JPH0754578Y2 - エンジンのマフラ - Google Patents
エンジンのマフラInfo
- Publication number
- JPH0754578Y2 JPH0754578Y2 JP224990U JP224990U JPH0754578Y2 JP H0754578 Y2 JPH0754578 Y2 JP H0754578Y2 JP 224990 U JP224990 U JP 224990U JP 224990 U JP224990 U JP 224990U JP H0754578 Y2 JPH0754578 Y2 JP H0754578Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- expansion chamber
- chamber
- muffler
- tertiary
- communication
- Prior art date
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、エンジンのマフラに関する。
[基本構造] 本考案の前提となるエンジンのマフラの基本構造は、次
のようになっている。
のようになっている。
例えば第1図または第2図に示すように、エンジン1の
マフラ2のケーシング3内で、排気入口4を少なくとも
1次膨張室5及び2次膨張室6を順に介して排気出口7
に連通させ、1次膨張室5の前側部に2次膨張室6を形
成して構成したものである。
マフラ2のケーシング3内で、排気入口4を少なくとも
1次膨張室5及び2次膨張室6を順に介して排気出口7
に連通させ、1次膨張室5の前側部に2次膨張室6を形
成して構成したものである。
[従来の技術] 上記基本構造における第2膨張室は、従来では、直接に
排気出口に連通させていた。
排気出口に連通させていた。
[考案が解決しようとする課題] このため、上記従来技術では、次の問題・がある。
排気入口からマフラ内に流入する排気は、1次膨張
室と2次膨張室を経るのみで、排気出口から放出される
ので、消音性能が低い。
室と2次膨張室を経るのみで、排気出口から放出される
ので、消音性能が低い。
しかし、2次膨張室と排気出口との間に新たな膨張室を
形成する場合には、通常、外形が大型化する。
形成する場合には、通常、外形が大型化する。
2次膨張室と排気出口との間に新たな膨張室を形成
する場合には、通常、新たな連通管の取り付けを必要と
し、構造が複雑となる。
する場合には、通常、新たな連通管の取り付けを必要と
し、構造が複雑となる。
本考案は、外形をコンパクトに維持しながらも排気騒音
の消音性能を高められるようにすること、構造をできる
だけ簡易なままに維持すること、をその課題とする。
の消音性能を高められるようにすること、構造をできる
だけ簡易なままに維持すること、をその課題とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、前記基本構造において、マフラのケーシング
内を次のようにすることを特徴とする。
内を次のようにすることを特徴とする。
例えば第1図または第2図に示すように、2次膨張室6
を少なくとも絞り連通室8、3次膨張室9及び4次膨張
室10を順に介して排気出口7に連通させ、1次膨張室5
の前側で、2次膨張室6の横側部に3次膨張室9を形成
し、1次膨張室5の前側で3次膨張室9の下側部に4次
膨張室10と絞り連通室8とを前後に並べて形成し、絞り
連通室8の横側部の連通室入口11を2次膨張室6の横側
下部に開口するとともに、絞り連通室8の上部の連通室
出口12を3次膨張室9の下部に開口して構成したもので
ある。
を少なくとも絞り連通室8、3次膨張室9及び4次膨張
室10を順に介して排気出口7に連通させ、1次膨張室5
の前側で、2次膨張室6の横側部に3次膨張室9を形成
し、1次膨張室5の前側で3次膨張室9の下側部に4次
膨張室10と絞り連通室8とを前後に並べて形成し、絞り
連通室8の横側部の連通室入口11を2次膨張室6の横側
下部に開口するとともに、絞り連通室8の上部の連通室
出口12を3次膨張室9の下部に開口して構成したもので
ある。
[効果] 本考案は、次の効果・を奏する。
排気入口からマフラ内に流入する排気を、1次膨張
室、2次膨張室、3次膨張室、4次膨張室の順に通過さ
せて大幅に消音させてから排気出口から放出するので、
消音性能が高い。
室、2次膨張室、3次膨張室、4次膨張室の順に通過さ
せて大幅に消音させてから排気出口から放出するので、
消音性能が高い。
しかも、1次膨張室の前側で、2次膨張室、3次膨張
室、4次膨張室、及び絞り連通室を集約的に配置させる
ので、外形をコンパクトなままに維持できる。
室、4次膨張室、及び絞り連通室を集約的に配置させる
ので、外形をコンパクトなままに維持できる。
2次膨張室と3次膨張室とを、4次膨張室を形成し
た際にその後側に形成される絞り連通室で連通させるこ
とができるので、連通管のような新たな部材を必要とせ
ず、その構造を比較的、簡易なままに維持できる。
た際にその後側に形成される絞り連通室で連通させるこ
とができるので、連通管のような新たな部材を必要とせ
ず、その構造を比較的、簡易なままに維持できる。
[実施例] 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は本考案の実施例に係るエンジンのマフ
