JPH0560095A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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Publication number
JPH0560095A
JPH0560095A JP21688691A JP21688691A JPH0560095A JP H0560095 A JPH0560095 A JP H0560095A JP 21688691 A JP21688691 A JP 21688691A JP 21688691 A JP21688691 A JP 21688691A JP H0560095 A JPH0560095 A JP H0560095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
end bracket
fixed
fan casing
plate
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21688691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Toyoshima
久則 豊島
Fumio Joraku
文夫 常楽
Takashi Etani
隆 恵谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP21688691A priority Critical patent/JPH0560095A/ja
Publication of JPH0560095A publication Critical patent/JPH0560095A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electric Suction Cleaners (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、多仕様の送風機すなわち、各
々外径の異なる送風機に最適設計にて対応させることに
ある。 【構成】エンドブラケット22の外周とファンケーシン
グの間に環状のプレートを挾持させた。 【効果】簡単な構造のプレートによって、各々の送風機
に最適径で低コストで、しかも軸芯精度を変えずに対応
できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動送風機に係り、特
に外径仕様の異なる複数の送風機に対応,容易な電動送
風機の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動送風機は、特開平2−261035
号に記載されている様に、円筒状に形成されたハウジン
グの一端面上に固定されたエンドブラケットの外周とフ
ァンケーシング内周が、嵌合固定されていた。従って、
送風機部の外径は、ファンケーシング内径すなわちエン
ドブラケット外径により、決まってしまう構造だった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例において
は、電動送風機の仕様、例えば出力あるいは回転数等の
違いで、異なる径の遠心羽根車を用いる場合でも、1種
類のエンドブラケットを用いるか、あるいは各々の送風
機に対して最適径のエンドブラケットを各々用いること
が出来なかった。
【0004】前者の場合は、複数の遠心羽根車外径に対
してある一定のファンケーシング径では、遠心羽根車外
周に配設されるディフュ−ザ部の内外径寸法比率がばら
つくために、各々の遠心羽根車仕様での最適設計ができ
ず、仕様が変わった場合に性能を維持できずに低下させ
てしまうという問題があった。
【0005】後者については、各々の種類のエンドブラ
ケットを用いる場合、大量生産性用としては、製作用の
金型等に多大な費用がかかる。さらに、エンドブラケッ
ト中央部には、回転軸の軸受支持部を有しているため、
各仕様ごとに別々のエンドブラケットを組合わせては、
各々で軸芯の精度も異なり、回転精度の違いにより、振
動・騒音等の原因になりやすい。本発明は、上記問題を
解決し、軸芯精度を維持して多種の送風機に各々最適対
応させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明は、エンドブラケット外周とファンケーシン
グ内周に挾特固定される環状プレートを設けた。
【0007】
【作用】上記手段において、 ・まず、プレート形状が簡単であるため、大量生産にお
いても低コストで製作可能、従って、寸法違いのプレー
トを使用することで、多種仕様送風機に最適径で対応で
きる。
【0008】・エンドブラケットは、1種類で対応する
ため、回転子の軸芯精度が変わる恐れはなく、振動,騒
音等維持できる。
【0009】・プレートの内周あるいは外周に凸部を設
け、その凸部とエンドブラケット外周、あるいはファン
ケーシング内周と嵌合固定すれば、凸部形状によっては
従来構造よりも剛性を高めて、振動を低減できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に沿って説明す
る。
【0011】まず図1は、電気掃除機に用いられる電動
送風機に適用した例を示す。
【0012】電動送風機1は、電動機部2および送風機
部3から構成される。電動機部2は、整流子形電動機
で、円筒状に形成されたハウジング21とその開放側端
面に固定されたエンドブラケット22内に、回転子23
および固定子24が収納される。環状に形成されたプレ
ート27は、エンドブラケット22の外周と圧入嵌合
し、ネジ26によってハウジング21、およびエンドブ
ラケット22と共に一体に固定されている。回転子23
は、軸受25a,25bにより支持され、回転軸26
は、エンドブラケット22を貫通して、送風機部3側へ
延びている。
【0013】図3に送風機部3の組立てを示す 送風機部3は、エンドブラケット22上に固定案内羽根
31が、ネジ39によって固定される。その上に、遠心
羽根車32が、回転軸に一体固定されて配置し、それら
を覆ってファンケーシング33が、プレート27の外周
と圧入固定される。
【0014】電動機部2に通電されると、回転軸26と
共に遠心羽根車32,35が回転する。この時気流の方
向を図2に示す。
【0015】まず、気流は、ファンケーシング33の入
口33aから遠心羽根車32、に吸込まれる。その後、
案内羽根31のディフューザ31aにて静圧回収された
後、戻り部31bによってエンドブラケット22の吸入
口22aへ導かれ、電動機部2を冷却しながら、内部を
通過して、ハウジング21の排気口21aから外部へ排
出される。
【0016】この時、ディフューザ31aでの静圧回収
性能が送風機部3の性能に大きく影響するが、これは、
ディフューザ31aの翼角度等形状的要素の他に、内外
径比すなわち、内径d寸法および外径D寸法の比率も影
響することは一般的に知られている。また、本実施例の
