JP3279834B2 - 天井埋込形換気扇 - Google Patents

天井埋込形換気扇

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JP3279834B2
JP3279834B2 JP22657194A JP22657194A JP3279834B2 JP 3279834 B2 JP3279834 B2 JP 3279834B2 JP 22657194 A JP22657194 A JP 22657194A JP 22657194 A JP22657194 A JP 22657194A JP 3279834 B2 JP3279834 B2 JP 3279834B2
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務 加藤
融 甲斐
和郎 荻野
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松下精工株式会社
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、換気送風機器に使用さ
れる天井埋込形換気扇に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の天井埋込形換気扇は、本
体内で発生する騒音を遮音及び共鳴騒音の低下が求めら
れている。
【0003】従来、この種の天井埋込形換気扇は、図9
及び図10の構成が一般的であった。以下、その構成に
ついて図を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように下面を開口した本体21
と、この本体21内の天面22に羽根車23を固着した
電動機24を設け、前記羽根車23の周囲を取り囲む渦
巻ケーシング25と、吸込口26を有する吸込ケーシン
グ27と、この吸込ケーシング27の下面にグリル28
と、前記本体21の一側面に設けた吐出口29と備えて
いる。
【0005】上記構成において回転騒音や、渦巻ケーシ
ングを通るときに発生する渦による乱流騒音や、渦巻ケ
ーシング内で発生した音が容積の中で増幅される共鳴騒
音が前記吸込口から吸込側空間へ放射されることとな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の天井
埋込形換気扇では、運転時に羽根車23が回転すると、
吸込口26より空気を吸引し、羽根車23により昇圧
し、渦巻ケーシング25の内部dを通り吐出口29より
吐出する。そして、前記吸込口26より吸引した空気
は、羽根車23で昇圧されるときに発生する回転騒音
や、渦巻ケーシング25を通るときに発生する渦による
乱流騒音や、渦巻ケーシング25内で発生した音が容積
の中で増幅される共鳴騒音が前記吸込口26から吸込側
空間cへ放射されるという問題があった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するもので、乱
流騒音や共鳴騒音を減少させ、外部への騒音放射量を小
さくすることを第一の目的とする。
【0008】第2の目的はダクト配管が施工時に任意に
変化し、共鳴騒音の周波数が変化することに対応でき、
羽根車や渦巻ケーシング内で発生した騒音が遮音及び共
鳴騒音を減少させ、外部への騒音放射量を小さくするこ
とにある。
【0009】第3の目的は共鳴周波数が複数発生する場
合に、共鳴容積を複数持つことで羽根車や渦巻ケーシン
グ内で発生した騒音が遮音及び共鳴騒音を減少させ、外
部への騒音放射量が小さくなることにある。
【0010】第4の目的は間隙iにおいて発生しやすい
乱れを防止するとともに、フイルムによる空気圧力変化
の伝達により間隙が空いている場合と同等の効果が得ら
れ、羽根車や渦巻ケーシング内で発生した騒音が遮音及
び共鳴騒音を減少させ、外部への騒音放射量が小さくな
ることにある。
【0011】第5の目的は羽根車や渦巻ケーシング内で
発生した騒音が遮音及び共鳴騒音及び消音の相乗効果に
より減少させ、外部への騒音放射量が小さくなることに
ある。
【0012】第6の目的はオリフィスでの圧力損失を低
減しかつ、羽根車や渦巻ケーシング内で発生した騒音が
遮音及び共鳴騒音を減少させ、外部への騒音放射量が小
さくなることにある。
【0013】第7の目的は羽根車や渦巻ケーシング内で
発生した騒音が遮音及び共鳴騒音及び消音の相乗効果に
より減少させ、外部への騒音放射量が小さくなることに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の天井埋込形換気
扇は、上記第1の目的を達成するために第1の手段は、
下面を開口した本体と、この本体内の天面に羽根車を固