ラを説明する図で、第1図はマフラの分解斜視図、第2
図(A)はマフラの縦断面正面図、第2図(B)は第2
図(A)のB−B線断面図、第2図(C)は第2図
(A)のC−C線断面図、第2図(D)は第2図(A)
のD−D線断面図、第2図(E)は第2図(A)のE−
E線断面図、第3図はエンジン発電機の縦断面側面図で
ある。
ラを説明する図で、第1図はマフラの分解斜視図、第2
図(A)はマフラの縦断面正面図、第2図(B)は第2
図(A)のB−B線断面図、第2図(C)は第2図
(A)のC−C線断面図、第2図(D)は第2図(A)
のD−D線断面図、第2図(E)は第2図(A)のE−
E線断面図、第3図はエンジン発電機の縦断面側面図で
ある。
第3図において、符号13はエンジン発電機を示してい
る。
る。
このエンジン発電機13は携帯式のもので、ハンドル14を
有するボディ15内で、エンジン1の動力で発電機16を作
動させて発電を行えるようになっている。
有するボディ15内で、エンジン1の動力で発電機16を作
動させて発電を行えるようになっている。
このエンジン発電機13はボディ15内で、エンジン1と発
電機16とを前後に配置し、それらの上方に燃料タンク17
を配置して構成してある。
電機16とを前後に配置し、それらの上方に燃料タンク17
を配置して構成してある。
エンジン1のエアクリーナ18は、エンジン1の前部に気
化器19を介して装着され、マフラ2は発電機16の側部に
配置されている。
化器19を介して装着され、マフラ2は発電機16の側部に
配置されている。
第1図または第2図に示すように、マフラ2のケーシン
グ3内では、排気入口4を少なくとも1次膨張室5及び
2次膨張室6を順に介して排気出口7に連通させ、1次
膨張室5の前側部に2次膨張室6を形成して構成してあ
る。
グ3内では、排気入口4を少なくとも1次膨張室5及び
2次膨張室6を順に介して排気出口7に連通させ、1次
膨張室5の前側部に2次膨張室6を形成して構成してあ
る。
また、2次膨張室6を少なくとも絞り連通路8、3次膨
張室9及び4次膨張室10を順に介して排気出口7に連通
させることにより、排気入口4からマフラ2内に流入す
る排気23を、1次膨張室5、2次膨張室6、3次膨張室
9、4次膨張室10の順に通過させて大幅に消音させてか
ら排気出口7から放出させ、消音性能を高められるよう
にしてある。
張室9及び4次膨張室10を順に介して排気出口7に連通
させることにより、排気入口4からマフラ2内に流入す
る排気23を、1次膨張室5、2次膨張室6、3次膨張室
9、4次膨張室10の順に通過させて大幅に消音させてか
ら排気出口7から放出させ、消音性能を高められるよう
にしてある。
1次膨張室5の前側で、2次膨張室6の横側部に3次膨
張室9を形成し、1次膨張室5の前側で3次膨張室9の
下側部に4次膨張室10と絞り連通室8とを前後に並べて
形成し、絞り連通室8の横側部の連通室入口11を2次膨
張室6の横側下部に開口するとともに、絞り連通室8の
上部の連通室出口12を3次膨張室9の下部に開口して構
成することにより、1次膨張室5の前側で、2次膨張室
6、3次膨張室9、4次膨張室10、及び絞り連通室8を
集約的に配置し、外形をコンパクトなままに維持できる
ようにしてある。
張室9を形成し、1次膨張室5の前側で3次膨張室9の
下側部に4次膨張室10と絞り連通室8とを前後に並べて
形成し、絞り連通室8の横側部の連通室入口11を2次膨
張室6の横側下部に開口するとともに、絞り連通室8の
上部の連通室出口12を3次膨張室9の下部に開口して構
成することにより、1次膨張室5の前側で、2次膨張室
6、3次膨張室9、4次膨張室10、及び絞り連通室8を
集約的に配置し、外形をコンパクトなままに維持できる
ようにしてある。
また、2次膨張室6と3次膨張室9とを、4次膨張室10
を形成した際にその後側に形成される絞り連通室8で連
通させ、連通管のような新たな部材を必要とせず、その
構造を比較的、簡易なままに維持できるようにしてあ
る。
を形成した際にその後側に形成される絞り連通室8で連
通させ、連通管のような新たな部材を必要とせず、その
構造を比較的、簡易なままに維持できるようにしてあ
る。
1次膨張室5はケーシング3の中央部を横断する区画壁
20の後側に、2次膨張室6は区画壁20の前面に付設した
仕切板21の左側に、3次膨張室9は仕切板21の右側に、
4次膨張室は3次膨張室9の下方に配置したカバー状仕
切板22の内部に、絞り連通室8はカバー状仕切板22と区
画壁20との間にそれぞれ形成されている。
20の後側に、2次膨張室6は区画壁20の前面に付設した
仕切板21の左側に、3次膨張室9は仕切板21の右側に、
4次膨張室は3次膨張室9の下方に配置したカバー状仕
切板22の内部に、絞り連通室8はカバー状仕切板22と区
画壁20との間にそれぞれ形成されている。
1次膨張室5と2次膨張室6とは、区画壁20とその前面
に付設した当板24との間に形成された連通路25を介して
連通され、2次膨張室6と3次膨張室9とは、前記の通
り、絞り連通室8を介して連通され、3次膨張室9と4
次膨張室10とは、区画壁20と当板24との間に形成された
吸音室26内を縦通する連通パイプ27を介して連通されて
いる。
に付設した当板24との間に形成された連通路25を介して
連通され、2次膨張室6と3次膨張室9とは、前記の通
り、絞り連通室8を介して連通され、3次膨張室9と4
