JPH0320536Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0320536Y2 JPH0320536Y2 JP1985038208U JP3820885U JPH0320536Y2 JP H0320536 Y2 JPH0320536 Y2 JP H0320536Y2 JP 1985038208 U JP1985038208 U JP 1985038208U JP 3820885 U JP3820885 U JP 3820885U JP H0320536 Y2 JPH0320536 Y2 JP H0320536Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- carburetor
- engine
- filter
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 claims description 12
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、チエンソー等のエンジンを収容する
本体ケースに設けたエンジンの吸気装置に係るも
のである。
本体ケースに設けたエンジンの吸気装置に係るも
のである。
(従来技術および解決しようとする課題)
従来、この種のエンジンの吸気装置において
は、エンジンを収容する本体ケース内に仕切つ
て、気化器を収容する気化器室を設け、気化器の
吸気口が気化器室内に開口する正面壁に開口部を
設け、この開口部をフイルターを介して直接大気
に連通して設けられている。したがつて、エンジ
ンの内部から発生する吸気音がフイルターを介し
て直に放出されていたので、吸気音が大きく騒音
となつていた。また、消音装置を設ける場合に
は、気化器に大きな構造の消音装置を取り付ける
ための取付手段等気化器の設計変更を必要として
いた。
は、エンジンを収容する本体ケース内に仕切つ
て、気化器を収容する気化器室を設け、気化器の
吸気口が気化器室内に開口する正面壁に開口部を
設け、この開口部をフイルターを介して直接大気
に連通して設けられている。したがつて、エンジ
ンの内部から発生する吸気音がフイルターを介し
て直に放出されていたので、吸気音が大きく騒音
となつていた。また、消音装置を設ける場合に
は、気化器に大きな構造の消音装置を取り付ける
ための取付手段等気化器の設計変更を必要として
いた。
(課題を解決するための手段および作用)
本考案は、エンジンを収容する本体ケース内を
仕切つて、気化器を収容する気化器室を設け、こ
の気化器室に対面する本体ケースの垂直壁に蓋部
を着脱自在に固着して設け、気化器の吸気口を、
蓋部に対面して開口して設け、気化器室の上面の
本体ケースの外壁を貫通する多数の小孔を覆つて
フイルターを設け、フイルターの上方を覆うカバ
ーの内部に消音室を形成するとともに、この消音
室を、細長型の消音孔を介して大気に連通して設
けたもので、大気は、細長の消音孔より消音室に
侵入し、フイルターを通じて大気中の塵埃が除去
され、小孔を通つて気化器室内に入り、垂直壁に
沿つて下降し吸気口から気化器室内に吸引される
ものである。吸気に生じる圧力の変化は、気化器
室と消音室において緩衝されて消音され、また細
長の消音孔の内壁で反射干渉して消音されるもの
である。また吹き反し風に含まれる燃料粒子は対
面する垂直壁に衝突して付着、除去されるので、
フイルターに付着することがなく、フイルターに
塵埃の付着を防止できるものである。
仕切つて、気化器を収容する気化器室を設け、こ
の気化器室に対面する本体ケースの垂直壁に蓋部
を着脱自在に固着して設け、気化器の吸気口を、
蓋部に対面して開口して設け、気化器室の上面の
本体ケースの外壁を貫通する多数の小孔を覆つて
フイルターを設け、フイルターの上方を覆うカバ
ーの内部に消音室を形成するとともに、この消音
室を、細長型の消音孔を介して大気に連通して設
けたもので、大気は、細長の消音孔より消音室に
侵入し、フイルターを通じて大気中の塵埃が除去
され、小孔を通つて気化器室内に入り、垂直壁に
沿つて下降し吸気口から気化器室内に吸引される
ものである。吸気に生じる圧力の変化は、気化器
室と消音室において緩衝されて消音され、また細
長の消音孔の内壁で反射干渉して消音されるもの
である。また吹き反し風に含まれる燃料粒子は対
面する垂直壁に衝突して付着、除去されるので、
フイルターに付着することがなく、フイルターに
塵埃の付着を防止できるものである。
(実施例)
第1図において、チエンソーの本体ケース1内
にはエンジン3が収容され、本体ケース1内を仕
切つて気化器室5が形成され、気化器室5内に
は、エンジン3の吸気口7に中間断熱体9を介し
て固着された気化器11が内壁13を水平に貫通
する気化器11の吸気口15が本体ケース1の垂
直壁に着脱自在に設けた蓋部17に対面して開口
している。気化器11と気化器室5の内壁13と
の間はシール19によつて密閉されている。気化
器室5の上面の本体ケース1の外壁21には多数
の小孔23が貫通して設けられ、小孔23の外方
を囲つてカバー25が着脱自在に固着し、内部に
消音室27が形成されている。消音室27は断面
積を小さくした細長型の消音孔29によつて大気
に開口し、内部を仕切つてフイルター31が設け
られている。
にはエンジン3が収容され、本体ケース1内を仕
切つて気化器室5が形成され、気化器室5内に
は、エンジン3の吸気口7に中間断熱体9を介し
て固着された気化器11が内壁13を水平に貫通
する気化器11の吸気口15が本体ケース1の垂
直壁に着脱自在に設けた蓋部17に対面して開口
している。気化器11と気化器室5の内壁13と
の間はシール19によつて密閉されている。気化
器室5の上面の本体ケース1の外壁21には多数
の小孔23が貫通して設けられ、小孔23の外方
を囲つてカバー25が着脱自在に固着し、内部に
消音室27が形成されている。消音室27は断面
積を小さくした細長型の消音孔29によつて大気
に開口し、内部を仕切つてフイルター31が設け
られている。
以上の構成において、大気は消音孔29から消
音室27、小孔23、気化器室5を経て、吸気口
15から気化器11を通過して燃料が混入して吸
気口7からエンジン3内に吸引されるものであ
る。エンジン3において発する吸気音は、消音孔
23を通過する際に干渉して消音される。また吸
気の圧力の変化は、気化器室5および消音室27
によつて緩衝されてさらに消音されるものであ
る。
音室27、小孔23、気化器室5を経て、吸気口
15から気化器11を通過して燃料が混入して吸
気口7からエンジン3内に吸引されるものであ
る。エンジン3において発する吸気音は、消音孔
23を通過する際に干渉して消音される。また吸
気の圧力の変化は、気化器室5および消音室27
によつて緩衝されてさらに消音されるものであ
る。
また、吹き返し風に含まれる燃料粒子は本体の
垂直壁および蓋部17に付着して除去されフイル
ター31の汚れを防ぐものである。
垂直壁および蓋部17に付着して除去されフイル
ター31の汚れを防ぐものである。
なお、第2図は第2の実施例を示すもので、小
孔23の形状を細長として音の干渉効果を向上し
たものである。第3図は第3の実施例を示すもの
で、小孔23の内方に、音の干渉、消音を助長す
るための干渉壁33を設けて第2の消音室35を
形成したものである。第4図は第4の実施例を示
すもので、消音室27内にスポンジ状の多孔性体
37を介在せしめて消音効果を向上したものであ
る。
孔23の形状を細長として音の干渉効果を向上し
たものである。第3図は第3の実施例を示すもの
で、小孔23の内方に、音の干渉、消音を助長す
るための干渉壁33を設けて第2の消音室35を
形成したものである。第4図は第4の実施例を示
すもので、消音室27内にスポンジ状の多孔性体
37を介在せしめて消音効果を向上したものであ
る。
本考案は請求の範囲に記載のとおりの構成であ
るから、エンジンの吸気音を干渉して消音効果を
向上することができ、しかも、吹き返し風による
フイルターの汚れを防ぐことができるものであ
る。しかも消音室およびフイルターを本体ケース
に設けることによつて気化器を設計変更する必要
なくコンパクトに設けることができ、構造簡単
に、組み付け、保守清掃が容易となるものであ
る。
るから、エンジンの吸気音を干渉して消音効果を
向上することができ、しかも、吹き返し風による
フイルターの汚れを防ぐことができるものであ
る。しかも消音室およびフイルターを本体ケース
に設けることによつて気化器を設計変更する必要
なくコンパクトに設けることができ、構造簡単
に、組み付け、保守清掃が容易となるものであ
る。
なお、第5図は従来例を示すもので、フイルタ
ー31に対面して吸気口5が開口し、フイルター
31と垂直壁39の間の空気の通路41が設けら
れているものである。
ー31に対面して吸気口5が開口し、フイルター
31と垂直壁39の間の空気の通路41が設けら
れているものである。
第1図は本考案の1実施例の側断面図、第2
図、第3図、第4図はそれぞれ第2、第3、第4
の実施例の側断面図、第5図は従来例の側断面図
である。 1……本体ケース、3……エンジン、5……気
化器室、11……気化器、15……吸気口、17
……蓋部、21……外壁、23……小孔、25…
…カバー、27……消音室、29……消音孔、3
1……フイルター。
図、第3図、第4図はそれぞれ第2、第3、第4
の実施例の側断面図、第5図は従来例の側断面図
である。 1……本体ケース、3……エンジン、5……気
化器室、11……気化器、15……吸気口、17
……蓋部、21……外壁、23……小孔、25…
…カバー、27……消音室、29……消音孔、3
1……フイルター。
Claims (1)
- エンジン3を収容する本体ケース1内を仕切つ
て、気化器11を収容する気化器室5を設け、前
記気化器室5に対面する前記本体ケース1の垂直
壁に蓋部17を着脱自在に固着して設け、前記気
化器11の吸気口15を、前記蓋部17に対面し
て開口して設け、前記気化器室11の上面の本体
ケース1の外壁21を貫通する多数の小孔23を
覆つてフイルター31を設け、前記フイルター3
1の上方を覆うカバー25の内部に消音室27を
形成するとともに、前記消音室27を細長型の消
音孔29を介して大気に連通して設けたことを特
徴とするエンジンの吸気装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985038208U JPH0320536Y2 (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | |
AU51798/86A AU580370B2 (en) | 1985-01-08 | 1986-01-02 | Chain saw |
US06/815,732 US4727651A (en) | 1985-01-08 | 1986-01-02 | Chain saw |
FR868600186A FR2575693B1 (fr) | 1985-01-08 | 1986-01-08 | Dispositif d'admission d'air pour moteur, et scie a chaine |
FR8906749A FR2630034A1 (en) | 1985-01-08 | 1989-05-23 | Air intake device for a motor, and chain saw |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985038208U JPH0320536Y2 (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61155666U JPS61155666U (ja) | 1986-09-26 |
JPH0320536Y2 true JPH0320536Y2 (ja) | 1991-05-02 |
Family
ID=30544994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985038208U Expired JPH0320536Y2 (ja) | 1985-01-08 | 1985-03-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0320536Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010255605A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | エンジン作業機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5851399U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-07 | 株式会社日立製作所 | 自動試験装置 |
JPS6032939A (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-20 | Kioritz Corp | 気化器室 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53149110U (ja) * | 1977-04-30 | 1978-11-24 |
-
1985
- 1985-03-19 JP JP1985038208U patent/JPH0320536Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5851399U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-07 | 株式会社日立製作所 | 自動試験装置 |
JPS6032939A (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-20 | Kioritz Corp | 気化器室 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010255605A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | エンジン作業機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61155666U (ja) | 1986-09-26 |
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