着した電動機を設け、前記羽根車の周囲を囲む渦巻ケー
シングと、ベルマウス状の吸込口を有する吸込ケーシン
グと吐出口とを備え、前記吸込ケーシングと間隙hを隔
て、前記吸込ケーシングの吸込口と同等あるいは小さな
吸込孔を有するオリフィスの端部と前記吸込ケーシング
の下端とを間隙iを隔てて設け、このオリフィスより下
面の前記本体の下面開口部にグリルを設けた天井埋込形
換気扇としたものである。
【0015】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、下面を開口した本体と、この本体内の天面に羽
根車を固着した電動機を設け、前記羽根車の周囲を囲む
渦巻ケーシングと、ベルマウス状の吸込口を有する吸込
ケーシングと吐出口を備え、前記吸込ケーシングの吸込
口より同等あるいは小さな吸込孔を有するオリフィスに
内接または外接する可動可能なリング状のガイドを設
け、このガイドの上端と前記吸込ケーシングの下端との
間隙を隔て、前記吸込ケーシングと前記オリフィスの間
隙hを変化できるように配置し、このオリフィスより下
面の前記本体の下面開口部にグリルを設けた天井埋込形
換気扇としたものである。
【0016】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、吸込ケーシングとオリフィスとの間隙hの間に
複数枚の仕切板をオリフィスと間隙jを隔てて設けた天
井埋込形換気扇としたものである。
【0017】また、第4の目的を達成するための第4の
手段は、間隙iにフィルム材を取付けた天井埋込形換気
扇としたものである。
【0018】また、第5の目的を達成するための第5の
手段は、オリフィス部分に多孔質の焼結材を用いた天井
埋込形換気扇としたものである。
【0019】また、第6の目的を達成するための第6の
手段は、オリフィス部分に細かい繊維材を植毛した天井
埋込形換気扇としたものである。
【0020】また、第7の目的を達成するための第7の
手段は、吸込ケーシングとオリフィスとの間隙に通風部
を有した吸音材を充填した天井埋込形換気扇としたもの
である。
【0021】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、羽
根車や渦巻ケーシング内で発生した騒音が遮音及び共鳴
騒音を減少させ、外部への騒音放射量が小さくなること
となる。
【0022】また、第2の手段の構成により、ダクト配
管が施工時に任意に変化し、共鳴騒音の周波数が変化す
ることに対応でき、羽根車や渦巻ケーシング内で発生し
た騒音が遮音及び共鳴騒音を減少させ、外部への騒音放
射量が小さくなることとなる。
【0023】また、第3の手段の構成により、共鳴周波
数が複数発生する場合に、共鳴容積を複数持つことで羽
根車や渦巻ケーシング内で発生した騒音が遮音及び共鳴
騒音を減少させ、外部への騒音放射量が小さくなること
となる。
【0024】また、第4の手段の構成により、間隙iに
おいて発生しやすい乱れを防止するとともに、フイルム
による空気圧力変化の伝達により間隙が空いている場合
と同等の効果が得られ、羽根車や渦巻ケーシング内で発
生した騒音が遮音及び共鳴騒音を減少させ、外部への騒
音放射量が小さくなることとなる。
【0025】また、第5の手段の構成により、羽根車や
渦巻ケーシング内で発生した騒音が遮音及び共鳴騒音及
び消音の相乗効果により減少させ、外部への騒音放射量
が小さくなることとなる。
【0026】また、第6の手段の構成により、オリフィ
スでの圧力損失を低減しかつ、羽根車や渦巻ケーシング
内で発生した騒音が遮音及び共鳴騒音を減少させ、外部
への騒音放射量が小さくなることとなる。
【0027】また、第7の手段の構成により、羽根車や
渦巻ケーシング内で発生した騒音が遮音及び共鳴騒音及
び消音の相乗効果により減少させ、外部への騒音放射量
が小さくなることとなる。
【0028】
【実施例】以下本発明の第1実施例について、図1およ
び図2を参照しながら説明する。なお従来例と同一箇所
には同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【0029】図に示すように、吸込口26を有する吸込
ケーシング27と間隙hを隔て前記吸込口26より同等
あるいは小さな吸込孔2を有するオリフィス3を前記吸
込ケーシング27の下端30と前記オリフィス3の端部
1とを間隙iを隔てて設け、このオリフィス3の下面に
グリル28を備えたものである。
【0030】上記構成において、羽根車23が回転する
と、吸込空気はグリル28からオリフィス3の吸込孔2
を通り、前記吸込ケーシング27の吸込口26より羽根
車23に入り羽根車23により昇圧され、渦巻ケーシン
グ25の内部dを通り吐出口29より吐出される。この
とき前記羽根車23で昇圧されるときに発生する回転騒
音や、渦巻ケーシング25を通るときに発生する渦によ
る乱流騒音や、渦巻ケーシング25内で発生した音が容
積の中で増幅される共鳴騒音が前記吸込口26から吸込
側空間cへ放射されるが、オリフィス3が有るため一部
の騒音は遮音および消音され吸込側空間cへは放射され
ない。
【0031】なお、本体の寸法が縦幅260mm、横幅
260mm、高さ200mmであり、吐出ダクト径がφ
150mmであるとき、間隙hの寸法範囲を20〜10
0mmとし、間隙iの寸法範囲を1〜10mmとする場
合に、消音効果が特に得られやすい。図11に本発明の
天井埋込形換気扇と従来の天井埋込形換気扇の騒音特性
比較を示す。
【0032】つぎに本発明の第2実施例について図3を
参照しながら説明する。なお第1実施例と同一箇所には
同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【0033】図に示すように、吸込口26を有する吸込
ケーシング27の下端30と上端7とを間隙iを隔て前
記吸込口26より大きいあるいは同等なリング状のガイ
ド6を設置し、吸込ケーシング27と前記吸込口26よ
り同等あるいは小さな吸込孔4を有するオリフィス5を
端部1が前記ガイド6の前記上端7から下端8まで可変
でき、前記吸込ケーシング27と前記オリフィス5の間
隙hを変化できるように配置し、このオリフィス5の下
面にグリル28を備えたものである。
【0034】上記構成において、羽根車23が回転する
と、吸込空気はグリル28からオリフィス3の吸込孔2
を通り、ガイド6を経由して前記吸込ケーシング27の
吸込口26より羽根車23に入り羽根車23により昇圧
され、渦巻ケーシング25の内部dを通り吐出口29よ
り吐出される。このとき前記羽根車23で昇圧されると
きに発生する回転騒音や、渦巻ケーシング25を通ると
きに発生する渦による乱流騒音や、渦巻ケーシング25
内で発生した音が容積の中で増幅される共鳴騒音が前記
吸込口26から吸込側空間cへ放射されるが、オリフィ
ス5が有るため一部の騒音は遮音および消音され吸込側
空間cへは放射されない。また、施工時にダクト配管の
長さが変化する場合に発生する共鳴騒音の周波数が変化
するためオリフィス5を可動することで容積を変化さ
せ、消音効果周波数を一致させることができる。
【0035】つぎに本発明の第3実施例について図4を
参照しながら説明する。なお第1実施例と同一箇所には
同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【0036】図に示すように、吸込口26を有する吸込
ケーシング27と間隙hを隔て前記吸込口26より同等
あるいは小さな吸込孔2を有するオリフィス3を前記吸
込ケーシングの下端30と前記オリフィスの端部1とを
間隙iを隔てて設け、前記吸込ケーシング27とオリフ
ィス3との間に複数の仕切板を前記オリフィス3の外周
部10から間隙jを隔てて設置し、このオリフィス3の
下面にグリル28を備えたものである。
【0037】上記構成において、羽根車23が回転する
と、吸込空気はグリル28からオリフィス3の吸込孔2
を通り、前記吸込ケーシング27の吸込口26より羽根
車23に入り羽根車23により昇圧され、渦巻ケーシン
グ25の内部dを通り吐出口29より吐出される。この
とき前記羽根車23で昇圧されるときに発生する回転騒
音や、渦巻ケーシング25を通るときに発生する渦によ
る乱流騒音や、渦巻ケーシング25内で発生した音が容
積の中で増幅される複数の周波数を持つ共鳴騒音が前記
吸込口26から吸込側空間cへ放射されるが、オリフィ
ス3及び複数の仕切板9が有るため一部の騒音は遮音お
よび消音され吸込側空間cへは放射されない。なお、複
数の仕切板9をベルマウス形状としてもよい。また、仕
切板9を移動できるようにし周波数の変化に対応するこ
ともできることは言うまでもない。
【0038】つぎに本発明の第4実施例について図5を
参照しながら説明する。なお第1実施例と同一箇所には
同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【0039】図に示すように、吸込口26を有する吸込
ケーシング27と間隙hを隔て前記吸込口26より同等
あるいは小さな吸込孔2を有するオリフィス3を前記吸
込ケーシング27の下端30と前記オリフィス3の端部
1とを間隙iを隔てて設け、この間隙iの部分に通気性
のない薄いフィルム11を取付けて、このオリフィス3
の下面にグリル28を備えたものである。
【0040】上記構成において、羽根車23が回転する
と、吸込空気はグリル28からオリフィス3の吸込孔2
を通り、前記吸込ケーシング27の吸込口26より羽根
車23に入り羽根車23により昇圧され、渦巻ケーシン
グ25の内部dを通り吐出口29より吐出される。この
とき前記羽根車23で昇圧されるときに発生する回転騒
音や、渦巻ケーシング25を通るときに発生する渦によ
る乱流騒音や、渦巻ケーシング25内で発生した音が容
積の中で増幅される共鳴騒音が前記吸込口26から吸込
側空間cへ放射されるが、オリフィス3が有るため一部
の騒音は遮音および消音され吸込側空間cへは放射され
ない。また、吸込ケーシング27とオリフィス3との間
に起こる乱れをフィルム11により防止することができ
る。
【0041】つぎに本発明の第5実施例について図6を
参照しながら説明する。なお第1実施例と同一箇所には
同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【0042】図に示すように、吸込口26を有する吸込
ケーシング27と間隙hを隔て前記吸込口26より同等
あるいは小さな吸込孔2を有し、材質を多孔質の焼結材
とするオリフィス12を前記吸込ケーシングの下端30
と前記オリフィス12の端部1とを間隙iを隔てて設
け、このオリフィス12の下面にグリル28を備えたも
のである。
【0043】上記構成において、羽根車23が回転する
と、吸込空気はグリル28からオリフィス3の吸込孔2
を通り、前記吸込ケーシング27の吸込口26より羽根
車23に入り羽根車23により昇圧され、渦巻ケーシン
グ25の内部dを通り吐出口29より吐出される。この
とき前記羽根車23で昇圧されるときに発生する回転騒
音や、渦巻ケーシング25を通るときに発生する渦によ
る乱流騒音や、渦巻ケーシング25内で発生した音が容
積の中で増幅される共鳴騒音が前記吸込口26から吸込
側空間cへ放射されるが、多孔質の焼結材であるオリフ
ィス12が有るため一部の騒音は遮音および消音及び吸
音の相乗効果を得て、吸込側空間cへは放射されない。
【0044】つぎに本発明の第6実施例について図7を
参照しながら説明する。なお第1実施例と同一箇所には
同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【0045】図に示すように、吸込口26を有する吸込
ケーシング27と間隙hを隔て前記吸込口26より同等
あるいは小さな吸込孔2を有するオリフィス3を前記吸
込ケーシングの下端30と前記オリフィスの端部1とを
間隙iを隔てて設け、前記オリフィス3の吸込孔2の一
部あるいは全体に繊維材13を植毛し、このオリフィス
3の下面にグリル28を備えたものである。
【0046】上記構成において、羽根車23が回転する
と、吸込空気はグリル28からオリフィス3の吸込孔2
を通り、前記吸込ケーシング27の吸込口26より羽根
車23に入り羽根車23により昇圧され、渦巻ケーシン
グ25の内部dを通り吐出口29より吐出される。この
とき前記羽根車23で昇圧されるときに発生する回転騒
音や、渦巻ケーシング25を通るときに発生する渦によ
る乱流騒音や、渦巻ケーシング25内で発生した音が容
積の中で増幅される共鳴騒音が前記吸込口26から吸込
側空間cへ放射されるが、オリフィス3が有るため一部
の騒音は遮音および消音され吸込側空間cへは放射され
ない。また、オリフィス3での圧力損失による剥離減少
を繊維材13において防止する。
【0047】つぎに本発明の第7実施例について図8を
参照しながら説明する。なお第1実施例と同一箇所には
同一番号を付けて詳細な説明は省略する。
【0048】図に示すように、吸込口26を有する吸込
ケーシング27と間隙hを隔て前記吸込口26より同等
あるいは小さな吸込孔2を有するオリフィス3を前記吸
込ケーシングの下端30と前記オリフィスの端部1とを
間隙iを隔てて設け、前記吸込ケーシングと前記オリフ
ィスとの間に通風部を有した吸音材14を設置し、前記
オリフィス3の下面にグリル28を備えたものである。
【0049】上記構成において、羽根車23が回転する
と、吸込空気はグリル28からオリフィス3の吸込孔2
を通り、前記吸込ケーシング27の吸込口26より羽根
車23に入り羽根車23により昇圧され、渦巻ケーシン
グ25の内部dを通り吐出口29より吐出される。この
とき前記羽根車23で昇圧されるときに発生する回転騒
音や、渦巻ケーシング25を通るときに発生する渦によ
る乱流騒音や、渦巻ケーシング25内で発生した音が容
積の中で増幅される共鳴騒音が前記吸込口26から吸込
側空間cへ放射されるが、オリフィス3が有るため一部
の騒音は遮音および消音および吸音され吸込側空間cへ
は放射されない。
【0050】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明によれば、遮音効果と共鳴騒音防止効果と吸
