JP2010014043A - 遠心送風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストでファンに負荷を与えず施工やメンテナンスが容易な構造で消音できる周波数帯域の拡大し、ファン負荷の状態が変わっても騒音を低減することができる遠心送風機を提供することを目的とする。
【解決手段】吸込み口15を備えるケーシング8と、ケーシング8内部に配置される遠心羽根車7と、遠心羽根車7を回動させる電動機6と、ケーシング8と外郭4の開口3の間にそれぞれ間隔H1、H2で配置される第1のオリフィス板16と第2のオリフィス板17を備えたことにより、ケーシング8の吸込み口15から放射される騒音を共鳴周波数の異なる第1の空間26と第2の空間28によって共鳴消音することができるため、騒音を低減することができる遠心送風機1を得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に天井に設置される換気送風機器等に使用される遠心送風機に関するものである。
従来、この種の遠心送風機は、天井埋込型換気扇などに用いられ、ベルマウス状の吸込み口を有する吸込ケーシングとは別のオリフィスを外郭の一面の開口に備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その遠心送風機について図13を参照しながら説明する。図12に示すように一面を開口した外郭101と、この外郭101内の天面102に羽根車103を固着した電動機104と、羽根車103の周囲を取り囲むケーシング105と、吸込み口106を有する吸込みケーシング107とを備える遠心送風機は、吸込み口106より同等あるいは小さな吸込み孔108を有するオリフィス109を吸込ケーシング107の下端110とオリフィス109の端部111とを間隙寸法iの間隙115を隔てて設けて、高さhの共鳴空間112を構成している。また、このオリフィス109の一面にグリル113と、外郭101の一側面に設けた吐出口114とを備えている。
上記構成において、羽根車103が回転すると、吸込空気はグリル113からオリフィス109の吸込み孔108を通り、吸込みケーシング107の吸込み口106より羽根車103に入り羽根車103により昇圧され、ケーシング105の内部を通り吐出口114より吐出される。このとき羽根車103で昇圧されるときに発生する回転騒音や、ケーシング105を通るときに発生する渦による乱流騒音や、ケーシング105内で発生した騒音の音波が吸込み口106から放射され、その一部は間隙115から共鳴空間112に入射する。入射した騒音の音波のうち、間隙115や共鳴空間112の容積や形状によって特定される周波数の騒音の音波は、共鳴空間112内で気柱共鳴がおき、共鳴消音される。
特許第3279834号公報
このような従来の遠心送風機では、消音できる周波数帯域が間隙115や共鳴空間112の容積や形状によって特定されるが、外的要因によって変動するファンの負荷によって騒音の周波数特性も変わるので、消音できる周波数帯域が発生する騒音の周波数とずれた場合は騒音低減効果が小さくなるという課題があり、また、消音できる周波数帯域を拡大して騒音低減効果を高めるために遮音板や吸音材を多用すると、製造コストが上がったり、空気の流路を妨げてファンの負荷が増大したり、メンテナンス時の障害物になったりするという課題があり、低コストでファンに負荷を与えず施工やメンテナンスが容易な構造で消音できる周波数帯域を拡大することが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、低コストでファンに負荷を与えず施工やメンテナンスが容易な構造で消音できる周波数帯域の拡大し、ファン負荷の状態が変わっても騒音を低減することができる遠心送風機を提供することを目的としている。
本発明の遠心送風機は上記目的を達成するために、開口を有する外枠と、動力部と、外枠内部に動力部によって回転し空気を送風する遠心羽根車と、遠心羽根車を内包するケーシングとケーシングからの空気をダクトへ導くアダプタとを備え、ケーシングは外郭の開口に面する吸込み口と側壁を備えた遠心送風機で、ケーシングの吸込み口と外郭の開口の間に所定の間隔で複数の空間を形成する複数のオリフィス板を備え、複数のオリフィス板にはそれぞれケーシングの吸込み口と外郭の開口を連通させる連通孔を備えたことを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、ケーシングの吸込み口から放射される騒音を複数の空間で共鳴消音して複数の周波数帯域の騒音を低減できるため、消音できる周波数帯域を拡大することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、ケーシングの高さHcがダクトの内径Ddより小さいことを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