JPH10329624A - 電子部品の冷却構造 - Google Patents

電子部品の冷却構造

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JPH10329624A
JPH10329624A JP9145564A JP14556497A JPH10329624A JP H10329624 A JPH10329624 A JP H10329624A JP 9145564 A JP9145564 A JP 9145564A JP 14556497 A JP14556497 A JP 14556497A JP H10329624 A JPH10329624 A JP H10329624A
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Japan
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air
box
cooling
cooling structure
electronic component
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JP9145564A
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Inventor
Kazuhiro Kawachi
和広 河内
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却したい部位に、効果的に冷却風を供給す
る。 【解決手段】 通風箱48の外周部には導風板67が上
下方向に沿って配設されている。導風板67の取付部6
7Aは通風箱48の外周部に固定されており、取付部6
7Aから立設された導風部67Bの先端部が、内箱部3
0の車幅方向内側壁部30Dに形成された冷却風取出口
58に対向している。また、導風部67Bの位置は、冷
却風取出口58の開口部の面積を所定の比S1:S2に
分割する位置に設定されており、導風部67Bをこの位
置に設定することによって、風路54Aを流れる冷却風
W1と、風路54Bを流れる冷却風W2との風量比が制
御され、例えば、パワートランジスタ等の発熱量が大き
い素子69がある側の風路54Aの風量を多くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品の冷却構造
に係り、特に車両のエンジンルーム内に搭載される電子
部品の冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両の電子制御回路に
は、埃、水等から保護するために、所謂エレクトロボッ
クスと称される箱体内に収納された状態で、エンジンル
ーム内に搭載されているものがある。また、このエレク
トロボックス内に収納された電子制御回路の温度上昇を
防止するための冷却構造が知られており、その一例が実
開平3−127428号に示されている。
【0003】図12に示される如く、この電子部品の冷
却構造では、エンジンルーム内に搭載されたエレクトロ
ボックス170の内部に吸気ダクト172と排気ダクト
174を通じて低温の外気が、直接流入するようになっ
ており、図中の矢印で示されるこの冷却風によりエレク
トロボックス170の内部温度の上昇が抑制され、エレ
クトロボックス170内に収められた電子部品176や
端子178の温度の上昇を抑制するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この電
子部品の冷却構造では、吸気ダクト172からエレクト
ロボックス170の内部に流入した外気が、エレクトロ
ボックス170内に収められた電子部品176や端子1
78に直接当たる構造になっている。このため、吸気ダ
クト172からエレクトロボックス170の内部に流入
した冷却風に埃、水等が含まれている場合には、これら
の埃、水等がエレクトロボックス170内に収められた
電子部品176や端子178に付着する恐れがある。
【0005】これを改善するため、電子部品や端子を内
箱内に配置し、この内箱の外周部をエレクトロボックス
の内部に流入した冷却風により冷却することで、埃、水
等が内箱内に収められた電子部品や端子に付着するのを
防止する電子部品の冷却構造が本出願人によって既に出
願(特願平8−17373号、未公開)されている。
【0006】しかしながら、この電子部品の冷却構造に
おいても、吸気口及び排気口の配設位置、発熱し易い電
子部品の配設位置等の違いによって、冷却したい部位
に、効果的に冷却風が供給されない場合があり、十分な
冷却効果を得に難いことがある。
【0007】本発明は、上記事実を考慮し、冷却したい
部位に、効果的に冷却風を供給できる電子部品の冷却構
