JP2010255605A - エンジン作業機 - Google Patents

エンジン作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010255605A
JP2010255605A JP2009109432A JP2009109432A JP2010255605A JP 2010255605 A JP2010255605 A JP 2010255605A JP 2009109432 A JP2009109432 A JP 2009109432A JP 2009109432 A JP2009109432 A JP 2009109432A JP 2010255605 A JP2010255605 A JP 2010255605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
engine
casing
intake port
working machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009109432A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5411565B2 (ja
Inventor
Tadashi Goto
忠 後藤
Atsuiku Hyodo
敦郁 兵藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sharyo Ltd filed Critical Nippon Sharyo Ltd
Priority to JP2009109432A priority Critical patent/JP5411565B2/ja
Publication of JP2010255605A publication Critical patent/JP2010255605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5411565B2 publication Critical patent/JP5411565B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

【課題】ケーシング内に取り入れる風量の低下を抑えながら、ケーシング内への塵埃の侵入を防止することができるフィルタ取付構造を備えたエンジン作業機を提供する。
【解決手段】側壁に吸気口16を有するケーシング13の内部に作業機器や、該作業機器を駆動するエンジン、ラジエータなどを収容したエンジン作業機11において、前記吸気口の通気面積より大きな通気面積を有するフィルタ22を保持するためのフィルタ保持枠21を前記吸気口の周囲に設け、前記フィルタ保持枠に保持したフィルタと前記吸気口との間に、前記フィルタ保持枠にて覆われた空気層を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン作業機に関し、詳しくは、側壁に吸気口を有するケーシングの内部に、発電機や圧縮機などの作業機器と、これらを駆動するためのエンジンとを収容したエンジン作業機に関する。
ケーシング内に作業機器と該作業機器を駆動するエンジンとを収容したエンジン作業機は、ケーシングの側壁に外気を取り入れるための吸気口を設け、この吸気口からエンジンの燃焼用空気や、収容した機器を冷却するための冷却用空気をケーシング内に取り入れるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−312894号公報
エンジン作業機を、建設作業現場や養鶏場などの様々な塵埃の多い場所で使用する場合、ケーシング内に塵埃が侵入してラジエータのフィンを目詰まりさせたり、電機部品に塵埃が付着して性能を劣化させたりすることがある。このため、塵埃の侵入を防止するためのフィルタを必要に応じて吸気口に取り付けることが行われているが、フィルタを取り付けることによって通気抵抗が増大し、ケーシング内に取り入れる風量が低下し、オーバーヒートなどが発生するおそれがあった。ラジエータのフィンの清掃や電機部品の清掃は、エンジン作業機を停止させて行わなければならず、また、長時間を要するため、塵埃の多い場所ではエンジン作業機の使用効率が低下することになる。
そこで本発明は、ケーシング内に取り入れる風量の低下を抑えながら、ケーシング内への塵埃の侵入を防止することができるフィルタ取付構造を備えたエンジン作業機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のエンジン作業機は、側壁に吸気口を有するケーシングの内部に作業機器と、該作業機器を駆動するエンジンとを収容したエンジン作業機において、前記吸気口の通気面積より大きな通気面積を有するフィルタを保持するためのフィルタ保持枠を前記吸気口の周囲に設け、前記フィルタ保持枠に保持したフィルタと前記吸気口との間に、前記フィルタ保持枠にて覆われた空気層を形成したことを特徴としている。
