JPS6115930Y2 - - Google Patents

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JPS6115930Y2
JPS6115930Y2 JP13360780U JP13360780U JPS6115930Y2 JP S6115930 Y2 JPS6115930 Y2 JP S6115930Y2 JP 13360780 U JP13360780 U JP 13360780U JP 13360780 U JP13360780 U JP 13360780U JP S6115930 Y2 JPS6115930 Y2 JP S6115930Y2
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JP
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cylindrical
cylindrical member
filter
tubular member
opening
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JP13360780U
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JPS5758426U (ja
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  • Compressor (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は消音機能を有する防塵用フイルタ、 例えば空気圧縮機等の空気吸込側に設けられる
フイルタに関する。
空気圧縮機等の空気吸込側には一般に防塵用フ
イルタが設けられ、清浄化された空気が空気圧縮
機等に供給される。ところで、空気圧縮機は吸込
弁及び吐出弁等を有し、その作動においては、多
くの音を発する。この音は、空気吸込側からも外
部に発せられる結果、騒音として作業環境を著し
く低下せしめる。しかるに、従来提案されている
消音器付フイルタは、それ程十分な消音効果を有
せず、必ずしも満足し得るものではない。
本考案は前記諸点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、十分な消音効果が得ら
れる吸込フイルタを提供するところにある。
本考案によれば前記目的は、両端面が閉塞され
た円筒状部材と、この円筒状部材内部に設けら
れ、一端が、円筒状部材外部に連通する排出口を
形成すべく、前記閉塞された一方の端面を貫通し
て配置されており、他端が、前記閉塞された他方
の端面に配置されかつ閉塞された管状部材と、前
記他方の端面に形成され、前記管状部材の他端の
外側周囲に配置された開口と、この開口に対面し
て前記管状部材の他端の外側周囲に配置された平
板状のフイルタ部材と、円筒状部材内部を、前記
一方の端面により閉塞された第1の室と前記開口
を介して開放された第2の室とに画成すべく、円
筒状部材内に設けられた隔壁と、前記第1及び第
2の室と、前記管状部材内部とを連通すべく前記
管状部材に設けられた貫通孔と、前記管状部材の
前記排出口の開口方向と同方向に開口した吸込口
を形成すべく前記円筒状部材との間に間〓を有し
て前記円筒状部材を囲繞している有底円筒状カバ
ーと、前記円筒状部材の前記他方の端面と前記有
底円筒状カバーとの間に配置された円筒状のフイ
ルタ部材とからなる消音形吸込フイルタによつて
達成される。
次に本考案を、図面に示す好ましい具体例に基
づいて説明する。
図において、有底の円筒状部材1aからなるフ
イルタ本体1は内部に第1の室としての消音室2
と第2の室3を形成しており、室3には、隔壁と
しての、カツプ状支持部材4に支持されて平板状
のフイルタ部材5が設けられている。フイルタ部
材5は受板6及び7に挾さまれて支持部材4に装
着されている。部材1aの底板8及び支持部材4
を貫通して設けられた管状部材としての管9に
は、管9内部と消音室2とを連通する貫通孔とし
てのスロツト10及び管9内部と室3とを連通す
る貫通孔11が夫々穿設されており、管9の一端
にはブツシユ12が嵌装、螺着されている。管9
の他端は本体1の排出口13として形成されてお
り、排出口13から例えば空気圧縮機に清浄化さ
れた空気が供給される。室3においてフイルタ部
材5の外側に取り付けられた受板14はこの受板
14と有底円筒状カバー15との間に配置された
円筒状の防塵フイルタ16を保持している。受板
14は中央に開口としての貫通孔17を有してい
る。ブツシユ12に螺着されたボルト18はカバ
ー15を本体1に取り付けるべく、カバー15の
底部19を貫通して外部に突出しており、突出端
にはちようナツト20が螺着されている。有底円
筒状カバー15は本体1の部材1aに対して間〓
を有して本体1を囲繞して設けられており、部材
1aとの間に吸込口を形成するカバー15の開口
端21はほぼ部材1aの底板8近傍に位置してい
る。即ち、開口端21は本体1の排出口13近傍
に位置しており、カバー15の底部19は、ボル
ト18及びナツト20により本体1の貫通孔17
側に取り付けられているので、吸込口の開口方向
と排出口13の開口方向とは同方向に開口してい
る。
