JPH07298545A - 回転機 - Google Patents
回転機Info
- Publication number
- JPH07298545A JPH07298545A JP9091994A JP9091994A JPH07298545A JP H07298545 A JPH07298545 A JP H07298545A JP 9091994 A JP9091994 A JP 9091994A JP 9091994 A JP9091994 A JP 9091994A JP H07298545 A JPH07298545 A JP H07298545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan cover
- fan
- frame number
- motor
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸音材による簡易サイレンサーを用いること
なく、ファンの騒音を低減すること。 【構成】 2つのファンカバー1,2で二重構造のファ
ンカバーとして騒音を低減し、更に、ファンカバー1,
2間で排気口1A,2Aの位置を軸方向にずらして騒音
を一層低減する。
なく、ファンの騒音を低減すること。 【構成】 2つのファンカバー1,2で二重構造のファ
ンカバーとして騒音を低減し、更に、ファンカバー1,
2間で排気口1A,2Aの位置を軸方向にずらして騒音
を一層低減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転電機、特にそのファ
ンカバーに関し、コスト低減のために、簡易サイレンサ
ーを用いることなく騒音が低下するように工夫したもの
である。
ンカバーに関し、コスト低減のために、簡易サイレンサ
ーを用いることなく騒音が低下するように工夫したもの
である。
【0002】
【従来の技術】ファンを機外に有する回転電機では、安
全とファンによって生じる騒音の低減とのためファンカ
バーがある。この騒音を更に一層低下させるための従来
の技術を図2を参照して説明する。図2は開放形電動機
の代表的な構造を示し、ファンカバー1の内面に簡易サ
イレンサーとして吸音材20を貼り付け、この吸音材2
0で騒音を吸収して低下させている。なお、必要に応じ
てファン3の外径を標準電動機のものよりも小さくし
て、騒音の発生自体を下げている。
全とファンによって生じる騒音の低減とのためファンカ
バーがある。この騒音を更に一層低下させるための従来
の技術を図2を参照して説明する。図2は開放形電動機
の代表的な構造を示し、ファンカバー1の内面に簡易サ
イレンサーとして吸音材20を貼り付け、この吸音材2
0で騒音を吸収して低下させている。なお、必要に応じ
てファン3の外径を標準電動機のものよりも小さくし
て、騒音の発生自体を下げている。
【0003】図2において、電動機フレーム4の内面に
は通気路4Aとリブ4Bとが形成され、連結側ブラケッ
ト5には吸気口5Aが形成され、反連結側ブラケット6
には排気口6Aが形成され、軸7の反連結側ブラケット
6から突出した部分にファン3が設置され、ファン3及
び反連結側軸端を囲むようにファンカバー1がフレーム
4の端部外周に連結して取り付けられ、同ファンカバー
1の外周面には排気口1Aが形成されている。
は通気路4Aとリブ4Bとが形成され、連結側ブラケッ
ト5には吸気口5Aが形成され、反連結側ブラケット6
には排気口6Aが形成され、軸7の反連結側ブラケット
6から突出した部分にファン3が設置され、ファン3及
び反連結側軸端を囲むようにファンカバー1がフレーム
4の端部外周に連結して取り付けられ、同ファンカバー
1の外周面には排気口1Aが形成されている。
【0004】従って、ファン3の回転により矢印の如く
吸気口5Aから外気が吸い込まれて通気路4Aから排気
口6Aへ流れる間に固定子や回転子等機内を冷却し、そ
の後、ファンカバー1の排気口1Aから機外へ排出され
る。なお、図2中の符号で、8は固定子鉄心、9は回転
子鉄心、10は連結側軸受、11は反連結側軸受、12
はアイボルトをそれぞれ示す。
吸気口5Aから外気が吸い込まれて通気路4Aから排気
口6Aへ流れる間に固定子や回転子等機内を冷却し、そ
の後、ファンカバー1の排気口1Aから機外へ排出され
る。なお、図2中の符号で、8は固定子鉄心、9は回転
子鉄心、10は連結側軸受、11は反連結側軸受、12
はアイボルトをそれぞれ示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ファンカバー
1の内面に吸音材20を貼り付けて簡易サイレンサーと
しているため、吸音材20の貼り付け工数が大きく、こ
れが回転機のコスト高の一因になっている。
1の内面に吸音材20を貼り付けて簡易サイレンサーと
しているため、吸音材20の貼り付け工数が大きく、こ
れが回転機のコスト高の一因になっている。
