JPS6233965B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6233965B2 JPS6233965B2 JP56050833A JP5083381A JPS6233965B2 JP S6233965 B2 JPS6233965 B2 JP S6233965B2 JP 56050833 A JP56050833 A JP 56050833A JP 5083381 A JP5083381 A JP 5083381A JP S6233965 B2 JPS6233965 B2 JP S6233965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inside air
- sound absorbing
- air inlet
- noise
- upstream side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 6
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00507—Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00507—Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
- B60H2001/006—Noise reduction
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車輌用空気調和装置の送風機に係り、
特に内気吸入口部の構造に関する。
特に内気吸入口部の構造に関する。
この種送風機においては実開昭53―85164号公
報に示される如く、内気導入時に内気吸入口から
車室内へ騒音が伝播することが問題となつてい
る。同公報に示された従来技術によれば、その騒
音は内気吸入口付近に遮音板を設け、この遮音板
によつて騒音をインストルメントパネル内面に集
合させることによつて抑制される。従来技術によ
れば、確かに乗員に直接伝播する騒音は低減でき
るが遮音板やインストルメントパネルでの反射に
よる騒音の減衰効果はあまり大きくなく、騒音の
周波数によつては音板なインストルメントパネル
自体が内気導入口から放散される騒音によつて加
振され共鳴してうなりを発生する問題がある。
報に示される如く、内気導入時に内気吸入口から
車室内へ騒音が伝播することが問題となつてい
る。同公報に示された従来技術によれば、その騒
音は内気吸入口付近に遮音板を設け、この遮音板
によつて騒音をインストルメントパネル内面に集
合させることによつて抑制される。従来技術によ
れば、確かに乗員に直接伝播する騒音は低減でき
るが遮音板やインストルメントパネルでの反射に
よる騒音の減衰効果はあまり大きくなく、騒音の
周波数によつては音板なインストルメントパネル
自体が内気導入口から放散される騒音によつて加
振され共鳴してうなりを発生する問題がある。
本発明の目的は、上記問題を発生することなく
内気吸入口から、車室内へ伝播する騒音自体を少
なくできる内気吸入口の構造を備えた自動車用送
風機を提供するにある。
内気吸入口から、車室内へ伝播する騒音自体を少
なくできる内気吸入口の構造を備えた自動車用送
風機を提供するにある。
本発明の特徴は内気吸入口の上流側に吸音部材
を設け、インストネメントパネルや遮音板等に騒
音が伝播する前に吸収減衰させる点にある。
を設け、インストネメントパネルや遮音板等に騒
音が伝播する前に吸収減衰させる点にある。
以下本発明の一実施例を詳細に説明する。１は
羽根車でモータ２によつて駆動せられる。羽根車
１は製造上分割せられたモータ側スクロール３と
フアン側スクロール４によつて構成された螺旋形
状のスクロール内に収納されており、前記羽根車
１を所定の回転数で回転させることによつてフア
ン側スクロール４の螺旋中心に位置するベルマウ
ス部５から吸入した大気を必要な風性能に変換す
るものである。ベルマウス部５のフアンと反対側
には外気導入と内気導入を分けるためのインテー
クダクト６が設けてあり、インテークダクト６内
にあつて乗車員が可変できるようになつているシ
ヤツタ７の位置によつて制御する。インテークダ
クト６の内気吸入口８には吸入口から車室側に向
けてのびる末広がりで筒状の空間を成す反射板９
が一体に形成され、その先端には内気導入口９ａ
が遮閉板１６に対向して開口しており、該反射板
９の内側にはその内周面に沿つて吸音材１０がと
りつけられている。吸音材１０をすえ広がりにす
る理由は後述する。又、該反射板９、吸音材１０
には必要に応じて空気吸入面積を大きくするため
の吸入補助孔１１を設ける。尚インテークダクト
６の外気吸入口１２には車輌側外気導入ダクト１
３との連結用として外気導入ダクト１４を設置す
る。このような構造になつているため低騒音化に
対して次のような効果がある。すなわち内気導入
時において、羽根車１が回転すると内気導入口９
ａ、吸入補助孔１１より吸音材１０の内側から通
つて吸入された内気はインテークダクト６の内気
吸入口８を経てベルマウスに達し、羽根車１の内
側から羽根部を通つて羽根車１の外周部に出、ス
クロール内側を旋回して吐出口から吐出する。こ
の間において特に羽根車１の羽根部、ベルマウス
５近辺及びスクロール内側における空気の剥離や
乱れによつて騒音を発生し、この騒音は内気吸入
口８から車室内に放散しようとする。しかるにこ
の音波は導管としての吸音材１０付近の反射板９
内を空気を媒体として通ることになるが、吸音材
１０を通る時の空気の粘性によつて音のエネルギ
ーが減衰することと、吸音材の内壁面１５を境界
として吸音材１０内の面積が小さくてその他の通
路が広いことにより吸音材１０を通つた音波が反
射板９にぶつかつて戻る時に新しく入つてくる音
波と干渉して音のエネルギーが減衰することによ
る効果がある。又、反射板９と車輌側遮蔽板１６
とによつて内気吸入口８を包囲して車室内へ音波
伝播通路を屈折させることによる減衰効果もあ
り、車室内に放散する騒音は低くなる。この効果
は第５図に示すように反射板９及び吸音材１０が
ない時に比べて800〜400Hzにおいて減衰効果があ
り、特に人間にはもつとも耳ざわりにきこえる
1000〜2000Hz近辺での減衰効果が大きく、もちろ
んオーバーオールレベルでも3dBの効果があり、
低騒音化には非常に有効なことがわかる。遮蔽板
１６は送風機の取りつけ方によつては床面になる
場合もあるしあるいはグローブボツクス等の車輌
部品、車輌の側面になつたりもするが反射板１０
が遮蔽板１６の近辺にまでのびていれば内気吸入
口を包囲することによる効果は期待できる。又、
反射板９が遮蔽板１６に接触又はそれに近い状態
にまで接近する時には反射板９と吸音材１０に補
助孔１１又は遮蔽板１６に遮蔽板補助孔１７を設
ければよい。反射板１０をすえ広がりにするのは
第６図に示すように図示投視方向での成形型を簡
単化するためであるが、もしすえ広がりにしない
場合でも第７図のように型割を構成すれば実施で
きる。
羽根車でモータ２によつて駆動せられる。羽根車
１は製造上分割せられたモータ側スクロール３と
フアン側スクロール４によつて構成された螺旋形
状のスクロール内に収納されており、前記羽根車
１を所定の回転数で回転させることによつてフア
ン側スクロール４の螺旋中心に位置するベルマウ
ス部５から吸入した大気を必要な風性能に変換す
るものである。ベルマウス部５のフアンと反対側
には外気導入と内気導入を分けるためのインテー
クダクト６が設けてあり、インテークダクト６内
にあつて乗車員が可変できるようになつているシ
ヤツタ７の位置によつて制御する。インテークダ
クト６の内気吸入口８には吸入口から車室側に向
けてのびる末広がりで筒状の空間を成す反射板９
が一体に形成され、その先端には内気導入口９ａ
が遮閉板１６に対向して開口しており、該反射板
９の内側にはその内周面に沿つて吸音材１０がと
りつけられている。吸音材１０をすえ広がりにす
る理由は後述する。又、該反射板９、吸音材１０
には必要に応じて空気吸入面積を大きくするため
の吸入補助孔１１を設ける。尚インテークダクト
６の外気吸入口１２には車輌側外気導入ダクト１
３との連結用として外気導入ダクト１４を設置す
る。このような構造になつているため低騒音化に
対して次のような効果がある。すなわち内気導入
時において、羽根車１が回転すると内気導入口９
ａ、吸入補助孔１１より吸音材１０の内側から通
つて吸入された内気はインテークダクト６の内気
吸入口８を経てベルマウスに達し、羽根車１の内
側から羽根部を通つて羽根車１の外周部に出、ス
クロール内側を旋回して吐出口から吐出する。こ
の間において特に羽根車１の羽根部、ベルマウス
５近辺及びスクロール内側における空気の剥離や
乱れによつて騒音を発生し、この騒音は内気吸入
口８から車室内に放散しようとする。しかるにこ
の音波は導管としての吸音材１０付近の反射板９
内を空気を媒体として通ることになるが、吸音材
１０を通る時の空気の粘性によつて音のエネルギ
ーが減衰することと、吸音材の内壁面１５を境界
として吸音材１０内の面積が小さくてその他の通
路が広いことにより吸音材１０を通つた音波が反
射板９にぶつかつて戻る時に新しく入つてくる音
波と干渉して音のエネルギーが減衰することによ
る効果がある。又、反射板９と車輌側遮蔽板１６
とによつて内気吸入口８を包囲して車室内へ音波
伝播通路を屈折させることによる減衰効果もあ
り、車室内に放散する騒音は低くなる。この効果
は第５図に示すように反射板９及び吸音材１０が
ない時に比べて800〜400Hzにおいて減衰効果があ
り、特に人間にはもつとも耳ざわりにきこえる
1000〜2000Hz近辺での減衰効果が大きく、もちろ
んオーバーオールレベルでも3dBの効果があり、
低騒音化には非常に有効なことがわかる。遮蔽板
１６は送風機の取りつけ方によつては床面になる
場合もあるしあるいはグローブボツクス等の車輌
部品、車輌の側面になつたりもするが反射板１０
が遮蔽板１６の近辺にまでのびていれば内気吸入
口を包囲することによる効果は期待できる。又、
反射板９が遮蔽板１６に接触又はそれに近い状態
にまで接近する時には反射板９と吸音材１０に補
助孔１１又は遮蔽板１６に遮蔽板補助孔１７を設
ければよい。反射板１０をすえ広がりにするのは
第６図に示すように図示投視方向での成形型を簡
単化するためであるが、もしすえ広がりにしない
場合でも第７図のように型割を構成すれば実施で
きる。
尚、実施例は反射板９と吸音材１０をインテー
クダクト６に一体成形したものについて説明した
が、これらをインテークダクトから分離して別物
にて製作した後にネジ止め等の方法で一体化して
も同様の効果を得ることができる。
クダクト６に一体成形したものについて説明した
が、これらをインテークダクトから分離して別物
にて製作した後にネジ止め等の方法で一体化して
も同様の効果を得ることができる。
以上説明した本発明によれば内気吸入口上流側
に吸音部材を設けたので、内気吸入口から車室に
伝播する騒音の大半をこの部分で吸収できるの
で、車室に伝播する騒音の量を半減できる。
に吸音部材を設けたので、内気吸入口から車室に
伝播する騒音の大半をこの部分で吸収できるの
で、車室に伝播する騒音の量を半減できる。
第１図は本発明の一実施例を示す、車室内に設
置した時の断面図、第２図は本発明の一実施例を
示す反射板、吸音材側から見た正面図、第３図は
羽根部近辺の風の動きを示す図、第４図は本発明
の一実施例における風の動きを示す断面図、第５
図は本発明の低騒音効果を示す周波数分析結果を
示すグラフ、第６図は反射板をすえ広がりにした
時の成形時型割図、第７図は反射板をすえ広がり
にしない時の成形時型割図である。 １……羽根車、２……モータ、３，４……スク
ロール、５……ベルマウス、６……インテータダ
クト、８……内気吸入口、９……反射板、１０…
…吸音材、１２……外気吸入口。
置した時の断面図、第２図は本発明の一実施例を
示す反射板、吸音材側から見た正面図、第３図は
羽根部近辺の風の動きを示す図、第４図は本発明
の一実施例における風の動きを示す断面図、第５
図は本発明の低騒音効果を示す周波数分析結果を
示すグラフ、第６図は反射板をすえ広がりにした
時の成形時型割図、第７図は反射板をすえ広がり
にしない時の成形時型割図である。 １……羽根車、２……モータ、３，４……スク
ロール、５……ベルマウス、６……インテータダ
クト、８……内気吸入口、９……反射板、１０…
…吸音材、１２……外気吸入口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 内外気切換シヤツタによつて開閉される内気
吸入口と外気吸入口とを有し、前記内気吸入口の
上流側に吸音部材を設けたものにおいて、前記内
気吸入口の上流側に内気導入口を設け、該内気導
入口と前記内気吸入口との間に吸音部材を設けた
ことを特徴とする自動車用送風機。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載した発明におい
て、前記吸音部材は風案内部材を介して内気吸入
口の上流側に保持固定されていることを特徴とす
る自動車用送風機。 ３ 特許請求の範囲第２項に記載した発明におい
て、前記風案内部材は前記送風機のスクロールと
一体に形成された筒状の反射板であることを特徴
とする自動車用送風機。 ４ 特許請求の範囲第３項に記載した発明におい
て、前記筒状の反射板は前記吸入口の上流側に向
つて末広がりに形成されていることを特徴とする
自動車用送風機。 ５ 特許請求の範囲第２項乃至第４項のいずれか
１つの項に記載した発明において前記内気導入口
以外に前記風案内部材と前記吸音部材とを貫通す
る通孔を少なくとも一個設けたことを特徴とする
自動車用送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5083381A JPS57164808A (en) | 1981-04-03 | 1981-04-03 | Blower for automobile |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5083381A JPS57164808A (en) | 1981-04-03 | 1981-04-03 | Blower for automobile |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57164808A JPS57164808A (en) | 1982-10-09 |
| JPS6233965B2 true JPS6233965B2 (ja) | 1987-07-23 |
Family
ID=12869751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5083381A Granted JPS57164808A (en) | 1981-04-03 | 1981-04-03 | Blower for automobile |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57164808A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS588421A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-18 | Hitachi Ltd | 自動車用空気調和装置の送風機 |
| DE3142484C1 (de) * | 1981-10-27 | 1983-04-21 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | "Durch einen Mantel abgedecktes, ein Gebläse aufweisendes Aggregateteil" |
| JPS59150999A (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-29 | Nippon Denso Co Ltd | 遠心送風機 |
| FR2920044B1 (fr) * | 2007-08-16 | 2015-07-17 | Valeo Systemes Thermiques | Boitier constitutif d'une installation de ventilation, de chauffage et/ou de climatisation pourvu de moyens d'attenuation acoustique d'ondes sonores et installation comprenant un tel boitier |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5630109B2 (ja) * | 1977-02-18 | 1981-07-13 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54147938U (ja) * | 1978-04-06 | 1979-10-15 | ||
| JPS5819052Y2 (ja) * | 1979-08-17 | 1983-04-19 | 株式会社日立製作所 | 車両の空調用ダクト |
-
1981
- 1981-04-03 JP JP5083381A patent/JPS57164808A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5630109B2 (ja) * | 1977-02-18 | 1981-07-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57164808A (en) | 1982-10-09 |
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