、外郭内で共鳴消音に利用できる空間を大きくすることができるため、消音できる周波数帯域を拡大することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、複数のオリフィス板のうち最も外郭の開口側のオリフィス板の連通孔にベルマウス状の吸込み胴を備えたことを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、外郭内に空気を円滑に流入させることができるため、ファンに負荷を与えず消音機構を形成することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、ケーシングの吸込み口と複数のオリフィス板の連通孔が同心円であることを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、外郭内に流入した空気をケーシングの吸込み口まで直線的に導くことができるため、ファンに負荷を与えず消音機構を形成することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、複数のオリフィス板のうち最もケーシング側のオリフィス板の連通孔の内径はケーシングの吸込み口の内径と同等以上で、かつ互いに隣り合うオリフィス板の連通孔の内径は同等もしくは外郭の開口側に位置する側の方が大きいことを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、外郭内に流入した空気をケーシングの吸込み口まで流路の急拡大や急縮小が無く円滑に導くことができるため、ファンに負荷を与えず消音機構を形成することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、全ての複数のオリフィス板の連通孔にベルマウス状あるいは筒状の吸込み胴を備え、それぞれの吸込み胴の端部とオリフィス板により形成される複数の隙間は少なくとも一つが異なることを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、吸込み胴の隙間によって共鳴消音できる周波数が変動するが、少なくとも一つの隙間が異なるため、複数の周波数帯域の騒音を低減でき、消音できる周波数帯域を拡大することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、全ての複数のオリフィス板の連通孔にベルマウス状あるいは筒状の吸込み胴を備え、それぞれの吸込み胴の端部とオリフィス板により形成される複数の隙間は全て同じであることを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、吸込み胴の隙間によって共鳴消音できる周波数が変動するが、全ての隙間を同一にしているため、特に大きな騒音レベルの周波数帯域の騒音を集中して低減することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、複数のオリフィス板により形成される空間の容積のうち少なくとも一つの容積が異なることを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、オリフィス板により形成される空間の容積によって共鳴消音できる周波数が変動するが、少なくとも一つの容積が異なるため、複数の周波数帯域の騒音を低減でき、消音できる周波数帯域を拡大することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、複数のオリフィス板により形成される空間の容積が全て同じであることを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、オリフィス板により形成される空間の容積によって共鳴消音できる周波数が変動するが、全ての容積を同一にしているため、特に大きな騒音レベルの周波数帯域の騒音を集中して低減することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、ケーシングは、側壁が略渦巻き状であるスクロールケーシングであることを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、側壁が渦巻き状であるため送風効率が良くファンの負荷を低減でき、また外郭とケーシングの間に略三角形状の角部空間を形成できるので、共鳴消音する空間の容積を大きくすることができ、消音できる周波数帯域を拡大することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、複数のオリフィス板により形成される複数の空間の少なくとも一つに吸音材を備えたことを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、共鳴消音に加え吸音材での吸音ができるため、消音できる周波数帯域を拡大することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、ケーシングと隣り合う第1のオリフィス板と、外郭の開口と隣り合う第2のオリフィス板の二つのオリフィス板を備えたことを特徴とする遠心送風機遠心送風機としたものである。
この手段により、2枚のオリフィス板で低周波と高周波の両方を効率よく騒音低減できるため、低コストで消音できる周波数帯域を拡大することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、ケーシングの側壁を外郭の開口側に延伸した延長側壁を備え、延長側壁と、延長側壁と同外形の第1のオリフィス板により第1の空間が形成されたことを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、比較的容積が小さな第1の空間で高周波の騒音を低減し、比較的容積が大きな容積の第2の空間で低周波の騒音を低減でき、低周波と高周波の両方を効率よく騒音低減できるため、消音できる周波数帯域を拡大することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、ケーシングの吸込み口と第1のオリフィス板との間隔H1が第1のオリフィス板と第2のオリフィス板との間隔H2より小さいことを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、第2のオリフィス板で形成される第2の空間の容積を大きくすることができるため、第2の空間でさらに低周波の騒音を低減することができ、消音できる周波数帯域を拡大することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、第1のオリフィス板により形成される第1の空間と第2のオリフィス板により形成される第2の空間の少なくとも一方が、円周方向に複数に分割されたことを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、異なる容積の空間の数を増やすことができるため、消音できる周波数帯域を拡大することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、第2のオリフィス板が可動であることを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、第2の空間の容積や隙間を変化させることができるため、消音できる周波数帯域を調整することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、第2のオリフィス板の吸込み胴が伸縮可能であることを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、第2のオリフィス板の吸込み胴の端部と第1のオリフィス板との隙間を変化させることができるため、消音できる周波数帯域を調整することができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、第2のオリフィス板に開閉部を備えたことを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、外郭内に設置された結線部や電装部に対し、外郭の開口側から作業ができるようになるため、施工やメンテナンスを容易にすることができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、ケーシングの側壁を外郭の開口側に延伸した延長側壁を備え、延長側壁と、延長側壁と同外形の第1のオリフィス板により第1の空間が形成され、延長側壁と同外形の第2のオリフィス板により第2の空間が形成されたことを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、外郭内に設置された結線部や電装部に対し、外郭の開口側から作業ができるようになるため、施工やメンテナンスを容易にすることができる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、第1のオリフィス板にのみ水抜き穴を備えたことを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、第1のオリフィス板からあふれた結露水が外郭から滴下することを防止することができ、また比較的容積の大きな第2の空間にドレン水を溜めることができるため、自然蒸発させることができ、また第2のオリフィス板を外すだけでドレン水の処理をすることができるため、メンテナンスが容易となる遠心送風機が得られる。
また他の手段は、外郭の開口を覆うように取付けられるグリルを備え、グリルと第2のオリフィス板が一体となったことを特徴とする遠心送風機としたものである。
この手段により、グリルと第2のオリフィス板を一部品にすることができるため、低コストで消音できる周波数帯域を拡大することができる遠心送風機が得られる。
本発明によれば、低コストでファンに負荷を与えず施工やメンテナンスが容易な構造で消音できる周波数帯域の拡大し、ファン負荷の状態が変わっても騒音を低減することができる遠心送風機を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、開口を有する外枠と、動力部と、外枠内部に動力部によって回転し空気を送風する遠心羽根車と、遠心羽根車を内包するケーシングとケーシングからの空気をダクトへ導くアダプタとを備え、ケーシングは外郭の開口に面する吸込み口と側壁を備えた遠心送風機で、ケーシングの吸込み口と外郭の開口の間に所定の間隔で複数の空間を形成する複数のオリフィス板を備え、複数のオリフィス板にはそれぞれケーシングの吸込み口と外郭の開口を連通させる連通孔を備えたことを特徴とする遠心送風機としたものであり、ケーシングの吸込み口から放射される騒音を複数の空間で共鳴消音して複数の周波数帯域の騒音を低減できるため、消音できる周波数帯域を拡大することができるという作用を有する。
また、ケーシングの高さHcがダクトの内径Ddより小さいことを特徴とする遠心送風機としたものであり、外郭内で共鳴消音に利用できる空間を大きくすることができるため、消音できる周波数帯域を拡大することができるという作用を有する。
また、複数のオリフィス板のうち最も外郭の開口側のオリフィス板の連通孔にベルマウス状の吸込み胴を備えたことを特徴とする遠心送風機としたものであり、外郭内に空気を円滑に流入させることができるため、ファンに負荷を与えず消音機構を形成することができるという作用を有する。
また、ケーシングの吸込み口と複数のオリフィス板の連通孔が同心円であることを特徴とする遠心送風機としたものであり、外郭内に流入した空気をケーシングの吸込み口まで直線的に導くことができるため、ファンに負荷を与えず消音機構を形成することができるという作用を有する。
また、複数のオリフィス板のうち最もケーシング側のオリフィス板の連通孔の内径はケーシングの吸込み口の内径と同等以上で、かつ互いに隣り合うオリフィス板の連通孔の内径は同等もしくは外郭の開口側に位置する側の方が大きいことを特徴とする遠心送風機としたものであり、外郭内に流入した空気をケーシングの吸込み口まで流路の急拡大や急縮小が無く円滑に導くことができるため、ファンに負荷を与えず消音機構を形成することができるという作用を有する。
また、全ての複数のオリフィス板の連通孔にベルマウス状あるいは筒状の吸込み胴を備え、それぞれの吸込み胴の端部とオリフィス板により形成される複数の隙間は少なくとも一つが異なることを特徴とする遠心送風機としたものであり、吸込み胴の隙間によって共鳴消音できる周波数が変動するが、少なくとも一つの隙間が異なるため、複数の周波数帯域の騒音を低減でき、消音できる周波数帯域を拡大することができるという作用を有する。
また、全ての複数のオリフィス板の連通孔にベルマウス状あるいは筒状の吸込み胴を備え、それぞれの吸込み胴の端部とオリフィス板により形成される複数の隙間は全て同じであることを特徴とする遠心送風機としたものであり、吸込み胴の隙間によって共鳴消音できる周波数が変動するが、全ての隙間を同一にしているため、特に大きな騒音レベルの周波数帯域の騒音を集中して低減することができるという作用を有する。
また、複数のオリフィス板により形成される空間の容積のうち少なくとも一つの容積が異なることを特徴とする遠心送風機としたものであり、オリフィス板により形成される空間の容積によって共鳴消音できる周波数が変動するが、少なくとも一つの容積が異なるため、複数の周波数帯域の騒音を低減でき、消音できる周波数帯域を拡大することができるという作用を有する。
また、複数のオリフィス板により形成される空間の容積が全て同じであることを特徴とする遠心送風機としたものであり、オリフィス板により形成される空間の容積によって共鳴消音できる周波数が変動するが、全ての容積を同一にしているため、特に大きな騒音レベルの周波数帯域の騒音を集中して低減することができるという作用を有する。
また、ケーシングは、側壁が略渦巻き状であるスクロールケーシングであることを特徴とする遠心送風機としたものであり、側壁が渦巻き状であるため送風効率が良くファンの負荷を低減でき、また外郭とケーシングの間に略三角形状の角部空間を形成できるので、共鳴消音する空間の容積を大きくすることができ、消音できる周波数帯域を拡大することができるという作用を有する。
また、複数のオリフィス板により形成される複数の空間の少なくとも一つに吸音材を備えたことを特徴とする遠心送風機としたものであり、共鳴消音に加え吸音材での吸音ができるため、消音できる周波数帯域を拡大することができるという作用を有する。
また、ケーシングと隣り合う第1のオリフィス板と、外郭の開口と隣り合う第2のオリフィス板の二つのオリフィス板を備えたことを特徴とする遠心送風機遠心送風機としたものであり、2枚のオリフィス板で低周波と高周波の両方を効率よく騒音低減できるため、低コストで消音できる周波数帯域を拡大することができるという作用を有する。
