JPH02275099A - 多翼送風機 - Google Patents
多翼送風機Info
- Publication number
- JPH02275099A JPH02275099A JP9712489A JP9712489A JPH02275099A JP H02275099 A JPH02275099 A JP H02275099A JP 9712489 A JP9712489 A JP 9712489A JP 9712489 A JP9712489 A JP 9712489A JP H02275099 A JPH02275099 A JP H02275099A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- plate
- sound
- impeller
- absorbing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 2
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、多翼送風機の運転騒音、とくにケーシング内
部の共鳴音を低減する装置に関するものである。
部の共鳴音を低減する装置に関するものである。
従来の技術
従来、多翼送風機は第５図と第６図に示すように、吸込
口１６と吹出口２を設けた渦巻き状のケーシング１３の
内部に多翼羽根車４を設けた構成からなっていた。送風
される空気は吸込口から吸い込まれ、多翼羽根車の翼１
７によって遠心力を受は羽根車外周から吐出される。そ
して羽根車外周を囲む渦巻き状のケーシングによって吹
出口へ導かれて送風されるものである。ここで、ＩＯは
モータ、１１はモータ軸、１２は羽根車固定部、１４は
ベルマウス板である。
口１６と吹出口２を設けた渦巻き状のケーシング１３の
内部に多翼羽根車４を設けた構成からなっていた。送風
される空気は吸込口から吸い込まれ、多翼羽根車の翼１
７によって遠心力を受は羽根車外周から吐出される。そ
して羽根車外周を囲む渦巻き状のケーシングによって吹
出口へ導かれて送風されるものである。ここで、ＩＯは
モータ、１１はモータ軸、１２は羽根車固定部、１４は
ベルマウス板である。
発明が解決しようとする課題
このような構成において、従来の多翼送風機では第４図
の騒音スペクトルに示すように、ケーシング内部におい
てピーク音が発生し、送風機の運転騒音が非常に大きな
レベルになるという課題があった。すなわち吹出口正面
に流れを整流する多孔板１５等が多く設置される送風ダ
クト１８の場合では、音響的な空間が閉塞され共鳴現象
が発生しやすくなり、第７図に示すようにケーシング内
部において部分的に騒音レベルが高くなる現象が生じて
いた。このピーク音となる周波数は単なる笛音や乱流音
でなくケーシングの大きさによってシフトする周波数で
あり、定在波のような共鳴現象と考えることができる０
図中の円は音圧の大きさをあられしたものである。
の騒音スペクトルに示すように、ケーシング内部におい
てピーク音が発生し、送風機の運転騒音が非常に大きな
レベルになるという課題があった。すなわち吹出口正面
に流れを整流する多孔板１５等が多く設置される送風ダ
クト１８の場合では、音響的な空間が閉塞され共鳴現象
が発生しやすくなり、第７図に示すようにケーシング内
部において部分的に騒音レベルが高くなる現象が生じて
いた。このピーク音となる周波数は単なる笛音や乱流音
でなくケーシングの大きさによってシフトする周波数で
あり、定在波のような共鳴現象と考えることができる０
図中の円は音圧の大きさをあられしたものである。
本発明は、かかる従来の課題を解決するもので、ケーシ
ング内部で発生する音の共鳴現象を抑制し送風騒音を低
減することを目的としている。
ング内部で発生する音の共鳴現象を抑制し送風騒音を低
減することを目的としている。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するための本発明は、吸込口と吹出口を
有する渦巻き状のケーシングと、前記ケーシングの内部
に設けた多翼羽根車と、前記羽根車に最も接近したケー
シングの舌部と、前記ケーシングの吸込口に設けかつ渦
巻き状に沿って折曲した押さえ板を設けたベルマウス板
と、前記ケーシングは前記舌部から羽根車回転方向の一
部側面に設けた芦孔質の吸音板で構成され、前記吸音板
はケーシングの切り起こし仮と前記押さえ板によって保
持した構成とした。
有する渦巻き状のケーシングと、前記ケーシングの内部
に設けた多翼羽根車と、前記羽根車に最も接近したケー
シングの舌部と、前記ケーシングの吸込口に設けかつ渦
巻き状に沿って折曲した押さえ板を設けたベルマウス板
と、前記ケーシングは前記舌部から羽根車回転方向の一
部側面に設けた芦孔質の吸音板で構成され、前記吸音板
はケーシングの切り起こし仮と前記押さえ板によって保
持した構成とした。
作用
本発明は上記した構成によって、ケーシング側面の多孔
質の吸音板から音がケーシング外部へ漏れるため、音響
