JP2976506B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2976506B2 JP2240780A JP24078090A JP2976506B2 JP 2976506 B2 JP2976506 B2 JP 2976506B2 JP 2240780 A JP2240780 A JP 2240780A JP 24078090 A JP24078090 A JP 24078090A JP 2976506 B2 JP2976506 B2 JP 2976506B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭用電気掃除機に関するものであ
る。
従来の技術 近年、電気掃除機における騒音が問題となり、低騒音
化の電気掃除機が主流となっている。
従来の電気掃除機の構成について第5図を参照しなが
ら説明する。図に示すように、空気を吸引するファンモ
ータ1はモータ2により回転するファン(図示せず)
と、このファンを覆うケーシング3で構成され、ケーシ
ング3に吸気口4、モータ2に排気口5を設けている。
そして、前記ファンモータ1はケーシング3の外周部6
を防振ゴム7により、また、モータ軸受のハウジング部
8を防振ゴム9によってそれぞれ掃除機の本体10のモー
タ室11に防振支持されている。また、紙袋式の集塵用の
フィルタ12は本体10前部の集塵室13に着脱自在に装着さ
れ、集塵室13は中央に連通口14を有した仕切り板15で仕
切られている。
また、16はホース(図示せず)の先端を密閉開放した
とき、集塵室13が変形しないよう補強するための側面リ
ブ16が本体10の内面に設けられ、本体10の下方にはキャ
スター17を設け、本体10の底部には本体10が落下したと
きに、強度的に補強する底面リブ18が設けられている。
そして、本体10の後部には排気出口19が設けられてい
る。
発明が解決しようとする課題 このうような従来の電気掃除機ではモータ27から発生
する各種の騒音が、モータ室11の排気出口19より、排気
とともに透過して騒音となるものである。これらの騒音
は、排気通路に張りつけられた吸音材によって消音する
ように工夫されているが、排気から透過するのが現状で
ある。本発明は、上記課題を解決するものでモータ2か
らの騒音を効果的に消音し、静かな電気掃除機を実現す
ることを第一の目的とするものである。
さらに、従来の電気掃除機の問題点は、ホースの先端
を密閉開放した時、集塵室13が変形しないよう補強する
ための側面リブ16を設けてあるが、これだけでは補強し
切れず、現実には、べこべこと変形しており、見苦しい
ものであった。また、キャスター17についても、本体10
を落下したときなどに、補強用として、底面リブ18を設
けてあるが、割れがしばしば起こっていた。このため、
走行性に支障をきたすばかりか、集塵室13にエアー漏れ
が起こり、性能低下をするという欠点を有していた。ま
た、集塵室13内部は、側面リブ16及び、底面リブ18など
により、汚れたときの清掃がしにくいものであった。
このような集塵室13の見苦しい変形を防止するととも
に、キャスター17の補強と、エアー漏れを防止した電気
掃除機を実現することを第二の目的とするものである。
課題を解決するための手段 下本体ケースと上本体ケースで形成された本体ケース
の前部に集塵室を、後部にモータを内蔵するモータ室を
それぞれ配し、前記集塵室と下本体ケースの側部と底部
との間に第1集塵室側排気通路を形成するとともに、前
記集塵室と上本体ケースとの間に第2集塵室側排気通路
を形成し、前記モータ室と本体ケースとの間に形成され
たモータ側排気通路と前記第1及び第2集塵室側排気通
路を連通させ、前記下本体ケースの側部に設けられた排
気出口に前記第1及び第2集塵室側排気通路を連通さ
せ、かつ、前記第1集塵室側排気通路の底部には補強リ
ブを前後方向に延ばして形成したものである。
作用 本発明は上記した構成により、排気風の通路がモータ
側排気通路と第1集塵室側排気通路および第2集塵室側
排気通路を通る長い通路で形成され、下本体ケースの側
部に形成された排気出口より排出されるので、騒音のエ
ネルギーが減衰され、騒音を低下できることとなる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図を参照しな
がら説明する。
なお、従来例と同一部分については同一番号を付けて
詳細な説明は省略する。
図に示すように、下本体ケース20の前部に集塵袋12を
着脱自在に収納する上方が開口した集塵室21を前記下本
体ケース20の側部と底部との間に第1集塵室側排気通路
22となる中空部を形成するとともに前記下本体ケース20
と合致する上本体ケース23を一体的に設け、集塵室21の
壁との間に第2集塵室側排気通路24を前記第1集塵室側
排気通路22と連通して形成している。そして、前記集塵
室21の底部と下本体ケース20間に形成される第1集塵室
側排気通路22には補強用リブ25を設け、下本体ケース20
の底部の一部には集塵室21の底部と重合するキャスター
取付座26を下本体ケース20の底部より凹み形成し、前記
第1集塵室側排気通路22の前方寄りの下本体ケース20の
側壁には前記第1集塵室側排気通路22と連通する排気出
口27を形成し、この排気出口27には排気フィルタ28を設
けている。
また、前記下本体ケース20の後部には上本体ケース23
とともにファンモータ1の収納されるモータ室29を形成
し、モータ2の排気口5からの排気風が前記集塵室21と
下本体ケース20間に形成された第1集塵室側排気通路22
および集塵室21と上本体ケース23間に形成された第2集