造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、電子部品の周囲に設けられた風路の流入口から流出
口へ冷却風を流通させる電子部品の冷却構造であって、
前記風路内に配設され、前記風路内の一部を遮蔽するこ
とで前記風路内の所定の部位への風量を制御する風量制
御手段を備えたことを特徴としている。
【0009】従って、風路内に配設された風量制御手段
により、風路内の一部を遮蔽することで、風路内の各部
位での風量比が変化する。この結果、風路内の所定の部
位への風量を多くでき、冷却したい部位に、効果的に冷
却風を供給できる。
【0010】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
電子部品の冷却構造において、前記風路が、前記電子部
品を収納する第1の収納部と、該第1の収納部自身が収
納される第2の収納部と、により構成されることを特徴
としている。
【0011】従って、冷却風に埃、水等が含まれている
場合にも、これらの埃、水等が第2の収納部内に収めら
れた電子部品に付着することがない。
【0012】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
電子部品の冷却構造において、前記風量制御手段が、前
記第1の収納部における前記風路の流入口と流出口との
うちのいずれか一方の近傍に設けられたことを特徴とし
ている。
【0013】従って、空気流が集中する第1の収納部に
おける風路の流入口と流出口とのうちのいずれか一方の
近傍で風量を制御するため、効率良く風量を制御でき
る。
【0014】請求項4記載の本発明は、請求項1、2、
3のいづれかに記載の電子部品の冷却構造において、前
記風量制御手段の取付け位置を可変としたことを特徴と
している。
【0015】従って、最も効果的に冷却風を所定の部位
に供給できる位置に、風量制御手段の取付け位置を容易
に変更できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の電子部品の冷却構造の第
1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0017】なお、各図において、車両前方を矢印FR
で、車両上方を矢印UPで、車幅方向内方を矢印INで
それぞれ示す。
【0018】図5及び図6に示される如く、本第1実施
形態の電子部品の冷却構造では、エレクトロボックス1
0が、車両12のエンジンルーム14内に搭載されてお
り、エレクトロボックス10に一方の端部が連結された
吸気ダクト16の他方の端部が、フロントバンパ18の
車幅方向外側下部近傍に達しており、フロントバンパ1
8の下部を流れる外気をエレクトロボックス10内に導
くようになっている。なお、吸気ダクト16の端部配設
位置は、図4及び図5に示される位置に限定されず他の
位置でも良い。
【0019】図4に示される如く、エレクトロボックス
10はエンジン20の側方に配設されている。エレクト
ロボックス10に連結された排気ダクト22は、ラジエ
ータ24の冷却ファン24Aの前側近傍に達しており、
冷却ファン24Aの前側近傍の負圧を利用して、エレク
トロボックス10内の冷却風を排気ダクト22を通して
強制的に排気するようになっている。
【0020】図1に示される如く、エレクトロボックス
10の本体26は、上方が開口された外箱部28と、第
2の収納部としての内箱部30とを有する2重構造とな
っている。内箱部30の底部30Aは外箱部28の底部
28Aより深くなっており、外箱部28の底部28Aに
穿設された貫通孔32には、ワイヤハーネスグロメット
34を介して、ワイヤハーネス36が貫通している。
【0021】図3に示される如く、外箱部28の後側壁
部28Bにも貫通孔(図示省略)が穿設されており、こ
の貫通孔にもワイヤハーネスグロメット35を介して、
ワイヤハーネス37が貫通している。これらのワイヤハ
ーネス36、37は、リレー等の電気部品38、40を
介してワイヤハーネス42に接続されており、このワイ
ヤハーネス42は電子制御回路44の上面部に配設され
たコネクタ46に接続されている。
【0022】電子制御回路44は、本体26の内箱部3
0内に収納された第1の収納部としての通風箱48内に
収められており、通風箱48は上方が開口されている。
通風箱48の開口部近傍の外周には、外側へ向けてフラ
ンジ部48Aが形成されており、このフランジ部48A
の下面側には、フランジ部48Aに沿って外周を一周す
る溝50が形成されている。この溝50内には、シール
パッキン52が嵌合されている。
【0023】図1に示される如く、通風箱48のフラン
ジ部48Aに形成された溝50には、本体26の内箱部
30の上端縁部30Bが挿入されている。また、通風箱