次膨張室10とは、区画壁20と当板24との間に形成された
吸音室26内を縦通する連通パイプ27を介して連通されて
いる。
4次膨張室10には、網状のフィルタ28が収容され、排気
出口7から排気中のカーボンが排出されないようにして
おり、このフィルタ28は4次膨張室10の前側に配置した
蓋体29の開閉により取り替えられるようにしてある。
出口7から排気中のカーボンが排出されないようにして
おり、このフィルタ28は4次膨張室10の前側に配置した
蓋体29の開閉により取り替えられるようにしてある。
ケーシング3は二重構造となっており、その間隙には吸
音材30が充填されている。
音材30が充填されている。
また、連通パイプ27を縦通させた吸音室26内にも、吸音
材30が充填されている。
材30が充填されている。
第1図〜第3図は本考案の実施例に係るエンジンのマフ
ラを説明する図で、第1図はマフラの分解斜視図、第2
図(A)はマフラの縦断面正面図、第2図(B)は第2
図(A)のB−B線断面図、第2図(C)は第2図
(A)のC−C線断面図、第2図(D)は第2図(A)
のD−D線断面図、第2図(E)は第2図(A)のE−
E線断面図、第3図はエンジン発電機の縦断面側面図で
ある。 1……エンジン、2……マフラ、3……ケーシング、4
……排気入口、5……1次膨張室、6……2次膨張室、
7……排気出口、8……絞り連通室、9……3次膨張
室、10……4次膨張室、11……8の連通室入口、12……
8の連通室出口。
ラを説明する図で、第1図はマフラの分解斜視図、第2
図(A)はマフラの縦断面正面図、第2図(B)は第2
図(A)のB−B線断面図、第2図(C)は第2図
(A)のC−C線断面図、第2図(D)は第2図(A)
のD−D線断面図、第2図(E)は第2図(A)のE−
E線断面図、第3図はエンジン発電機の縦断面側面図で
ある。 1……エンジン、2……マフラ、3……ケーシング、4
……排気入口、5……1次膨張室、6……2次膨張室、
7……排気出口、8……絞り連通室、9……3次膨張
室、10……4次膨張室、11……8の連通室入口、12……
8の連通室出口。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジン1のマフラ2のケーシング3内
で、排気入口4を少なくとも1次膨張室5及び2次膨張
室6を順に介して排気出口7に連通させ、 1次膨張室5の前側部に2次膨張室6を形成して構成し
た、エンジンのマフラにおいて、 2次膨張室6を少なくとも絞り連通室8、3次膨張室9
及び4次膨張室10を順に介して排気出口7に連通させ、 1次膨張室5の前側で、2次膨張室6の横側部に3次膨
張室9を形成し、1次膨張室5の前側で3次膨張室9の
下側部に4次膨張室10と絞り連通室8とを前後に並べて
形成し、 絞り連通室8の横側部の連通室入口11を2次膨張室6の
横側下部に開口するとともに、絞り連通室8の上部の連
通室出口12を3次膨張室9の下部に開口して構成した ことを特徴とするエンジンのマフラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP224990U JPH0754578Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | エンジンのマフラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP224990U JPH0754578Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | エンジンのマフラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392520U JPH0392520U (ja) | 1991-09-20 |
JPH0754578Y2 true JPH0754578Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31506127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP224990U Expired - Fee Related JPH0754578Y2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | エンジンのマフラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754578Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1891337B1 (en) * | 2005-07-07 | 2012-07-11 | EARS Deutschland GmbH & Co. KG | Adaptor for an air compressor and an air compressor |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP224990U patent/JPH0754578Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0392520U (ja) | 1991-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |