JP2007224892A - エンジン駆動作業機の電装品収納箱 - Google Patents

エンジン駆動作業機の電装品収納箱 Download PDF

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Abstract

【課題】 防塵性,防水性および冷却性能に優れた電装品収納箱を提供すること。
【解決手段】 筐体110内部にエンジン、エンジンに駆動される作業機本体、筐体内部全体を冷却する冷却ファンと電装品を収納した電装品収納箱80を配設し、該冷却ファンで吸引する冷却風の取入口である吸気口内側に冷却用通風路110aを形成し、該通風路内に密閉構造を成した細長い前記電装品収納箱を流れに沿って配設し、該電装品収納箱の側壁に開口した開口部を密閉して覆う冷却カバー81を螺設し、該冷却カバーの側壁面の略内側全面に電装品収納箱内の空気を循環させる冷却カバー内通風路81eを形成し、該冷却カバー内通風路に風を送り込む循環ファン91を該冷却カバー内通風路の一端である導入連通口81bに配設し、該冷却カバー内通風路81eの他端に排出連通口81cを配設し、電装品収納箱内から冷却カバー内通風路を経て電装品収納箱内に戻る循環路を形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン駆動の圧縮機、発電機、溶接機又はポンプ等のエンジン駆動作業機を制御する為の電装品を収納した電装品収納箱の冷却方法に関し、より詳しくは密閉された電装品収納箱内部の冷却に関する。
従来よりエンジン駆動作業機の筐体内部には複数の電装品が収納され、雨水の浸入による故障回避と発熱部品や感電等による危険防止の為に、電装品は筐体内部の電装品収納箱内部に配設されている。該電装品収納箱は内部の電装品の発熱を所定の温度以下に抑える為に、エンジン駆動作業機内に配設された冷却ファンの冷却風を利用する冷却構造が採られている。
エンジン駆動作業機の電装品冷却の従来例の一例として、例えば特許文献1の図3,図2を本図の図7,8に示す。以下特許文献を説明するに当たり呼称は特許文献の表記により説明し、符号は混乱を回避する為に別符号にて記載している。電装部品を効率よく、かつ確実に冷却する事が可能な考案として開示されていて、以下詳細に説明する。
エンジン駆動作業機は基台であるベースBとベースB上に載設されたボンネットNとで形成されている。ボンネットN内にはエンジンファン211を有したエンジン210と、エンジン210に直結駆動される溶接用発電機Gおよび制御装置Yが基台となるベースB上に配設されている。
前記エンジン駆動作業機の冷却は前記エンジンファン211により外気を吸引し内部の冷却を行って、吸熱した排風をボンネットNの外部に排出する構造となっている。ベースBの前面壁B1には下部吸風口Baが形成され、該下部吸風口Baより吸引された冷却風は、下部ダクト240の上面に形成された連通口232a、連通口232bを経て上部ダクト230に吸引され、エンジンダクト212を経てエンジン210等を冷却した後に外部に排出される。
また、前記上部ダクト230の側壁面には上部吸風口235aが形成され、下部吸風口Baより吸引された冷却風とともに前記エンジンファン211により吸引されエンジンダクト212を経てエンジン210等を冷却した後に外部に排出される構造になっている。
前記上部ダクト230内部にあって上部吸風口235aよりの冷却風と下部吸風口Baよりの冷却風とが送風される位置に冷却が必要とされる電装品で有るDCリアクタ221やバッテリー222が配設され、冷却風を直接当てて効率よく冷却している。
登録実用新案公報 第3065852号
近年エンジン駆動作業機の使用環境や設置環境が多様化し、大気中に粉塵,塩分,鉄粉を含んだ悪環境でもエンジン駆動作業機を使用する事が求められる場合もあり、しかもエンジン駆動作業機の設置は屋外である事が多いため、防水・防麈対策や電装品の保守点検が容易な電装品収納箱を有している事が要望されている。
しかしながら前記悪環境下で使用する場合では、図7,8で示した例では冷却風が直接電装品に触れながら冷却する為に冷却効率の点では優れているが、湿気,塩分や鉄分を含んだ塵芥等により電装品が絶縁不良を引き起こす事もあるので機能を安定して発揮する事ができない。
課題を解決する為の手段