【0006】そこで本発明は、簡易サイレンサーを用い
ることなく騒音を低下することができる回転機を提供す
ることを目的とする。
ることなく騒音を低下することができる回転機を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の回転機は、ファン及びファンカバーを有す
る回転機において、前記ファンカバーの内側に別のファ
ンカバーを備えたことを特徴とするものであり、好まし
くは、ファンカバー間で排気口が互いに軸方向にずれて
いることを特徴とする。
め、本発明の回転機は、ファン及びファンカバーを有す
る回転機において、前記ファンカバーの内側に別のファ
ンカバーを備えたことを特徴とするものであり、好まし
くは、ファンカバー間で排気口が互いに軸方向にずれて
いることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成において、ファンカバーが二重構造と
なり、騒音を効率良く低減する。この場合、ファンカバ
ー内面に吸音材を貼り付ける作業がなくなり、コスト低
減となる。また、ファンカバー間で排気口が軸方向にず
れることにより、騒音が一層低減する。
なり、騒音を効率良く低減する。この場合、ファンカバ
ー内面に吸音材を貼り付ける作業がなくなり、コスト低
減となる。また、ファンカバー間で排気口が軸方向にず
れることにより、騒音が一層低減する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して実施例ととも
に説明する。図1は本発明を適用した開放形電動機を示
し、フレーム4の反連結側端に取り付けた通常のファン
カバー1の他に、反連結側ブラケット6に当該電動機の
枠番よりも小さい枠番のファンカバー2が取り付けられ
るように座6Bを形成し、この座6Bにファンカバー2
を取り付けて、通常の即ち当該電動機の枠番のファンカ
バー1と、その内側に設置した小さい枠番のファンカバ
ー2との二重構造としてある。ファンカバー1の排気口
1Aとファンカバー2の排気口2Aとは電動機の軸方向
に関して、互いにずれた位置にある。
に説明する。図1は本発明を適用した開放形電動機を示
し、フレーム4の反連結側端に取り付けた通常のファン
カバー1の他に、反連結側ブラケット6に当該電動機の
枠番よりも小さい枠番のファンカバー2が取り付けられ
るように座6Bを形成し、この座6Bにファンカバー2
を取り付けて、通常の即ち当該電動機の枠番のファンカ
バー1と、その内側に設置した小さい枠番のファンカバ
ー2との二重構造としてある。ファンカバー1の排気口
1Aとファンカバー2の排気口2Aとは電動機の軸方向
に関して、互いにずれた位置にある。
【0010】図1において、フレーム4の内面には通気
路4Aとリブ4Bとが形成され、連結側ブラケット5に
は吸気口5Aが形成され、反連結側ブラケット6には排
気口6Aが形成され、軸7の反連結側ブラケット6から
突出した部分にファン3が設置され、ファン3及び反連
結側軸端を囲むようにファンカバー2が反軸受側ブラケ
ット6の座6Bに連結して取り付けられ、このファンカ
バー2を囲むようにファンカバー1がフレーム4の端部
外周に連結して取り付けられ、これらファンカバー1,
2の外周面にはそれぞれの排気口1A,2Aが互いに軸
方向にずれて形成されている。
路4Aとリブ4Bとが形成され、連結側ブラケット5に
は吸気口5Aが形成され、反連結側ブラケット6には排
気口6Aが形成され、軸7の反連結側ブラケット6から
突出した部分にファン3が設置され、ファン3及び反連
結側軸端を囲むようにファンカバー2が反軸受側ブラケ
ット6の座6Bに連結して取り付けられ、このファンカ
バー2を囲むようにファンカバー1がフレーム4の端部
外周に連結して取り付けられ、これらファンカバー1,
2の外周面にはそれぞれの排気口1A,2Aが互いに軸
方向にずれて形成されている。
【0011】従って、ファン3の回転により矢印の如く
吸気口5Aから外気が吸い込まれて通気路4Aから排気
口6Aへ流れる間に固定子や回転子等機内を冷却し、そ
の後、ファンカバー2の排気口2Aを通りファンカバー
1の排気口1Aから機外へ排出される間に騒音が低下さ
れる。なお、図1中の符号で、8は固定子鉄心、9は回
転子鉄心、10は連結側軸受、11は反連結側軸受、1
2はアイボルトをそれぞれ示す。
吸気口5Aから外気が吸い込まれて通気路4Aから排気
口6Aへ流れる間に固定子や回転子等機内を冷却し、そ
の後、ファンカバー2の排気口2Aを通りファンカバー
1の排気口1Aから機外へ排出される間に騒音が低下さ
れる。なお、図1中の符号で、8は固定子鉄心、9は回
転子鉄心、10は連結側軸受、11は反連結側軸受、1
2はアイボルトをそれぞれ示す。
【0012】なお、ファンカバーは二重構造に限らず、
三重構造以上にしても良い。
