JP2008106646A - 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトな防音筒で電動送風機の効率を低下させることなく、狙いの高周波音を大幅に消音できる低騒音の電動送風機を提供することを目的とする。
【解決手段】インペラなどを覆ったファンケース10と、電動機3とファンケース10を覆った防音筒13と、電動機3の側面に設けた消音手段11aとを備え、防音筒13は、その一部を電動機3の側面に沿って密接させた形状とし、消音手段11aは、その一部を防音筒13の内面壁に沿ってカットした形状とするとともに所定の深さを有する凹部14aを設け、かつ凹部14aのカット面15に吸音手段16aを設けたものである。これによって、凹部14a内で共鳴する特定周波数の音がカット面15で反射せずに吸音手段16aによって吸音されるようになる。また、消音手段11aがカットされている分、カットしない場合に比べてさらに防音筒13を小型化することができる。
【選択図】図2
【解決手段】インペラなどを覆ったファンケース10と、電動機3とファンケース10を覆った防音筒13と、電動機3の側面に設けた消音手段11aとを備え、防音筒13は、その一部を電動機3の側面に沿って密接させた形状とし、消音手段11aは、その一部を防音筒13の内面壁に沿ってカットした形状とするとともに所定の深さを有する凹部14aを設け、かつ凹部14aのカット面15に吸音手段16aを設けたものである。これによって、凹部14a内で共鳴する特定周波数の音がカット面15で反射せずに吸音手段16aによって吸音されるようになる。また、消音手段11aがカットされている分、カットしない場合に比べてさらに防音筒13を小型化することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、運転時に発生する高周波音を大幅に消音する電動送風機およびそれを用いた電気掃除機に関するものである。
従来、この種の電動送風機は家庭用電気掃除機に多く利用されている(例えば、特許文献1参照)。
これは、図10に示すように、電動機38の回転軸39に取り付けられた複数のブレード40を有するインペラ41と、インペラ41で発生した気流を導くエアガイド42と、中央部に吸気口43を有しインペラ41とエアガイド42を内包するケーシング44と、電動機38の外周にはそれを覆う硬質の防音筒45を具備し、防音筒45の排気口46は電動機38の排気口47から回転軸方向に離れた位置に備えるとともに、防音筒45の内壁にはある特定の深さをもつ凹部48を設けている。
特開2001−165097号公報
しかしながら、前記従来の構成では、防音筒45の排気口46を電動機38の排気口47から回転軸39方向に離れた位置に配置しなくてはならず、圧力損失が大きくなり電動送風機の効率が低下してしまうという課題があった。また、電動送風機の効率を維持しようとすると、防音筒45内の流路を大きくする必要があり、防音筒45が大型化してしまい、電動送風機の効率と防音筒45のサイズの両立が困難であった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、コンパクトな防音筒で電動送風機の効率を低下させることなく、狙いの高周波音を大幅に消音できる低騒音の電動送風機およびそれを用いた電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電動送風機は、電動機と、電動機の出力軸である回転軸に固定されたインペラと、インペラの外周部に通風路を形成するエアガイドと、側面に開口部を有しインペラとエアガイドを覆うファンケースと、電動機とファンケースを覆い側面後部に排気口を有した防音筒と、防音筒内で電動機の側面に設けた消音手段とを備え、防音筒は、その一部を電動機の側面に沿って密接させた形状とし、消音手段は、その一部を電動機の側面に沿って密接させた防音筒の内面壁に沿ってカットした形状とするとともに円周上に回転軸に向かって所定の深さを有する凹部を設け、かつ凹部のカット面に吸音手段を設けたものである。
これによって、消音手段に設けた凹部内で共鳴する特定周波数の音がカット面で反射せずに吸音手段によって吸音されるようになり、凹部をカットしたことによる共鳴による消音効果の低減を抑え、コンパクトな消音構成を有する防音筒で、排気流路の圧力損失を増加させることなく、特定周波数の音が大幅に消音される。また、消音手段がカットされている分、カットしない場合に比べてさらに防音筒を小型化することができる。
また、本発明の電動送風機を用いた電気掃除機は、運転時に電動送風機で発生する耳障りな高周波音を防音筒内で大幅に低減することができるようになり、低騒音で快適使用ができるものである。
本発明の電動送風機およびそれを用いた電気掃除機は、コンパクトな防音筒で、排気流路の圧力損失を増加させることなく、狙いの高周波音を大幅に低減することができる。
第1の発明は、電動機と、電動機の出力軸である回転軸に固定されたインペラと、インペラの外周部に通風路を形成するエアガイドと、側面に開口部を有しインペラとエアガイドを覆うファンケースと、電動機とファンケースを覆い側面後部に排気口を有した防音筒と、防音筒内で電動機の側面に設けた消音手段とを備え、防音筒は、その一部を電動機の側面に沿って密接させた形状とし、消音手段は、その一部を電動機の側面に沿って密接させた防音筒の内面壁に沿ってカットした形状とするとともに円周上に回転軸に向かって所定の深さを有する凹部を設け、かつ凹部のカット面に吸音手段を設けた電動送風機としたものである。これによって、消音手段に設けた凹部内で共鳴する特定周波数の音がカット面で反射せずに吸音手段によって吸音されるようになり、凹部をカットしたことによる共鳴による消音効果の低減を抑え、コンパクトな消音構成を有する防音筒で、排気流路の圧力損失を増加させることなく、特定周波数の音が大幅に消音される。また、消音手段がカットされている分、カットしない場合に比べてさらに防音筒を小型化することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、吸音手段は、吸音材としたことにより、消音手段に設けた凹部のカット面に吸音手段を容易に設けることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、防音筒の内面壁に沿ってカットしたカット面を消音手段と一体の壁で構成したことにより、消音手段に設けた凹部のカット面が蓋された状態になり、カット面から凹部へ流入する気流が完全になくなり、凹部での共鳴による消音効果を向上することができる。
第4の発明は、特に、第1または第2の発明において、吸音材は、多孔質素材であることにより、消音対象の周波数に応じた吸音材の選択が容易にできるようになる。
第5の発明は、特に、第1の発明において、吸音手段は、消音手段と一体の壁と空気層を間に有する状態で固定した薄膜で構成されたことにより、軟質ウレタンなどの吸音手段を用いることなく、薄膜の振動で吸音することができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、消音手段は、ファンケースと略同一径を有する形状としたことにより、ファンケースと消音手段の段差がなくなり、ファンケース側面から排出された気流がスムーズに流路内を流れるようになり、気流の乱れによる二次騒音を低減することができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、消音手段は、電動機の側面の一部を覆う延長壁を有する形状としたことにより、ファンケース側面からの排気流路と電動機側面からの排気流路が延長壁で隔てられた状態で形成され、それぞれの流路内を気流がスムーズに流れるようになり、電動機側面から排出された気流の凹部への流入を抑えることができるため、圧力損失が増加することなく、消音手段の凹部での共鳴による消音効果が向上し、特定周波数の音を大幅に消音することができる。また、電動機側面から放射された音に対して延長壁が遮音壁となり、騒音レベルを低減することができる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明の電動送風機を用いた電気掃除機とすることにより、運転時に電動送風機で発生する耳障りな高周波音を防音筒内で大幅に低減することができるようになり、低騒音の電気掃除機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図6は、本発明の実施の形態1における電動送風機の構成を示すものである。
図1〜図6は、本発明の実施の形態1における電動送風機の構成を示すものである。
図1〜図3において、電動送風機1aは、回転子2および固定子31を有する電動機3と、回転子2を有し電動機3の出力軸である回転軸4に固定されたインペラ5と、インペラ5の外周部に形成した通風路6および戻り通路33と12枚の静翼7を有するエアガイド8とを備えている。そして、中央に吸気口32を側面に開口部9をそれぞれ有するファンケース10がインペラ5とエアガイド8を覆って設けてあり、また電動機3側面に回転軸4に向かって所定の深さを有する2つの凹部14aを円周上に設けた消音手段11aが設置され、さらに側面後部に排気口12を有する防音筒13が電動機3、ファンケース10を覆って設置されている。