このように構成された消音形吸込フイルタ30
では、排出口13側の管9の一方の端部が空気圧
縮機の吸込口に取り付けられる。空気圧縮機の作
動により、外部の空気は矢印で示すように順次吸
入され、フイルタ16及び5により清浄化され空
気圧縮機に供給される。一方、空気圧縮機で発生
される音は共鳴室として形成された消音室2によ
り消音される。更に、フイルタ30では、カバー
15がほぼ完全に本体1を囲繞しているため、消
音室2を介して外部に漏出する音をほぼ完全に阻
止し得る。
前記の如く、本考案によれば、カバーの開口端
を排出口近傍に位置せしめて実質的にフイルタ本
体の消音室をカバーにより囲繞するため、空気圧
縮機からの音の漏出を効果的に防止し得、同時に
吸込空気を清浄化し得る。
また、本考案になる消音形吸込フイルタでは、
前述の如く、排出口の開口方向と吸込口の開口方
向とが同一方向に開口しているが故に、例えば排
出口を空気圧縮機の吸込口に取り付けた場合、当
該空気圧縮機からの音を一方向、換言すれば当該
空気圧縮機の方向に向つてのみ漏出し得、他の方
向への漏出をほぼなくし得る結果、空気圧縮機周
囲における騒音を極めて低くし得、作業環境を良
好にし得る。加えて、本考案の消音形吸込フイル
タによれば、平板状のフイルタ部材が前述のとお
り円筒状フイルタ本体の開口側の入口に設けられ
ているため、円筒状部材と有底円筒状カバーとの
間に設けられた円筒状のフイルタ部材との協働に
よつて確実なフイルタ効果を発揮し得る上に、更
に、それが平板状であるが故にそれ程大型となら
ず、極めて小型のものを提供し得る。因みに、一
般にフイルタでは大型になり長さが長くなると吸
込側の方が汚れやすくなるが、本考案の消音形吸
込フイルタでは、この不都合をも好ましく解消し
得る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による好ましい一具体例の断面図で
ある。 1……フイルタ本体、2……消音室、3……
室、5……フイルタ部材、13……排出口、15
……カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端面が閉塞された円筒状部材と、この円筒状
    部材内部に設けられ、一端が、円筒状部材外部に
    連通する排出口を形成すべく、前記閉塞された一
    方の端面を貫通して配置されており、他端が、前
    記閉塞された他方の端面に配置されかつ閉塞され
    た管状部材と、前記他方の端面に形成され、前記
    管状部材の他端の外側周囲に配置された開口と、
    この開口に対面して前記管状部材の他端の外側周
    囲に配置された平板状のフイルタ部材と、円筒状
    部材内部を、前記一方の端面により閉塞された第
    1の室と前記開口を介して開放された第2の室と
    に画成すべく、円筒状部材内に設けられた隔壁
    と、前記第1及び第2の室と前記管状部材内部と
    を連通すべく前記管状部材に設けられた貫通孔
    と、前記管状部材の前記排出口の開口方向と同方
    向に開口した吸込口を形成すべく前記円筒状部材
    との間間に間〓を有して前記円筒状部材を囲繞し
    ている有底円筒状カバーと、前記円筒状部材の前
    記他方の端面と前記有底円筒状カバーとの間に配
    置された円筒状のフイルタ部材とからなる消音形
    吸込フイルタ。
JP13360780U 1980-09-19 1980-09-19 Expired JPS6115930Y2 (ja)

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JP13360780U JPS6115930Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19

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JP13360780U JPS6115930Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19

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Publication Number Publication Date
JPS5758426U JPS5758426U (ja) 1982-04-06
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JP13360780U Expired JPS6115930Y2 (ja) 1980-09-19 1980-09-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629639B2 (ja) * 1988-02-25 1994-04-20 丸五ゴム工業株式会社 液封型弾性のブッシュのストッパー装置

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Publication number Publication date
JPS5758426U (ja) 1982-04-06

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