JP2002147388A - 軸 受 - Google Patents
軸 受Info
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- JP2002147388A JP2002147388A JP2001256014A JP2001256014A JP2002147388A JP 2002147388 A JP2002147388 A JP 2002147388A JP 2001256014 A JP2001256014 A JP 2001256014A JP 2001256014 A JP2001256014 A JP 2001256014A JP 2002147388 A JP2002147388 A JP 2002147388A
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- bearing
- inner ring
- contact
- seal plate
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
寿命化を図るとともに、回転時の負荷を低減し、回転効
率の向上を図るものである。 【解決手段】 軸6とともに回転する内輪7aと、外輪
7bと、前記内輪7aと外輪7bとの間に配置されたボ
ール7cと、前記内輪7aと外輪7bの上下の開口をそ
れぞれ覆うシール板7f、シール板7gとを備え、一方
のシール板7fを内輪7aと接触させ、他方のシール板
7gを内輪7aと非接触させたものである。
Description
送風機等に使用される軸受に関するものである。
報に開示された従来の電動送風機を示す要部断面図、図
8は断面図である。図において、1は略有底円筒状をな
すと共に一端開口縁に環状平面部1dを一体に設けた金
属製のケース本体である。このケース本体1の一端開口
側には金属製のケース端面板13が取り付けられ、ケー
ス本体1とケース端面板13によりモータケース14が
形成されている。ケース本体1の底壁中央部には軸受1
5を内蔵する軸受ハウジング16が一体に設けられてい
る。また、ケース端面板13の中央部にも軸受17を内
蔵する軸受ハウジング18が一体に設けられている。そ
して、モータケース14には軸受15及び17に回転子
軸19を支持されて回転子20が収納されていると共
に、この回転子20を囲んで固定子21が収納されてい
る。
ケース本体1内に臨む開口を蓋する防塵円板23が取り
付けられ、止め輪24と軸受17の内輪17aとの間に
挟着されて、回転子軸19と共に回転するようになって
いる。防塵円板23の周縁側には環状凸部覆い25が設
けられており、凸部覆い25はケース端面板13の環状
凸部22全体にわたり環状凸部22に沿って重なるよう
に曲成されたもので、環状凸部22との間に微妙な隙間
gを形成して環状凸部22を覆っている。
付けられていると共に、回転子軸19の軸受17及び軸
受ハウジング18を貫通した端部には遠心形のファン2
7がナット28より取り付けられ、ファン27とケース
端面板13との間には、ケース端面板13などにネジ止
めされて整流板29が設けられている。30は吸気口3
0aを中央部に有したファンカバーであり、ファン27
及び整流板29を覆って環状平面部12に連なる嵌合筒
部31に嵌着されている。34はブラシ装置である。
子20の回転子軸19と共に防塵円板23及びファン2
7の回転により図中矢印で示すように、吸気口30a、
ファン27、整流板29、環状平面部1d内縁とケース
端面板13の側縁とで形成される通気口、ケース内風路
32及び排気孔33を通る送風作用を得ることができ
る。また、回転子軸19と共に回転される防塵円板23
が軸受ハウジング18の開口を覆って設けられているこ
とと、この防塵円板23の環状をなす凸部覆い25が環
状凸部22を覆うことによって軸受17の防塵をなして
いた。
す要部断面図である。図において、40は内輪、41は
外輪、42はボール、43はボール保持器、44はグリ
ース、45は金属製の補強板45aを軟質材45bで覆
ったシール板である。シール板45は軸受の両面に設け
られていると共に、両シール板45とも内輪40に接触
して設けられているため、軸受の防塵効果を図ってい
た。
従来の電動送風機によれば、防塵円板23はケース端面
板13の環状凸部22を覆う構造としなければならず、
必然的に外径は大きくなり回転子20のアンバランス増
大となるため、振動及び騒音が大きくなる原因となって
いた。また、プレス成形品であるため、寸法のバラツキ
により防塵効果がバラツいていた。
側が負圧であるので、軸受17内部に空気が流れてしま
い塵埃が侵入したり、空気の流れと共に軸受17内部の
潤滑剤(グリース等)が外部に流出するなど、性能低下
と共に軸受寿命の著しい低下をまねいていた。
は、防塵円板を用いずに防塵効果は図れるものの、軸受
の両面に設けられたシール板45がそれぞれ軸受の内輪
40と接触しているため、接触部の接触抵抗により回転
時の負荷が大きくなり、性能低下の原因となっていた。
めになされたもので、軸受内部への塵埃の侵入を防止
し、軸受の長寿命化が図るとともに、回転時の負荷を低
減し、回転効率の向上を図ることを目的とする。
いて、外輪と、内輪と、前記外輪と内輪との間に配置さ
れたボールと、前記外輪と内輪の上下をそれぞれ覆う2
つのシール板とを備え、前記シール板の一方を前記内輪
と接触させ、他方を非接触させたものである。
材で形成されているものである。
実施の形態1を示す軸受を用いた電動送風機の断面図、
図2はその要部拡大図、図3は軸受の断面図である。図
において、1は側面に排気口1aを有し、中央部に軸受
ハウジング1b(第1の軸受ハウジング)を有するモー
タフレームであり、一端が開口した有底円筒形状であ
る。そして、モータフレーム1内部には固定子2と回転
子3及び整流子12等を内包している。4はモータフレ
ーム1の開口側に固定され、中央部に軸受ハウジング4
a(第2の軸受ハウジング)を有すると共に、軸受ハウ
ジング4aの周囲に通気口4bを有するブラケット、5
はモータ部、6は回転子3の軸、7Aはブラケット4側
の軸受(第2の軸受)、7Bはモータフレーム1側の軸
受(第1の軸受)であり、軸受7A及び7Bは軸6の両
端に設けられ、軸受ハウジング1b、4aにそれぞれ支
持されている。7aは軸受7A、7Bの内輪であり、軸
6と共に回転する。7bは軸受7A及び7Bの外輪、7
cは内輪7aと外輪7bとの間に設けられたボール、7
dはボール保持器、7eはグリース、7f及び7gは内
輪7a、外輪7bの上下の開口を覆うシール板である。
軸受7Aの反送風ファン側のシール板7fは、金属製の
補強板7hを軟質材7iで覆い形成されている。そし
て、シール板7fは内輪7aに接触するように設けられ
ている。8は回転子3の軸6に固定され、回転子3と共
に回転する送風ファン、9は送風ファン8より吸引した
空気をモータ部5へ導く案内羽根、10は送風ファン8
と案内羽根9を覆い、ブラケット4に圧入固定されたフ
ァンカバーである。
ては、モータ部5を駆動すると回転子3の軸6に取り付
けられた送風ファン8が回転し、この送風ファン8より
吸引した空気は、図中の矢印で示すように送風ファン8
の内部を通り、案内羽根9で整流され圧力を回復しなが
ら、ファンカバー10とブラケット4の外周部内壁を転
向し、モータ部5に導かれ、モータ部5を冷却しながら
モータフレーム1の排気口1aから排出される。
出された空気が排気口1aから排出される際、軸受ハウ
ジング4aに支持された軸受7Aの反送風ファン側のシ
ール板7fが内輪7aと接触しているため、圧力の高い
空気が負圧側である送風ファン8側へ軸受7Aの内部を
通り抜けてしまうことがないため、空気の漏れを防止で
き、高い送風効率が得られる。
の塵埃の侵入を防止できると共に、軸受7A内のグリー
ス7eの送風ファン8側への流出も防止できることから
軸受の長寿命化を図ることができる。
3に示すように、金属製の補助板7hを軟質材7iで覆
ったシール板7fが、内輪7aに設けられた溝7jに軸
受のに当設されている。通常、軸受は予圧バネで予圧を
与えて使用するものであり、シール板7fが内輪7aに
接触する面を反送風ファン側に向けた本実施形態におい
ては、予圧を与えることにより内輪7aはA方向に動く
ため、接触箇所Cにおけるシール板7fと内輪7aとの
密着性が増す構造となっている。
する箇所Cに溝7jを設けた構成を示したが、図4に示
すように、内輪7aのシール板7fが接触する箇所Cが
フラットなものでも上述した効果は得られる。
形態2を示す軸受を用いた電動送風機の要部断面図であ
る。図において、1は軸受ハウジング1bを有するモー
タフレーム、11はモータフレーム1に装着されたブラ
シ装置、11aはカーボンブラシ、12は回転子3の軸
6に設けられた整流子、7Bは回転子2の軸6の端面に
設けられ、軸受ハウジング1bに支持された軸受で、整
流子12側は、内輪7aと接触したシール板7fが設け
られている。
は、モータ部5に導かれた空気は、図中の矢印で示すよ
うに、一部は直接排気口1aより、一部はモータフレー
ム1の端面1cから衝突し、端面1cで転向した後、モ
ータフレーム1の排気口1aから排出される。
により摩耗するカーボンブラシ11aの摩耗粉が気流と
共にモータフレーム1の端面1cに衝突して転向する
際、整流子12側に向けられた軸受7Bのシール板7f
は内輪7aと接触しているため、カーボンブラシ11a
の摩耗粉及び気流に含まれる塵埃等が軸受7B内部に侵
入することを防止し、侵入物による軸受7B内部のグリ
ース劣化を妨げ、軸受の長寿命化を図ることができる。
態3を示す軸受を用いた電動送風機の断面図である。図
中、実施の形態1または実施の形態2と同一または相当
部分には同一符号を付し説明は省略する。図において、
7Aはブラケット4側の軸受、7Bはモータフレーム1
側の軸受であり、回転子3の軸6の両端に設けられ、軸
受ハウジング1b、4aにそれぞれ支持されている。7
fは軸受7A及び7Bにそれぞれ設けられた内輪7aと
接触するシール板であり、軸受7Aのシール板7fは反
送風ファン側に、軸受7Bのシール板7fは整流子11
a側に配置されている。
ば、モータ部5を駆動すると回転子3の軸6に取り付け
られた送風ファン8が回転し、この送風ファン8より吸
