JPS6245631Y2 - - Google Patents

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JPS6245631Y2
JPS6245631Y2 JP15865381U JP15865381U JPS6245631Y2 JP S6245631 Y2 JPS6245631 Y2 JP S6245631Y2 JP 15865381 U JP15865381 U JP 15865381U JP 15865381 U JP15865381 U JP 15865381U JP S6245631 Y2 JPS6245631 Y2 JP S6245631Y2
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JP
Japan
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exhaust
section
noise
passage
fan motor
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JP15865381U
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JPS5864257U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は排気消音部の構成を改良したことによ
り消音効果を高めた電気掃除機の消音装置に関す
るものである。
電気掃除機で常に問題になる、排気による騒音
について第1図をもとに説明する。第1図は一般
的な真空式の電気掃除機を示したものであり、フ
アンモータユニツト1は、防振ゴム2により、本
体3内に支持され、その後方にコードリール4が
設けられている。そして集塵用ホース5に流入し
た空気は、矢印6で示す様に集塵用フイルタ7を
通り、塵が分離され、塵は集塵箱8にたまる。流
入した空気は、その後、フアンモータユニツト1
を通り、フアンモータユニツト1の排気孔9より
流出し、多孔性吸音材10を通過し、吸音材11
が内貼りされた本体3の空気通路12に導かれ
る。そして、排気消音部13を通り本体3の後面
に設けた排気孔14より排気される。前記排気消
音部13は、断面がほぼ矩形状の部屋に設けた排
気通路15と、吸音材16と、排気集塵用フイル
タ17によつて構成されている。ここで、問題と
なる排気騒音としては、フアンモータユニツト1
より発生する騒音が、本体3の空気通路12及
び、排気消音部13を伝搬し、排気孔14より放
射される一次騒音と、矢印18,19で示す通路
が直角に曲つた部分で、排気による乱流が生じ、
そのために発生する騒音が排気孔14より放射さ
れるいわゆる二次騒音がある。
これらの騒音は、内貼りされた吸音材11,1
6により、低減されるが充分で無く、特にこの二
次騒音は、最近の電気掃除機の高吸込能力化に伴
ない、増加する傾向にあり、大きな問題になつて
いる。
本考案は、上述した排気騒音を低減し、より一
層の静音化を実現した電気掃除機の消音装置に関
するものである。
以下、本考案の一実施例を第2図を用いて説明
する。排気消音部を除いて他は従来例と同様な構
成である。すなわち、21はフアンモータユニツ
トであり、防振ゴム22により、本体23内に支
持されている。24はコードリールである。25
は集塵フイルター、26は集塵箱である。27は
空気の流れを示す。28は多孔性吸音材で、フア
ンモータユニツト21の回りに巻かれている。2
9は本体23の空気通路35に内貼された吸音材
である。30は空気通路35に連らなる排気消音
部であり、断面がほぼ矩形状の部屋30′をして
おり、その対角線方向に直線状の排気通路31が
設けられている。すなわち、部屋30′の断面が
三角状をした空間32,32′には、三角状の吸
音材33,33′が充てんされ、その結果、前記
排通路31が形成されている。34は排気集塵用
のフイルターで、本体23の後面に設けた排気孔
38を覆つて設けている。
次に作用について述べる。排気通路31は本体
23の空気通路35に連絡し斜め方向に設置され
るので、矢印36,37で示す排気通路が曲る個
所は、従来のものに比べ、その曲り方が少なく、
そのため、排気流によつて生じる乱流は少なく、
発生する二次騒音は小さくなる。又、この部分の
吸音材33,33′は、三角形で厚く設置されて
いるので、二次騒音に対する吸音効果は、従来の
ものに比べ大きい。そして、この排気消音部は、
その構造上、一種の膨張型消音器の役目を果すた
め、フアンモータユニツト21より伝搬してく
る。一次騒音の低減にも大きな効果がある。
この様に本考案は、断面ほぼ矩形状の部屋の対
角線方向に一対の断面三角状の吸音材を排気通路
となる間隔をおいて配設して排気消音部を構成
し、かつこの排気通路は空気通路に対して90度以
上の角度で連絡したものであるから、排気の流れ
が円滑化されて乱流による二次騒音の発生が抑え
られ、又フアンモータユニツトから発生する、い
わゆる一次騒音も排気消音部が膨張型消音器を構
成しているため、有効に低減されるものである。
特に、吸音材が断面三角状としてあるので、排
気通路の流れ方向に対する吸音材の厚みが異なる
こととなり、したがつて、広い範囲の周波数の騒
音にも効果を発揮するなど、掃除機の静音化促進
に大いに寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す電気掃除機の断面図、第
2図は本考案の一実施例装置を施した電気掃除機
の断面図である。 21……フアンモータユニツト、23……本
体、30……排気消音部、31……排気通路、3
2,32′……断面が三角状の空間、33,3
3′……吸音材、35……空気通路、38……排
気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体内部にフアンモータユニツトを設けるとと
    もに後面には排気孔を設け、前記フアンモータユ
    ニツトと排気孔とは空気通路および排気消音部を
    介して連絡し、前記排気消音部は、断面ほぼ矩形
    状の部屋の対角線方向に一対の断面三角状の吸音
    材を排気通路となる間隔をおいて配設して構成
    し、かつこの排気通路は空気通路に対して90度以
    上の角度で連絡した電気掃除機の消音装置。
JP15865381U 1981-10-23 1981-10-23 電気掃除機の消音装置 Granted JPS5864257U (ja)

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JPS5864257U JPS5864257U (ja) 1983-04-30
JPS6245631Y2 true JPS6245631Y2 (ja) 1987-12-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015505700A (ja) * 2012-10-09 2015-02-26 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 排気グリル

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JP2015505700A (ja) * 2012-10-09 2015-02-26 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 排気グリル
US9402517B2 (en) 2012-10-09 2016-08-02 Koninklijke Philips N.V. Exhaust grille

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JPS5864257U (ja) 1983-04-30

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