JP2001339912A - 電動送風機 - Google Patents

電動送風機

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JP2001339912A
JP2001339912A JP2000155946A JP2000155946A JP2001339912A JP 2001339912 A JP2001339912 A JP 2001339912A JP 2000155946 A JP2000155946 A JP 2000155946A JP 2000155946 A JP2000155946 A JP 2000155946A JP 2001339912 A JP2001339912 A JP 2001339912A
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commutator
rotor
rotating shaft
electric motor
blower
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JP2000155946A
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Kenji Takahashi
研二 高橋
Takeo Tanaka
武雄 田中
Fumio Joraku
文夫 常楽
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電動送風機において、整流子の信頼性を向上す
ると共に、電動送風機の効率を向上することができるよ
うにすること。 【解決手段】整流子16を有する電動機2と電動機内部
に冷却空気を供給する送風機3を備え、樹脂モールド材
17で固着した整流子片16にブラシを接触して電力を
供給し、整流子片16の反回転子側の端部外周に突出部
16aを形成し、この突出部に近接する位置でリング取
付部を形成して複数の整流子片16を拘束する補強リン
グ部材18を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動送風機に係わ
り、特に整流子電動機に冷却空気を送風する送風機を有
する電動送風機に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電動送風機としては、特開平11
−182497号公報に示されているように、ハウジン
グに固定された固定子、軸受によって保持された回転
軸、回転軸に固定された回転子、回転軸に固定された整
流子、整流子との電気的接続を行なうブラシ、回転軸に
固定される遠心ファン等により構成され、整流子はその
円周面に整流子片を有し、この整流子片は回転子のコイ
ルと接続され、遠心ファンから吹出される空気を電動機
内部に流し込み電動機の排気口から外界へ放出させるも
のがある(従来技術1)。
【0003】また、従来の整流子としては、特開平3−
86038号公報に示されているように、回転子側から
延びる支えリングにより整流子片が一体化保持され、整
流子片の回転子側の端部外周に突出部を形成して回転子
側との接続部を構成し、支えリングの内側に羽根を取付
けて整流子片と回転軸間の風量を増加させるものがある
(従来技術2)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術1で
は、遠心ファンから供給される空気が電動機内部に流れ
込み電動機の排気口から外界へ放出されることが示され
ているが、整流子片の放熱面積を増加して整流子温度を
低下し、ブラシ温度を低下することにより遠心ファンか
らの空気供給量を減少させて効率を向上することについ
ては記載されていない。
【0005】即ち、整流子電動機は整流子と接するカー
ボンブラシにより電力が供給されるが、電気掃除機等に
用いられる電動送風機では、送風機の仕事量が増加する
ことにより回転数が増えており、例えば送風機が1分間
に40000回転以上にもなると、特に整流子とカーボ
ンブラシの接触面の発熱によりカーボンブラシの温度が
上昇してしまい、その耐熱温度(およそ200℃)近く
まで温度が上昇するおそれがあるが、従来技術1にはこ
れに対処することについては記載されていない。
【0006】また、従来技術2では、整流子片の回転子
側の端部外周に突出部を形成して回転子側との接続部を
構成した点が図示されているが、反回転子側の端部外周
に突出部を形成して整流子片の放熱面積を増加し、整流
子温度を低下してブラシ温度を低下することにより遠心
ファンからの空気供給量を減少させて効率を向上するこ
とについては記載されていない。また、従来技術2に
は、整流子の高速回転における対応については記載され
ていない。
【0007】本発明の目的は、整流子片の放熱面積を増