本発明のエンジン作業機によれば、吸気口の通気面積より大きな通気面積を有するフィルタと吸気口との間に空気層を形成しているので、フィルタの全面積を通気用に有効に利用することができ、フィルタを通過する空気の流速を低くして通気抵抗を少なくすることができる。したがって、フィルタを取り付けたときの通気抵抗の増大を抑えることができ、ケーシング内に取り入れる風量の低下を抑えながら、ケーシング内への塵埃の侵入を防止することができる
本発明のエンジン作業機の一形態例を示す正面図である。 同じくエンジン作業機の平面図である。 フィルタを取り付けた吸気口の正面図である。 同じく断面平面図である。 同じく断面側面図である。
本形態例に示すエンジン作業機11は、床台12の上部に配設された防音構造を有するケーシング13の内部に、発電機や圧縮機、ポンプなどの作業機器や、該作業機器を駆動するエンジン、ラジエータなどを収容したものであって、ケーシング13の側壁14には、内部の作業機器やエンジンを点検するための点検扉15が設けられるとともに、ケーシング13内に外気(空気)を取り込むための複数の吸気口16が設けられている。また、ケーシング13の天板17には、ケーシング13内で温度上昇した空気を排出するための排気口18やエンジンからの排気ガスを排出するための排気管19、エンジン作業機11を吊り下げるための吊り金具20などが設けられている。
吸気口16の外側には、フィルタ保持枠21に保持されたフィルタ22が取り付けられている。フィルタ22は、前記吸気口16の通気面積より大きな通気面積を有するものであって、フィルタ22の通気面積は、吸気口16の位置、通気面積、風量、流速に応じて設定することができる。
フィルタ保持枠21は、側壁14から前方に突出した左右一対の縦枠21a、21aと、下枠21bと、上枠21cとを四方組みしたものであって、両縦枠21aには、フィルタ22の縦フレーム22aをそれぞれ保持するための保持溝21dが対向して設けられている。また、下枠21bには、フィルタ22の下フレーム22bを保持するためのL字状の受片21eが設けられ、上枠21cの先端は、フィルタ22の上フレーム22cの内面(側壁側の面)に当接する当接片21fが設けられている。
フィルタ22は、フィルタ保持枠21の上方から、両縦フレーム22aを両縦枠21aの保持溝21dにそれぞれ挿入し、下フレーム22bを下枠21bの受片21eに載置させた状態で、吸気口16の外側に着脱可能な状態で取り付けられる。
フィルタ22をフィルタ保持枠21に取り付けた状態で、フィルタ22と吸気口16との間には、周囲がフィルタ保持枠21にて覆われた空気層23が形成される。このような空気層23をフィルタ22と吸気口16との間に設けることにより、フィルタ22の通気面積全体を吸気用に利用することが可能となる。
例えば、吸気口16の外面や内面に密着させた状態でフィルタを配置した場合は、フィルタの通気面積は吸気口16の通気面積と同じになり、フィルタによって通気抵抗が増大することになるが、フィルタ22と吸気口16との間に空気層23が存在すると、吸気口16は、空気層23内の空気を吸い込むことになり、フィルタ22は、空気層23と外気との圧力差で外気を空気層23に取り込むため、フィルタ22の全通気面積を空気取入用に利用することができる。
したがって、フィルタ22の単位面積当たりの通気量が、吸気口16の外面や内面に密着させた状態でフィルタを配置した場合のフィルタ単位面積当たりの通気量に比べて大幅に少なくなるため、通気抵抗の増大を抑えることができ、吸気口16からケーシング13内に取り入れる風量の低下を抑えることができる。また、フィルタ22を通過する流速が低くなるために塵埃の捕捉効果も向上させることができる。
これにより、建設作業現場や養鶏場などの様々な塵埃の多い場所で使用する場合でも、ケーシング13内への塵埃の侵入を防止できるとともに、ケーシング13内に取り入れる風量の低下を抑えることができ、オーバーヒートなどが発生することも回避することができる。
また、前述のように形成したフィルタ保持枠21は、フィルタ22を容易に着脱できることから、塵埃が付着したフィルタ22をフィルタ保持枠21から取り外し、容易に清掃して再利用することができ、新しいフィルタ22への交換も簡単に行うことができるので、エンジン作業機11を停止させてフィルタ22の清掃や交換を行うにしても、短時間で完了するので、エンジン作業機11の停止時間を短くでき、塵埃の多い場所でもエンジン作業機11を効率よく利用することができる。
なお、フィルタ保持枠やフィルタは、ケーシングの内側に設けることもできる。さらに、フィルタの形状は、矩形状だけでなく、円形のフィルタにも適用することができ、フィルタ保持枠の側方からフィルタを着脱できるようにしてもよく、ヒンジによって保持することもできる。また、フィルタ自体は、従来から用いられている各種フィルタを用いることができる。
11…エンジン作業機、12…床台、13…ケーシング、14…側壁、15…点検扉、16…吸気口、17…天板、18…排気口、19…排気管、20…吊り金具、21…フィルタ保持枠、21a…縦枠、21b…下枠、21c…上枠、21d…保持溝、21e…受片、21f…当接片、22…フィルタ、22a…縦フレーム、22b…下フレーム、22c…上フレーム、23…空気層