また他の手段は、ケーシングの側壁を外郭の開口側に延伸した延長側壁を備え、延長側壁と、延長側壁と同外形の第1のオリフィス板により第1の空間が形成されたことを特徴とする遠心送風機としたものであり、比較的容積が小さな第1の空間で高周波の騒音を低減し、比較的容積が大きな容積の第2の空間で低周波の騒音を低減でき、低周波と高周波の両方を効率よく騒音低減できるため、消音できる周波数帯域を拡大することができるという作用を有する。
また、ケーシングの吸込み口と第1のオリフィス板との間隔H1が第1のオリフィス板と第2のオリフィス板との間隔H2より小さいことを特徴とする遠心送風機としたものであり、第2のオリフィス板で形成される第2の空間の容積を大きくすることができるため、第2の空間でさらに低周波の騒音を低減することができ、消音できる周波数帯域を拡大することができるという作用を有する。
また、第1のオリフィス板により形成される第1の空間と第2のオリフィス板により形成される第2の空間の少なくとも一方が、円周方向に複数に分割されたことを特徴とする遠心送風機としたものであり、異なる容積の空間の数を増やすことができるため、消音できる周波数帯域を拡大することができるという作用を有する。
また、第2のオリフィス板が可動であることを特徴とする遠心送風機としたものであり、第2の空間の容積や隙間を変化させることができるため、消音できる周波数帯域を調整することができるという作用を有する。
また、第2のオリフィス板の吸込み胴が伸縮可能であることを特徴とする遠心送風機としたものであり、第2のオリフィス板の吸込み胴の端部と第1のオリフィス板との隙間を変化させることができるため、消音できる周波数帯域を調整することができるという作用を有する。
また、第2のオリフィス板に開閉部を備えたことを特徴とする遠心送風機としたものであり、外郭内に設置された結線部や電装部に対し、外郭の開口側から作業ができるようになるため、施工やメンテナンスを容易にすることができるという作用を有する。
また、ケーシングの側壁を外郭の開口側に延伸した延長側壁を備え、延長側壁と、延長側壁と同外形の第1のオリフィス板により第1の空間が形成され、延長側壁と同外形の第2のオリフィス板により第2の空間が形成されたことを特徴とする遠心送風機としたものであり、外郭内に設置された結線部や電装部に対し、外郭の開口側から作業ができるようになるため、施工やメンテナンスを容易にすることができるという作用を有する。
また、第1のオリフィス板にのみ水抜き穴を備えたことを特徴とする遠心送風機としたものであり、第1のオリフィス板からあふれた結露水が外郭から滴下することを防止することができ、また比較的容積の大きな第2の空間にドレン水を溜めることができるため、自然蒸発させることができ、また第2のオリフィス板を外すだけでドレン水の処理をすることができるため、メンテナンスを容易にすることができるという作用を有する。
また、外郭の開口を覆うように取付けられるグリルを備え、グリルと第2のオリフィス板が一体となったことを特徴とする遠心送風機としたものであり、グリルと第2のオリフィス板を一部品にすることができるため、低コストで消音できる周波数帯域を拡大することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1を図1から図4を用いて説明する。図に示すように、浴室やトイレなどの空間を換気するために天井に取付けられる天井埋込型換気扇として使用される遠心送風機1は、下面2に開口3を備えた260mm角で高さが200mmの外郭4と、外郭4内に水平に固定される平板状の天板5と、天板5に固定される電動機6と、電動機6に回動可能に固定される外径が183mmで高さHcが60mmの遠心羽根車7と、遠心羽根車7を覆うように固定される側壁24がスクロール状のケーシング8と、ケーシング8の吐出口9と外郭4の側面10の排出口11と呼び径φ100mmのダクト12と連通させるアダプタ13を備えている。
ダクト内径Ddは107mm、ケーシング高さHcは75mmで、ケーシング8は、遠心羽根車7の回転軸14を中心に吸込み口内径D0が150mmのベルマウス状の吸込み口15を備えている。
ケーシング8と外郭4の開口3の間にはケーシング8の吸込み口15から間隔H1(30mm)の位置に第1のオリフィス板16を備え、第1のオリフィス板16と間隔H2(60mm)の位置に第2のオリフィス板17を備え、第1のオリフィス板16と第2のオリフィス板17にはそれぞれベルマウス状の第1の吸込み胴18を備えた第1の連通孔19と第2の吸込み胴20を備えた第2の連通孔21を備えており、第1の連通孔19と第2の連通孔21は共にケーシング8の吸込み口15と同径で同心円である。
第1のオリフィス板16の第1の吸込み胴18の第1の端部22とケーシング8の吸込み口15との第1の隙間t1は10mm、第2のオリフィス板17の第2の吸込み胴20の第2の端部23と第1のオリフィス板16との第2の隙間t2は25mmである。
第1のオリフィス板16の外形はケーシング8と同じで、ケーシング8の側壁24が外郭4の開口3側に延伸された延長側壁25と第1のオリフィス板16で第1の空間26を形成し、第1のオリフィス板16の一部には結露水を排出する水抜き穴27を備えている。
また、第2のオリフィス板17の外形は外郭4の内部を埋めるように広がり、第2の空間28を形成している。
外郭4とケーシング8の舌部29に囲まれる略三角形状のスペースには、電力線を外部から引き込み結線するための部品や電動機を駆動させるための電気部品を収めるための電装部30を備えており、第2のオリフィス板17の電装部に対応する部分に開閉部31を備えた構造となっている。
上記構成により、電動機6から駆動力を与えて遠心羽根車7を回転させることにより、吸込み空気が外郭4の下面2の開口3、第2のオリフィス板17の第2の連通孔21、第1のオリフィス板16と第1の連通孔19、ケーシング8の吸込み口15を順次通って遠心羽根車7に導かれて昇圧され、スクロール状のケーシング8を通る際に徐々に動圧が静圧に変換され、吐出口9から外郭4の排出口11とアダプタ13を介してダクト12から外部へ排出される。
このとき、遠心羽根車7の回転騒音や、ケーシング8の内部で発生する乱流騒音や、ケーシング8内で共鳴により増幅された騒音の音波が、ケーシング8の吸込み口15から放射されるが、その一部は、第1の隙間t1や第2の隙間t2からそれぞれ第1の空間26、第2の空間28に入射し、第1の隙間t1と第1の空間26、第2の隙間t2と第2の空間28とでそれぞれ共鳴型消音構造が形成されているため、それぞれ入射した騒音の音波のうち、それぞれの共鳴型消音構造の共鳴周波数と一致する周波数の音波の一部が消音され、遠心送風機1の外部に放出される騒音が低減する。第1の隙間t1と第2の隙間t2、第1の空間26の容積と第2の空間28の容積はそれぞれ異なるため、それぞれの共鳴型消音構造の共鳴周波数は異なり、別の周波数帯域の騒音を消音することができ、消音できる周波数帯域を拡大することができる。第1の空間26はケーシング8の延長側壁25で囲まれており、またケーシング8と第1のオリフィス板16の間隔H1は第1のオリフィス板16と第2のオリフィス板17の間隔H2よりも小さいため、第1の空間26は比較的高周波の騒音を低減することができる。また第2の空間28の間隔H2が第1の空間26の間隔H1よりも大きく、またケーシング8がスクロール形状であることや第1の空間26がケーシング8と同外形の第1のオリフィス板16で形成されていることから、ケーシング8の周りの空間も第2の空間28に含めることができ、またダクト内径Ddよりもケーシング8の高さHcが小さいので、第2の空間28の容積を大きくとることができ、より低周波の騒音を低減することができ、消音できる周波数帯域を拡大することができる。
またこのとき、外郭4の開口3に最も近い第2のオリフィス板17の第2の連通孔21の第2の吸込み胴20がベルマウス形状であるので、空気を円滑に流入させることができ、またケーシング8の吸込み口15と第1のオリフィス板16と第2のオリフィス板17のそれぞれ第1の連通孔19と第2の連通孔21が同心円であるので、空気をケーシング8の吸込み口15まで直線的に導くことができ、またケーシング8の吸込み口15と第1の連通孔19と第2の連通孔21が同径であり、空気をケーシング8の吸込み口15まで流路の急拡大や急縮小が無く円滑に導くことができ、ファンに負荷を与えず消音機構を形成することができる。
また、第2のオリフィス板17に開閉部31を備えているので、30電装部に対し、外郭4の開口3側から作業ができるようになるため、施工やメンテナンスを容易にすることができる。
また、第1のオリフィス板16のみに水抜き穴27を備えているので、第1のオリフィス板16からあふれた結露水が外郭4から滴下することを防止することができ、また比較的容積の大きな第2の空間28にドレン水を溜めることができるため、自然蒸発させることができ、また第2のオリフィス板17を外すだけでドレン水の処理をすることができるため、メンテナンスを容易にすることができる。
図5と図6に本実施の形態1の遠心送風機1、第1のオリフィス板も第2のオリフィス板も共にない場合の遠心送風機1、第1のオリフィスのみを設置した場合の遠心送風機1の騒音の周波数特性のグラフを示す。一部の周波数の音圧レベルが低減していることがわかる。本発明の実施の形態1の構成では、第1のオリフィス板も第2のオリフィス板もない場合と比較して2.4dBの騒音低減効果が、また第1のオリフィスのみの場合と比較しても1.1dBの騒音低減効果が確認できた。
なお、本発明の実施の形態1では第1の連通孔19と第2の連通孔21は共にケーシング8の吸込み口15と同径で同心円としたが、第2の連通孔21の内径が第1の連通孔19の内径より大きくても良く、また第1の連通孔19が第2の連通孔21と同心でなく外郭4の開口3側から見たときに第2の連通孔21の範囲内に位置していれば、同様の効果を得ることができる。