引した空気は、図中の矢印で示すように、ファンカバー
10とブランケット4の外周部内壁を転向しモータ部5
内部に導かれ、モータ部5を冷却しながら一部は直接排
気口1aより、一部はモータフレーム1の端面1cに衝
突し、端面1cで転向してモータフレーム1の排気口1
aから排出される。
吸引された空気は、圧力を回復しながら排気口1aから
排出される際、ブラケット4の軸受ハウジング4aに支
持された軸受7Aの反送風ファン側は、内輪7aとシー
ル板7fが接触しており、圧力の高くなった空気が負圧
側である送風ファン8側へ軸受7Aの内部を通り抜ける
ことがないため、空気の漏れを防止でき、高い送風効果
が得られる。また、軸受7A内部への塵埃の侵入を防止
できると共に、軸受7A内のグリース7eの送風ファン
8側への流出も防止できることから、軸受の長寿命化を
はかることができる。
ーボンブラシ11aの摩耗粉が気流と共にモータフレー
ム1の端面1cに衝突して転向する際、整流子12側に
向けられた軸受7Bのシール板7fは内輪7aと接触し
ているため、カーボンブラシ11aの摩耗粉及び気流に
含まれる塵埃などが軸受内部に侵入しないため、侵入物
による軸受内部のグリース劣化を妨げ、軸受の長寿命化
を図ることができる。
と、外輪と内輪との間に配置されたボールと、外輪と内
輪の上下をそれぞれ覆う2つのシール板とを備え、シー
ル板の一方を内輪と接触させ、他方を非接触させたの
で、塵埃などが軸受内部に侵入しないため、侵入物によ
る軸受内部のグリース劣化を妨げ、軸受の長寿命化を図
ることができる。また、回転子と連動する内輪の回転時
の負荷を低減でき、回転効率を向上させることができ
る。
いた電動送風機の断面図である。
いた電動送風機の要部断面拡大図である。
いた電動送風機の断面図である。
定子、3 回転子、4 ブラケット、4a 軸受ハウジ
ング、5 モータ部、6 軸、7A 軸受、7B 軸
受、 7a 内輪、7b 外輪、7c ボール、7d
ボール保持器、7e グリース、7f シール板、7g
シール板、8 送風ファン、9 案内羽根、10 フ
ァンカバー、11a カーボンブラシ、12 整流子。
Claims (2)
- 【請求項1】 外輪と、内輪と、前記外輪と内輪との間
に配置されたボールと、前記外輪と内輪の上下をそれぞ
れ覆う2つのシール板とを備え、前記シール板の一方を
前記内輪と接触させ、他方を非接触させたことを特徴と
する軸受。 - 【請求項2】 内輪と接触させるシール板は、軟質材で
形成されていることを特徴とする請求項1記載の軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001256014A JP2002147388A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 軸 受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001256014A JP2002147388A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 軸 受 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25347897A Division JP3538006B2 (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 電動送風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002147388A true JP2002147388A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=19083897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001256014A Pending JP2002147388A (ja) | 2001-08-27 | 2001-08-27 | 軸 受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002147388A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011035636A1 (zh) * | 2009-09-25 | 2011-03-31 | Liu Ching-Tang | 散热风扇之非接触式防尘结构 |
-
2001
- 2001-08-27 JP JP2001256014A patent/JP2002147388A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011035636A1 (zh) * | 2009-09-25 | 2011-03-31 | Liu Ching-Tang | 散热风扇之非接触式防尘结构 |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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