空間が閉塞されずに音響共鳴の発生を抑制することがで
きるのである。また、多孔質の吸音板は送風的には大き
な抵抗となり送風圧力が漏れる事がないため、送風性能
の低下を防ぐことができるのである。さらに、押さえ板
とケーシングの切り起こし板によって吸音板を保持し組
みたて工数の簡略化を図り生産性を向上している。
質の吸音板から音がケーシング外部へ漏れるため、音響
空間が閉塞されずに音響共鳴の発生を抑制することがで
きるのである。また、多孔質の吸音板は送風的には大き
な抵抗となり送風圧力が漏れる事がないため、送風性能
の低下を防ぐことができるのである。さらに、押さえ板
とケーシングの切り起こし板によって吸音板を保持し組
みたて工数の簡略化を図り生産性を向上している。
実施例
以下、本発明の多翼送風機の一実施例を第１図から第３
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
本発明の多翼送風機は、第１図と第２図に示すように吸
込口３と吹出口２を有する渦巻き状のケーシング１と、
前記ケーシングの内部に設けた多翼羽根車４と、前記羽
根車に最も接近したケーシングの舌部５と、吸込口に設
けかつ渦巻き状に沿って折曲した押さえ板８を設けたベ
ルマウス板６からなり、前記ケーシングは前記舌部から
羽根車回転方向の一部側面を多孔質の吸音板７からなる
構成とした。そして、前記吸音板はケーシングの側面に
設けた切り起こし部９と前記押さえ板８によって保持す
る構成とした。
込口３と吹出口２を有する渦巻き状のケーシング１と、
前記ケーシングの内部に設けた多翼羽根車４と、前記羽
根車に最も接近したケーシングの舌部５と、吸込口に設
けかつ渦巻き状に沿って折曲した押さえ板８を設けたベ
ルマウス板６からなり、前記ケーシングは前記舌部から
羽根車回転方向の一部側面を多孔質の吸音板７からなる
構成とした。そして、前記吸音板はケーシングの側面に
設けた切り起こし部９と前記押さえ板８によって保持す
る構成とした。
このような構成において、第７［に示すデータをもとに
音圧が高い部分のケーシング側面を多孔質の吸音板で構
成する事によつて、吸音板から音はケーシング外部へ漏
れ、ケーシング内部の音響空間が閉塞されないため、音
響共鳴の発生を効率良く抑制することができるのである
。また、多孔質板は送風的には大きな抵抗となり送風圧
力が漏れる事がないため、送風性能の低下を防ぐことが
できるのである。
音圧が高い部分のケーシング側面を多孔質の吸音板で構
成する事によつて、吸音板から音はケーシング外部へ漏
れ、ケーシング内部の音響空間が閉塞されないため、音
響共鳴の発生を効率良く抑制することができるのである
。また、多孔質板は送風的には大きな抵抗となり送風圧
力が漏れる事がないため、送風性能の低下を防ぐことが
できるのである。
そして、第３図に示すように押さえ板とケーシングの切
り起こし板によって吸音板を保持し、組みたて工数の簡
略化を図り生産性を向上するとともに、吸音板はケーシ
ング側板に勘合するように側板の板厚分だけ段付き部１
５を設けて構成され、渦巻き形状に段差がつかないよう
にして送風抵抗の低減を図っている。よって、送風性能
の低下なく、送風騒音を大幅に低減することができるの
である。
り起こし板によって吸音板を保持し、組みたて工数の簡
略化を図り生産性を向上するとともに、吸音板はケーシ
ング側板に勘合するように側板の板厚分だけ段付き部１
５を設けて構成され、渦巻き形状に段差がつかないよう
にして送風抵抗の低減を図っている。よって、送風性能
の低下なく、送風騒音を大幅に低減することができるの
である。
発明の効果
以上のように、本発明の多翼送風機によれば、ケーシン
グ側面の多孔質の吸音板によって音響共鳴の発生を抑制
することができ、しかも多孔質吸音板は送風的には大き
な抵抗となるため送風圧力の低下を防ぎ、送風騒音を大
幅に低減することができるのである。さらに、押さえ手
反とケーシングの切り起こし仮によって吸音板を保持し
組みたて工数の簡略化を図り生産性を向上することがで
きるのである。
グ側面の多孔質の吸音板によって音響共鳴の発生を抑制
することができ、しかも多孔質吸音板は送風的には大き
な抵抗となるため送風圧力の低下を防ぎ、送風騒音を大
幅に低減することができるのである。さらに、押さえ手
反とケーシングの切り起こし仮によって吸音板を保持し
組みたて工数の簡略化を図り生産性を向上することがで
きるのである。
第１図は本発明の一実施例の多翼送風機の正面断面図、
第２図は同多翼送風機の側面図、第３図は同多翼送風機
の側面断面図、第４図は同多翼送風機の騒音スペクトル
の比較図、第５図は従来の多翼送風機の正面断面図、第
６図は同多翼送風機の側面断面図、第７図は同多翼送風
機のケーシング内音圧分布図である。 １・・・・・・ケーシング、２・・・・・・吹出口、３
・・・・・・吸込口１．４・・・・・・多翼羽根車、５
・・・・・・舌部、６・・・・・・ベルマウス、 ７・・・・・・吸音板、 ８・・・・・・押さえ仮、 ９・・・・・・ ／−−ブータンク ２°゛°「欠 ！ ロ 切り起こし板。
