JPH0271000A - 電動送風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気掃除機等に使用する電動送風機に関する
ものである。

従来の技術 従来、この種の電動送風機は、第４〜６図のような構造
になっていた。

すなわち、１はローターで、シャフト２の両側にベアリ
ング３が圧入され、このベアリング３を樹脂材料ででき
ているブラケット４とエアーガイド６にて支持している
。６は刷子７と制子７を整流子８側へ付勢するバネ９お
よびビグチー／Ｌ’１０を内蔵した金嘱材料からなる刷
子ホルダーである。

ブラケット４とエアーガイド５はネジ等（図示せず）で
止められている。刷子ホルダー６はブラケット４にて保
持されている。ローター１の負荷側には、シャフト２が
エアーガイド６を貫通して突出し、そこに複数の翼から
なるファン１１がスペーサー１２、ザガネ１３およびナ
ツト１４１Ｃより固定されローター１と共に回転する。

ファン１１の上方をケーシング１６が覆い、その中央部
にファン１１の吸込口１１＆に対向して吸込口１５ａが
開口している。１６はステーターであｆ）、１Ｔはロー
ター１をスラスト方向に付勢しているスプリングワッシ
ャーである。１８はブラケット４の外壁に形成された排
気開口部である。

１９は前記構成の電動送風機２０を内蔵した本体であシ
、弾性体からなる前部防振ゴム２１．後部防振ゴム２２
を介し、電動送風機２ｏが本体１９ヘ固定されると共に
、コード２３を有したコードリール２４、電動送風機２
０のパワーをコントロールする制鋪回絡２６等（リード
線等は図示せず）が設置されている。前記、前部防振ゴ
ム２１はケーシング１５の路外周前方部に形成しである
。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記の構造の電動送風機の場合、電源が供給さ
れるとローター１が回転を始めるように々リフアン１１
も共に回転と始める。ファン１１は毎分致方回転という
高速回転になるため、ケーシング１５の吸込口１５１Ｌ
からファン１１の吸込口１１＆へ向かって空気が高速で
吸い込まれるようになる。すなわち、ファン１１は複数
の翼からＩｊツリπっでいるために空気の圧力変化によ
る疎密が発生し、その疎密波がエアーガイド５に新突す
ることによシさらに増幅され騒音大となる。また高速で
回る翼の風切り音が非常に大である。また電力送風機が
高速回転で発生する振動により電気掃除機本体の騒音が
大きくなる。

そこで本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ケ
ーシングの吸込口の吸込管の外周に弾性体を形成するこ
とにより特に振動音に有効的な低騒音の電動送風機を提
供しようとするものである。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は電動機と。

このシャフトに固定され複数の翼を形成したファンと、
ファン路外周下方に設けたエアーガイドとファンを覆う
ように設けられ、吸気口を有したケーシングとを具備し
、そのｒ−ンングの吸込口部に略円筒状の吸込管を嵌合
し前記吸込管外周を覆うように弾性材料の前部防振体を
形成したものである。

作用 本発明は上記した構成により電源を供給するとローター
が回り始めそれに固定されたファンが高速回転をし始め
る。この時にファンの複数の翼による疎密の衝撃波と風
切シ音が発生するようになる。

このような騒音は、排気音にでてくるだけでなく、ケー
シングの吸込口より放射されるようニする。ここで、ケ
ーシング吸込口部に略円筒状の吸込管を嵌合したためだ
音波の干渉を利用した消音効果を持たせているので、騒
音の低減が図れるものである。

そして、電動送風機の振動のなるべく小さい回転中心に
付近の吸込管外周に覆った弾性体を介して電動送風機を
電気掃除機本体へ固定しているので、電動送風機から電
気掃除機本体へ伝播するのが小さくなり、低騒音が図れ
るものである。

実施例 以下１本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１〜３図において、３１は整流子電動機を構成するａ
−ターで、シャフト３２の両側にベアリング３３が圧入
され、このベアリング３３を（資）脂材料でできている
ブラケット３４とエアーガイド３５にて支持している。

３６は刷子３７と刷子３７を整流子３８側へ付勢するバ
ネ３９およびピグテール４０を内蔵した金属材料からな
る刷子ホルダーである。ブラケット３４とエアーガイド
３６はネジ等（図示せず）で止められている。ローター
３１の負荷側にはシャフト３２がエアーガイド３６を貫
通して突出し、そこに複数の翼を形成した７１ン４１が
スペーサー４２．座金４３およびナツト４４により固定
されローター３１と共に回転する。ファン４１の上方を
ケーシング４６が覆い、その中央部にファン４１の吸込
口４１１Ｌｉ／（対向して吸込口４５１Ｌが開口してい
る。４６はステーターであり、４７はローター３１をス
ラスト方向に付勢しているスプリングワッシャーである
。

４８はブラケット３４の外壁に形成された排気開口部で
ある。

４９はケーシング４５の吸込ロ４６＆部に嵌合した略円
筒状の吸込口４９＆を形成しである吸込管である。

４５ｂはケーシング４６の吸込口４５ａに略ファン４１
方向へ向けて形成した舌部である。

６０は前記構成の電動送風機６１を内蔵した電気掃除機
本体であシ１弾性材料からなる前部防振体６２．後部防
振体６３を介１．電助送風機６１が本体６Ｑへ固定され
ると＃ｃｉｌ′ｃ、コード６４を有したコードリールｓ
　ｓ　、　ＮＵ送風機５１のパターをコントロールする
制（至）回路６６等（リード線等は図示せず）が設置さ
れている。

前記、前部防振体６２は、吸込管４９の外鳴を咥うよう
に形成されており、一部が電気掃除機本体６０に当接し
ている。

上記構成において、電源が供給されるとローター３１が
回転を始めるようになりローター３１のシャフト３２に
固定された複数の翼を持ったファン４１が高速回転を始
めるようになる。ファン４１の回転により吸込管４９の
吸込口４９＆よりケーシング４５の吸込口４５也そして
ファン４１の吸込口４１１Ｌへと空気流（ム）が流れ込
んでゆくようになる。この時の空気流（ム）は非常に高
速となる。

ファン４１は複数の翼で形成されているために高速回転
で圧力変化による疎密波が発生し、さらにはその疎密波
がエアーガイド３５等へ衝突することにより増幅し騒音
の発生源となる。かつその翼が空気流（ム）すなわち風
を切る虱切り音が騒音の発生源となる。

これら騒音は、排気開口部４８からの排気によって外へ
伝播するものと、吸気側へ放射されるものとがある。こ
こで、吸気側についてはケーシング４５の吸込口４５ａ
に吸込管４９が嵌合しているためだ、吸込管４９内でそ
の吸気側への放射音を干渉させることにより消音効果を
持たらすことが可能となる。

こうして、吸気側への騒音の放射の低減が図れ。

ひいては電動送風機全体の騒音の低下、すなわち電気掃
除機本体６ｏの騒音低下になるものである。

また、高速回転による電動送風機６１自身の振動が電気
掃除機本体６ｏへ伝播するが、前部防振体６２が電動送
風機６１の振動の小さい回転中心近傍部、すなわち、ケ
ーシング４６の吸込口４５５Ｌに嵌合させた吸込管４９
の外周部に形成されているために、従来のように、振動
の大きいケーシング４５の外周部く形成されている時と
比べ、電動送風機６１の振動が本体６ｏへ伝わりにくく
なり電気掃除機本体６ｏの騒音の低下になるものである
。特に最近の電気掃除機本体６ｏに内蔵しているｔａ送
、ａｉｓｌ　の！１転ａｌｔ約５ｏｏｏＯ（ｒ、ｐ、ｍ
）となっており、振動音としても約６ｏｏＣ）−１ｚ〕
付近の周彼数が高いレベルとなり、聴感的にもうなるよ
うな音として聞こえてくるものを低下させることとな）
、非常ｉ／ｉ：吏い勝手の良い掃除機を提供することが
可能となる。これは、７ア／４１の風切り音等の高周波
域（約２（Ｋｌ−１ｚ）以上）のレベルが低下してきて
いるのでより有効的な低騒音化が図れるものである。

発明の効果 本発明によれば、空気流の吸込口であるケーシングの吸
込口部に略円筒状の吸込管を嵌合させであるので、ファ
ンの高速回転によって発生する衝撃波、風切シ音等の騒
音が吸気側へ放射されるのを吸込管内で音波の干渉をさ
せることにょシ消音すなわち騒音の低下を図ることがで
きる。ひいては電気掃除機全体の低騒音化をも図れるこ
とができるものである。

また、吸込管があるために整流された空気流がファンの
吸込口に入り込むようになるために、ファン性能の向上
をも図ることができるものである。

さらには、ケーシングの舌部のかわりを果すことが可能
となるために、任意の舌部の長さが設定でき空気流のモ
レの防止が図れファン性能の向上を図ることができるも
のである。

そして、電動送風機の振動の電気掃除機本体への伝播を
振動の小さい吸込管外周に形成した前部防振体により少
なくすることができるため、前述したファンの虱切り音
等の高８枝音と共に低周波音の振動による騒音を同時に
低下させることができるものである。かつ、前部防振体
は従来と比べ電動送風機の中心部近くを支持しているた
めに。

材料費が少なくてすむ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電動送風機の半裁断面図、
第２図は同吸込部近傍の拡大断面図、第３図は同電気掃
除機本体の略配置図、第４図は従来の電動送風機の半裁
断面図、第６図は同電気掃除機本体の略配置図である。 ３５・・・・・エアーガイドＳ４１・・・・・・ファン
、４５・・−・・・ケーシング、４９・・・・・吸込管
、５２・・・・・前部防振体。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名３Ｉ
″′フーグー ３５−−一エアーガイド ４Ｉ−ファン ４５・・−γ−Ｖンク ４９・−吸込管 ５Ｚ・−前部苅振休 纂 図 第 図 ｑ ？！

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動機と、そのシャフトに固定され複数の翼を形成した
   ファンと、このファン略外周下方に設けたエアーガイド
   と、ファンを覆うように設けられ吸気口を有したケーシ
   ングとを具備し、そのケーシングの吸込部に略円筒状の
   吸込管を嵌合し、前記吸込管外周を覆うように弾性材料
   の前部防振体を形成した電動送風機。