21に加わる圧力により本体ケース１が変形することが
なくなるとともに落下時等の力がキャスターローラー30
に加わっても集塵室21が破損してエアー漏れを生ずるこ
とがないものである。また集塵室21の内部には補強リブ
23等が露出していないので集塵室21内の清掃が行いやす
いものである。またファンモータ１から風下の排気風の
通路がモータ側排気通路26と集塵室側排気通路22の長い
通路で形成できることや、排気面積が広くなり分散排気
できることや、広い面積に設けられる防音用のフエルト
28により騒音のエネルギーを減衰することができ、騒音
を低下できるものである。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば集
塵室を２重壁にして排気通路を形成しているので本体ケ
ースが強固になり集塵室の破損による空気漏れがなくな
るとともに集塵室の圧力変化による本体ケースの変形も
防止できる。また排気通路により低騒音化を図れる電気
掃除機を提供できる。
塵室を２重壁にして排気通路を形成しているので本体ケ
ースが強固になり集塵室の破損による空気漏れがなくな
るとともに集塵室の圧力変化による本体ケースの変形も
防止できる。また排気通路により低騒音化を図れる電気
掃除機を提供できる。
第１図は本発明の一実施例の電気掃除機の側断面図、第
２図は同集塵室部分を示す縦断面図、第３図は同電気掃
除機の横断面図、第４図は従来の電気掃除機の断面図で
ある。 20……本体ケース、21……集塵室、22……集塵室側排気
通路、24……キャスター取付座、25……モータ室、26…
…モータ側排気通路、27……排気出口、30……キャスタ
ーローラー。
２図は同集塵室部分を示す縦断面図、第３図は同電気掃
除機の横断面図、第４図は従来の電気掃除機の断面図で
ある。 20……本体ケース、21……集塵室、22……集塵室側排気
通路、24……キャスター取付座、25……モータ室、26…
…モータ側排気通路、27……排気出口、30……キャスタ
ーローラー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A47L 9/00 A47L 9/00 103
Claims (2)
- 【請求項１】本体ケース内の前部側に設けられる集塵室
の側壁及び底部と本体ケースの側壁及び底部とで中空状
の２重壁を形成し、この２重壁で形成した中空状の空間
を集塵室側排気通路となし、前記本体ケース内の後部側
にモータ室を設けるとともに、このモータ室と本体ケー
スとの間にモータ側排気通路を形成し、このモータ側排
気通路と前記集塵室側排気通路とを連通させ、前記本体
ケースの前部に設けられた排気出口と前記集塵室側排気
通路とを連通させ、前記集塵室側排気通路の底部側には
前後方向に延びる補強リブを設けた電気掃除機。 - 【請求項２】本体ケースの底部には集塵室の底部側に凹
ませたキャスター取付座を設け、このキャスター取付座
に方向変換自在なキャスターローラーを設けた請求項１
記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2240779A JP2976505B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2240779A JP2976505B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 電気掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04117928A JPH04117928A (ja) | 1992-04-17 |
| JP2976505B2 true JP2976505B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=17064583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2240779A Expired - Fee Related JP2976505B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2976505B2 (ja) |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP2240779A patent/JP2976505B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04117928A (ja) | 1992-04-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |