JPS6354376B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6354376B2 JPS6354376B2 JP17597484A JP17597484A JPS6354376B2 JP S6354376 B2 JPS6354376 B2 JP S6354376B2 JP 17597484 A JP17597484 A JP 17597484A JP 17597484 A JP17597484 A JP 17597484A JP S6354376 B2 JPS6354376 B2 JP S6354376B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor unit
- fan motor
- vibration
- fan
- vacuum cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 10
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は騒音の低減を図つた家庭用の電気掃除
機に関するものである。
機に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、この種の電気掃除機は、フアンモータユ
ニツトの振動を掃除機本体に伝わらない様にする
ため、フアンモータユニツトのフアン部に、前端
内側に縁を有したリング状防振ゴム前をかぶせ、
モータ部のブラケツトに防振ゴム後を装着し、防
振ゴム前、後のそれぞれを掃除機本体のリブで支
持する事によつて、フアンモータユニツトを径方
向と軸方向に対して掃除機本体内部に防振支持す
るのが一般的であつた。又防振ゴム前の縁を有し
た前端部は、掃除機本体の仕切板に接触する事に
より、フアンモータユニツトの吸気と排気のシー
ルをも兼ねている。このため防振ゴム前の前端部
には、フアンモータユニツトの吸引力が加わり、
この力は最大10Kgにもなる。このため前端部はあ
まり柔らかくする事ができず、その上ゴムが圧縮
されるため前端部の防振効果を著るしく低下し、
フアンモータユニツトの振動が掃除機本体に伝わ
りやすくなり、フアンモータユニツトの回転振動
に起因する400Hz付近の騒音が発生し、使用者に
不快感を与えるという問題が生じる。
ニツトの振動を掃除機本体に伝わらない様にする
ため、フアンモータユニツトのフアン部に、前端
内側に縁を有したリング状防振ゴム前をかぶせ、
モータ部のブラケツトに防振ゴム後を装着し、防
振ゴム前、後のそれぞれを掃除機本体のリブで支
持する事によつて、フアンモータユニツトを径方
向と軸方向に対して掃除機本体内部に防振支持す
るのが一般的であつた。又防振ゴム前の縁を有し
た前端部は、掃除機本体の仕切板に接触する事に
より、フアンモータユニツトの吸気と排気のシー
ルをも兼ねている。このため防振ゴム前の前端部
には、フアンモータユニツトの吸引力が加わり、
この力は最大10Kgにもなる。このため前端部はあ
まり柔らかくする事ができず、その上ゴムが圧縮
されるため前端部の防振効果を著るしく低下し、
フアンモータユニツトの振動が掃除機本体に伝わ
りやすくなり、フアンモータユニツトの回転振動
に起因する400Hz付近の騒音が発生し、使用者に
不快感を与えるという問題が生じる。
発明の目的
本発明は上記従来の問題を解消したもので、振
動伝達を改善し騒音低減を図つた電気掃除機を提
供するものである。
動伝達を改善し騒音低減を図つた電気掃除機を提
供するものである。
発明の構成
本発明の電気掃除機は、フアン部とモータ部か
ら成るフアンモータユニツトと、フアンモータユ
ニツトを内包する掃除機本体と、前記フアンモー
タユニツト後部のモータ部側のハウジング部の回
転軸中心付近を軸方向にだけ固定して掃除機本体
に対するフアンモータユニツトの軸方向の動きを
規制する支持体と、前記フアンモータユニツトの
重心付近に取付けフアンモータユニツトを径方向
に防振支持した防振体と、上記フアンモータユニ
ツトの吸気孔のまわりのエアータイトを行うシー
ルとからなる。
ら成るフアンモータユニツトと、フアンモータユ
ニツトを内包する掃除機本体と、前記フアンモー
タユニツト後部のモータ部側のハウジング部の回
転軸中心付近を軸方向にだけ固定して掃除機本体
に対するフアンモータユニツトの軸方向の動きを
規制する支持体と、前記フアンモータユニツトの
重心付近に取付けフアンモータユニツトを径方向
に防振支持した防振体と、上記フアンモータユニ
ツトの吸気孔のまわりのエアータイトを行うシー
ルとからなる。
駆動中のフアンモータユニツトは、主としてイ
ンペラのアンバランスのためその重心の付近を中
心に揺動モードで振動するため、コアン側の振動
が大きく、反フアン側のモータ部後方の軸中心付
近は殆んど軸方向には振動しない。しかも重心付
近の径方向の振動は小さい。
ンペラのアンバランスのためその重心の付近を中
心に揺動モードで振動するため、コアン側の振動
が大きく、反フアン側のモータ部後方の軸中心付
近は殆んど軸方向には振動しない。しかも重心付
近の径方向の振動は小さい。
本発明の電気掃除機では、軸方向の支持を軸方
向の振動成分の小さいモータ部後方の回転中心で
行ない、径方向の支持は径方向の振動成分の小さ
い重心のまわりに設けられた防振体で行なつてい
るため、両支持部により伝わる振動は従来の支持
方法に比べ非常に小さくなる。これによりシール
は吸引力を支持する必要がないため、充分に柔ら
かくする事ができ振動伝達はない。
向の振動成分の小さいモータ部後方の回転中心で
行ない、径方向の支持は径方向の振動成分の小さ
い重心のまわりに設けられた防振体で行なつてい
るため、両支持部により伝わる振動は従来の支持
方法に比べ非常に小さくなる。これによりシール
は吸引力を支持する必要がないため、充分に柔ら
かくする事ができ振動伝達はない。
実施例の説明
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図〜第3図において、1は塵などを吸引す
るための吸引力を発生するフアンモータユニツト
であり、フアン部2及びこれを駆動するモータ部
3より構成されており、フアン部2に設けられた
吸気孔4より空気を吸い込み、モータ部3に設け
られた排気孔5より空気を排出する作用をする。
フアン部2はケーシング6とこれに内包されたイ
ンペラ7、エアガイド8より構成されている。又
モータ部3は固定子9が圧入されたフレーム10
とブラケツト11,12の各々のハウジング部1
3,14に圧入された軸受15,16で支持され
た回転子17より構成されている。前記インペラ
7は回転子17の回転軸に固着され、前記ケーシ
ング6がブラケツト11の外周に圧入されてい
る。
るための吸引力を発生するフアンモータユニツト
であり、フアン部2及びこれを駆動するモータ部
3より構成されており、フアン部2に設けられた
吸気孔4より空気を吸い込み、モータ部3に設け
られた排気孔5より空気を排出する作用をする。
フアン部2はケーシング6とこれに内包されたイ
ンペラ7、エアガイド8より構成されている。又
モータ部3は固定子9が圧入されたフレーム10
とブラケツト11,12の各々のハウジング部1
3,14に圧入された軸受15,16で支持され
た回転子17より構成されている。前記インペラ
7は回転子17の回転軸に固着され、前記ケーシ
ング6がブラケツト11の外周に圧入されてい
る。
フアンモータユニツト1の重心18のまわりに
はリング状ゴム等からなる防振体19が装着され
ており、掃除機本体20のリブ21によつてフア
ンモータユニツト1を径方向に防振支持してい
る。本実施例においては掃除機本体20に内包さ
れた集塵箱22の端板23の通気孔24のまわり
にはゴム質中空リング状のシール25が固着され
ており、このシール25の一端がフアンモータユ
ニツト1の吸気孔4のまわりに密着し、フアンモ
ータユニツトの排気が吸気孔4へ環流するのを防
いでいる。このシールは、防振体19によつて兼
ねる事も可能である。
はリング状ゴム等からなる防振体19が装着され
ており、掃除機本体20のリブ21によつてフア
ンモータユニツト1を径方向に防振支持してい
る。本実施例においては掃除機本体20に内包さ
れた集塵箱22の端板23の通気孔24のまわり
にはゴム質中空リング状のシール25が固着され
ており、このシール25の一端がフアンモータユ
ニツト1の吸気孔4のまわりに密着し、フアンモ
ータユニツトの排気が吸気孔4へ環流するのを防
いでいる。このシールは、防振体19によつて兼
ねる事も可能である。
第3図においてモータ部3の反フアン側のハウ
ジング部14の回転軸中心には孔26が設けられ
ており、この孔26に一端を抜け止め27が設け
られた支持棒28が挿入され、他端に孔29を有
したワツシヤ30を通り、抜け止め31が設けら
れている。この支持棒28を本体仕切板32に通
し、仕切板32とワツシヤ30の間に円板状ゴム
シート33を介在させる事により、フアンモータ
ユニツト1を掃除機本体20に軸方向に支持して
いる。すなわち、支持棒28、ワツシヤ30、ゴ
ムシート33より成る支持体34によつてフアン
モータ1を軸方向にのみ固定し、径方向には拘束
しない支持を構成している。又ワツシヤ30は本
体のリブ36で挟着され軸方向、径方向共に固定
されている。
ジング部14の回転軸中心には孔26が設けられ
ており、この孔26に一端を抜け止め27が設け
られた支持棒28が挿入され、他端に孔29を有
したワツシヤ30を通り、抜け止め31が設けら
れている。この支持棒28を本体仕切板32に通
し、仕切板32とワツシヤ30の間に円板状ゴム
シート33を介在させる事により、フアンモータ
ユニツト1を掃除機本体20に軸方向に支持して
いる。すなわち、支持棒28、ワツシヤ30、ゴ
ムシート33より成る支持体34によつてフアン
モータ1を軸方向にのみ固定し、径方向には拘束
しない支持を構成している。又ワツシヤ30は本
体のリブ36で挟着され軸方向、径方向共に固定
されている。
上記構成において以下、その動作を説明する。
第1図において、フアンモータユニツト1を駆
動すると、塵が空気と共に吸い込まれ集塵箱へ導
かれ、そして紙フイルタ35で塵が分離され、空
気のみがフアンモータユニツト1を通り本体排気
孔37より排気される。
動すると、塵が空気と共に吸い込まれ集塵箱へ導
かれ、そして紙フイルタ35で塵が分離され、空
気のみがフアンモータユニツト1を通り本体排気
孔37より排気される。
駆動中のフアンモータユニツト1は、主として
インペラ7のアンバランスのため第4図で示す様
な振動をする。すなわち重心18の付近を中心に
揺動モードで振動するため、ケーシング6の振動
が大きく、反フアン側のハウジング部14の軸中
心付近は殆んど軸方向には振動しない。又、重心
付近の径方向の振動は小さい。
インペラ7のアンバランスのため第4図で示す様
な振動をする。すなわち重心18の付近を中心に
揺動モードで振動するため、ケーシング6の振動
が大きく、反フアン側のハウジング部14の軸中
心付近は殆んど軸方向には振動しない。又、重心
付近の径方向の振動は小さい。
本発明実施例の電気掃除機では、軸方向の支持
を軸方向の振動成分の小さい反フアン側のハウジ
ング部14の回転中心で行ない、径方向の支持は
径方向の振動成分の小さい重心18のまわりに設
けられた防振体18で行なつているため、両支持
部より伝わる振動は従来の支持方法に比べ非常に
小さくなる。又シール25は吸引力を支持する必
要がないため、すなわち軸方向は支持体34によ
つて支持しているため、充分に柔らかくする事が
でき振動伝達はない。
を軸方向の振動成分の小さい反フアン側のハウジ
ング部14の回転中心で行ない、径方向の支持は
径方向の振動成分の小さい重心18のまわりに設
けられた防振体18で行なつているため、両支持
部より伝わる振動は従来の支持方法に比べ非常に
小さくなる。又シール25は吸引力を支持する必
要がないため、すなわち軸方向は支持体34によ
つて支持しているため、充分に柔らかくする事が
でき振動伝達はない。
発明の効果
本発明の電気掃除機は次のようなすぐれた効果
を得ている。
を得ている。
1 フアンモータユニツトの径方向、軸方向支持
ともに振動の小さい個所で行うため、掃除機本
体に伝わる振動は従来の支持法に比べ大巾に低
減され、電気掃除機の騒音を低減できる。
ともに振動の小さい個所で行うため、掃除機本
体に伝わる振動は従来の支持法に比べ大巾に低
減され、電気掃除機の騒音を低減できる。
2 またフアンモータユニツトの径方向の支持を
重心のまわりで行なうため支持が安定し、しか
もコンパクトな設計ができる。
重心のまわりで行なうため支持が安定し、しか
もコンパクトな設計ができる。
第1図は本発明の一実施例を示す電気掃除機の
横方向からみた部分断面図、第2図は同掃除機の
フアンモータユニツト付近を示す断面図、第3図
は同掃除機の軸方向支持部の拡大断面図、第4図
はフアンモータユニツトの振動モードを示す正面
図である。 1……フアンモータユニツト、2……フアン
部、3……モータ部、20……掃除機本体、34
……支持体、19……リング状防振体。
横方向からみた部分断面図、第2図は同掃除機の
フアンモータユニツト付近を示す断面図、第3図
は同掃除機の軸方向支持部の拡大断面図、第4図
はフアンモータユニツトの振動モードを示す正面
図である。 1……フアンモータユニツト、2……フアン
部、3……モータ部、20……掃除機本体、34
……支持体、19……リング状防振体。
Claims (1)
- 1 フアン部とモータ部から成るフアンモータユ
ニツトと、フアンモータユニツトを内包する掃除
機本体と、前記フアンモータユニツト後部のモー
タ部側のハウジング部の回転軸中心付近を軸方向
にだけ固定して掃除機本体に対するフアンモータ
ユニツトの軸方向の動きを規制する支持体と、前
記フアンモータユニツトの重心付近に取付けフア
ンモータユニツトを径方向に防振支持した防振体
と、上記フアンモータユニツトの吸気孔のまわり
のエアータイトを行うシールとからなる電気掃除
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17597484A JPS6156624A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17597484A JPS6156624A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6156624A JPS6156624A (ja) | 1986-03-22 |
JPS6354376B2 true JPS6354376B2 (ja) | 1988-10-27 |
Family
ID=16005497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17597484A Granted JPS6156624A (ja) | 1984-08-24 | 1984-08-24 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6156624A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2661270B2 (ja) * | 1989-07-05 | 1997-10-08 | 松下電器産業株式会社 | 電気掃除機 |
JP2874401B2 (ja) * | 1991-09-26 | 1999-03-24 | 松下電器産業株式会社 | 電気掃除機 |
US5361170A (en) * | 1992-06-11 | 1994-11-01 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Polygonal mirror |
-
1984
- 1984-08-24 JP JP17597484A patent/JPS6156624A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6156624A (ja) | 1986-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |