JPH022937Y2 - - Google Patents

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JPH022937Y2
JPH022937Y2 JP1984079134U JP7913484U JPH022937Y2 JP H022937 Y2 JPH022937 Y2 JP H022937Y2 JP 1984079134 U JP1984079134 U JP 1984079134U JP 7913484 U JP7913484 U JP 7913484U JP H022937 Y2 JPH022937 Y2 JP H022937Y2
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JP
Japan
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air cleaner
sound absorbing
cover
noise
filter element
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JP1984079134U
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JPS60190966U (ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は吸音対策を施したエアクリーナの改良
に関する。
インレツトパイプ付きのエアクリーナの騒音の
減衰量は、カバー、ボデーで形成する容積が大
で、インレツトパイプが長く、且つ細い程効果が
ある。しかしエアクリーナはエンジン室内の占有
容積、コスト等種々の理由で現実には制限された
小容積のものが普通である。特殊なものとしては
実公昭58−5083号公報の明細書で開示されたも
の、すなわち内燃機関を防音ケースで囲う形式の
もので、吸気清浄器を有する通気路に吸音(断
熱)材を貼着して吸気音を減少するものが提案さ
れている。また第3図イに示すエアクリーナ10
Cに吸音材F(例えばグラスウールや多孔ウレタ
ンフオーム)をインレツトパイプ3の内側やボデ
ー2の内側(フイルタエレメント5のダステイサ
イド)に貼着して騒音の減衰を狙つたエアクリー
ナ10Dや、実願昭58−135181号(実願昭60−
43171号)の明細書および図面に開示されている
ようなケースがバインダーにて形成してなる繊維
層と硬質材層とによつて形成されるエアクリーナ
が知られているが、これらに用いられているグラ
スウール、多孔ウレタンフオームや、セラミツク
繊維などで形成された繊維層はその保持固定が難
しく、また振動や気流の影響で材料の一部が剥離
することがあるので、エアクリーナのクリーンサ
イドに装着することができない。
本考案は上記に鑑み、エンジン内の燃焼騒音や
バルブによる機械騒音を吸音する吸音材として金
属焼結体を用いるとともに、これをエアクリーナ
のクリーンサイドでしかもアウトレツトパイプの
上方に配設固着したので、以下実施例を図面によ
り説明する。
第1図、第2図は本考案の実施例で吸音部材と
しては、軽金属粉末を焼結して多孔質体とした金
属焼結体を用いたものである。
第1図のエアクリーナ10Aは、インレツトパ
イプ3を有するボデー2の中に筒状のフイルタエ
レメント5を載置し、ボデー2のアウトレツトパ
イプ4をキヤブレタ8に装着して、カバー1の内
面で且つ前記フイルタエレメント5の内側すなわ
ちエアクリーナのクリーンサイドに適当な板厚の
金属焼結体からなる吸音部材K1を例えばリベツ
ト加締めして固着したものを、前記キヤブレタ8
に立設したスタツドボルト9に挿貫し、ナツト1
1でボデー2の開口上端に締着したものである。
そしてカバー1とボデー2の接触外周端にはパツ
キン7、カバー1、ボデー2間に挾着されるフイ
ルタエレメント5の上下部にはパツキン6がそれ
ぞれ設けられており、ボデー2とカバー1とでケ
ーシングを形成する。
上記構成のエアクリーナ10Aは、図示のよう
にキヤブレタ8の上方に、カバー1に固設した金
属焼結体からなる吸音部材K1が存在するので、
キヤブレタ8内から放射されるエンジン内の燃焼
音およびバルブによる機械騒音は、吸音部材K1
に吸音され、さらにカバー1から騒音の透過を防
止する。第4図の線図は、吸音材を使用していな
い第3図イのエアクリーナ10Cとカバー1に金
属焼結体K1を固着した第1図のエアクリーナ1
0Aとのエンジン回転数と騒音レベルの実験比較
例である。
第4図の騒音レベル線図で示したようにAスケ
ール、Cスケールとも、金属焼結体利用のエアク
リーナは吸音材を用いないエアクリーナに比較
し、エンジン回転数全域に亘り騒音が減衰する。
第2図の実施例は、カバー1の内方で且つフイ
ルタエレメント5の内側に、カバー1と間隔を設
けて金属焼結体からなる吸音部材K2を例えばボ
ルト、ナツトを利用して固着したもので、吸音の
周波数域は変化するが吸音および遮音の効果を有
する。
以上のように本考案は吸音部材として、多孔質
の金属焼結体を使用するので、固定がリベツトや
ボルト、ナツト等ででき、工作が容易である。ま
た吸音部材は金属であるので強度が強く、材料剥
離も起こることがないので、エアクリーナのクリ
ーンサイドに配設することができ、さらに吸音部
材はアウトレツトパイプの上方に配設されている
ので、アウトレツトパイプから放出される音を直
ちに吸音するので、騒音のエアクリーナ外部への
放出が少なく、騒音の低減効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案による概略説明用縦断
面図、第3図イ,ロは従来品の概略縦断面図、第
4図は考案品と従来品の実験比較線図例を示す。 1……カバー、2……ボデー、3……インレツ
トパイプ、4……アウトレツトパイプ、5……フ
イルタエレメント、8……キヤブレタ、10A,
10B,10C,10D……エアクリーナ、K1
K2……吸音部材、F……吸音材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁にインレツトパイプ、底壁にアウトレツト
    パイプを有するボデイと皿状のカバーとでケーシ
    ングを形成し、ケーシングの内部でボデイの底壁
    とカバーの底壁との間にそれぞれパツキンを介し
    て筒状のフイルタエレンメントを配設したエアク
    リーナにおいて、フイルタエレメントの内側でつ
    くるクリーンサイドでしかもアウトレツトパイプ
    の上方に金属焼結体からなる吸音部材を配設固着
    したことを特徴とする吸音部材装着のエアクリー
    ナ。
JP7913484U 1984-05-29 1984-05-29 吸音部材装着のエアクリーナ Granted JPS60190966U (ja)

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JPS60190966U JPS60190966U (ja) 1985-12-18
JPH022937Y2 true JPH022937Y2 (ja) 1990-01-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043171B2 (ja) * 1981-03-24 1985-09-26 三菱重工業株式会社 シリコ−ン含有ガス処理用触媒

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043171U (ja) * 1983-08-31 1985-03-27 本田技研工業株式会社 エア−クリ−ナ装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043171B2 (ja) * 1981-03-24 1985-09-26 三菱重工業株式会社 シリコ−ン含有ガス処理用触媒

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JPS60190966U (ja) 1985-12-18

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