48の底部48Bは、内箱部30の底部30Aに形成さ
れた位置決め凸部31、33に保持されており、この状
態で内箱部30の上端縁部30Bと溝50との間は、シ
ールパッキン52で密閉されている。従って、内箱部3
0と通風箱48とによって、通風箱48の側壁部に沿っ
て風路54が形成されている。
【0024】なお、内箱部30の底部30Aに形成され
た位置決め凸部31、33の各形状は、図1に示される
形状に限定されず、他の形状でも良い。
【0025】内箱部30の車幅方向外側壁部30Cの前
方下部には、流入口としての冷却風取入口56が突出形
成されており、この冷却風取入口56に吸気ダクト16
が接続されている。また、内箱部30の車幅方向内側壁
部30Dの前方上部には、流出口としての冷却風取出口
58が突出形成されており、この冷却風取出口58に排
気ダクト22が接続されている。従って、冷却風取入口
56から風路54内に流れ込んだ冷却風(図1の矢印)
は、風路54に沿って流れ冷却風取出口58から排気さ
れるようになっている。
【0026】外箱部28の開口部は、蓋60で閉塞され
ている。蓋60は開口部を下方へ向けた皿状とされてお
り、開口縁部60Aには、開口部に沿って一周する溝6
2が形成されている。この溝62内には、シールパッキ
ン64が嵌合されている。また、溝62には、本体26
の外箱部28の上端縁部28Cが挿入されており、外箱
部28の上端縁部28Cと溝62との間は、シールパッ
キン64で密閉されている。従って、エンジンルーム1
4内の外気、及び風路54内を流れる冷却風が、蓋60
と外箱部28と内箱部30と通風箱48とで形成される
通風箱48内を含む電子部品収納部66内に流れ込まな
いようになっている。
【0027】図2に示される如く、通風箱48の外周部
には、風量制御手段としての導風板67が上下方向に沿
って配設されている。導風板67の取付部67Aは、通
風箱48の外周部に接着、ビス止め等によって固定され
ており、取付部67Aから立設された導風部67Bの先
端部が、内箱部30の車幅方向内側壁部30Dに形成さ
れた冷却風取出口58に対向している。また、導風部6
7Bの位置は、冷却風取出口58の開口部の面積を所定
の比S1:S2に分割する位置に設定されており、導風
部67Bをこの位置に設定することによって、図2の右
側(車両後側)の風路54Aを流れる冷却風(図2の矢
印W1)と、図2の左側(車両前側)の風路54Bを流
れる冷却風(図2の矢印W2)との風量比が制御され、
例えば、パワートランジスタ等の発熱量が大きい素子6
9がある側の風路54Aの風量を多くするようになって
いる。
【0028】次に、本第1実施形態の作用を説明する。
本第1実施形態の電子部品の冷却構造では、フロントバ
ンパ18の下部を流れる外気を吸気ダクト16により、
エレクトロボックス10内に導くと共に、ラジエータ2
4の冷却ファン24Aの前側近傍の負圧を利用して、エ
レクトロボックス10内の冷却風を排気ダクト22を通
して強制的に排気する。
【0029】冷却風取入口56から風路54内に流れ込
んだ冷却風は、図1に矢印で示される如く、通風箱48
の側壁部に沿って形成された風路54内を流れ冷却風取
出口58から排気される。
【0030】この時、図2に示される如く、通風箱48
の外周部に形成された導風板67の取付位置が冷却風取
出口58の開口部の面積を所定の比S1:S2に分割す
る位置に設定されているため、図2の右側の風路54A
を流れる冷却風(図2の矢印W1)と、図2の左側の風
路54Bを流れる冷却風(図2の矢印W2)との風量比
が制御され、例えば、パワートランジスタ等の発熱量が
大きい素子69がある風路54A側の風量を多くする。
この結果、通風箱48の冷却したい部位に、効果的に冷
却風を供給できるので、通風箱48内に搭載した電子制
御回路44を効率良く冷却することができる。
【0031】また、本第1実施形態の電子部品の冷却構
造では、シールパッキン52、64によって、エンジン
ルーム14内の外気、及び風路54内を流れる冷却風
が、蓋60と外箱部28と内箱部30と通風箱48とで
形成される通風箱48内を含む電子部品収納部66内に
流れ込まない構成としたため、外気及び冷却風に含まれ
る埃、水等がエレクトロボックス10内に収められた電
子制御回路44や電気部品38、40に付着するのを防
止できる。
【0032】次に、本発明の電子部品の冷却構造の第2
実施形態を図6及び図7に従って説明する。
【0033】なお、第1実施形態と同一部材に付いては
同一符号を付してその説明を省略する。
【0034】図6に示される如く、本第2実施形態で
は、導風板67の取付部67Aが、通風箱48の外周部
に形成されたガイドレール70に上方から下方(図6の
矢印A方向)へ向けて挿入されており、抜き差し可能と
なっている。ガイドレール70は、通風箱48の外周方