またなお、本発明の実施の形態1では第1の隙間t1と第2の隙間t2、第1の空間26の容積と第2の空間28の容積がそれぞれ異なるとしたが、同一とすれば同じ周波数を集中して消音することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1と同一部分は同一番号を附し、詳細な説明は省略する。本発明の実施の形態2は、図7に示すように、第2の空間28の内部に吸音材32を備えた構成となっている。
上記構成により、共鳴消音に加え吸音材32での吸音ができるため、消音できる周波数帯域を拡大することができる。
(実施の形態3)
実施の形態1または2と同一部分は同一番号を附し、詳細な説明は省略する。本発明の実施の形態3は、図8に示すように、第1のオリフィス板16により形成される第1の空間が、分割壁36で円周方向に二つに分割された構成となっている。
上記構成により、異なる容積の空間の数を増やすことができるため、異なる共鳴周波数をもつ複数の共鳴消音機構を形成でき、消音できる周波数帯域を拡大することができる。
(実施の形態4)
実施の形態1乃至3と同一部分は同一番号を附し、詳細な説明は省略する。本発明の実施の形態4は、図9に示すように、外郭4の側面10のスリット穴33により上下方向の固定位置を調整できる固定部品34を備え、固定部品34に固定される第2のオリフィス板17の位置を変更できる構成となっている。
上記構成により、第2の空間28の容積や第2の隙間t2を変化させることで共鳴周波数を変更することができ、消音できる周波数帯域を調整することができる。
(実施の形態5)
実施の形態1乃至4と同一部分は同一番号を附し、詳細な説明は省略する。本発明の実施の形態4は、図10に示すように、第2のオリフィス板17の第2の吸込み胴20が二重構造で、伸縮できる構成となっている。
上記構成により、第2のオリフィス板17の第2の吸込み胴20の第2の端部23と第1のオリフィス板16との第2の隙間t2を変化させることができるため、共鳴周波数を変更することができ、消音できる周波数帯域を調整することができる。
(実施の形態6)
実施の形態1乃至5と同一部分は同一番号を附し、詳細な説明は省略する。本発明の実施の形態4は、図11に示すように、ケーシング8の側壁24を外郭4の開口3側に延伸した延長側壁25を備え、延長側壁25と、延長側壁25と同外形の第1のオリフィス板16により第1の空間26が形成され、延長側壁25と同外形の第2のオリフィス板17により第2の空間28が形成された構成となっている。
上記構成により、外郭4内に設置された電装部30に対し、外郭4の開口3側から直接作業ができるようになるため、施工やメンテナンスを容易にすることができる。
(実施の形態7)
実施の形態1乃至6と同一部分は同一番号を附し、詳細な説明は省略する。本発明の実施の形態4は、図12に示すように、外観の向上のために外郭4の開口3を覆うように取付けられるグリル35を備え、グリル35に第2の吸込み胴20を備えた第2の連通孔21を備えた構成となっている。
上記構成により、グリル35により第2の空間28を形成することができるため、外観の向上と共鳴消音による騒音の低減を低コストで実現することができる。
本発明は、低コストでファンに負荷を与えず施工やメンテナンスが容易な構造で消音できる周波数帯域の拡大し、ファン負荷の状態が変わっても騒音を低減することができる遠心送風機を提供するものであり、特に空調機器や換気送風機器に利用可能である。
本発明の実施の形態1の遠心送風機を示す斜視図 本発明の実施の形態1の遠心送風機を示す斜視断面図 本発明の実施の形態1の遠心送風機を示す側断面図 本発明の実施の形態1の遠心送風機を示す下面部分断面図 本発明の実施の形態1の遠心送風機の騒音低減効果を表す周波数特性のグラフ 本発明の実施の形態1の遠心送風機の騒音低減効果を表す周波数特性のグラフ 本発明の実施の形態2の遠心送風機を示す側断面図 本発明の実施の形態3の遠心送風機を示す側断面図 本発明の実施の形態4の遠心送風機を示す側断面図 本発明の実施の形態5の遠心送風機を示す側断面図 本発明の実施の形態6の遠心送風機を示す側断面図 本発明の実施の形態7の遠心送風機を示す側断面図 従来の遠心送風機を示す側断面図
符号の説明
1 遠心送風機
2 下面
3 開口
4 外郭
5 天板
6 電動機
Hc ケーシング高さ
7 遠心羽根車
8 ケーシング
9 吐出口
10 側面
11 排出口
12 ダクト
13 アダプタ
Dd ダクト内径
14 回転軸
D0 吸込み口内径
15 吸込み口
H1 間隔
16 第1のオリフィス板
H2 間隔
17 第2のオリフィス板
18 第1の吸込み胴
19 第1の連通孔
20 第2の吸込み胴
21 第2の連通孔
22 第1の端部
t1 第1の隙間
23 第2の端部
t2 第2の隙間