大させて少ない冷却空気で整流子片を冷却することがで
き、整流子片の温度を低下させてブラシ温度も低下させ
ることにより整流子の信頼性を向上することができると
共に、送風機からの送風量を低減させて電動機内におけ
る圧損を低減することにより効率を向上することがで
き、さらには絶縁性補強リング体を整流子片の突出部に
近接して設けることにより整流子の耐久性を向上するこ
とができる電動送風機を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の特徴は、回転軸を両側に突出させた回
転子とこの回転子の外周側に配置した固定子と回転軸の
一側に取付けられた整流子とを有する電動機と、回転軸
の他側に取付けられて電動機内部に冷却空気を供給する
送風機とを備え、整流子は円周上に複数独立して配置さ
れた整流子片とこの各整流子片を固定する樹脂モールド
材と整流子片に接触するブラシとを備え、整流子片は、
回転子側の端部にターミナル部を有すると共に、反回転
子側の端部外周に突出部を形成し、この突出部に近接す
る位置でリング取付部を形成して複数の整流子片を拘束
する補強リング部材を装着したことにある。
【0009】本発明の第2の特徴は、さらに、電動機は
1分間に40000回転以上の回転数で用いられ、複数
の整流子片を拘束する補強リング部材はグラスファイバ
ー樹脂で成形したことにある。
【0010】本発明の第3の特徴は、さらに、樹脂モー
ルド材を突出部の側面部まで延長したことにある。
【0011】本発明の第4の特徴は、さらに、補強体取
付部は整流子片の突出部の内方に位置する側面部に形成
し、樹脂モールド材は補強リング部材を覆うようにした
ことにある。
【0012】本発明の第5の特徴は、補強体取付部は整
流子片の突出部の内方に位置する側面部に凹溝部により
形成し、補強リング部材は凹溝状補強体取付部内に収納
して装着し、樹脂モールド材は補強リング部材を覆うよ
うにしたことにある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施例を図を用
いて説明する。なお、第2実施例以降の実施例において
は第1実施例と共通する構成の一部を省略すると共に、
重複する説明を省略する。各実施例の図における同一符
号は同一物又は相当物を示す。
【0014】まず、本発明の第1実施例を図1及び図2
を用いて説明する。図1は本発明の第1実施例の電動送
風機を示す図、図2は図1の電動送風機の整流子の要部
断面拡大図である。
【0015】電動送風機1は、電気掃除機等に用いら
れ、電動機2及び送風機3を備えている。電動機2は回
転子4、回転軸5、固定子6及び整流子7を備えてい
る。回転軸5は、回転子4の中心部に取付けられ、回転
子4の両側から突出しており、軸受15に回転可能に両
側支持されている。回転子4は、回転子鉄心8及び回転
子巻線9を有している。固定子6は、固定子鉄心10及
び固定子巻線11を有し、回転子4の外側に設けられて
いる。回転子4と固定子6との間隙及び固定子6と電動
機外郭12との間隙が電動機内送風路13及び電動機内
送風路14を構成し、遠心形羽根車22からの冷却空気
が矢印のように通過する。
【0016】整流子7は、回転軸5の一側に取付けら
れ、銅製整流子片16、フェノール樹脂で成形された絶
縁性樹脂モールド材17、グラスファイバー樹脂で成形
された絶縁性補強リング部材18、ターミナル部19、
ブッシュ20及びカーボン製ブラシ21を有している。
整流子片16は円周上に複数独立して配置され、各整流
子片16の間には樹脂モールド材17が充填されて固着
されている。また、整流子片16は、反回転子側の端部
外周に突出部16aが形成されていると共に、その横に
近接して凹溝状リング取付部16bが形成されている。
樹脂モールド材17は、ブッシュ20の周囲に形成され
ると共に、整流子片16の側面からその突出部16aの
側面部まで延びている。補強リング部材18は、リング
取付部16b内に収納され、整流子片16の反回転子側
の端部を拘束している。ターミナル部19は、整流子片
16の回転子側の端部に設けられ、整流子片16と回転
子巻線9との電気的接続を行なう。ブラシ21は、整流
子片16の外周面に接触して設けられ、整流子片16を
通して回転子4に電力を供給する。
【0017】ブラシ21から整流子7及びターミナル部
19を通して回転子4に通電することにより回転子4が
回転され、これに伴って回転軸5が回転される。これに
より回転軸5に取付けられた遠心形羽根車22は、回転
されて矢印に示すように中央部から空気を吸込んで外周
から吹出し、電動機2に冷却空気を供給する。なお、電
気掃除機に用いられる場合には、遠心形羽根車22の吸
込側に集塵室が設けられており、吸込空気の除塵が行わ
れる。遠心形羽根車22から吹出されて電動機2内に供
給された冷却空気は、矢印に示すように電動機内通風路