Claims (1)

  1. 側壁に吸気口を有するケーシングの内部に作業機器と、該作業機器を駆動するエンジンとを収容したエンジン作業機において、前記吸気口の通気面積より大きな通気面積を有するフィルタを保持するためのフィルタ保持枠を前記吸気口の周囲に設け、前記フィルタ保持枠に保持したフィルタと前記吸気口との間に、前記フィルタ保持枠にて覆われた空気層を形成したことを特徴とするエンジン作業機。
JP2009109432A 2009-04-28 2009-04-28 エンジン作業機 Expired - Fee Related JP5411565B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009109432A JP5411565B2 (ja) 2009-04-28 2009-04-28 エンジン作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009109432A JP5411565B2 (ja) 2009-04-28 2009-04-28 エンジン作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010255605A true JP2010255605A (ja) 2010-11-11
JP5411565B2 JP5411565B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=43316772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009109432A Expired - Fee Related JP5411565B2 (ja) 2009-04-28 2009-04-28 エンジン作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5411565B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021221065A1 (ja) * 2020-04-28 2021-11-04 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 エンクロージャおよび発電設備

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0320536Y2 (ja) * 1985-03-19 1991-05-02
JPH08334033A (ja) * 1995-06-06 1996-12-17 Kubota Corp 防音型エンジン発電機用吸気ダクト
JPH1030454A (ja) * 1996-07-17 1998-02-03 Isuzu Ceramics Kenkyusho:Kk エンジンを備えた給電システムの吸排気装置
JP2005076592A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Denyo Co Ltd 防音型エンジン駆動作業機
JP2005282484A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Denyo Co Ltd エンジン駆動作業機
JP2006312894A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Denyo Co Ltd エンジン駆動作業機
JP2007224892A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Denyo Co Ltd エンジン駆動作業機の電装品収納箱
JP2008174004A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械の冷却構造

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0320536Y2 (ja) * 1985-03-19 1991-05-02
JPH08334033A (ja) * 1995-06-06 1996-12-17 Kubota Corp 防音型エンジン発電機用吸気ダクト
JPH1030454A (ja) * 1996-07-17 1998-02-03 Isuzu Ceramics Kenkyusho:Kk エンジンを備えた給電システムの吸排気装置
JP2005076592A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Denyo Co Ltd 防音型エンジン駆動作業機
JP2005282484A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Denyo Co Ltd エンジン駆動作業機
JP2006312894A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Denyo Co Ltd エンジン駆動作業機
JP2007224892A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Denyo Co Ltd エンジン駆動作業機の電装品収納箱
JP2008174004A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械の冷却構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021221065A1 (ja) * 2020-04-28 2021-11-04 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 エンクロージャおよび発電設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP5411565B2 (ja) 2014-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018519491A5 (ja)
JP5411565B2 (ja) エンジン作業機
JP6385816B2 (ja) 電力変換装置及びこれを備えた鉄道車両
JP5927888B2 (ja) 一体型空気調和機
JP5807954B2 (ja) エンジン作業機
JP2015064178A (ja) レンジフード
JP2016120812A5 (ja)
JP2009276059A5 (ja)
JP5507095B2 (ja) ファンフィルターユニット、半導体製造装置、フラットパネルディスプレイ製造装置および清浄化空気の製造方法
JP2010156149A (ja) 建設機械の冷却装置
JP5450282B2 (ja) 集塵装置
JP5599268B2 (ja) エンジン作業機
JP2006312894A (ja) エンジン駆動作業機
JP2011187755A (ja) 装置の塵埃除去構造及び塵埃除去方法
JP2013104276A (ja) 建設機械のフィルタ装置
JP5493808B2 (ja) 溶接装置
JP2009063214A (ja) 空気調和機
JP6352608B2 (ja) 冷却装置、及び冷却装置付コントローラ
CN216471855U (zh) 一种高精度遥控吊车控制装置
CN217713089U (zh) 一种方便装配的机械用散热风机
JP2013148269A (ja) レンジフード
CN211204984U (zh) 一种鳍片式烟冷器
JP2017219040A (ja) 給排気可能な排水装置用キャップ
CN207182187U (zh) 一种新型计算机机箱
JP2007049818A (ja) 車両用主電動機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130703

TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5411565

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees