JP2543237B2 - 天井埋込形換気扇 - Google Patents

天井埋込形換気扇

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JP2543237B2
JP2543237B2 JP2180868A JP18086890A JP2543237B2 JP 2543237 B2 JP2543237 B2 JP 2543237B2 JP 2180868 A JP2180868 A JP 2180868A JP 18086890 A JP18086890 A JP 18086890A JP 2543237 B2 JP2543237 B2 JP 2543237B2
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suction
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和郎 荻野
弘成 小方
融 甲斐
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、換気送風機器に使用される天井埋込形換気
扇に関するものである。
従来の技術 近年、住居内で使用される換気送風機器の騒音を低下
させる要求が強まってきている。
従来、この種の天井埋込形換気扇は、第7図および第
8図に示すように、下面を開口した本体21と、この本体
21内の天面22に羽根車23を固着した電動機24を設け、前
記羽根車23の周囲を囲む渦巻ケーシング25と、吸込口26
を有する吸込ケーシング27と、この吸込ケーシング27の
下面にグリル28と、前記本体21の一側面に設けた吐出口
29とを備えた構成であった。
発明が解決しようとする課題 このような従来の天井埋込形換気扇では、運転時に羽
根車23が回転すると、吸込口26より空気を吸引し、羽根
車23により昇圧し、渦巻ケーシング25の内部dを通り吐
出口29より吐出する。そして、前記吸込口26より吸引し
た空気は、羽根車23で昇圧されるときに発生する回転騒
音や、渦巻ケーシング25を通るときに発生する渦による
乱流騒音が前記吸込口26から吸込側空間cへ放射される
という課題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、騒音の特に大き
い低下を図ることのできる天井埋込形換気扇を提供する
ことを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために第1の手段は、下
面を開口した本体と、この本体内の天面に設けられ羽根
吸込口を下方に向けて羽根車を固着した電動機と、前記
羽根車の周囲を囲む渦巻ケーシングと、前記羽根吸込口
に対向する吸込口を有して前記渦巻ケーシングの下端部
に設けられた吸込ケーシングと、前記本体の外側面に設
けられ前記渦巻ケーシングの吐出口部と連通する吐出口
と、前記本体の下面開口を覆って設けられるグリルとを
備え、前記吸込ケーシングの吸込口より大きな吸込孔を
有するパネルを、前記本体の下面開口部に前記吸込孔を
前記吸込口に対向させて設け、前記下面開口の前記吸込
孔以外を塞いだ天井埋込形換気扇の構成としたものであ
る。
また第2の手段は、第1の手段の吸込ケーシングとパ
ネルとの間隙に、通風部を有した吸音材を充填した天井
埋込形換気扇としたものである。
また第3の手段は、第1の手段の渦巻ケーシングを多
孔質の焼結材で形成し、渦巻ケーシングと本体との間隙
に、吸音材を充填した天井埋込形換気扇としたものであ
る。
また第4の手段は、第1の手段の吸込ケーシングを多
孔質の焼結材で形成した天井埋込形換気扇としたもので
ある。
また第5の手段は、第1の手段のパネルの吸込孔の端
面を曲率部を有するベルマウス形状とした天井埋込形換
気扇としたものである。
作用 本発明は上記した第1の手段の構成により、羽根車や
渦巻ケーシング内で発生した騒音が遮音され外部への騒
音放射量が小さくなることとなる。また、第2手段,第
3手段,第4手段の構成により、羽根車や渦巻ケーシン
グ内で発生した騒音が吸音と遮音の相乗効果により大き
く低下することとなる。また、第5の手段の構成により
吸込流れをスムーズにし騒音低下することになるもので
ある。
実 施 例 以下本発明の第1実施例を第1図および第2図を参照
しながら説明する。なお従来例と同一構成要素には同一
の番号を付している。
図に示すように、下面に開口した箱体状の本体21の内
部の天面22に、羽根車23を、その羽根吸込口23aを下方
に向けて固着した電動機24を設けている。そして、羽根
車23の周囲を囲むように渦巻ケーシング25を設け、渦巻
ケーシング25の下端部に、羽根吸込口23aと対向する吸
込口26を有する吸込ケーシング27を設けている。吸込ケ
ーシング27の下方となる本体21の下面開口21aの近傍に
は、吸込ケーシング27の吸込口26より大きな円形の吸込
孔2を有するパネル3を、吸込孔2が吸込ケーシング27
の吸込口26と対向するように水平に設けている。本体21
の下面開口21aは、パネル3によって吸込孔2以外の部
分は塞がれている。また、本体21には、その外側面に、
渦巻ケーシング25の吐出口部25aと換気ダクト(図示せ
ず)とを連通接続する吐出口29が設けられ、下部に下面
開口21aを室内側から覆うグリル28が設けられている。
上記構成において、羽根車23が回転すると、吸込空気
はグリル28からパネル3の吸込孔2を通り、前記吸込ケ
ーシング27の吸込口26より羽根車23に入り羽根車23によ
り昇圧され、渦巻ケーシング25の内部dを通り吐出口29
より吐出される。このとき前記羽根車23で昇圧されると
きに発生する回転騒音や、渦巻ケーシング25を通るとき
に発生する渦による乱流騒音が前記吸込口26から吸込側
空間aへ広がるように放射されるが、パネル3があるた
め一部の騒音は遮音され吸込側空間cへは放射されな
い。また、前記パネル3は前記吸込口26より大きな吸込
孔2を有しているので風量が低下することはない。
つぎに本発明の第2実施例を第3図を参照しながら説
明する。なお第1実施例と同一箇所には同一番号を付け
て詳細な説明は省略する。図に示すように吸込口26を有
する吸込ケーシング27と、前記吸込口26より大きな吸込
孔2を有するパネル3との間隙1に、通風路を有した吸
音材4を充填している。
上記構成において、羽根車23が回転すると、吸込空気
は前記グリル28からパネル3の吸込孔2を通り、前記吸
込ケーシング27の吸込口26より羽根車23に入り羽根車23
により昇圧され、渦巻ケーシング25の内部dを通り吐出
口29より吐出される。このとき前記羽根車23で昇圧され
るときに発生する回転騒音や、渦巻ケーシング25を通る
ときに発生する渦による乱流騒音が前記吸込口26から吸
込側空間aへ広がるように放射されるが、パネル3があ
るため一部の騒音は遮音されると共に吸音材4により吸
音されるので吸込側空間cへは放射される騒音はかなり
小さくなる。また、このパネル3は前記吸込口26より大
きな吸込孔2を有しているので風量が低下することはな
い。
つぎに本発明の第3実施例を第4図を参照しながら説
明する。なお第1実施例と同一箇所には同一番号を付け
て詳細な説明は省略する。図に示すように羽根車23の周
囲を囲む多孔質の焼結材で形成された渦巻ケーシング5
と、吸込口26を有する吸込ケーシング27と、この吸込ケ
ーシング27と間隙1を隔て前記吸込口26より大きな吸込
孔2を有するパネル3を設置し、このパネル3の下面に
グリル28を備え、前記本体21と前記渦巻ケーシング5と
の間隙には吸音材6が充填されている。
上記構成において、羽根車23が回転すると、吸込空気
は前記グリル28からパネル3の吸込孔2を通り、前記吸
込ケーシング27の吸込口26より羽根車23に入り羽根車23
により昇圧され、前記渦巻ケーシング5の内部dを通り
吐出口29より吐出される。このとき前記羽根車23で昇圧
されるときに発生する回転騒音や、前記渦巻ケーシング
5を通るときに発生する渦による乱流騒音は吸音効果の
ある多孔質の焼結材で形成された前記渦巻ケーシング5
や、本体21と渦巻ケーシング5との間隙に充填された吸
音材6により吸音されたのち前記吸込口26から吸込側空
間aへ広がるように放射されるが、前記パネル3がある
ためさらに遮音され吸込側空間cに放射される騒音はか
なり小さくなる。また、前記パネル3は前記吸込口26よ
り大きな吸込孔2を有しているので風量が低下すること
はないものである。
つぎに本発明の第4実施例を第5図を参照しながら説
明する。なお第1実施例と同一箇所には同一番号を付け
て詳細な説明は省略する。図に示すように羽根車23の周
囲を囲む渦巻ケーシング25と、吸込口26を有し多孔質の
焼結材で形成された吸込ケーシング7と、前記吸込ケー
シング7と間隙1を隔て前記吸込口26より大きな吸込孔
2を有するパネル3を設置し、このパネル3の下面にグ
リル28を備えたものである。
上記構成において、羽根車23が回転すると、吸込空気
は前記グリル28からパネル3の吸込孔2を通り、前記吸
込ケーシング7の吸込口26より羽根車23に入り羽根車23
により昇圧され、渦巻ケーシング25の内部dを通り吐出
口29より吐出される。このとき前記羽根車23で昇圧され
るときに発生する回転騒音や、渦巻ケーシング25を通る
ときに発生する渦による乱流騒音は、吸音効果のある多
孔質の焼結材で形成された前記吸込ケーシング7により
吸音されたのち前記吸込口26から吸込側空間aへ広がる
ように放射されるが、パネル3があるためさらに遮音さ
れ吸込側空間cに放射される騒音はかなり小さくなる。
また、このパネル3は前記吸込口26より大きな吸込孔2
を有しているので風量が低下することはないものであ
る。
つぎに本発明の第5実施例を第6図を参照しながら説
明する。なお第1実施例と同一箇所には同一番号を付け
て詳細な説明は省略する。図に示すように吸込孔2の端
面8は曲率のあるベルマウス形状を有しているものであ
る。
上記構成において、羽根車23が回転すると、吸込空気
は前記グリル28からパネル3の吸込孔2を通り、前記吸
込ケーシング27の吸込口26より羽根車23に入り羽根車23
により昇圧され、渦巻ケーシング25の内部dを通り吐出
口29より吐出される。このとき前記羽根車23で昇圧され
るときに発生する回転騒音や、渦巻ケーシング25を通る
ときに発生する渦による乱流騒音が前記吸込口26から吸
込側空間aへ広がるように放射されるが、パネル3があ
るため一部の騒音は遮音され吸込側空間cへは放射され
ない。また、前記パネル3は前記吸込口26より大きな吸
込孔2を有し、前記端面8は曲率を有するベルマウス形
状をしているので曲率のない場合より圧力損失が小さく
前記吸込孔2の径をかなり小さくできるので遮音効果が
大きくなるものである。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によ
れば、吸込ケーシングの吸込口より大きな吸込孔を有す
るパネルを、本体の下面開口部に吸込孔を吸込口に対向
させて設け、下面開口の吸込孔以外を塞いでいるので、
風量を低下させることなく、製品外部への騒音放射を低
くすることのできる天井埋込形換気扇を提供できる。
また、吸込ケーシングとパネルとの間隙に充填した通
風部を有する吸音材、あるいは、多孔質の焼結材で形成
した渦巻ケーシングと、渦巻ケーシングと本体との間隙
に充填した吸音材、あるいは、多孔質の焼結材で形成し
た吸込ケーシングによって、放射される騒音は吸音され
て、さらに低くなる。
また、パネルの吸込孔の端面を曲率部を有するベルマ
ウス状とし、吸込空気の流れをなめらかにして圧力損失
を減少させているので、吸込孔の径を小さくして遮音効
果をさらに大きくすることができることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の天井埋込形換気扇の断面
図、第2図は同天井埋込形換気扇の正面図、第3図は同
第2実施例の天井埋込形換気扇の断面図、第4図は同第
3実施例を示す天井埋込形換気扇の断面図、第5図は同
第4実施例の天井埋込形換気扇の断面図、第6図は同第
5実施例の天井埋込形換気扇の断面図、第7図は従来の
天井埋込形換気扇の断面図、第8図は同天井埋込形換気
扇の正面図である。 1……間隙、2……吸込孔、3……パネル、4,6……吸
音材、5,25……渦巻ケーシング、7,27……吸込ケーシン
グ、8……端面、21……本体,21a……下面開口,22……
天面,23……羽根車,23a……羽根吸込口,24……電動機、
26……吸込口、28……グリル、29……吐出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−91912(JP,A) 特開 昭63−176380(JP,A) 実開 昭59−191537(JP,U) 実開 昭55−73743(JP,U) 実開 昭57−83342(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面を開口した本体と、この本体内の天面
    に設けられ羽根吸込口を下方に向けて羽根車を固着した
    電動機と、前記羽根車の周囲を囲む渦巻ケーシングと、
    前記羽根吸込口に対向する吸込口を有して前記渦巻ケー
    シングの下端部に設けられた吸込ケーシングと、前記本
    体の外側面に設けられ前記渦巻ケーシングの吐出口部と
    連通する吐出口と、前記本体の下面開口を覆って設けら
    れるグリルとを備え、前記吸込ケーシングの吸込口より
    大きな吸込孔を有するパネルを、前記本体の下面開口部
    に前記吸込孔を前記吸込口に対向させて設け、前記下面
    開口の前記吸込孔以外を塞いだ天井埋込形換気扇。
  2. 【請求項2】吸込ケーシングとパネルとの間隙に、通風
    部を有した吸音材を充填した請求項1記載の天井埋込形
    換気扇。
  3. 【請求項3】渦巻ケーシングを多孔質の焼結材で形成
    し、渦巻ケーシングと本体との間隙に吸音材を充填した
    請求項1記載の天井埋込形換気扇。
  4. 【請求項4】吸込ケーシングを多孔質の焼結材で形成し
    た請求項1記載の天井埋込形換気扇。
  5. 【請求項5】パネルの吸込孔の端面を曲率部を有するベ
    ルマウス状とした請求項1記載の天井埋込形換気扇。
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