JP2006063811A - 多段ターボファン - Google Patents

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秀則 澤田
Hideki Aoi
英樹 青井
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Abstract

【課題】速度制御性のより向上ができ、高効率化及び高速回転による風量特性の向上が可能な多段ターボファンを提供する。
【解決手段】筒状ケーシング12内部が多層に区画され、各層に動羽根と案内羽根が配され、これら複数枚の動羽根がブラシレスDCモータ34によって回転して、吸込口20から吸い込んだ空気を吐出口88に送る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、洗濯物乾燥機等の圧力損失が大きい機器に組み込んで使用する多段ターボファンに関するものである。
従来の多段ターボファンは、インダクションモータを使用していたため、速度制御性、効率も悪く、高速回転もできなかった。特に、この高速回転ができないために、風量特性を上げる方法としてファンの外径を大きくしたり、ファンの段数を増やしていた。しかし、何れの方法もファンの外径寸法が大きくなり、機器の寸法が大きくなるという要因となっていた。
そこで、これを解決するためにインバータ駆動高速モータを用いた多段ターボブロアが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−4592号公報
上記のインバータ駆動高速モータを用いたターボブロアであると、速度制御を向上させることができるが、高効率化及び高速回転による風量特性の向上が難しいという問題点がある。
そこで、本発明は速度制御性のより向上ができ、高効率化及び高速回転による風量特性の向上が可能な多段ターボファンを提供する。
請求項1に係る発明は、筒状のケーシング内部が軸方向に沿って複数の層に区画壁によって区画され、前記筒状のケーシングの上流側の面の中央部に吸込口が開口し、前記筒状のケーシングの下流側の面側にブラシレスDCモータが配され、前記ブラシレスDCモータの回転軸が前記筒状のケーシング内部に突出し、前記各層毎に動羽根が前記回転軸にそれぞれ取り付けられ、前記各区画壁に案内羽根がそれぞれ固定されると共に、前記各区画壁の中央部に連通口がそれぞれ開口し、前記最も下流側の層の外周部に吐出口が設けられていることを特徴とする多段ターボファンである。
請求項2に係る発明は、前記各層の動羽根のボスが筒状のスペーサを介して、前記回転軸に順番に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の多段ターボファンである。
請求項3に係る発明は、前記各層の動羽根のボスを軸方向に延設され、前記回転軸に順番に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の多段ターボファンである。
請求項4に係る発明は、前記筒状のケーシング、または、前記動羽根の少なくともどちらか一方が合成樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1記載の多段ターボファンである。
請求項5に係る発明は、前記ブラシレスDCモータが、モールドモータであることを特徴とする請求項1記載の多段ターボファンである。
請求項1に係る発明の多段ターボファンであると、ファンの駆動源としてブラシレスDCモータを用いることにより、速度制御性の向上が可能であり高効率化及び高速回転による風量特性の向上が可能となる。また、ブラシレスDCモータがモールドモータである場合には、その冷却が容易でありブラシレスDCモータ自身の効率化を図ることができる。
請求項2に係る発明の多段ターボファンであると、動羽根のボスが筒状のスペーサを介して取付けられているため、その動羽根の組み立てが容易となる。
請求項3に係る発明の多段ターボファンであると、動羽根のボスを軸方向に延設し、回転軸に順番に取付ける構造であるため、部品点数を削減でき、コストダウンを図ることができる。
請求項4に係る発明の多段ターボファンであると、筒状のケーシングまたは動羽根の少なくともどちらか一方が合成樹脂で形成されているため、重量が減り、コストの削減となる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態の多段ターボファン10について、図1及び図2に基づいて説明する。
図1は、多段ターボファン10の縦断面図であり、図2は多段ターボファン10の上流側から見た平面図である。
(1)多段ターボファン10の構造
