JPS5843662Y2 - エンジン用エアクリ−ナ - Google Patents
エンジン用エアクリ−ナInfo
- Publication number
- JPS5843662Y2 JPS5843662Y2 JP1977138076U JP13807677U JPS5843662Y2 JP S5843662 Y2 JPS5843662 Y2 JP S5843662Y2 JP 1977138076 U JP1977138076 U JP 1977138076U JP 13807677 U JP13807677 U JP 13807677U JP S5843662 Y2 JPS5843662 Y2 JP S5843662Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- intake port
- air intake
- air cleaner
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、汎用エンジンに用いられるエアクリーナの改
良に関するものである。
良に関するものである。
エンジンのエアクリーナは、取り入れた外気を吸気通路
に導く際にその外気を清浄化するものであるが、この種
のエアクリーナは一般に、吸気通路に生じる騒音(吸気
音)が外部に伝播しないよう吸気サイレンサーの機能を
もたせている。
に導く際にその外気を清浄化するものであるが、この種
のエアクリーナは一般に、吸気通路に生じる騒音(吸気
音)が外部に伝播しないよう吸気サイレンサーの機能を
もたせている。
エアクリーナにこのような遮音機能をもたせるため、従
来は、エアクリーナ本体から長い吸入パイプを突出させ
てその先端より外気を吸入するようにしたり、また、エ
アクリーナのフィルタエレメントの周囲に隔壁を設け、
その隔壁によって1騒音を遮るようにしており、この種
の先行技術例としては、実開昭52−79413号公報
、実公昭46−22312号公報に記載されたものがあ
るが、前者は空気吸入口に対向してフィルタエレメント
の外周にほぼ半円形の仕切板を設けたものであり、後者
は、フィルタエレメントとエアクリーナ本体の内壁との
間の中間に、該エレメントをほぼ全周にわたり包囲する
仕切板を設けたものであるが、これらは、なお消音効果
が充分でないという欠点があった。
来は、エアクリーナ本体から長い吸入パイプを突出させ
てその先端より外気を吸入するようにしたり、また、エ
アクリーナのフィルタエレメントの周囲に隔壁を設け、
その隔壁によって1騒音を遮るようにしており、この種
の先行技術例としては、実開昭52−79413号公報
、実公昭46−22312号公報に記載されたものがあ
るが、前者は空気吸入口に対向してフィルタエレメント
の外周にほぼ半円形の仕切板を設けたものであり、後者
は、フィルタエレメントとエアクリーナ本体の内壁との
間の中間に、該エレメントをほぼ全周にわたり包囲する
仕切板を設けたものであるが、これらは、なお消音効果
が充分でないという欠点があった。
このような事情に鑑み、本考案は、従来のエアクリーナ
における上述のような欠点をなくし、軽量かつコンパク
トで、しかも遮音性の高いエアクリーナを提供すること
を目的とするものである。
における上述のような欠点をなくし、軽量かつコンパク
トで、しかも遮音性の高いエアクリーナを提供すること
を目的とするものである。
この目的を達するため、本考案によるエアクリーナは、
そのケース本体の一側に空気吸入口を設け、また本体の
中央部付近にフィルタエレメントで囲まれた空気流出口
を設けるとともに、このケース本体の内部を、仕切板に
より空気吸入口が開口する側と、フィルタエレメントを
収容する側の2つの空間に仕切り、かつこの雨空間が、
空気吸入口に遠い側でのみ連通するように上記仕切板の
一端部に連通路を形成し、しかも、空気吸入口には、こ
れが開口する側の空間内に突出するゴムパイプを取付け
て成るものである。
そのケース本体の一側に空気吸入口を設け、また本体の
中央部付近にフィルタエレメントで囲まれた空気流出口
を設けるとともに、このケース本体の内部を、仕切板に
より空気吸入口が開口する側と、フィルタエレメントを
収容する側の2つの空間に仕切り、かつこの雨空間が、
空気吸入口に遠い側でのみ連通するように上記仕切板の
一端部に連通路を形成し、しかも、空気吸入口には、こ
れが開口する側の空間内に突出するゴムパイプを取付け
て成るものである。
このように構成することによって、空気吸入口が開口す
る側の通路としての空間において音の伝播を軽減すると
共に、仕切板が遮音板としての機能を果すようにし、し
かも、上記ゴムパイプによりさらに消音するようにして
、遮音性の高いエアクリーナを提供することができる。
る側の通路としての空間において音の伝播を軽減すると
共に、仕切板が遮音板としての機能を果すようにし、し
かも、上記ゴムパイプによりさらに消音するようにして
、遮音性の高いエアクリーナを提供することができる。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体的に説明
する。
する。
図において、1はエアクリーナ本体で、はぼ長方形をな
した底板2と、これに係止具3で着脱可能に取付けられ
た箱形のカバー4とよりなり、この両者でエアクリーナ
ケースが構成されている。
した底板2と、これに係止具3で着脱可能に取付けられ
た箱形のカバー4とよりなり、この両者でエアクリーナ
ケースが構成されている。
上記底板2には、その一側に片寄って複数個の空気吸入
口5が設けられ、これより外気がエアクリーナ本体1内
に取入れられるようになっている。
口5が設けられ、これより外気がエアクリーナ本体1内
に取入れられるようになっている。
なおこの空気吸入口5には、本体1内においてゴムバイ
ブロが取付けられている。
ブロが取付けられている。
また底板2の中央部付近には空気流出ロアが開口してあ
り、この空気流出ロアはガスケット8等を介して気化器
(図示省略)の吸気通路に連設されるもので、上記底板
2には、その空気流出ロアを取り囲むようにして円部状
のフィルタエレメント9が取付けられている。
り、この空気流出ロアはガスケット8等を介して気化器
(図示省略)の吸気通路に連設されるもので、上記底板
2には、その空気流出ロアを取り囲むようにして円部状
のフィルタエレメント9が取付けられている。
このフィルタエレメント9は、上面がカバー4の内面に
密接するたけの高さを有しており、エレメント9を通過
した空気だけが空気流出ロアに導かれるようになってい
る。
密接するたけの高さを有しており、エレメント9を通過
した空気だけが空気流出ロアに導かれるようになってい
る。
カバー4の内側には、底板2に係止したとき、その端縁
が底板2の面に接する仕切板10が設けられている。
が底板2の面に接する仕切板10が設けられている。
この仕切板10は、空気吸入口5とフィルタエレメント
9との間に位置するように配置され、しかも空気吸入口
5の近くではその一端11がカバー4の側壁に接続され
ているが、空気吸入口5より遠ざかるにつれてフィルタ
エレメント9を取り囲むように彎曲し、その他端12は
カバー4の側壁から離間して、その間に連通路13を形
成するようにしている。
9との間に位置するように配置され、しかも空気吸入口
5の近くではその一端11がカバー4の側壁に接続され
ているが、空気吸入口5より遠ざかるにつれてフィルタ
エレメント9を取り囲むように彎曲し、その他端12は
カバー4の側壁から離間して、その間に連通路13を形
成するようにしている。
しかしてエアクリーナ本体1は仕切板10によって、空
気吸入口5が開口する側の空間14と、フィルタエレメ
ント9を収容する側の空間15との2つの空間に区画さ
れることになり、これらの雨空間14,15は、空気吸
入口5から遠い側の端部に形成された連通路13を介し
て連通ずることになる。
気吸入口5が開口する側の空間14と、フィルタエレメ
ント9を収容する側の空間15との2つの空間に区画さ
れることになり、これらの雨空間14,15は、空気吸
入口5から遠い側の端部に形成された連通路13を介し
て連通ずることになる。
このような構成では、空気吸入口5を通して取り入れら
れた空気は、はぼ1字状に彎曲する空間14に沿って流
れて連通路13から空間15内に導入され、フィルタエ
レメント9を通して空気流出ロアからエンジンの吸気通
路に導かれる。
れた空気は、はぼ1字状に彎曲する空間14に沿って流
れて連通路13から空間15内に導入され、フィルタエ
レメント9を通して空気流出ロアからエンジンの吸気通
路に導かれる。
この吸気過程において、エンジンの吸気通路に設ンナら
れる気化器により生じた吸気騒音はこれを反対方向に伝
播するが、空気流出ロアよりフィルタエレメント9を通
して9間15内に伝わる音は、フィルタエレメント9を
取り囲む仕切板10により遮ぎられて空間14の方には
殆んど伝わらないようになる。
れる気化器により生じた吸気騒音はこれを反対方向に伝
播するが、空気流出ロアよりフィルタエレメント9を通
して9間15内に伝わる音は、フィルタエレメント9を
取り囲む仕切板10により遮ぎられて空間14の方には
殆んど伝わらないようになる。
また空間15から連通路13を通して伝播する音は、彎
曲する通路としての空間14を伝わる間に、そのエネル
ギーが吸収される。
曲する通路としての空間14を伝わる間に、そのエネル
ギーが吸収される。
さらに空気吸入口5にはゴムバイブロが取付けられてい
るので空間14に伝播する音は、さらにゴムパイプ16
に衝突したり、これにより方向を変えられることなどに
より一段と吸収され、かくして空気吸入口5から外部に
出る音は殆んどなくなる。
るので空間14に伝播する音は、さらにゴムパイプ16
に衝突したり、これにより方向を変えられることなどに
より一段と吸収され、かくして空気吸入口5から外部に
出る音は殆んどなくなる。
さらに、空間14の長手方向に沿って複数個の小径の空
気吸入口5を設けることにより吸入空気量を充分確保す
るので、底板2の面積を小さくしひいてはエアフィルり
本体を軽量でコンパクトのものとすることができる。
気吸入口5を設けることにより吸入空気量を充分確保す
るので、底板2の面積を小さくしひいてはエアフィルり
本体を軽量でコンパクトのものとすることができる。
このように、本考案によるエアクリーナは、その本体内
部に、これを−訓に位置する空気吸入口が開口する(I
llとフィルタエレメントを収容する側の2つの空間に
仕切る仕切板を配置し、かつ、この2つの空間を、空気
吸入口に遠い側の端部でのみ連通ずるように仕切板の一
端部に連通路を開口し、しかも、空気吸入口には、これ
が開口する側の上記空気内に突出するゴムパイプを取付
けたので、上記のように遮音性および音の吸収性のよい
エアクリーナを提供することができる。
部に、これを−訓に位置する空気吸入口が開口する(I
llとフィルタエレメントを収容する側の2つの空間に
仕切る仕切板を配置し、かつ、この2つの空間を、空気
吸入口に遠い側の端部でのみ連通ずるように仕切板の一
端部に連通路を開口し、しかも、空気吸入口には、これ
が開口する側の上記空気内に突出するゴムパイプを取付
けたので、上記のように遮音性および音の吸収性のよい
エアクリーナを提供することができる。
なお以上の説明では、仕切板10はカバー4に固着する
ものとしたが、これは底板2に固着するようにしてもよ
く、また、フィルタエレメント9の着脱が外部より行え
るようにさえなっていれば。
ものとしたが、これは底板2に固着するようにしてもよ
く、また、フィルタエレメント9の着脱が外部より行え
るようにさえなっていれば。
底板2とカバー4とが一体のものとすることもできる。
図面は本考案によるエアクリーナの一実維例を示すもの
で、第1図は横断平面図、第2図は第1図の■−■線に
沿う縦断面図、第3図は第1図の1−111線に沿う部
分断面図である。 1・・・・・・エアクリーナ本体、2・・・・・・底板
、3・・・・・・係止具、4・・・・・・カバー、5・
・・・・・空気吸入口、6・・・・・・ゴムパイプ、7
・・・・・・空気流出口、8・・・・・・カスケラト、
9・・・・・・フィルタエレメント、10・・・・・・
仕切板、13・・・・・・連通路、14,15・・・・
・・空間。
で、第1図は横断平面図、第2図は第1図の■−■線に
沿う縦断面図、第3図は第1図の1−111線に沿う部
分断面図である。 1・・・・・・エアクリーナ本体、2・・・・・・底板
、3・・・・・・係止具、4・・・・・・カバー、5・
・・・・・空気吸入口、6・・・・・・ゴムパイプ、7
・・・・・・空気流出口、8・・・・・・カスケラト、
9・・・・・・フィルタエレメント、10・・・・・・
仕切板、13・・・・・・連通路、14,15・・・・
・・空間。
Claims (1)
- エアクリーナ本体の一側に空気吸入口を設けるとともに
、該本体の中央部付近にフィルタエレメントで囲まれた
空気流出口を設け、このエアクリーナ本体内部に、これ
を、前記空気吸入口が開口する側と前記フィルタニレ7
メントを収容する側との2つQ)空間に仕切る仕切板を
配置し、かつ、この2つの空間が前記空気吸入口に遠い
側の端部でのみ連通ずるように前記仕切板の一端部に連
通路を開口し、しかも、空気吸入口には、これが開口す
る側の上記空間内に突出するゴムパイプを取付けてなる
エンジン用エアクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977138076U JPS5843662Y2 (ja) | 1977-10-17 | 1977-10-17 | エンジン用エアクリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977138076U JPS5843662Y2 (ja) | 1977-10-17 | 1977-10-17 | エンジン用エアクリ−ナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5464807U JPS5464807U (ja) | 1979-05-08 |
JPS5843662Y2 true JPS5843662Y2 (ja) | 1983-10-03 |
Family
ID=29110891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977138076U Expired JPS5843662Y2 (ja) | 1977-10-17 | 1977-10-17 | エンジン用エアクリ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843662Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6120299Y2 (ja) * | 1980-10-09 | 1986-06-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5279413U (ja) * | 1975-12-10 | 1977-06-14 |
-
1977
- 1977-10-17 JP JP1977138076U patent/JPS5843662Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5464807U (ja) | 1979-05-08 |
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