JPS6014422Y2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JPS6014422Y2 JPS6014422Y2 JP7245478U JP7245478U JPS6014422Y2 JP S6014422 Y2 JPS6014422 Y2 JP S6014422Y2 JP 7245478 U JP7245478 U JP 7245478U JP 7245478 U JP7245478 U JP 7245478U JP S6014422 Y2 JPS6014422 Y2 JP S6014422Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric blower
- main body
- backing
- silencing
- vacuum cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気掃除機における電動送風機の消音構造に関
する。
する。
従来、この種電気掃除機は、例えば実公昭52−150
4号公報に記載されているように電動送風機の振動の吸
収は、この電動送風機を支持するバッキング自体の弾性
によって行っていたために、その緩衝度には限界があり
、また掃除機を小型化するためには風路を短かくせざる
を得なかったため、騒音に対する充分な遮音および吸音
をすることができなかった。
4号公報に記載されているように電動送風機の振動の吸
収は、この電動送風機を支持するバッキング自体の弾性
によって行っていたために、その緩衝度には限界があり
、また掃除機を小型化するためには風路を短かくせざる
を得なかったため、騒音に対する充分な遮音および吸音
をすることができなかった。
本考案はこのような欠点に鑑みてなされたもので、掃除
機本体内で電動送風機を支持した弾性バッキングとは前
記本体の一部で前記電動送風機を囲繞する消音室を形成
し、弾性バッキングにて電動送風機の振動を吸収するこ
とと相俟って消音室の空気クッションとによる電動送風
機の振動吸収効果をはかるとともに消音効果を高め、か
つ消音通路による風路延長で音の伝播を減衰させること
により騒音防止を期すことのできる電気掃除機を提供す
るものである。
機本体内で電動送風機を支持した弾性バッキングとは前
記本体の一部で前記電動送風機を囲繞する消音室を形成
し、弾性バッキングにて電動送風機の振動を吸収するこ
とと相俟って消音室の空気クッションとによる電動送風
機の振動吸収効果をはかるとともに消音効果を高め、か
つ消音通路による風路延長で音の伝播を減衰させること
により騒音防止を期すことのできる電気掃除機を提供す
るものである。
本考案は集塵部にフィルタを介して連通させる通気口を
形成するとともに排気孔を形成した掃除機本体と、この
本体の通気口に吸込側を臨ませて前記本体に収納された
電動送風機と、この電動送風機を吸気側と排気側に気密
に仕切って支持しかつこの電動送風機の一部を囲繞した
断面略コ字状の弾性バッキングとを具備し、前記バッキ
ングと本体の一部によって前記電動送風機の一部を囲繞
して密閉された消音室を形成し、この消音室の一端を前
記バッキングの端部に形成した通孔にて電動送風機の排
気側に連通させるとともにこの消音室の他端を前記本体
の一側に形成された消音通路の一端に連通させ、この消
音通路の他端を前記本体の排気孔に連通させてなり、消
音室の空気クッションとバッキングの弾性にて電動送風
機の振動を吸収しかつ風路を延長させたものである。
形成するとともに排気孔を形成した掃除機本体と、この
本体の通気口に吸込側を臨ませて前記本体に収納された
電動送風機と、この電動送風機を吸気側と排気側に気密
に仕切って支持しかつこの電動送風機の一部を囲繞した
断面略コ字状の弾性バッキングとを具備し、前記バッキ
ングと本体の一部によって前記電動送風機の一部を囲繞
して密閉された消音室を形成し、この消音室の一端を前
記バッキングの端部に形成した通孔にて電動送風機の排
気側に連通させるとともにこの消音室の他端を前記本体
の一側に形成された消音通路の一端に連通させ、この消
音通路の他端を前記本体の排気孔に連通させてなり、消
音室の空気クッションとバッキングの弾性にて電動送風
機の振動を吸収しかつ風路を延長させたものである。
次に本考案の一実施例の構成を図面について説明する。
1は掃除機本体で、塵埃を捕捉するフィルタ2を内蔵す
るとともにこのフィルタ2に連通させた吸込口3を形成
した集塵部を形成する集塵ケース4と、電動送風機5を
内蔵した本体ケース6とからなり、前記集塵ケース4は
把手7に内装されたクランプ8により本体ケース6に着
脱自在に結合される。
るとともにこのフィルタ2に連通させた吸込口3を形成
した集塵部を形成する集塵ケース4と、電動送風機5を
内蔵した本体ケース6とからなり、前記集塵ケース4は
把手7に内装されたクランプ8により本体ケース6に着
脱自在に結合される。
また前記本体ケース6は前面に前記集塵ケース4の後面
開口部を閉塞する仕切板9が形成され、この仕切板9に
形成された通気口10に電動送風機5の吸気口11を臨
ませ、この電動送風機5のファンケース12の外周を嵌
合支持して囲繞した断面略コ字状の軟質ゴム等の弾性体
よりなるバッキング13を前記仕切板9に間隔を介して