向に沿って所定の間隔で複数形成されており、導風板6
7を挿入するガイドレール70を変えることによって、
図7に示される如く、右側の風路54Aを流れる冷却風
(図7の矢印W1)と、左側の風路54Bを流れる冷却
風(図7の矢印W2)との風量比が変化するようになっ
ている。
【0035】次に、本第2実施形態の作用を説明する。
本第2実施形態では、導風板67を挿入するガイドレー
ル70を変えることによって、図7の右側の風路54A
を流れる冷却風(図7の矢印W1)と、図7の左側の風
路54Bを流れる冷却風(図7の矢印W2)との風量比
が変化する。従って、電子制御回路44において、図7
の右側の部位44Aにパワートランジスタ等の発熱量が
大きい素子69がある場合には、図7に実線で示される
如く、導風板67を最も左側のガイドレール70に挿入
する。
【0036】一方、電子制御回路44において、図7の
左側の部位44Bにパワートランジスタ等の発熱量が大
きい素子がある場合には、図7に二点鎖線で示される如
く、導風板67を最も右側のガイドレール70に挿入す
る。この結果、通風箱48の冷却したい部位、即ち、パ
ワートランジスタ等の発熱量が大きい素子69がある部
位に、効果的に冷却風を供給できる。なお、導風板67
を中央のガイドレール70に挿入すると、図7の右側の
風路54Aを流れる冷却風(図7の矢印W1)と、図7
の左側の風路54Bを流れる冷却風(図7の矢印W2)
との風量比が等しくなる。
【0037】従って、本第2実施形態では、最も効果的
に冷却風を所定の部位に供給できる位置に、導風板67
の取付け位置を容易に変更できる。
【0038】次に、本発明の電子部品の冷却構造の第3
実施形態を図8〜図11に従って説明する。
【0039】なお、第1実施形態と同一部材に付いては
同一符号を付してその説明を省略する。
【0040】図8に示される如く、本第3実施形態で
は、導風板67が、上下方向(長手方向)に沿って複数
(本第3実施形態では3枚)の導風板72、74、76
に分割されており、これらの導風板72、74、76の
配設位置がそれぞれ独自に設定されている。
【0041】次に、本第3実施形態の作用を説明する。
本第3実施形態では、各導風板72、74、76の配設
位置を変えることによって、例えば、通風箱48の上部
においては、図9の右側の風路54Aを流れる冷却風
(図9の矢印W1)を、図9の左側の風路54Bを流れ
る冷却風(図9の矢印W2)より大きく、通風箱48の
下部においては、図10の右側の風路54Aを流れる冷
却風(図10の矢印W1)を、図10の左側の風路54
Bを流れる冷却風(図10の矢印W2)より小さく、且
つ、通風箱48の中間部においては、図11の右側の風
路54Aを流れる冷却風(図11の矢印W1)と、図1
1の左側の風路54Bを流れる冷却風(図11の矢印W
2)とを等しくする。
【0042】従って、電子制御回路44において、上部
では図9の右側の部位44Aにパワートランジスタ等の
発熱量が大きい素子69があり、下部では図10の左側
の部位44Bにパワートランジスタ等の発熱量が大きい
素子69がある場合においても、通風箱48の冷却した
い部位、即ち、上部では電子制御回路44の部位44
A、下部では電子制御回路44の部位44Bに対応した
通風箱48の各部位に、効果的に冷却風を供給できるの
で、通風箱48内に搭載した電子制御回路44を効率良
く冷却することができる。
【0043】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、前記各実施形態では、風量制御手段とし
て導風板67を使用したが、導風板67に代えて、通風
箱48に一体成形された凸部、フィン等の他の風量制御
手段を使用しても良い。
【0044】また、前記各実施形態では、導風板67
を、通風箱48の外周部における冷却風取出口58に対
向する部位に配設したが、導風板67の配設位置は、通
風箱48の外周部における冷却風取入口56に対向する
部位に配設しても良い。また、導風板67の配設位置
は、冷却風取出口58または冷却風取入口56に対向し
ない位置でも良く、導風板67を内箱部30の内壁部に
配設しても良い。また、導風板67を内箱部30の内壁
部に配設することによって、通風箱48を使用せず、内
箱部30内に電子制御回路44を直接配設したタイプの
構造にも本発明は適用可能である。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、電子部品の周
囲に設けられた風路の流入口から流出口へ冷却風を流通
させる電子部品の冷却構造であって、風路内に配設さ
れ、風路内の一部を遮蔽することで風路内の所定の部位
への風量を制御する風量制御手段を備えたため、冷却し
たい部位に、効果的に冷却風を供給できるという優れた
効果を有する。