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては請求項1に記載の如く、少なくともエンジンとエンジンに駆動される作業機本体および筐体内に冷却風を吸引する冷却ファンとが筐体内に配設され、該筐体内に形成された冷却用通風路内に電装品を収納した電装品収納箱を配設したエンジン駆動作業機であって、該電装品収納箱は密閉構造を成し、該電装品収納箱の少なくとも一側壁面には冷却カバーが気密状態を成して螺着され、該冷却カバーは平板状の基礎部材と該基礎部材に固着して前記基礎部材との間に内部空間を形成するように覆う蓋部材とで形成され、前記基礎部材の蓋部材で覆われた内部空間領域内であって該電装品収納箱内部側に面する一端に、電装品収納箱内部の空気を該内部空間に導入するための導入連通口を少なくとも一以上形成し、該導入連通口と同一面上で前記蓋部材で覆われた内部空間領域内に位置する他端側には少なくとも一以上の排出連通口を配設して冷却カバー内通風路を形成し、電装品収納箱内部空間と該冷却カバー内通風路との間で形成される環状の通風路内に循環ファンを配設する。
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては請求項2に記載の如く、請求項1記載のエンジン駆動作業機の電装品収納箱であって、前記循環ファンは各導入連通口の中心軸に軸芯を合わせ、電装品収納箱内部の空気を該導入連通口に送風する直前に配設する。
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては請求項3に記載の如く、請求項1乃至請求項2記載のエンジン駆動作業機の電装品収納箱であって、該電装品収納箱は略直方体で縦と奥行き寸法に対して横方向が長く形成され、該電装品収納箱の横方向を前記エンジン駆動作業機内の冷却用通風路の冷却風流れ方向と一致させる。
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては請求項4に記載の如く、請求項1乃至請求項3記載のエンジン駆動作業機の電装品収納箱であって、該電装品収納箱は熱伝導率の高い金属材料で構成する。
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては請求項5に記載の如く、請求項1至請求項4記載のエンジン駆動作業機の電装品収納箱であって、筐体内の前記冷却用通風路内に配設された電装品収納箱は、該電装品収納箱を包み込んで流れる冷却風の流れに平行でかつ流れ方向に延びる板状の放熱フィンが前記冷却カバーの外側表面に少なくとも一以上形成する。
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては請求項6に記載の如く、請求項1乃至請求項2記載のエンジン駆動作業機の電装品収納箱であって、該電装品収納箱内部には温度検出手段を有し、該温度検出手段の出力に応じて前記循環ファンの運転停止操作を行う循環ファン制御手段を形成する。
上述の様な課題を解決すべく本発明に於いては請求項7に記載の如く、請求項6記載のエンジン駆動作業機の電装品収納箱であって、前記循環ファン制御手段は電装品収納箱内部の温度により運転する循環ファンの台数制御を行う。
発明の効果
本発明は上述のように構成する事により、次のような効果を奏する。
電装品を収納した電装品収納箱を密閉構造で形成し、該電装品収納箱の少なくとも一側壁面に脱着可能にして気密状態を保持する冷却カバーを配設したので電装品の保守点検が容易である。また該電装品収納箱は気密状態に形成されているので外部と内部の電装品が隔絶され、いかなる外部環境であっても湿気や塵芥等で内部に配設されている電装品が悪影響を受ける事は無い。
密閉状態を成して放熱特性に優れた金属製の電装品収納箱が、エンジン駆動作業機の筐体内に形成された冷却用通風路内に配設され、しかも該電装品収納箱の長手方向を冷却風の流れる方向に一致させて配設したので、冷却用通風路内の管路抵抗の増加を最小限に抑える事ができるので流速の減少が少なく、エンジン駆動作業機の冷却効率を損なう事が少ない。
また冷却風の流れ方向に電装品収納箱の長手方向を一致させたので冷却風の速い流れに当接する電装品収納箱の外側表面積を大きくする事ができるので放熱効果を増大する事ができる。