13、電動機内通風路14を通過する際に回転子4及び
固定子6を冷却し、さらに整流子7を通過する際に整流
子7を冷却して、電動機外郭12の排気口12aから外
部に排気される。
【0018】整流子7は、回転する整流子片16と固定
されたブラシ21との接触面で発熱し、整流子片16及
びブラシ21が温度上昇するが、整流子片16及びブラ
シ21の表面から冷却空気に放熱されて温度上昇が抑え
られる。この場合、放熱面積が小さくかつカーボン製で
あるブラシ21からはあまり放熱されず、円周上に複数
配置された整流子片16の表面の方から多く放熱され、
整流子片16の温度上昇が抑えられることにより、この
整流子片16に接触しているブラシ21の温度上が抑え
られることになるので、整流子片16の表面積を増大す
ることが重要である。
【0019】本実施例では、突出部16aを整流子片1
6の反回転子側の端部外周に形成しているので、ターミ
ナル部19の機能を阻害することなく突出部16aの突
出量を大きく形成することができると共に、回転子側の
端部に設けられているターミナル部19とのバランス上
からも良好な突出部16aを形成することができる。従
って、整流子片16の表面積を大幅に増大して放熱量を
大幅に増大することにより、整流子片16の温度上昇を
抑えることができ、これにより整流子片16と共にブラ
シ21の温度上昇を抑えることができることとなり、整
流子7の信頼性を向上することができる。
【0020】特に、電気掃除機ではハイパワー化の傾向
にあり、電動機2が高速回転(例えば、1分間に400
00回転以上の高速回転)で運転される場合には、整流
子片16とブラシ21の接触部の発熱量が極めて大きく
なるが、本実施例によれば、整流子7の温度上昇を十分
に抑制することができ、高い信頼性を確保することがで
きる。
【0021】一般に、回転体の遠心力は質量×回転半径
×回転角速度2で表される。従って、整流子片16の反
回転子側の端部外周に突出部16aを形成すると、この
突出部16aによる質量が反回転子側の端部に付加され
たこととなり、整流子片16の反回転子側に大きな遠心
力が加わることとなる。そして、突出部16aを形成し
たことにより整流子片16の軸方向の質量分布が不均一
となり、これにより整流子片16の軸方向の遠心力分布
が不均一となって、整流子片16の反回転子側の端部が
樹脂モールド材17の固着から剥がれようとする力が発
生する。これらに対しては、本実施例によれば、突出部
16aに近接する位置で複数の整流子片16を拘束する
補強リング部材18を設けているので、突出部16aを
有する反回転子側の端部が剥がれるのを確実に防止する
ことができ、耐久性の高いものとすることができる。ま
た、本実施例によれば、樹脂モールド材17を突出部1
6aの側面部に至るまで延ばしているので、この点から
も、突出部16aを有する反回転子側の端部が剥がれる
のを確実に防止することができ、耐久性の高いものとす
ることができる。
【0022】特に、電動機2が高速回転(例えば1分間
に40000回転以上の高速回転)で運転される場合に
おいては、突出部16aの突出量がわずかでも、その質
量増加による遠心力増大は極めて大きなものとなる。例
えば、整流子片16は、遠心力の作用で、計算上では4
0000回転で質量1グラム当たり、約300Nの力が
作用する。そこで、本実施例によれば、グラスファイバ
ー樹脂で成形した補強リング部材18としたものであ
る。即ち、フェノール樹脂の引張り強さはおよそ0.2
MPa程度であるのに対し、グラスファイバー樹脂の引
張り強さはおよそ100MPaと極めて大きく、単に樹
脂モールド材17のせん断力と引張り力で整流子片16
を固着する場合に比べて、グラスファイバー樹脂で成形
された樹脂モールド材17を用いることにより、整流子
片16の拘束力を格段に向上し、突出部16aの突出量
を大きくしかつ電動機2を高速回転で運転しても高い耐
久性を確保することができる。なお、補強リング部材1
8は樹脂を含浸させたものでも含浸させないものでもよ
い。
【0023】上述したように、突出部16aの突出量を
大きく形成することができることにより、整流子片16
の表面積を大幅に増大して整流子7への冷却空気を大幅
に少なくすることができる。即ち、整流子7への冷却空
気を少なくしても、整流子片16の表面積が大きいこと
から、大きな放熱量を確保することができ、整流子片1
6及びブラシ21の温度上昇を抑えることができる。こ
れにより、電動機2内部全体の冷却空気を少なくするこ
とができ、電動機内通風路13、14における圧力損失
の低減が図れ、電動送風機全体の送風効率向上が図れ
る。
【0024】次に、本発明の第2実施例を図3を用いて
説明する。図3は本発明の第2実施例の電動送風機の要
部断面図である。
【0025】本実施例は、整流子片16の突出部16a
の内方に位置する側面部に凹溝状のリング取付部16b