インペラ5は、板金製の前シュラウド17とこれに対向する後シュラウド18で7枚のブレード19を挟持することで構成されている。
防音筒13は有底であり、電動機3の外側全体との間に均一な気流の流路を設けるのではなく、その一部を電動機3の側面に沿って軸方向に密接させた歪な形の筒形状としている。
また、消音手段11aは、その一部を電動機3の側面に沿って密接させた防音筒13の内面壁に沿って軸方向にカットした筒形状とするとともに凹部14aのカット面15に吸音手段16aを設けている。消音手段11aの2つの凹部14aは、21mm、10.5mmの深さで幅が共に5mmである。また、吸音手段16aは、8mmの軟質ウレタンを用いてカット面15と同一面で凹部14aの蓋をする状態で接着固定した。
ここで、図4において、電気掃除機20は、本体吸気口21に連通した集塵室22と本体排気口23を備えた送風室24を有する掃除機本体25と、集塵室22に本体吸気口21と気密に装着された集塵袋26と、送風室24内に設置された電動送風機1aと、本体吸気口21に気密に接続されたホース27と、電気掃除機20の電源入切や吸引力などの設定を操作するための各種スイッチを有した把持部28と、床面から塵埃を吸引するための床ノズル29と、床ノズル29と把持部28を気密に接続した接続管30から構成されている。
以上のように構成された電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、図1において、電力が供給されると、固定子31と回転子2に磁界が発生し、電磁力によって回転子2が回転することで、回転軸4に固定されたインペラ5が高速回転する。インペラ5が高速回転することで、図4における集塵室22内が負圧状態になり、集塵室22へ吸引される気流が発生する。床ノズル29から吸引された塵埃を含む気流Aは、接続管30と把持部28およびホース27内を通過して本体吸気口21から集塵袋26に流入する。集塵袋26によって塵埃を濾過分離された清潔な気流Bは、図1における電動送風機1aに吸引されてファンケース10の吸気口32からインペラ5へ流入する。
流入した気流Cは、図3に示すように、高速回転しているインペラ5内で運動エネルギを与えられて外周部に形成されたエアガイド8の静翼7で形成される通風路6を減速しながら通過し、運動エネルギを静圧に変換する。エアガイド8内の通風路6を通過した気流Dは、エアガイド8の外周部の戻り通路33で方向転換して、図1に示すように、電動機3内部に流入し、回転子2、固定子31およびカーボンブラシを冷却しながら、電動機3側面より排出される。残りの気流Eは、ファンケース10側面の開口部9より排出される。電動機3側面およびファンケース10側面から排出されたそれぞれの気流は、防音筒13の排気口12から流出し、図4の本体排気口23から掃除機外部へ排出される。
インペラ5のブレード枚数Nは有限であるため内部を通過する気流に圧力脈動を生じる。脈動の周波数はインペラ5の毎秒回転数Zとブレード枚数Nの積で表され、NZ音と呼ばれる高いピークの音圧レベルを有する高周波音として発生する。また、その倍音である2NZ音、3NZ音以降の高次の高周波音もあわせて発生し、空気伝播、固体伝播しながら、あらゆる方向に伝わっていくため、大きな消音効果を得るには、音源付近である防音筒13内で消音することが非常に重要となる。
ファンケース10側面の開口部9は、電動送風機1aの効率を向上させるために設けられているが、高周波音の音源であるインペラ5に非常に近いため、高周波音の音圧レベルのピークを高くする原因となっている。消音手段11aに設けた凹部14a内では、凹部14aの深さに応じて決まる特定周波数を有する音が共鳴するが、吸音手段16aを凹部14aのカット面15付近に設けることで、カット面15で音が反射せずに吸音されるようになり、凹部14aをカットしたことでの共鳴による消音効果の低減を抑え、電動送風機1aを駆動した際に発生する気流の脈動に起因する高周波音を大幅に消音することができる。
また、消音手段14aがカットされている分、カットしない場合に比べてさらに防音筒13を小型化することができるため、掃除機の制御用回路基盤や吸音材などを設置することができるようになる。
高周波音を低減対象とした場合、凹部14aの幅は消音対象における音の波長の1/10程度で共鳴による十分な消音効果が得られるため、排気流路の圧力損失を増加させることなく、高周波音を消音することができる。凹部14aの共鳴周波数がインペラ5で発生するNZ音およびその倍音の周波数と等しくなるように凹部14aの深さを設定することで、図5に示すように高周波音を大幅に低減することができる。これは、凹部14aが音響回路におけるサイドブランチの役割を果たすためであり、凹部14aの深さをL[m]とすると、次式で表される共鳴周波数f[Hz]の音に対して消音効果があるといわれている。