24 側壁
25 延長側壁
26 第1の空間
27 水抜き穴
28 第2の空間
29 舌部
30 電装部
31 開閉部
32 吸音材
33 スリット穴
34 固定部品
35 グリル
36 分割壁

Claims (21)

  1. 開口を有する外枠と、動力部と、前記外枠内部に前記動力部によって回転し空気を送風する遠心羽根車と、前記遠心羽根車を内包するケーシングと前記ケーシングからの空気をダクトへ導くアダプタとを備え、前記ケーシングは前記外郭の前記開口に面する吸込み口と側壁を備えた遠心送風機で、前記ケーシングの前記吸込み口と前記外郭の前記開口の間に所定の間隔で複数の空間を形成する複数のオリフィス板を備え、複数の前記オリフィス板にはそれぞれ前記ケーシングの前記吸込み口と前記外郭の前記開口を連通させる連通孔を備えたことを特徴とする遠心送風機。
  2. ケーシングの高さHcがダクトの内径Ddより小さいことを特徴とする請求項1に記載の遠心送風機。
  3. 複数のオリフィス板のうち最も外郭の開口側の前記オリフィス板の連通孔にベルマウス状の吸込み胴を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の遠心送風機。
  4. ケーシングの吸込み口と複数のオリフィス板の連通孔が同心円であることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の遠心送風機。
  5. 複数のオリフィス板のうち最もケーシング側の前記オリフィス板の連通孔の内径は前記ケーシングの吸込み口の内径と同等以上で、かつ互いに隣り合う前記オリフィス板の前記連通孔の内径は同等もしくは外郭の開口側に位置する側の方が大きいことを特徴とする請求項4に記載の遠心送風機。
  6. 全ての複数のオリフィス板の連通孔にベルマウス状あるいは筒状の吸込み胴を備え、それぞれの前記吸込み胴の端部と前記オリフィス板により形成される複数の隙間の少なくとも一つが異なることを特徴とする請求項4または5に記載の遠心送風機。
  7. 全ての複数のオリフィス板の連通孔にベルマウス状あるいは筒状の吸込み胴を備え、それぞれの前記吸込み胴の端部と前記オリフィス板により形成される複数の隙間が全て同じであることを特徴とする請求項4または5に記載の遠心送風機。
  8. 複数のオリフィス板により形成される空間の容積のうち少なくとも一つの容積が異なることを特徴とする請求項4〜7いずれかに記載の遠心送風機。
  9. 複数のオリフィス板により形成される空間の容積が全て同一であることを特徴とする請求項4〜7いずれかに記載の遠心送風機。
  10. ケーシングは、側壁が略渦巻き状であるスクロールケーシングであることを特徴とする請求項1〜9いずれかに記載の遠心送風機。
  11. 複数のオリフィス板により形成される複数の空間の少なくとも一つに吸音材を備えたことを特徴とする請求項1〜9いずれかに記載の遠心送風機。
  12. ケーシングと隣り合う第1のオリフィス板と、外郭の開口と隣り合う第2のオリフィス板の二つのオリフィス板を備えたことを特徴とする遠心送風機請求項1〜11いずれかに記載の遠心送風機。
  13. ケーシングの側壁を外郭の開口側に延伸した延長側壁を備え、前記延長側壁と、前記延長側壁と同外形の第1のオリフィス板により第1の空間が形成されたことを特徴とする請求項12に記載の遠心送風機。
  14. ケーシングの吸込み口と第1のオリフィス板との間隔H1が前記第1のオリフィス板と第2のオリフィス板との間隔H2より小さいことを特徴とする請求項12または13に記載の遠心送風機。
  15. 第1のオリフィス板により形成される第1の空間と第2のオリフィス板により形成される第2の空間の少なくとも一方が、円周方向に複数に分割されたことを特徴とする請求項12〜14いずれかに記載の遠心送風機。
  16. 第2のオリフィス板が可動であることを特徴とする請求項12〜15いずれかに記載の遠心送風機。
  17. 第2のオリフィス板の吸込み胴が伸縮可能であることを特徴とする請求項12〜16いずれかに記載の遠心送風機。
  18. 第2のオリフィス板に開閉部を備えたことを特徴とする請求項12〜17いずれかに記載の遠心送風機。
  19. ケーシングの側壁を外郭の開口側に延伸した延長側壁を備え、前記延長側壁と、前記延長側壁と同外形の第1のオリフィス板により第1の空間が形成され、前記延長側壁と同外形の第2のオリフィス板により第2の空間が形成されたことを特徴とする請求項12〜18いずれかに記載の遠心送風機。
  20. 第1のオリフィス板にのみ水抜き穴を備えたことを特徴とする請求項12〜19いずれかに記載の遠心送風機。
  21. 外郭の開口を覆うように取付けられるグリルを備え、前記グリルと第2のオリフィス板が一体となったことを特徴とする請求項12〜20いずれかに記載の遠心送風機。
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