JP2001275904A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JP2001275904A
JP2001275904A JP2000093171A JP2000093171A JP2001275904A JP 2001275904 A JP2001275904 A JP 2001275904A JP 2000093171 A JP2000093171 A JP 2000093171A JP 2000093171 A JP2000093171 A JP 2000093171A JP 2001275904 A JP2001275904 A JP 2001275904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric blower
vibration absorber
vacuum cleaner
vibration
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000093171A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuma Suo
和馬 周防
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000093171A priority Critical patent/JP2001275904A/ja
Publication of JP2001275904A publication Critical patent/JP2001275904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動送風機からの振動伝搬による騒音を低減
した電気掃除機を提供する。 【解決手段】 外側に振動吸収体8を設けた電動送風機
2と、前記電動送風機2の吸引側に塵埃を捕集する集塵
室3を備え、前記振動吸収体8には電動送風機2の排気
の少なくとも一部を内部に導入する中空部9を有するも
ので、振動吸収体8の中空部9を電動送風機2の排気圧
により圧着させることがなくなり、電動送風機2の振動
を十分に吸収できることで掃除機本体1の振動を低減す
ることができ、電気掃除機の低騒音化ができるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭において
使用する電気掃除機の防音、防振構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は図5に示すものが一
般的であり、以下図面にしたがって説明する。
【0003】図5に示すように、掃除機本体1には電動
送風機2を内設し、電動送風機2の吸引側に塵埃を捕集
する集塵室3を備え、電動送風機2の吸気口部4前方に
は電動送風機2と集塵室3間の気密保持と電動送風機2
の振動吸収をする中空部を有した発泡体等からなる前部
支持体5が設けられ、また電動送風機2の後部は軟質体
から形成された後部支持体6を設けて構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
掃除機では、電動送風機2で発生する振動に対して、後
部は後部支持体6によって低減し、前部吸引側の振動に
対しては前部支持体5の中空部を有した発泡材で対応し
ようとしているが十分低減できず、また前部支持体5に
おいては電動送風機2の吸引時の吸着力が強いため、前
部支持体5の硬度をやわらかくしたり中空部を拡大する
と変形または圧着してしまうため十分硬度を下げること
ができず、振動の吸収がしにくいものであった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、低騒
音な電気掃除機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、外側に振動吸収体を設けた電動送風機と、
前記電動送風機の吸引側に塵埃を捕集する集塵室を備
え、前記振動吸収体には電動送風機の排気の少なくとも
一部を内部に導入する中空部を有する構成としたもので
ある。
【0007】上記構成により、振動吸収体の中空部を電
動送風機の排気圧により圧着させることがなくなり、振
動を十分に吸収できることで掃除機本体の振動を低減す
ることができ、電気掃除機の低騒音化ができるものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
外側に振動吸収体を設けた電動送風機と、前記電動送風
機の吸引側に塵埃を捕集する集塵室を備え、前記振動吸
収体には電動送風機の排気の少なくとも一部を内部に導
入する中空部を有する構成としたもので、振動吸収体の
中空部を電動送風機の排気圧により圧着させることがな
くなり、電動送風機の振動を十分に吸収できることで掃
除機本体の振動を低減でき、電気掃除機の低騒音化が実
現できる。
【0009】本発明の請求項2記載の発明は、上記請求
項1記載の発明において、電動送風機を排気口側より覆
う防音筒を有し、前記防音筒内と振動吸収体の中空部と
連通したもので、振動吸収体の中空部を電動送風機の排
気圧により圧着させることがなくなり、電動送風機の振
動を十分に吸収できることで掃除機本体の振動を低減で
きるとともに、排気風を覆う防音筒により音の遮音もで
き、電気掃除機の低騒音化が実現できる。
【0010】本発明の請求項3記載の発明は、上記請求
項1または2記載の発明において、電動送風機の略前方
部に設けた振動吸収体により集塵室と電動送風機の吸気
口部の通路を形成するもので、振動吸収体1部品にて電
動送風機の前方部より生じる振動を低減できるととも
に、集塵室と電動送風機の吸気口部の気密性も維持でき
る。
【0011】本発明の請求項4記載の発明は、上記請求
項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、振動吸
収体の端部を、電動送風機の吸気口部の略近傍まで設け
たもので、電動送風機の排気の少なくとも一部を内部に
導入する中空部の容積が増大することで、電動送風機の
振動吸収効果が一層大きくなる。
【0012】本発明の請求項5記載の発明は、上記請求
項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、電動送
風機の略前方部及び略後方部に設けた前部支持体及び後
部支持体の少なくともいずれか一方の外表面に振動吸収
体を装着したもので、電動送風機の吸引力による吸着を
前記前部支持体で受け、前記前部支持体をさらに振動吸
収体にて支持したり、あるいは後部支持体も同様に支持
することにより、電動送風機前方部およびまたは後方部
の振動を低減できる。
【0013】本発明の請求項6記載の発明は、上記請求
項2〜5のいずれか1項に記載の発明において、防音筒
の外側の少なくとも一部に振動吸収体を設けたもので、
電動送風機より生じた振動を全てを、防音筒の外側の振
動吸収体にて低減できるためさらに静音化が図れる。
【0014】
【実施例】(実施例1)以下に本発明の第1の実施例を
図1を用いて説明する。なお、従来例と同一構成部品に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。
【0015】図1において、1は電気掃除機本体で、そ
の前部に集塵室3、後部に電動送風機2を内蔵する電動
送風機室2aが配され、前記集塵室3と電動送風機室2
aは、電動送風機2の吸気口部4と前記集塵室3を連通
する吸引用通路7を形成するための開口部2cを有する
隔壁2dで仕切られている。2eは、電動送風機2内部
からの排気が排出されるための開口孔である。
【0016】前記吸引用通路7の外周に前記吸気口部4
及び前記集塵室3の気密を保持する振動吸収体8を設
け、前記振動吸収体8は軟質材から形成され内部に中空
部9を有している。電動送風機2の後部には、軟質材か
らなる後部支持体6が設けられ、前記振動吸収体8と後
部支持体6を介して電動送風機2の外周を覆うように防
音筒10が配置されている。前記中空部9は電動送風機
2の排気側を覆う防音筒10の内部と連通する連結管1
1にて接続されている。なお、前記連結管11について
は振動吸収体8と同一部材であっても別部材でもよく、
要は電動送風機2の排気側と中空部9が連通していれば
よい。
【0017】上記構成による作用は以下の通りである。
【0018】電動送風機2にて集塵室3内より吸引さ
れ、後方より排出された排気風の一部は防音筒10内に
て生じる排気圧により前記連結管11を通り振動吸収体
8の中空部9へ流入し、軟質材からなる振動吸収体8を
内方より押し広げる方向に反発力を有するものである。
このことにより、振動吸収体8の振動吸収性が向上し、
電動送風機2の回転により生じる振動を低減し低騒音化
できるものである。
【0019】図2は、他の例を示すもので、振動吸収体
8の端部を、電動送風機2の吸気口部4の略近傍まで設
けると共に、吸気口部4と連通管10を連通する開口8
aを配したもので、電動送風機2の排気の少なくとも一
部が電動送風機2の吸引力により内部に導入され中空部
9の容積が増大することで、電動送風機2の振動吸収効
果が一層大きくなる。
【0020】(実施例2)次に本発明の第2の実施例を
図3を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同一構
成部品については同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0021】電動送風機2の前部外周に軟質材から形成
された前部支持体5を設け、前記前部支持体5の外周に
円環状で内部に空間8bを有する振動吸収体8を設け、
前記空間8bを連結管11にて防音筒10内と連通させ
たものである。また、前記振動吸収体8については前部
支持体5の外周に装着したが、前部支持体5の前面でも
よく、また外周の一部に装着してもよく、要は電動送風
機2に対し前部支持体5を介して振動吸収体8が設けら
れていればよいものである。さらに、前記振動吸収体8
の装着形態は、後部支持体6に設けた場合においても同
様で、また、前記振動吸収体8を前部支持体5および後
部支持体6の両部品に装着すれば、下記に述べる効果が
増すことはいうまでもない。
【0022】上記構成による作用は以下の通りである。
【0023】電動送風機2の吸引による吸着は前部支持
体5にて受け、前記前部支持体5の外周に振動吸収体8
を構成することにより、電動送風機2の吸引による吸着
が前記振動吸収体8に作用することはないため、前記振
動吸収体8を構成する肉厚をさらに薄くすることがで
き、電動送風機2の振動吸収性がより向上できるもので
ある。
【0024】(実施例3)次に本発明の第3の実施例を
図4を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同一構
成部品については同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0025】電動送風機2の前方部及び後方部をそれぞ
れ軟質材からなる前部支持体5及び後部支持体6にて支
持しするとともに、これらを介して防音筒10にて支持
し、さらに前記防音筒10の内部と連通する連結管11
を有した振動吸収体8を、前記防音筒10の外側に設け
たものである。
【0026】上記構成による作用は以下の通りである。
【0027】電動送風機2を外側より覆う防音筒10全
体を振動吸収体8にて支持したことで、電動送風機2よ
り生じる振動を全て低減できるとともに、電動送風機2
に受ける衝撃を緩和できるものである。
【0028】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、
外側に振動吸収体を設けた電動送風機と、前記電動送風
機の吸引側に塵埃を捕集する集塵室を備え、前記振動吸
収体には電動送風機の排気の少なくとも一部を内部に導
入する中空部を有する構成としたもので、電動送風機の
振動を十分に吸収できることで掃除機本体の振動を低減
でき、電気掃除機の低騒音化が実現できる。
【0029】本発明の請求項2記載の発明によれば、上
記請求項1記載の発明において、電動送風機を排気口側
より覆う防音筒を有し、前記防音筒内と振動吸収体の中
空部と連通したもので、電動送風機の振動を十分に吸収
できることで掃除機本体の振動を低減できるとともに、
排気風を覆う防音筒により音の遮音もでき、電気掃除機
の低騒音化が実現できる。
【0030】本発明の請求項3記載の発明は、上記請求
項1または2記載の発明において、電動送風機の略前方
部に設けた振動吸収体により集塵室と電動送風機の吸気
口部の通路を形成するもので、振動吸収体1部品にて電
動送風機の振動を低減できるとともに、集塵室と電動送
風機の吸気口部の気密性も維持できる。
【0031】本発明の請求項4記載の発明は、上記請求
項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、振動吸
収体の端部を、電動送風機の吸気口部の略近傍まで設け
たもので、電動送風機の排気の少なくとも一部を内部に
導入する中空部の容積が増大することで、電動送風機の
振動吸収効果が一層大きくなる。
【0032】本発明の請求項5記載の発明は、上記請求
項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、電動送
