JPS6118172Y2 - - Google Patents

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JPS6118172Y2
JPS6118172Y2 JP18931680U JP18931680U JPS6118172Y2 JP S6118172 Y2 JPS6118172 Y2 JP S6118172Y2 JP 18931680 U JP18931680 U JP 18931680U JP 18931680 U JP18931680 U JP 18931680U JP S6118172 Y2 JPS6118172 Y2 JP S6118172Y2
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JP
Japan
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expansion chamber
muffler
exhaust outlet
exhaust
quaternary
Prior art date
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JP18931680U
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JPS57112012U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エンジンのマフラの改良に関し、マ
フラの排気出口を上方に開口させたままで、この
排気出口から侵入した雨水等によつてもマフラ内
部が腐触しないようにすることを目的とする。
従来のエンジンに於いては、マフラの排気出口
は周辺雰囲気に排気を放射しないように上方に開
口を設けていた。しかし、この上方の開口部から
雨水等が侵入する結果、マフラ内部に溜つて腐触
を促進し、マフラの寿命を短くすると共に、内部
にたまつた煤が雨水等と混入して墨のような黒い
水滴となつて排気出口から吹き上げられて周辺を
汚す欠点があつた。
本考案は、上記欠点を一挙に解決するもので、
マフラ内を4個の膨張室に区分けして、排気通路
の全長を長く形成して消音性能を高め、最終の膨
張室の下壁であつて、排気出口の下方位置に水抜
き口を明けて、排気出口より浸入した雨水を直ち
にマフラ外に排出することにより、マフラ内の腐
触を最大限に抑制して、マフラ自身の耐久性を高
めると共に、マフラ内に雨水等が貯留して煤が雨
水等と混入することがあつても、排気出口から墨
のような黒い水滴を吹き上げることもないように
するものである。
以下、図面に従つてその実施例を説明する。
第1図及び第2図は防音型のエンジン発電機を
示す。内部構造は第2図に示すように、強制水冷
縦型デイーゼルエンジン21の後部に3相交流式
回転界磁形同期発電機22が連動連結されてお
り、これがスリールーム式防音ケース23内の機
器室24に防振ゴム25で防振支持されている。
そして、ラジエータフアン26により、外気が上
部吸入口27から吸風室28を経て機器室24を
後方から前方に通り抜け、機器室24を換気冷却
した後、ラジエータ29を冷却し、排風室30を
通り、吐出口31,32から外部に排出される。
又、発電機22の内蔵フアン33により、外気が
下部吸入口34から機器室24の下方を経て、吸
風口35から発電機22内を通風冷却し、排風路
36を通つて外部に排出されるように構成されて
いる。図中、符号10はマフラ、38は燃料タン
ク、39はバツテリ、40は制御装置、41は操
作盤、42は電力取出し用端子装置である。
横置筒形のマフラ10の内部構造は、第3図及
び第4図に示す如く、仕切壁11および隔壁18
を設けて、一側部10aには下方に1次膨張室1
を、上方に3次膨張室3を形成する。他側部10
bには2次膨張室2を設け、中央部10cには、
両側部の膨張室と互いに隣接するように4次膨張
室4を形成する。1次膨張室1と2次膨張室は、
4次膨張室内を貫通する1次連通管5で連通し、
2次膨張室2と3次膨張室3は、同様に4次膨張
室内を貫通する2次連通管6で連通する。
3次膨張室3と4次膨張室4とは仕切壁11の
上部に明けた連絡部7で連通し、4次膨張室4の
上壁4aに排気出口8を明けると共に、その下壁
4bの排気出口8の下方位置には水抜き口9を明
けける。
4次膨張室4内には、排気出口より右方の適宜
位置にマフラの内周に沿つて若干突出した仕切枠
12を設けて、排気出口8より侵入した雨水等が
4次膨張室内にたまることがあつても、この仕切
枠12より右方には侵入しないようにしたもので
ある。そして、水抜き口9から落下した雨水等
は、エンジン発電機内部の仕切板13に設けて傾
斜部14に導かれて、排水孔15から発電機外に
排出される。
マフラ10の一側部10aの端部には、1次膨
張室1と3次膨張室3にわたつて吸音材16が設
けられ、他側部10bの2次膨張室2の端部及び
1次膨張室1の上下周壁にも吸音材16が設けら
れている。その材質としてはグラスウール、岩
綿、コルク層等が適当である。
1次膨張室1には、エンジン21の排気ポート
と直結した排気導出路17の一端が開口してお
り、排気は遂次各膨張室を通つて消音されて排気
出口8より外気に排出される。
一方、第5図に示す如く排気出口8の開口部8
aには、網を取付けるとにより、マフラから煤や
火花状に吹き出されて火事が発生する危険性を防
止することができる。
又、第6図及び第7図に示す如く、マフラ10
からの排気出口8を2要素に分けて、連結筒8b
と排気筒8cとすることもできる。排気筒8cは
開口部が略垂直になるように折曲し、その下端は
連結筒8bに密接して回動自在となす。排気筒8
cの適宜位置には水平方向に拡がる円形のフラン
ジ部8dを設けて、エンジン発電機の防音ケース
23の排気出口周辺のケース枠体との間でボルト
によつて断続的に回動自在とする。斯かる構成を
採れば、雨水等がマフラ内に侵入することがな
く、排気方向を自在に変えることができるととも
に、排気筒8cの係脱が自在であるので取替えが
自由にできる。
更に、上記構成においては、第8図に示す如
く、連結筒8bと排気筒8cの接続部を近接させ
て若干の間隙8dを持たせるようにすると、エン
ジン発電機内を通り抜けている冷却風の一部がこ
の間隙8dを通つて排気筒8cから排出されるこ
とになり、排気ガスの温度を下げる冷却効果とと
もに、排気ガスの濃度を下げる希釈効果をも顕現
させることができる。
以下、本考案のマフラの作用を説明すると、エ
ンジンの排気ポートから排出された排気ガスは先
ず、1次膨張室1に入に、1次連通管5を介して
2次膨張室2に入り、2次連通管6を介して3次
膨張室3に入る。しかる後、仕切壁11の上部に
明けた連絡部7を介してマフラ中央の4次膨張室
4に入つて排気出口8から外気へ抜けていくので
ある。
本考案のマフラは以上の構成及び作用を呈する
ので、次の如き効果を奏する。
(1) 雨水等が、水平に開口した排気出口8からマ
フラ内部に侵入しても、直ちにその下方に位置
する水抜き口9から外へ排出されるので、マフ
ラ内部に雨水等が貯留することがなく、マフラ
の腐触を防いでその耐久性を高めることができ
る。
(2) マフラ内に雨水等が貯留することがないので
内部に附着した煤がこの雨水等に溶けて、墨の
ような黒い液滴となつて排気出口8から吹き出
すことがなく、エンジンの周辺を汚染すること
は全くなくなる。
また、マフラ内に雨水が貯留して、煤が雨水
等と混入することがあつても、雨水が4次膨張
室1全体に広がるのを仕切枠で防いで、上記黒
い液滴が発生するスペースを狭くするととも
に、さらに、3次膨張室から4次膨張室に流れ
込む排気ガスを4次膨張室内の上方に流れるよ
うにして、4次膨張室内の下壁の黒い液滴が吹
き上げられるのをなくし、排気口からの黒い液
滴の吹き上げを防止したものである。
(3) マフラにおける雨水等の排出構成は、排気出
口の下方に水抜き口を明けた簡単なものであつ
て、既存のマフラを改造する場合にも手間を要
さず、安価に実施できる。
(4) マフラ内部を4個の膨張室に区画し、マフラ
両端にある膨張室を連通路で結んだ構成を採つ
ているので、排気の消音距離が長くなり、排気
の反転回数を多くするとともに、消音室の個数
も増やしているので消音効果が高い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案のマフラを内蔵したエンジン発電機の斜視
図、第2図はその拡大縦断面図、第3図はマフラ
の縦断面図、第4図は第3図におけるA−A線断
面図、第5図は排気出口の変形例を示す斜視図、
第6図は同じく排気出口の他の変形例を示す縦断
面図、第7図はその平面図、第8図は排気筒と連
結筒の接続変形例を示す要部縦断面図である。 1……1次膨張室、2……2次膨張室、3……
3次膨張室、4……4次膨張室、4a……上壁、
4b……下壁、5……1次連通管、6……2次連
通管、7……連絡路、8……排気出口、9……水
抜き口、10……マフラ本体、10a……一側
部、10b……他側部、10c……中間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横置筒形のマフラ本体10の一側部10aを隔
    壁18で上下二室に区画し、下方に1次膨張室1
    を、上方に3次膨張室3を形成し、マフラ本体1
    0内の他側部10bに2次膨張室2を、中間部1
    0cに4次膨張室4を形成し、1次膨張室1と2
    次膨張室2とを1次連通管5で連通し、2次膨張
    室2と3次膨張室3とを2次連通管6で連通し、
    3次膨脹室3と4次膨張室4とを連通する連絡部
    7を4次膨張室4の上方に開口し、4次膨張室4
    の上壁4aに排気出口8を明け、その下壁4bの
    排気出口8の下方位置に水抜き口9を明けるとと
    もに、下壁4bから仕切枠12を立上げ形成した
    ことを特徴とするエンジンのマフラ
JP18931680U 1980-12-29 1980-12-29 Expired JPS6118172Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18931680U JPS6118172Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29

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JP18931680U JPS6118172Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29

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JPS57112012U JPS57112012U (ja) 1982-07-10
JPS6118172Y2 true JPS6118172Y2 (ja) 1986-06-03

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ID=29993385

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JP18931680U Expired JPS6118172Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29

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JPS57112012U (ja) 1982-07-10

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