多段ターボファン10の筒状のケーシング12は鉄またはアルミニウムよりなる金属製であって、第1ケーシング18、第2ケーシング22、第3ケーシング26及び蓋部28より構成され、これら各部材18,22,26,28はボルト32によって固定されている。ケーシング12内部は、軸方向に沿って三層構造を成し、第一層100と第二層102との間が区画壁14によって区画され第二層102と第三層104との間が区画壁16によって区画されている。
第一層100は最も上流側にあり、ケーシング12の最も上流側の部分を構成する第1ケーシング18より構成されている。また、この第1ケーシング18の上流側の面の中央部に吸込口20が開口している。
第二層102は、区画壁16を含む第2ケーシング22より構成され、第2ケーシング22の区画壁16の中央部に連通口24が開口し、第一層100と第二層102を連通している。
第三層104は最も下流側にあり、区画壁16を含む第3ケーシング26と、この第3ケーシング26の蓋体となる蓋部28とより構成され、第3ケーシング26の中央部に連通口30が開口し第二層102と第三層104を連通している。蓋部28の外周部には、図2に示すように、接線方向に突出する吐出口88が設けられている。
蓋部28の下流側の面には、ブラシレスDCモータ(以下、単にモータという)34が取り付けられている。このモータ34の構造については後から詳しく説明する。
モータ34の回転軸36が蓋部28、連通口30、連通口24を軸方向に貫通し、ケーシング12内部に突出している。各層100,1002,104に位置する回転軸36には、図2に示すような平面形状を有する動羽根38,40,42が取り付けられている。例えば、第一層100にある動羽根38は、その中央部にある円筒状のボス44を回転軸36が貫通しナット46によって取り付けられている。また、第一層100の動羽根38のボス44と第二層102の動羽根40のボス48との間には円筒形のスペーサ50が配され、第二層102の動羽根40のボス48と第三層104の動羽根42のボス51の間にも円筒形のスペーサ52が介されている。
第一層100においては、この動羽根38と相対向する区画壁14には、固定された案内羽根54が取り付けられている。この案内羽根54は外周部から侵入した空気を中央部にある連通口24に案内する役割を果たしている。また、この連通口24の縁部はマウス形状となっている。
第二層102においても、動羽根40と相対向する区画壁16の位置に、案内羽根56が取り付けられている。連通口30の縁部もマウス形状となっている。
(2)モータ34の構造
次に、モータ34の構造について説明する。
このモータ34は、上記したようにブラシレスDCモータであり、インバータ制御により回転方向及び回転速度を制御可能となっている。
モータ34の固定子58は固定子鉄心60にプレモールドを施すことにより絶縁層62が形成され、その後に固定子鉄心60の各スロットにコイル64をそれぞれ巻回されている。これによって固定子58が形成され、この固定子58、配線基板66及びブッシング68とが、モールド樹脂により一体に成形され、フレーム70が形成されている。すなわち、このモータ34はモールドモータである。なお、このフレーム70をモールド成形するときに、反出力側のブラケット72も埋設する。
上記のように形成したフレーム70の空洞部に、一対のベアリング74,76を取り付けた回転子78を挿入しベアリング74をブラケット72に取り付け、ベアリング76は、フレーム70とは別体の出力側のブラケット80によって取り付ける。このブラケット80は、フレーム70に嵌合させる。回転子78は、回転子鉄心に永久磁石を取り付けたものである。この回転子78の回転軸36が、軸方向に延び、三枚の動羽根38,40,42が取り付けられる。
フレーム70の外周部には複数の取付け部82が突出し、これら取り付け部82は、ケーシング12の蓋部28に設けられている複数のボス84と位置が一致しており、これらボス84と取付け部82とをボルト86によって固定することによってモータ34がケーシング12の下流側の面に固定される。なお、これら取り付け部82は、モールド樹脂によってフレーム70と一体に成形する。
(3)多段ターボファン10の動作状態
上記構成の多段ターボファン10の動作状態について説明する。
モータ34が回転すると三枚の動羽根38,40,42が回転すると吸込口20から空気が吸い込まれ、第一層100の動羽根38の中央部から外周部に空気が流れ、外周部に出た空気は第一層100の案内羽根54の外周部から逆に内周側に流れ、連通口24を通って第二層102に流れ込む。
第二層102に流れ込んだ空気は動羽根40の中央部から外周部に流れ、この外周部の空気は案内羽根56の外周部から内周側に流れ連通口30を通って第三層104に流れ込む。