【0046】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
電子部品の冷却構造において、風路が、電子部品を収納
する第1の収納部と、第1の収納部自身が収納される第
2の収納部と、により構成されるため、請求項1記載の
効果に加えて、冷却風に埃、水等が含まれている場合に
も、これらの埃、水等が第2の収納部内に収められた電
子部品に付着することがないという優れた効果を有す
る。
【0047】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
電子部品の冷却構造において、風量制御手段が、第1の
収納部における風路の流入口と流出口とのうちのいずれ
か一方の近傍に設けられたため、請求項2記載の効果に
加えて、効率良く風量を制御できるという優れた効果を
有する。
【0048】請求項4記載の本発明は、請求項1、2、
3のいづれかに記載の電子部品の冷却構造において、風
量制御手段の取付け位置を可変としたため、請求項1、
2、3のいづれかに記載の効果に加えて、風量制御手段
の取付け位置を容易に変更できるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電子部品の冷却構
造を示す車両後方から見た断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る電子部品の冷却構
造を示す車両斜め後方外側から見た分解斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る電子部品の冷却構
造が適用された車両のエンジンルームを示す概略平面図
である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る電子部品の冷却構
造が適用された車両のエンジンルームを示す概略側面図
である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る電子部品の冷却構
造の要部を示す車両斜め前方内側から見た斜視図であ
る。
【図7】本発明の第2実施形態に係る電子部品の冷却構
造を示す図2に対応する断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る電子部品の冷却構
造の要部を示す車両斜め前方内側から見た斜視図であ
る。
【図9】図8の9−9線における図2に対応する断面図
である。
【図10】図8の10−10線における図2に対応する
断面図である。
【図11】図8の11−11線における図2に対応する
断面図である。
【図12】従来の実施形態に係る電子部品の冷却構造を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 エレクトロボックス 16 吸気ダクト 22 排気ダクト 26 本体 28 外箱部 30 内箱部(第2の収納部) 44 電子制御回路 48 通風箱(第1の収納部) 54 風路 56 冷却風取入口(流入口) 58 冷却風取出口(流出口) 67 導風板(風量制御手段) 70 ガイドレール 72 導風板(風量制御手段) 74 導風板(風量制御手段) 76 導風板(風量制御手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の周囲に設けられた風路の流入
    口から流出口へ冷却風を流通させる電子部品の冷却構造
    であって、 前記風路内に配設され、前記風路内の一部を遮蔽するこ
    とで前記風路内の所定の部位への風量を制御する風量制
    御手段を備えたことを特徴とする電子部品の冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記風路が、前記電子部品を収納する第
    1の収納部と、 該第1の収納部自身が収納される第2の収納部と、 により構成されることを特徴とする請求項1記載の電子
    部品の冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記風量制御手段が、前記第1の収納部
    における前記風路の流入口と流出口とのうちのいずれか
    一方の近傍に設けられたことを特徴とする請求項2記載
    の電子部品の冷却構造。
  4. 【請求項4】 前記風量制御手段の取付け位置を可変と
    したことを特徴とする請求項1、2、3のいづれかに記
    載の電子部品の冷却構造。
JP9145564A 1997-06-03 1997-06-03 電子部品の冷却構造 Pending JPH10329624A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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