また電装品収納箱の側壁面に配設された前記冷却カバーは、内部に冷却カバー内通風路を有し、該冷却カバー内通風路は一側端部に導入連通口、他端部に排出連通口を形成した構成となっている。該導入連通口に係合して配設した循環ファンにより、強制的に電装品収納箱内部の暖まった熱を該冷却カバー内通風路に送り込み、該冷却カバーの内壁面に沿って高速で流れる温度上昇した循環流の熱が、該冷却カバーに効率よく吸熱されるので、冷えた循環流が排出連通口より再び電装品の冷却のために電装品収納箱内部に戻る事になる。
該電装品収納箱の外側表面を成す冷却カバー表面は、外側をエンジン駆動作業機の冷却ファンにより冷たい冷却風が高速で流れ、内側を前記循環ファンによる暖まった循環風が高速で流れる事になる。該構成により密閉状態を成した空冷式電装品収納箱で有りながら内部の熱を外部に効率よく排出する事ができる。
またエンジン駆動作業機の冷却ファンにより冷たい冷却風が流れる前記冷却用通風路内に於いて、該冷却風の流れに平行でかつ流れ方向に延びる板状の放熱フィンを該冷却カバーの外側表面に少なくとも一以上形成したので放熱面積が大となり、より冷却効率が優れたものになる。
また前記冷却カバー内通風路の外側内壁面に、循環風の流れに平行で、かつ流れ方向に延びる板状の放熱フィンが少なくとも一以上形成されているので、電装品収納箱内部の温度上昇した循環風がより該放熱フィンにより吸熱され外部へ運ばれることになり電装品収納箱内部は、より冷却される事になる。
また電装品収納箱内部に室内温度の温度検出手段を配設し、該温度検出手段に基づき前記循環ファンの運転停止を制御する制御手段を配設したので電装品収納箱内部の室温が所定の温度より低い場合は循環ファンを運転する必要が無いのでより省電力運転ができる。
また前記循環ファンが複数配設された場合に於いては、前記制御手段は電装品収納箱内部の室温の温度上昇に応じて必要な台数の循環ファンを運転する事ができ様になっており、より省電力運転ができる。
発明を実施する為の最良の形態
以下、図1乃至図6により本発明の実施例を示す。
図1は、本発明の一実施例を示す電装品収納箱内部を示す断面図で、図2は電装品収納箱の正面図で、本図のA−A断面が図1で示した断面図であり以下併せて詳細に説明する。
エンジン駆動作業機の筐体内部に形成された冷却風が流れる冷却用通風路110a内に、電装品収納箱80が配設され、該電装品収納箱80内部には発熱する電装品70,基板上に電子部品等が配設された制御基板72や他の電装品73等が外部と密閉された状態で収納されている。また該電装品収納箱80内部天井面には温度検出手段75が配設されていて、該温度検出手段75の信号出力と後述する循環ファン91の運転制御機能を有した前記制御基板72とにより、循環ファン91の運転停止と必要とされる循環ファンの運転台数制御が行われる。
電装品収納箱80は略直方体に形成された箱体であり、天井部材80aや床部材80c等を有する塞がれた側面と、図1の図示右側面と左側面には該側面周囲の縁部80bを残して開口した開口部80eが形成されている。図2の図示右側面にも前記開口部80eと同様の図示しない開口部とが形成されている。該開口部は電装品収納箱80内部に収納された電装品の保守点検用に必要とされるものである。
前記開口部80eは、冷却カバー81にて脱着可能にして気密に閉塞されている。該冷却カバー81は平板状の基礎部材81aと該基礎部材の外側から内部空間を形成するように覆う箱状の蓋部材81dとから形成され複数のボルト90で前記縁部80bに螺設されていて、内部の空間は電装品収納箱80外部とは気密に形成されている。
冷却カバー81の外側壁面となる蓋部材81dで覆われた端部の基礎部材81a面上には、上部に導入連通口81b、下部に排出連通口81cが電装品収納箱内部と連通する様に形成されている。循環ファン91がそれぞれの導入連通口81bの中心軸に軸芯を合わせ、電装品収納箱80内部の空気を該導入連通口81bに送風する直前に配設されている。
該循環ファン91は、電装品収納箱80内部に収納された電装品70等の発熱による温度上昇した空気を前記導入連通口81bより冷却カバー81内に形成された冷却カバー内通風路81e内に送り、冷却カバー内通風路81eを上方より下方に向けて流して前記排出連通口81cより再び電装品収納箱80内部に戻す。