第三層104に流れ込んだ空気は動羽根42の中央部から外周部に流れ、吐出口88から吐出される。
この場合に、モータ34はブラシレスDCモータであってインバータ制御が可能であるため速度制御性が良く、高効率で回転し、高速回転も可能であるため風量特性の向上が可能となり、従来のようにファンの直径を大きくしたり、ファンの段数を増やすことなく風量の特性の向上を図ることができる。そのため、多段ターボファンの外径寸法がコンパクト化し、洗濯物乾燥機等に据え付けた場合でも、これら電気機器の形状を小さくすることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態のターボファン10について、図3に基づいて説明する。
第3の実施形態と第1の実施形態の異なる点は、動羽根38,40,42を回転軸36に取り付ける構造にある。すなわち、第1の実施形態では2本のスペーサ50,52を介して三枚の動羽根38,40,42を取り付けたが、本実施形態では図3に示すように動羽根42の円筒状のボス51を軸方向に長く延ばし、動羽根40のボス48と組合わされ、動羽根40のボス48も同様に長く延設され、動羽根38のボス44と組合わされるようにする。
これによって、まず、回転軸36に動羽根42を取付け、次に動羽根40を取付け、次に動羽根38を取付けることにより、三枚の動羽根38,40,42を回転軸36に確実に固定することができる。
したがって、第1の実施形態とは異なりスペーサ50,52が不要となりコストの削減をすることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態と第1の実施形態の異なる点は、ケーシング12と動羽根38,40,42の材質にある。第1の実施形態では金属製のケーシング12及び動羽根38,40,42を用いたが、本実施形態では両部材共に合成樹脂によって形成している。
このように合成樹脂によって形成することにより、重量が低減されると共にコストを削減をすることができ、ファン効率を上げることができる。
なお、ケーシング12または動羽根38,40,42のどちらか一方のみを合成樹脂で形成しても同様の効果を得ることができる。
(変更例)
本発明はその主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
例えば、上記実施例では、三層の多段ターボファン10を説明したが、三層に限らず二層、四層以上の多段ターボファンであってもよい。
本発明の多段ターボファンは、洗濯物乾燥機等の圧力損失が大きい電気機器に組み込んで使用するのが好適である。
本発明の第1の実施形態を示す多段ターボファンの縦断面図である。 第1の実施形態の多段ターボファンの上流側から見た平面図である。 第2の実施形態の多段ターボファンの縦断面図である。
符号の説明
10 多段ターボファン
12 ケーシング
14 区画壁
16 区画壁
20 吸込口
24 連通口
30 連通口
34 モータ
36 回転軸
38 動羽根
40 動羽根
42 動羽根
54 案内羽根
56 案内羽根
88 吐出口

Claims (5)

  1. 筒状のケーシング内部が軸方向に沿って複数の層に区画壁によって区画され、
    前記筒状のケーシングの上流側の面の中央部に吸込口が開口し、
    前記筒状のケーシングの下流側の面側にブラシレスDCモータが配され、
    前記ブラシレスDCモータの回転軸が前記筒状のケーシング内部に突出し、
    前記各層毎に動羽根が前記回転軸にそれぞれ取り付けられ、
    前記各区画壁に案内羽根がそれぞれ固定されると共に、前記各区画壁の中央部に連通口がそれぞれ開口し、
    前記最も下流側の層の外周部に吐出口が設けられている
    ことを特徴とする多段ターボファン。
  2. 前記各層の動羽根のボスが筒状のスペーサを介して、前記回転軸に順番に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の多段ターボファン。
  3. 前記各層の動羽根のボスを軸方向に延設され、前記回転軸に順番に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の多段ターボファン。
  4. 前記筒状のケーシング、または、前記動羽根の少なくともどちらか一方が合成樹脂で形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の多段ターボファン。
  5. 前記ブラシレスDCモータが、モールドモータである
    ことを特徴とする請求項1記載の多段ターボファン。
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