f=c/4L (c:音速[m/s])
また、掃除機の運転モードや集塵袋26内の集塵量に応じてインペラ5の毎秒回転数は変化し、発生する高周波音の周波数が異なってくるため、それらを考慮して消音周波数を設定し、共鳴周波数が一致するように所定の深さを有する凹部14aを消音手段11aに設けることで、狙いの高周波音を消音することができる。
また、掃除機の運転モードや集塵袋26内の集塵量に応じてインペラ5の毎秒回転数は変化し、発生する高周波音の周波数が異なってくるため、それらを考慮して消音周波数を設定し、共鳴周波数が一致するように所定の深さを有する凹部14aを消音手段11aに設けることで、狙いの高周波音を消音することができる。
以上のように、本実施の形態においては、防音筒13の内面壁に沿ってカットした消音手段11aの凹部14aに蓋をする状態で吸音手段16aを設けた構成とすることにより、凹部14a内で共鳴した音がカット面15で反射せずに吸音手段16aで吸音されるようになり、コンパクトな消音手段11aを有する防音筒13で、排気流路の圧力損失を増加させることなく、高周波音を大幅に消音することができるため、耳障りな高周波音の少ない低騒音の電気掃除機にすることができる。
また、本実施の形態では、消音手段11aに2つの凹部14aを設けた電動送風機1aで説明したが、凹部の数は2つに限定されるものではなく、異なる深さの凹部の数だけ共鳴周波数が存在するため、消音対象となる高周波音の数から凹部の数を決定すればよい。
また、図6に示すように、電動送風機1bの消音手段11bに1つの凹部14bを階段状に設けることで、1つの凹部14bで複数の周波数の音を消音することもできる。
また、本実施の形態では、吸音手段16a、16bとして軟質ウレタンを用いて説明したが、軟質ウレタンの他にはフェルトやグラスウール、繊維材料などの多孔質素材を使用した他の多孔質型吸音材でもよく、加工がしやすく安価に手に入れることが可能である。また材質や繊維径に応じて様々な異なる吸音特性を有する製品が市販で扱われており、消音対象の周波数に応じた吸音材の選択が容易にできる。
(実施の形態2)
図7〜図9は、本発明の実施の形態2における電動送風機の構成を示すものである。実施の形態1と同一要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
図7〜図9は、本発明の実施の形態2における電動送風機の構成を示すものである。実施の形態1と同一要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
図7において、電動送風機1cは、消音手段11cのカット面15が消音手段11cと一体の壁34で形成されており、壁34の凹部14c側に8mmの軟質ウレタンなどの吸音手段16cが接着固定されている。また、消音手段11cは電動機3の側面の一部を延長して覆う筒形状の延長壁35が設けられた構成としている。
以上のように構成された電動送風機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、消音手段11cに設けた凹部14cのカット面15が壁34で塞がされたことによって、防音筒13と消音手段11cの隙間などからカット面15を通過して凹部14cへ流入する気流が完全になくなるため、凹部14cでの共鳴による消音効果が向上し、ファンケース10側面の開口部9から放射された高周波音を大幅に消音することができる。また、消音手段11cに設けられた延長壁35によって、ファンケース10側面からの排気流路と電動機3側面からの排気流路が隔てられた状態で形成され、それぞれの流路内を気流がスムーズに流れるようになり、電動機3側面から排出された気流の凹部14cへの流入を抑えることができるため、凹部14cでの共鳴による消音効果が向上し、圧力損失が増加することなく、ファンケース10側面から放射された2つの周波数の高周波音が大幅に消音される。また、電動機3側面から放射された音に対しては、延長壁35が遮音壁となるため、騒音レベルを低減することができる。
また、図8に示すように、本実施の形態の電動送風機1dでは、凹部14dを設けた消音手段14dと壁34を一体構成とすることにより、壁34を消音手段14dに取り付ける作業がなくなり、部品点数を減らして製造工程を簡易化することができる。