如く、電気掃除機用の電動送風機の場合、消費電力等の
仕様の違いに対応するため、電動機2は、回転子23お
よび固定子24の巻線仕様(のみ変更して、)以外の部
品は共用して、各々の仕様に対応した異なる仕様の送風
機部3を使うこともある。
【0017】例えば、電動機2の出力を増加させた場
合、(この場合消費電力も増加する)同一の遠心羽根車
32を使用したのでは、回転数が増加してしまうわけだ
が、整流子28の周速増加による強度の問題、あるいは
カーボンブラシ29の摩耗増加等の問題が有り、回転数
を上げることは容易ではない。そのため、出力を増加さ
せた場合は、遠心羽根車32の負荷特性を上げて回転数
を維持するように対応しなければならない場合がある。
【0018】具体的には、遠心羽根車32の外径を大き
くしたり、軸方向の厚みを厚くする。従って、前記した
ディフーザー31aの性能から、遠心羽根車32の外径
を大きくした場合は、内外径比最適化のため、ディフー
ザー31aの外径も大きくする必要があり、これに伴い
ファンケーシング33の外径も大径化の必要がある。そ
こで、本実施例では、本来よりも出力増加して、遠心羽
根車を大径化した場合に、最適化のためファンケーシン
グ33径を大径化し、そのファンケーシング33に合わ
せるために、エンドブラケット22の外周に圧入固定し
たプレート27によって対応させている。プレート27
には、内径側に複数の凸部27aが設けてあり、凸部2
7aによって、エンドブラケット22外周との圧入嵌合
されており、ファンケーシング33はプレート27の外
周と圧入嵌合している。凸部27aを設けていることに
より、従来の構造よりも剛性が増し、振動が小さくなる
効果も得られる。また多仕様の送風機3に合わせるため
に、エンドブラケット22の外径を合わせれば従来の構
成でできるが、電気掃除機のように大量生産する場合、
エンドブラケット22を成形する金型の費用が高価であ
ることや、高速で回転する電動機2の軸受支持部を有す
るエンドブラケット22の軸芯精度が、仕様毎に異なっ
ては、回転精度ばらつきによる振動および騒音の原因と
なる。本発明のごとく、プレート27の寸法違いで送風
機3の仕様違いに対応すれば、形状簡単なプレート27
であるから、生産コストも安価ででき、エンドブラケッ
ト22も一種類で共用化が図れるため軸芯精度も同一で
振動等を維持することができる。
【0019】以上のように本発明によれば、簡単な構造
で多仕様の送風機3に最適に対応可能となる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、 (1)、簡単な構造で、多仕様の送風機3に最適設計で
対応可能である。さらに大量生産においても低コストで
対応可能。
【0021】(2)、エンドブラケット22は、共用可
能となるので、軸芯精度は変えずに対応できるため、寸
法精度のばらつきによる振動・騒音等の発生を抑えるこ
とができる。
【0022】(3)、プレート27に設けた凸部27a
とエンドブラケット22の外周を圧入嵌合させることに
より、従来構造よりも剛性を増すことができ、振動を低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電動送風機の縦断面図。
【図2】電動送風機内の空気の流れを示す縦断面図。
【図3】送風機部の組立を示す斜視図。
【図4】その他の実施例を示す送風機部の縦断面図。
【符号の説明】
22…エンドブラケット、27…プレート、27a…凸
部、32…遠心羽根車、33…ファンケーシング。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が開口された円筒部を有するハウジン
    グ内部に固定子および回転子を収納するとともに、上記
    開口側端面上に吸入口を有するエンドブラケットを配設
    固定しこのエンドブラケットの中央部に形成された軸受
    支持部を、貫通する回転子の軸に取付けた遠心羽根車
    と、該遠心羽根車の排気流を前記エンドブラケットの吸
    入口まで導く固定案内羽根およびそれらを覆うファンケ
    −シングを具備した電動送風機において、前記エンドブ
    ラケット外周に嵌合固定される環状のプレートを設け、
    該プレートの外周と前記ファンケーシングを嵌合固定し
    たことをことを特徴とする電動送風機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記プレートの内周あ
    るいは外周に凸部を設け該凸部と前記エンドブラケット
    の外周あるいはファンケーシングの内周と嵌合固定した
    ことを特徴とする電動送風機。
JP21688691A 1991-08-28 1991-08-28 電動送風機 Pending JPH0560095A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21688691A JPH0560095A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 電動送風機

Applications Claiming Priority (1)

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JP21688691A JPH0560095A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 電動送風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560095A true JPH0560095A (ja) 1993-03-09

Family

ID=16695454

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21688691A Pending JPH0560095A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 電動送風機

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JP (1) JPH0560095A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100409173B1 (ko) * 1995-06-26 2004-03-26 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 전기청소기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100409173B1 (ko) * 1995-06-26 2004-03-26 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 전기청소기

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