第２図は同多翼送風機の側面図、第３図は同多翼送風機
の側面断面図、第４図は同多翼送風機の騒音スペクトル
の比較図、第５図は従来の多翼送風機の正面断面図、第
６図は同多翼送風機の側面断面図、第７図は同多翼送風
機のケーシング内音圧分布図である。 １・・・・・・ケーシング、２・・・・・・吹出口、３
・・・・・・吸込口１．４・・・・・・多翼羽根車、５
・・・・・・舌部、６・・・・・・ベルマウス、 ７・・・・・・吸音板、 ８・・・・・・押さえ仮、 ９・・・・・・ ／−−ブータンク ２°゛°「欠 ！ ロ 切り起こし板。
Claims (1)
- 吸込口と吹出口を有する渦巻き状のケーシングと、前
記ケーシングの内部に設けた多翼羽根車と、前記羽根車
に最も接近したケーシングの舌部と、前記ケーシングの
吸込口に設けかつ渦巻き状に沿って折曲した押さえ板を
設けたベルマウス板と、前記ケーシングは前記舌部から
羽根車回転方向の一部側面に設けた多孔質の吸音板で構
成され、前記吸音板はケーシングの切り起こし板と前記
押さえ板によって保持した多翼送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9712489A JPH02275099A (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 多翼送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9712489A JPH02275099A (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 多翼送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02275099A true JPH02275099A (ja) | 1990-11-09 |
Family
ID=14183816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9712489A Pending JPH02275099A (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 多翼送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02275099A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05248397A (ja) * | 1991-09-26 | 1993-09-24 | Mitsubishi Electric Corp | 送風装置、送風機及び空気調和機の室内ユニット |
| EP0947705A2 (en) * | 1998-04-02 | 1999-10-06 | Ford Motor Company | Housing for a centrifugal blower |
| JP2010164203A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Panasonic Corp | 天井埋込形換気扇 |
| JP2015064399A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | パナソニック株式会社 | 能動消音装置とそれを用いた送風機 |
-
1989
- 1989-04-17 JP JP9712489A patent/JPH02275099A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05248397A (ja) * | 1991-09-26 | 1993-09-24 | Mitsubishi Electric Corp | 送風装置、送風機及び空気調和機の室内ユニット |
| EP0947705A2 (en) * | 1998-04-02 | 1999-10-06 | Ford Motor Company | Housing for a centrifugal blower |
| EP0947705A3 (en) * | 1998-04-02 | 2001-01-24 | Ford Motor Company | Housing for a centrifugal blower |
| JP2010164203A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Panasonic Corp | 天井埋込形換気扇 |
| JP2015064399A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | パナソニック株式会社 | 能動消音装置とそれを用いた送風機 |
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