塵室側排気通路24に連通し流れるように前記モータ室29
と下本体ケース20間および上本体ケース23間にモータ側
排気通路30を形成し、このモータ側排気通路30と、前記
第1集塵室側排気通路22および第2集塵室側排気通路24
に対応する上本体ケース23および下本体ケース20の内壁
には吸音用のフェルト31が設けられている。そして、前
記下本体ケース20の底部に形成されたキャスター取付座
26には方向変換自在なキャスターローラー32を設け、集
塵室21の上方には集塵袋12出入用の蓋33が設けられてい
る。
上記構成において掃除機を運転すると、ファンモータ
1が駆動し、ホース(図示せず)を介して集塵室21に収
納された集塵袋12にほこりが集塵され、その排気風は連
通口15から吸気され、排気口5よりモータ室29に放散さ
れ、モータ室29と上本体ケース23および下本体ケース20
間に形成されたモータ側排気通路30を通り、第1集塵室
側排気通路20および第2集塵室側排気通路24を経て下本
体ケース20の側方に形成された排気出口27より機外に放
散されるもので、排気風がモータ側排気通路30と第1集
塵室側排気通路22および第2集塵室側排気通路24の長い
通路を通る間に吸音用フェルト31により吸音されて、騒
音が緩和されるとともに下本体ケース20の側壁に形成さ
れた排気出口27に設けられた排気フィルタ28により更に
吸音されて機外に排出されることとなるものである。
また、ホース(図示せず)の先端を密閉開放したとき
には圧力が集塵室21の側壁に加わり、例え側壁が変形し
ても、側壁と上本体ケース23および下本体ケース20間に
は中空部を形成しているので、上本体ケース23および下
本体ケース20が変形することがないものである。
また、掃除機本体が落下したときには集塵室21の底部
と下本体ケース20により2重壁となっているともにキャ
スター取付座26も2重壁になっているので、キャスター
取付座26が破損してキャスターローラー32による移動が
困難になる不都合も無く、集塵室21にエアー漏れができ
て性能が低下するということもなくなるものである。
このように本発明の実施例の電気掃除機によれば、フ
ァンモータ1から風下の排気風の通路がモータ側排気通
路30と第1集塵室側排気通路22および第2集塵室側排気
通路24を通る長い通路で形成できるので、排気面積が広
くなり分散排気できることや、広い面積に設けられる吸
音用のフェルト31により騒音のエネルギーを減衰するこ
とができ、騒音を低下できるものである。
また、排気出口27も広面積の下本体ケース20の両側部
に形成しているので、排気出口27の面積を大きく形成す
ることができ、排気出口27からの排気風の風速が低下
し、騒音の低下がさらに進むこととなるものである。
また、集塵室21外方に中空部を形成して上本体ケース
23および下本体ケース20を設けているので、集塵室21に
加わる圧力により本体ケースが変形することが無くなる
とともに落下時等の力がキャスターローラー32に加わっ
ても集塵室21が破損してエアー漏れを生ずることもなく
なるものである。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、集塵室と上本体ケ
ースおよび下本体ケース間を中空部にして、モータ側排
気通路とともに長く面積の広い排気通路を形成し、下本
体ケースの両側部に形成された排気出口の風速を低下さ
せているので、低騒音の電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気掃除機の側断面図、第
2図は同集塵室部分を示す電気掃除機の縦断面図、第3
図は同電気掃除機の横断面図、第4図は同電気掃除機の
外観側面図、第5図は従来の電気掃除機の断面図であ
る。 20……下本体ケース、21……集塵室、22……第1集塵室
側排気通路、23……上本体ケース、24……第2集塵室側
排気通路、26……キャスター取付座、27……排気出口、
28……排気フィルタ、29……モータ室、30……モータ側
排気通路、31……フエルト、32……キャスターローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 9/00 A47L 9/00 103

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下本体ケースと上本体ケースで形成された
    本体ケースの前部に集塵室を、後部にモータを内蔵する
    モータ室をそれぞれ配し、前記集塵室と下本体ケースの
    側部と底部との間に第1集塵室側排気通路を形成すると
    ともに、前記集塵室と上本体ケースとの間に第2集塵室
    側排気通路を形成し、前記モータ室と本体ケースとの間
    に形成されたモータ側排気通路と前記第1及び第2集塵
    室側排気通路を連通させ、前記下本体ケースの側部に設
    けられた排気出口に前記第1及び第2集塵室側排気通路
    を連通させ、かつ、前記第1集塵室側排気通路の底部に
    は補強リブを前後方向に延ばして形成した電気掃除機。
  2. 【請求項2】下本体ケースの下面に集塵室側に凹ませた
    キャスター取付座を設け、前記キャスター取付座に方向
    変換自在のキャスターローラーを設けた請求項1記載の
    電気掃除機。
  3. 【請求項3】モーター側排気通路と第1集塵室側排気通
    路および第2集塵室側排気通路に対応する上本体ケース
    および下本体ケースの内壁に吸音材を設け、排気出口に
    排気フィルタを設けた請求項1又は2記載の電気掃除
    機。
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