前記冷却カバー内通風路81e内部の循環流は、外側壁面である蓋部材81dと内側壁面である基礎部材81aとの図示左右の壁面間隔が狭く形成されているので、蓋部材81dと接触する放熱面を多くしても冷却カバー内通風路81eの通風断面積を所定の断面積に抑える事ができ、流速を減じる事が無いので効率よく熱交換ができる。熱交換にて冷却された後の循環流は前記排出連通口81cより再び電装品収納箱80内部に戻る。
図3は図2で示した正面図の内部を断面視したものであり、以下詳細に説明する。電装品収納箱80は天井部材80a,床部材80c,図示左側の側面板80d,図示右端の冷却カバー85,図示手前と図示裏面とに配設された冷却カバー81で形成され、螺設された冷却カバー以外は一体構造物として形成されている。
電装品収納箱80内の密閉された空間に、発熱する電装品70,基板上に電子部品等が配設された制御基板72や他の電装品73等が収納されている。前記冷却カバー85は平板状の基礎部材85aと該基礎部材の外側から内部空間を形成するように覆う箱状の蓋部材85dとから形成され、該冷却カバー85はボルト90にて電装品収納箱80の図示右端に形成された開口部80fを覆うように気密を成して螺設される構造と成っている。
該冷却カバー85の外側側面となる蓋部材85dで覆われた端部の基礎部材85a面上には、上部に導入連通口85b、下部に排出連通口85cを形成している。循環ファン91が導入連通口85bの中心軸に軸芯を合わせ、電装品収納箱80内部の空気を該導入連通口85bに送風する直前に配設されている。
循環ファン91は電装品収納箱80内部の昇温した空気を導入連通口85bより送り込み、冷却カバー内通風路85eの上方より下方に向けて送風して排出連通口85cより再び電装品収納箱80内部に循環流として戻す。
前記冷却カバー内通風路85eは、平板状の基礎部材85aと該基礎部材85aを覆う箱状の蓋部材85dとの壁面間に挟まれた幅の狭い通風路であり、該通風路断面積を確保するために図示左右方向の前述した幅に対して図示紙面の手前から奥方向の奥行きが長く形成されている。このため循環流は、外側より冷却される蓋部材85dの表面積に多く触れながら狭い空間を滞留する事無く高速で流れるようにしてあるので、昇温した空気の熱を効率よく蓋部材85dへ熱交換する事ができる。
該電装品収納箱80の図示裏面に脱着可能に配設された冷却カバー81は、電装品収納箱80の一側面に開口した開口部80eの周囲に形成されている縁部80bに気密に螺設されている。冷却カバー81の平板状の基礎部材81aが縁部80bに螺設され、該基礎部材81aの図示裏側に前記冷却カバー内通風路81eを形成するように箱状の蓋部材81dが覆っている。
冷却カバー81の平板状の基礎部材81aは、前記冷却カバー内通風路81eを形成する内側の壁面であり電装品収納室側に面している。該冷却カバー内通風路81eを成す空間の上部に2つの導入連通口81bが形成され、それぞれの導入連通口81bの冷却カバー内通風路81e内に当たる最下端に排出連通口81cが形成されている。
それぞれの導入連通口81bに電装品収納箱80内の昇温した空気を送り込む循環ファン91を、導入連通口81bの中心軸に合わせ該導入連通口81bの開口部直前に配設している。該構成により電装品収納箱80内の昇温した空気は導入連通口81bより冷却カバー内通風路81e内で周囲の側壁面と熱交換を行い、冷却された後に再び排出連通口81cより電装品収納箱80内へ戻ってくる。
該構成により排出連通口81cより電装品収納箱80内部に戻る冷却された循環風が、電装品収納箱80内に収納された電装品を冷やす事になる。密閉された電装品収納箱80内の電装品は冷却が良好に行われ、かつエンジン駆動作業機が使用される粉塵等を含む大気環境にも曝される事が無いので故障が減り、あらゆる作業環境に使用できようになる。
図4は電装品収納箱80がエンジン駆動作業機100の筐体110内に配設された図を示し、以下詳細に説明する。該筐体110は基礎枠体であるベース120上に図示左端に冷却風の吸気口111aを有した吸気フレーム111、図示右端には排風口112aを有した排風フレーム112が配設された箱形をしている。
筐体110内部にはエンジン50,エンジン50に駆動される作業機本体55が配設されていて、運転に必要な冷却ファン51,熱交換器であるラジエータ52,燃料タンク57や運転に必要な制御用電装品を収納した電装品収納箱80等が配設されている。
エンジン駆動作業機100が運転されると、筐体110内部の機器を冷却するために冷却ファン51が回転し、冷却風Q1が比較的大きな塵芥や枯れ葉等を除去するためのフィルター115を通過して筐体内部に吸引される。
筐体内部に吸引された冷却風Q2は密閉された電装品収納箱80の周囲を包むように冷却しながら吸引され、筐体110内部に配設されたエンジン50を含む他の機器を冷却し、さらにラジエータ52を冷却した後に前記排風口112aより排風Q4となって外部に排出される。また吸気口111aより吸引される冷却風の一部は冷却風Q3となり燃料タンク57を冷却した後に前記冷却風Q2と合流する。
前記電装品収納箱80は冷却風Q2の流れ方向に長く延びた横長の略直方体として流れの中に曝されている。また該電装品収納箱80の周囲を包むように冷却しながら吸引される冷却風の流速を所定の速さに保つため、電装品収納箱80の側壁面と筐体110の内壁面との隙間は幅を狭くした所定の寸法に形成されている。冷却風の流速を速くして冷却風の流れる方向の表面積を大きくしたので電装品収納箱80の放熱量が増大される。
図5に電装品収納箱86の冷却カバーに放熱フィンを形成した他の一実施例を示す断面図である。本実施例は前記電装品収納箱80の前記冷却カバー81に放熱フィンを付加して、より冷却効率を高めた実施例であり以下詳細に説明する。
電装品収納箱86は内部と外部とが気密に形成され、内部に収納された電装品の保守点検の為に脱着可能な冷却カバー87が図示右側面と左側面とに配設されている。該冷却カバー87のもう一つの役目は、電装品収納箱86内部の昇温した内部空気を該冷却カバー87で吸熱して電装品収納箱86外部へ放熱する事である。
該冷却カバー87は平板状の基礎部材87aと該基礎部材87aの外側から内部空間を形成するように覆う箱状の蓋部材87dとから形成され、該蓋部材87dの外側の側壁面に放熱フィン87gを複数形成した。該放熱フィン87gは電装品収納箱86の外側を冷却しながら包むように流れる冷却風に平行とするため水平で、かつ冷却風の流れ方向に長く延びた板状の放熱フィン87gとして形成されている。
循環ファン91,導入連通口87b,冷却カバー内通風路87e,排出連通口87cは実施例1で開示したものと同一構成で形成されている。該冷却カバー内通風路87e内の蓋部材87dの側壁面に放熱フィン87fが複数形成されている。
該放熱フィン87fは、冷却カバー内通風路87cの循環流の流れが上方から下方に向かう流れに沿うように垂直方向に細長い板状を成して配設され、該放熱フィン87fの垂直を成した一側面が前記蓋部材87dの内側壁面に当接状態で固設されている。
該板状を成した放熱フィン87fの長さ方向の上端面は前記導入連通口87bより下方位置で始まり下端面は冷却カバー内通風路87eの底面に当接している。また該放熱フィン87fの図示横方向の幅は、冷却カバー内通風路87eの両側壁面を形成する基礎部材87aの壁面と蓋部材87dの壁面との幅寸法の略1/2に形成してある。
該構成により冷却カバー内通風路87e内に複数配設した放熱フィン87fによる熱交換性能が高まり、しかも冷却カバー内通風路87e内は複数配設した平行な放熱フィン87f間の区画が通風に於いて遮断される事が無いので通風量の偏りを減少でき、平均した風速が得られる事により熱交換性能の低下を防ぐ事ができる。
図6に図5で開示した実施例2を一部変形した他の一実施例を示す。電装品収納箱89は内部と外部とが気密に形成され、内部の保守点検の為の脱着可能な冷却カバー88が図示右側面と左側面とに配設されている。該冷却カバー88の役目は電装品収納箱89内部に収納された電装品の保守点検用に脱着可能で有る事と電装品収納箱89内部の昇温した内部空気の温度を該冷却カバー88の吸熱により冷却する事は他の実施例と同様である。
電装品収納箱89の外周面である右側面と左側面に冷却カバー88を気密にして脱着可能に配設し、該冷却カバー88の内面に冷却カバー内通風路88eを平板状の基礎部材88aと蓋部材88dとで囲む領域に形成し、該冷却カバー内通風路88eが電装品収納箱89内部に挿入されている点を除けば実施例2で開示した発明と構成は同様である。
該冷却カバー内通風路88eを形成する蓋部材88dが電装品収納箱89内部に挿入されているので電装品収納箱89内部に収納する電装品の空間が減少したり、該冷却カバー88がエンジン駆動作業機100の冷却風に曝される表面積が平坦な前記平板状の基礎部材88aと成って減少するものの、放熱フィン88gの数や表面積を増やす事により同様の効果を奏す事ができる。
図1は、本発明の一実施例を示す電装品収納箱内部を示す断面図 図2は、電装品収納箱の正面図 図3は、電装品収納箱の正面方向より内部を見た断面図 図4は、電装品収納箱を収納したエンジン駆動作業機 図5は、実施例2を示す断面図 図6は、実施例3を示す断面図 図7は、電装品冷却の従来例 図8は、電装品冷却の他の従来例
符号の説明
50 エンジン
51 冷却ファン
52 ラジエータ
55 作業機本体
57 燃料タンク
70,73 電装品
72 制御基板
80 電装品収納箱
80d 側面板
80e,80f 開口部
81,85,87,88 冷却カバー
81a,85a,87a,88a 基礎部材
81b,85b,87b,88b 導入連通口
81c,85c,87c,88c 排出連通口
81d,85d,87d,88d 蓋部材
81e,85e,87e,88e 冷却カバー内通風路
91 循環ファン
100 エンジン駆動作業機
110 筐体
111a 吸気口
112a 排風口
115 フィルター
120 ベース
Q1,Q2,Q3,Q4 冷却風

Claims (7)

  1. 少なくともエンジンとエンジンに駆動される作業機本体および筐体内に冷却風を吸引する冷却ファンとが筐体内に配設され、該筐体内に形成された冷却用通風路内に電装品を収納した電装品収納箱を配設したエンジン駆動作業機であって、該電装品収納箱は密閉構造を成し、該電装品収納箱の少なくとも一側壁面には冷却カバーが気密状態を成して螺着され、該冷却カバーは平板状の基礎部材と該基礎部材に固着して前記基礎部材との間に内部空間を形成するように覆う蓋部材とで形成され、前記基礎部材の蓋部材で覆われた内部空間領域内であって該電装品収納箱内部側に面する一端に、電装品収納箱内部の空気を該内部空間に導入するための導入連通口を少なくとも一以上形成し、該導入連通口と同一面上で前記蓋部材で覆われた内部空間領域内に位置する他端側には少なくとも一以上の排出連通口を配設して冷却カバー内通風路を形成し、電装品収納箱内部空間と該冷却カバー内通風路との間で形成される環状の通風路内に循環ファンを配設した事を特徴とするエンジン駆動作業機の電装品収納箱。
  2. 請求項1記載のエンジン駆動作業機の電装品収納箱であって、前記循環ファンは各導入連通口の中心軸に軸芯を合わせ、電装品収納箱内部の空気を該導入連通口に送風する直前に配設されている事を特徴とするエンジン駆動作業機の電装品収納箱。
  3. 請求項1乃至請求項2記載のエンジン駆動作業機の電装品収納箱であって、該電装品収納箱は略直方体で縦と奥行き寸法に対して横方向が長く形成され、該電装品収納箱の横方向を前記エンジン駆動作業機内の冷却用通風路の冷却風流れ方向と一致する方向に配設した事を特徴とするエンジン駆動作業機の電装品収納箱。
  4. 請求項1乃至請求項3記載のエンジン駆動作業機の電装品収納箱であって、該電装品収納箱は熱伝導率の高い金属材料で構成されている事を特徴とするエンジン駆動作業機の電装品収納箱。
  5. 請求項1至請求項4記載のエンジン駆動作業機の電装品収納箱であって、筐体内の前記冷却用通風路内に配設された電装品収納箱は、該電装品収納箱を包み込んで流れる冷却風の流れに平行でかつ流れ方向に延びる板状の放熱フィンが前記冷却カバーの外側表面に少なくとも一以上形成されている事を特徴とするエンジン駆動作業機の電装品収納箱。
  6. 請求項1乃至請求項2記載のエンジン駆動作業機の電装品収納箱であって、該電装品収納箱内部には温度検出手段を有し、該温度検出手段の出力に応じて前記循環ファンの運転停止操作を行う循環ファン制御手段を有している事を特徴とするエンジン駆動作業機の電装品収納箱。
  7. 請求項6記載のエンジン駆動作業機の電装品収納箱であって、前記循環ファン制御手段は電装品収納箱内部の温度により運転する循環ファンの台数制御を行う事を特徴とするエンジン駆動作業機の電装品収納箱。
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