音効果の相乗効果により製品外部への騒音放射を極めて
低くすることができる天井埋込形換気扇を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の天井埋込形換気扇の側断
面図
【図2】同正面図
【図3】同第2実施例の同側断面図
【図4】同第3実施例の同側断面図
【図5】同第4実施例の同側断面図
【図6】同第5実施例の同側断面図
【図7】同第6実施例の同側断面図
【図8】同第7実施例の同側断面図
【図9】従来の天井埋込形換気扇の側断面図
【図10】同正面図
【図11】本発明の天井埋込形換気扇と従来の天井埋込
形換気扇の騒音特性比較図
【符号の説明】
1 端部 2 吸込孔 3 オリフィス 4 吸込孔 5 オリフィス 6 ガイド 7 上端 8 下端 9 仕切板 10 外周部 11 オリフィス 12 フィルム 13 繊維材 14 吸音材 15 本発明品の騒音特性値 16 従来品の騒音特性値 21 本体 22 天面 23 羽根車 24 電動機 25 渦巻ケーシング 26 吸込口 27 吸込ケーシング 28 グリル 29 吐出口 30 下端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−94280(JP,A) 特開 平5−106893(JP,A) 特開 昭61−272543(JP,A) 実開 昭54−953(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/10 101

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面を開口した本体と、この本体内の天
    面に羽根車を固着した電動機を設け、前記羽根車の周囲
    を囲む渦巻ケーシングと、ベルマウス状の吸込口を有す
    る吸込ケーシングと吐出口を備え、前記吸込ケーシング
    の吸込口より同等あるいは小さな吸込孔を有するオリフ
    ィスに内接または外接する可動可能なリング状のガイド
    を設け、このガイドの上端と前記吸込ケーシングの下端
    との間隙iを隔てて、前記吸込ケーシングと前記オリフ
    ィスの間隙hを変化できるように配置し、このオリフィ
    スより下面の前記本体の下面開口部にグリルを設けた天
    井埋込形換気扇。
  2. 【請求項2】 下面を開口した本体と、この本体内の天
    面に羽根車を固着した電動機を設け、前記羽根車の周囲
    を囲む渦巻ケーシングと、ベルマウス状の吸込口を有す
    る吸込ケーシングと吐出口とを備え、前記吸込ケーシン
    グと間隙hを隔て前記吸込ケーシングの吸込口より小さ
    な吸込孔と円筒部分を有するオリフィスを前記吸込ケー
    シングの下端と前記オリフィスの端部とを間隙iを隔て
    て設け、このオリフィスより下面の前記本体の下面開口
    部にグリルを設けた天井埋込形換気扇であって、前記
    込ケーシングとオリフィスとの間隙hの間に複数枚の仕
    切板をオリフィスの外周部と間隙jを隔てて設けた天井
    埋込形換気扇。
  3. 【請求項3】 下面を開口した本体と、この本体内の天
    面に羽根車を固着した電動機を設け、前記羽根車の周囲
    を囲む渦巻ケーシングと、ベルマウス状の吸込口を有す
    る吸込ケーシングと吐出口とを備え、前記吸込ケーシン
    グと間隙hを隔て前記吸込ケーシングの吸込口より小さ
    な吸込孔と円筒部分を有するオリフィスを前記吸込ケー
    シングの下端と前記オリフィスの端部とを間隙iを隔て
    て設け、このオリフィスより下面の前記本体の下面開口
    部にグリルを設けた天井埋込形換気扇であって、前記
    隙iにフィルム材を取付けた天井埋込形換気扇。
  4. 【請求項4】 下面を開口した本体と、この本体内の天
    面に羽根車を固着した電動機を設け、前記羽根車の周囲
    を囲む渦巻ケーシングと、ベルマウス状の吸込口を有す
    る吸込ケーシングと吐出口とを備え、前記吸込ケーシン
    グと間隙hを隔て前記吸込ケーシングの吸込口より小さ
    な吸込孔と円筒部分を有するオリフィスを前記吸込ケー
    シングの下端と前記オリフィスの端部とを間隙iを隔て
    て設け、 このオリフィスより下面の前記本体の下面開口
    部にグリルを設けた天井埋込形換気扇であって、前記
    込ケーシングとオリフィスとの間隙に通風部を有した吸
    音材を充填した天井埋込形換気扇。
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