対向させて本体ケース6内に装着する。
開口部を閉塞する仕切板9が形成され、この仕切板9に
形成された通気口10に電動送風機5の吸気口11を臨
ませ、この電動送風機5のファンケース12の外周を嵌
合支持して囲繞した断面略コ字状の軟質ゴム等の弾性体
よりなるバッキング13を前記仕切板9に間隔を介して
対向させて本体ケース6内に装着する。
また前記本体ケース6の一側を仕切壁17で仕切って消
音通路18を形成する。
音通路18を形成する。
そして前記バッキング13にて前記電動送風機5の吸気
側と排気側とを気密に仕切っている。
側と排気側とを気密に仕切っている。
そしてこのバッキング13と前記本体1の一部にて前記
電動送風機5のファンケース12を囲繞した消音室14
を形成し、このバッキング13にてファンケース12を
支持したバッキング13の環状の内周壁15を内方に延
長して先端を前記仕切板9に密着させ前記通気口10と
吸気口11間を気密に保持し、さらにバッキング13の
外周壁16は本体ケース6に内接固定させ前記消音室1
4を気密に保持する。
電動送風機5のファンケース12を囲繞した消音室14
を形成し、このバッキング13にてファンケース12を
支持したバッキング13の環状の内周壁15を内方に延
長して先端を前記仕切板9に密着させ前記通気口10と
吸気口11間を気密に保持し、さらにバッキング13の
外周壁16は本体ケース6に内接固定させ前記消音室1
4を気密に保持する。
またバッキング13の一端側には前記本体ケース6内の
電動送風機5の排気側に前記消音室14を連通させる通
孔20を形成するとともに他端側に前記消音通路18の
一端に消音室14を連通させる通孔21を形成する。
電動送風機5の排気側に前記消音室14を連通させる通
孔20を形成するとともに他端側に前記消音通路18の
一端に消音室14を連通させる通孔21を形成する。
また前記消音通路18の他端は本体ケース6の後端に形
成された排気孔19に連通されている。
成された排気孔19に連通されている。
さらにバッキング13の後方の本体ケース6内は仕切壁
22で前後に仕切られ送風室23とコード収納室24が
形成され、電動送風機5の排気孔30は前記送風室23
に開口し電動部25の後端はバッキング26を介して前
記仕切壁22に気密に支持される。
22で前後に仕切られ送風室23とコード収納室24が
形成され、電動送風機5の排気孔30は前記送風室23
に開口し電動部25の後端はバッキング26を介して前
記仕切壁22に気密に支持される。
またコード収納室24にはコード巻取装置27が取付け
られる。
られる。
第1図において28は車輪である。
次にこの実施例について作用を説明する。
電動送風機5を駆動させ吸込口3より塵埃を吸入すると
塵埃はフィルタ2に捕捉され、フィルタ2を通過した空
気は通気口10から電動送風機5の吸気口11に吸入さ
れ、排気口30より送風室23に排出され、さらに通孔
20より消音室に入り、通孔21を経て消音路18に導
かれ排気孔19より外部へ排出される。
塵埃はフィルタ2に捕捉され、フィルタ2を通過した空
気は通気口10から電動送風機5の吸気口11に吸入さ
れ、排気口30より送風室23に排出され、さらに通孔
20より消音室に入り、通孔21を経て消音路18に導
かれ排気孔19より外部へ排出される。
このとき電動送風機5は弾性バッキング13に支持され
て振動を吸収されるとともに電動送風機5の周囲を囲繞
した消音室14に流れ込む空気圧が気体クッション作用
をして振動防止効果を増大し振動による騒音を防止する
。
て振動を吸収されるとともに電動送風機5の周囲を囲繞
した消音室14に流れ込む空気圧が気体クッション作用
をして振動防止効果を増大し振動による騒音を防止する
。
また排風路は送風室23から消音室14、消音通路18
へと順次導き風路が延長され、音の伝播が大きく減衰さ
れ一層消音効果が向上される。
へと順次導き風路が延長され、音の伝播が大きく減衰さ
れ一層消音効果が向上される。
なお電動送風機5を軽量化し、弾性バッキング13に軟
質のものを用いることにより消音効果をさらにあげるこ
とができる。
質のものを用いることにより消音効果をさらにあげるこ
とができる。
また前記実施例では、集塵ケース4と本体ケース6が前
後に分割可能な構造について説明したが、両者は分割さ
れないで一体に形成される構造にも適用できる。
後に分割可能な構造について説明したが、両者は分割さ
れないで一体に形成される構造にも適用できる。
本考案によれば、掃除機本体内に収納され通気口に臨ま
せた電動送風機を支持するとともにこの電動送風機を吸
気側に仕切る断面略コ字状の弾性バッキングと前記本体
の一部によって前記電動送風機を囲繞する密閉された消
音室を形成し、この消音室を前記本体内の電動送風機の
排気側と消音通路とに連通させたから、電動送風機から
排出された空気が消音室に流入し、この空気圧によって
気体クッションの作用をするため、電動送風機は弾性バ
ッキングによって振動吸収をされるとともに消音室の空
気クッション作用によっても振動吸収がされて消音効果
を向上させることができ、さらに消音室に連通させて本
体の排気孔に連通ずる消音通路を形成したから風路が延
長され音の伝播を減衰させ消音室の消音効果と相まって
騒音の発生を防止することができる。
せた電動送風機を支持するとともにこの電動送風機を吸
気側に仕切る断面略コ字状の弾性バッキングと前記本体
の一部によって前記電動送風機を囲繞する密閉された消
音室を形成し、この消音室を前記本体内の電動送風機の
排気側と消音通路とに連通させたから、電動送風機から
排出された空気が消音室に流入し、この空気圧によって
気体クッションの作用をするため、電動送風機は弾性バ
ッキングによって振動吸収をされるとともに消音室の空
気クッション作用によっても振動吸収がされて消音効果
を向上させることができ、さらに消音室に連通させて本
体の排気孔に連通ずる消音通路を形成したから風路が延
長され音の伝播を減衰させ消音室の消音効果と相まって
騒音の発生を防止することができる。
また消音室は電動送風機の周囲のデッドスペースを利用
し電動送風機を支持するバッキングにて形成し部品数を
増加させる必要もなく、また消音通路も本体のデッドス
ペースを利用して形成でき、消音室、消音通路の形成に
よって掃除機本体を大型化する必要はなく、また全体的
に小型であるにもかかわらず消音通路の形成によって風
路を長く保つことができるものである。
し電動送風機を支持するバッキングにて形成し部品数を
増加させる必要もなく、また消音通路も本体のデッドス
ペースを利用して形成でき、消音室、消音通路の形成に
よって掃除機本体を大型化する必要はなく、また全体的
に小型であるにもかかわらず消音通路の形成によって風
路を長く保つことができるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す電気掃除機の一部を切
欠いた側面図、第2図は同上バッキング部の縦断側面図
である。 1・・・・・・掃除機本体、5・・・・・・電動送風機
、10・・・・・・通気口、13・・・・・・弾性バッ
キング、14・・・・・・消音室、18・・・・・・消
音通路、19・・・・・・排気孔、20.21・・・・
・・通孔。
欠いた側面図、第2図は同上バッキング部の縦断側面図
である。 1・・・・・・掃除機本体、5・・・・・・電動送風機
、10・・・・・・通気口、13・・・・・・弾性バッ
キング、14・・・・・・消音室、18・・・・・・消
音通路、19・・・・・・排気孔、20.21・・・・
・・通孔。
Claims (1)
- 集塵部にフィルタを介して連通される通気口を形成する
とともに排気孔を形成した掃除機本体と、この本体の通
気口の吸込側を臨ませて前記本体に収納された電動送風
機と、この電動送風機を吸込側と排気側に気密に仕切っ
て支持しかつこの電動送風機の一部を囲繞した断面略コ
字状の弾性バッキングとを具備し、前記バッキングと前
記本体の一部によって前記電動送風機の一部を囲繞して
密閉された消音室を形成し、この消音室の一端を前記バ
ッキングの一端側に形成した通孔にて電動送風機の排気
側に連通させるとともにこの消音室の他端を前記バッキ
ングの他端側に形成した通孔にて前記本体内の一側に形
成された消音通路の一端に連通させこの消音通路の他端
を前記本体の排気孔に連通させたことを特徴とする電気
掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7245478U JPS6014422Y2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7245478U JPS6014422Y2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54174266U JPS54174266U (ja) | 1979-12-08 |
JPS6014422Y2 true JPS6014422Y2 (ja) | 1985-05-08 |
Family
ID=28984151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7245478U Expired JPS6014422Y2 (ja) | 1978-05-29 | 1978-05-29 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6014422Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58146324A (ja) * | 1982-02-25 | 1983-08-31 | シャープ株式会社 | 電気掃除機 |
JPS58169426A (ja) * | 1982-03-30 | 1983-10-05 | シャープ株式会社 | 電気掃除機 |
JP4878036B2 (ja) * | 2008-03-26 | 2012-02-15 | シャープ株式会社 | 電気掃除機 |
JP5903544B2 (ja) * | 2012-09-25 | 2016-04-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気掃除機 |
-
1978
- 1978-05-29 JP JP7245478U patent/JPS6014422Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54174266U (ja) | 1979-12-08 |
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