三重構造以上にしても良い。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ファンカバーが二重構
造となり、騒音を効率良く低減する。この場合、ファン
カバー内面に吸音材を貼り付ける作業がなくなり、コス
ト低減となる。また、本発明によればファンカバー間で
排気口が軸方向にずれることにより、騒音が一層低減す
る。
造となり、騒音を効率良く低減する。この場合、ファン
カバー内面に吸音材を貼り付ける作業がなくなり、コス
ト低減となる。また、本発明によればファンカバー間で
排気口が軸方向にずれることにより、騒音が一層低減す
る。
【図1】本発明の一実施例に係る回転機の断面図。
【図2】従来の回転機の断面図。
1,2 ファンカバー 1A,2A 排気口 3 ファン 4 フレーム 6 反連結側ブラケット 6B 座
Claims (2)
- 【請求項1】 ファン及びファンカバーを有する回転機
において、前記ファンカバーの内側に別のファンカバー
を備えたことを特徴とする回転機。 - 【請求項2】 ファンカバー間で排気口が互いに軸方向
にずれていることを特徴とする請求項1記載の回転機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9091994A JPH07298545A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 回転機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9091994A JPH07298545A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 回転機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07298545A true JPH07298545A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14011841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9091994A Pending JPH07298545A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 回転機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07298545A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005045487A1 (de) * | 2005-09-22 | 2007-04-19 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Lüfterhaube und Antrieb |
CN104167860A (zh) * | 2014-07-26 | 2014-11-26 | 南昌康富电机技术有限公司 | 一种ip44高防护等级发电机 |
US11519427B2 (en) | 2017-06-20 | 2022-12-06 | Dyson Technology Limited | Brushless motor with support struts |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP9091994A patent/JPH07298545A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005045487A1 (de) * | 2005-09-22 | 2007-04-19 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Lüfterhaube und Antrieb |
DE102005045487B4 (de) | 2005-09-22 | 2024-02-01 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg | Lüfterhaube, Antrieb und Verwendung von Schlitzen bei einer Lüfterhaube eines Antriebs |
CN104167860A (zh) * | 2014-07-26 | 2014-11-26 | 南昌康富电机技术有限公司 | 一种ip44高防护等级发电机 |
US11519427B2 (en) | 2017-06-20 | 2022-12-06 | Dyson Technology Limited | Brushless motor with support struts |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020723 |