また、図9に示すように、本実施の形態の電動送風機1eでは、吸音手段16cとして、軟質ウレタンなどのような多孔質型吸音材の代わりに、壁34との間に空気層36を有する状態で薄膜37(薄板を含む)を凹部14eに接着固定した薄膜振動型吸音材を使用することが可能であり、これでは軟質ウレタンなどの吸音手段を用いることなく、音響エネルギを吸音することができる。
なお、各実施の形態1、2の構成は、これに限定されるものではなく、必要に応じて適宜組み合わせて構成することができるものである。
以上のように、本発明にかかる電動送風機およびそれを用いた電気掃除機は、コンパクトな消音構成を有する防音筒で、排気流路の圧力損失を増加させることなく、狙いの高周波音を大幅に低減することができるので、一般家庭用あるいは業務用の電気掃除機として最適であることはもちろんのこと電動送風機は他の機器にも適用できる。
1a〜1e 電動送風機
2 回転子
3 電動機
4 回転軸
5 インペラ
6 通風路
8 エアガイド
9 開口部
10 ファンケース
11a〜11e 消音手段
12 排気口
13 防音筒
14a〜14e 凹部
15 カット面
16a〜16c 吸音手段
20 電気掃除機
34 壁
35 延長壁
37 薄膜
2 回転子
3 電動機
4 回転軸
5 インペラ
6 通風路
8 エアガイド
9 開口部
10 ファンケース
11a〜11e 消音手段
12 排気口
13 防音筒
14a〜14e 凹部
15 カット面
16a〜16c 吸音手段
20 電気掃除機
34 壁
35 延長壁
37 薄膜
Claims (8)
- 電動機と、電動機の出力軸である回転軸に固定されたインペラと、インペラの外周部に通風路を形成するエアガイドと、側面に開口部を有しインペラとエアガイドを覆うファンケースと、電動機とファンケースを覆い側面後部に排気口を有した防音筒と、防音筒内で電動機の側面に設けた消音手段とを備え、防音筒は、その一部を電動機の側面に沿って密接させた形状とし、消音手段は、その一部を電動機の側面に沿って密接させた防音筒の内面壁に沿ってカットした形状とするとともに円周上に回転軸に向かって所定の深さを有する凹部を設け、かつ凹部のカット面に吸音手段を設けた電動送風機。
- 吸音手段は、吸音材とした請求項1に記載の電動送風機。
- 防音筒の内面壁に沿ってカットしたカット面を消音手段と一体の壁で構成した請求項1または2に記載の電動送風機。
- 吸音材は、多孔質素材である請求項1または2に記載の電動送風機。
- 吸音手段は、消音手段と一体の壁と空気層を間に有する状態で固定した薄膜で構成された請求項1に記載の電動送風機。
- 消音手段は、ファンケースと略同一径を有する形状とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の電動送風機。
- 消音手段は、電動機の側面の一部を覆う延長壁を有する形状とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の電動送風機。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の電動送風機を用いた電気掃除機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006288575A JP2008106646A (ja) | 2006-10-24 | 2006-10-24 | 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機 |
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JP2006288575A JP2008106646A (ja) | 2006-10-24 | 2006-10-24 | 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101289026B1 (ko) | 2013-03-15 | 2013-07-23 | 주식회사 화승알앤에이 | 진공청소기용 모터 케이스 |
-
2006
- 2006-10-24 JP JP2006288575A patent/JP2008106646A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101289026B1 (ko) | 2013-03-15 | 2013-07-23 | 주식회사 화승알앤에이 | 진공청소기용 모터 케이스 |
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