風機の略前方部及び略後方部に設けた前部支持体及び後
部支持体の少なくともいずれか一方の外表面に振動吸収
体を装着したもので、電動送風機前方部およびまたは後
方部の振動を低減できる。
【0033】本発明の請求項6記載の発明は、上記請求
項2〜5のいずれか1項に記載の発明において、防音筒
の外側の少なくとも一部に振動吸収体を設けたもので、
電動送風機より生じた振動を全てを、防音筒の外側の振
動吸収体にて低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機本体の
部分断面図
【図2】他の例を示す電気掃除機本体の部分断面図
【図3】本発明の第2の実施例を示す電気掃除機本体の
要部断面図
【図4】本発明の第3の実施例を示す電気掃除機本体の
部分断面図
【図5】従来の電気掃除機本体の部分断面図
【符号の説明】
2 電動送風機 3 集塵室 4 吸気口部 5 前部支持体 6 後部支持体 7 吸引用通路 8 支持体 9 中空部 10 防音筒 11 連結管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側に振動吸収体を設けた電動送風機
    と、前記電動送風機の吸引側に塵埃を捕集する集塵室を
    備え、前記振動吸収体には電動送風機の排気の少なくと
    も一部を内部に導入する中空部を有する電気掃除機。
  2. 【請求項2】 電動送風機を排気口側より覆う防音筒を
    有し、前記防音筒内と振動吸収体の中空部と連通した請
    求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 電動送風機の略前方部に設けた振動吸収
    体により、集塵室と電動送風機の吸気口部の通路を形成
    する請求項1または2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 振動吸収体の端部を、電動送風機の吸気
    口部の略近傍まで設けた請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 電動送風機の略前方部及び略後方部に設
    けた前部支持体及び後部支持体の少なくともいずれか一
    方の外表面に、振動吸収体を装着した請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 防音筒の外側の少なくとも一部に振動吸
    収体を設けた請求項2〜5のいずれか1項に記載の電気
    掃除機。
JP2000093171A 2000-03-30 2000-03-30 電気掃除機 Pending JP2001275904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000093171A JP2001275904A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000093171A JP2001275904A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 電気掃除機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001275904A true JP2001275904A (ja) 2001-10-09

Family

ID=18608390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000093171A Pending JP2001275904A (ja) 2000-03-30 2000-03-30 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001275904A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100756321B1 (ko) * 2006-11-28 2007-09-06 삼성광주전자 주식회사 팬 모터용 케이스 조립체
KR100802115B1 (ko) 2006-12-07 2008-02-11 삼성광주전자 주식회사 팬 모터 케이스

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100756321B1 (ko) * 2006-11-28 2007-09-06 삼성광주전자 주식회사 팬 모터용 케이스 조립체
KR100802115B1 (ko) 2006-12-07 2008-02-11 삼성광주전자 주식회사 팬 모터 케이스

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1741374B1 (en) Motor chamber of vacuum cleaner
CA2539689A1 (en) Cyclone dust-collecting device and vacuum cleaner having the same
CN101427894B (zh) 吸尘器电机的减震降低噪音连接结构
WO2006096309A3 (en) Improved ultra-compact recessed wall mounted vacuum cleaner
KR970073500A (ko) 진공청소기용 흡음방
JP3864660B2 (ja) 電気掃除機
JP2001275904A (ja) 電気掃除機
JPH0549561A (ja) 掃除機
JPH07116088A (ja) 電気掃除機
KR0133743B1 (ko) 후방차음덮개를 가지는 진공청소기의 흡음방
JPH04343816A (ja) 電気掃除機
JP3530049B2 (ja) 電気掃除機
JP2003135338A (ja) 電気掃除機
JPH0380822A (ja) 電気掃除機
JP2743577B2 (ja) 電気掃除機
KR950014135B1 (ko) 진공청소기의 소음저감 구조
JP2005065913A (ja) 電気掃除機
KR200161344Y1 (ko) 패킹 및 진동흡수기능을 동시에 수행하는 진공청소기의 전동송풍기용고무구조
JPH1023997A (ja) 電気掃除機
KR930008363B1 (ko) 저소음 진공청소기
KR200143215Y1 (ko) 진공청소기 흡음방의 차음보강구조
JPH05184499A (ja) 電気掃除機
JP2976506B2 (ja) 電気掃除機
KR0148942B1 (ko) 긴 유로를 갖는 흡음방 구조
JP3819183B2 (ja) 電気掃除機