を形成し、このリング取付部16b内に補強リング部材
18を側方から収納して装着し、この補強リング部材1
8を樹脂モールド材17で覆っている点にて、上述の第
1実施例と相違し、その他の点では基本的には同じであ
る。
【0026】本実施例によれば、整流子片16の突出部
16aの内方に位置する側面部に凹溝状のリング取付部
16bを形成し、このリング取付部16b内に補強リン
グ部材18を側方から収納して装着しているので、整流
子片16の軸方向の寸法を大きくすることなく補強リン
グ部材18を装着することができると共に、突出部16
aの外径の制約を受けることなくリング取付部16bに
小さな補強リング部材18を容易に装着することができ
る。また、補強リング部材18を樹脂モールド材17で
覆っているので、補強リング部材18を簡単な構成で保
持することができる。勿論、第1実施例と共通する構成
において同様の効果を奏するものである。
【0027】次に、本発明の第3実施例を図4を用いて
説明する。図4は本発明の第3実施例の電動送風機の要
部断面図である。
【0028】本実施例は、整流子片16の側面の中央部
から突出部16aを側方に突出して形成し、この突出部
16aの外周部に補強リング部材18を側方から装着
し、樹脂モールド材17で補強リング部材18を覆って
いる点にて、第2実施例と相違し、その他の点では基本
的に同じである。
【0029】本実施例によれば、整流子片16の側面の
中央部から突出部16aを側方に突出して形成し、この
突出部16aの外周部に補強リング部材18を側方から
装着しているので、第2実施例の凹溝状突出部16aと
比較して、整流子片16の強度を低下させることなく補
強リング部材18を装着することができる。勿論、第2
実施例と共通する構成において同様の効果を奏するもの
である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、整流子片の放熱面積を
増大させて少ない冷却空気で整流子片を冷却することが
でき、整流子片の温度を低下させてブラシ温度も低下さ
せることにより整流子の信頼性を向上することができる
と共に、送風機からの送風量を低減させて電動機内にお
ける圧損を低減することにより効率を向上することがで
き、さらには絶縁性補強リング体を整流子片の突出部に
近接して設けることにより整流子の耐久性を向上するこ
とができる電動送風機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電動送風機を示す図であ
る。
【図2】図1の電動送風機の整流子の要部断面拡大図で
ある。
【図3】本発明の第2実施例の電動送風機の要部断面図
である。
【図4】本発明の第3実施例の電動送風機の要部断面図
である。
【符号の説明】
1…電動送風機、2…電動機、3…送風機、4…回転
子、5…回転軸、6…固定子、7…整流子、8…回転子
鉄心整流子片、9…回転子巻線、10…固定子鉄心、1
1…固定子巻線、12…電動機ケーシング、12a…排
気口、13、14…電動機内通風路、15…軸受、16
…整流子片、16a…突出部、16b…リング取付部、
17…樹脂モールド材、18…補強リング部材、19…
ターミナル、20…ブッシュ、22…遠心形羽根車。
フロントページの続き (72)発明者 常楽 文夫 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 Fターム(参考) 3H022 AA02 BA01 CA50 DA02 DA13 3H035 AA03 AA06 5H609 BB15 BB18 PP07 PP13 QQ02 QQ08 QQ14 RR07 RR10 RR13 RR16 RR42 5H613 AA03 BB04 BB08 BB09 BB11 BB15 GB02 GB08 GB12 KK03 QQ07 SS13 SS14 5H623 AA04 AA08 BB03 BB07 GG01 HH10 JJ03 JJ06 LL10 LL12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸を両側に突出させた回転子とこの回
    転子の外周側に配置した固定子と前記回転軸の一側に取
    付けられた整流子とを有する電動機と、前記回転軸の他
    側に取付けられて前記電動機内部に冷却空気を供給する
    送風機とを備え、前記整流子は円周上に複数独立して配
    置された整流子片とこの各整流子片を固定する樹脂モー
    ルド材と前記整流子片に接触するブラシとを備え、前記
    整流子片は、回転子側の端部にターミナル部を有すると
    共に、前記反回転子側の端部外周に突出部を形成し、こ
    の突出部に近接する位置でリング取付部を形成して前記
    複数の整流子片を拘束する補強リング部材を装着したこ
    とを特徴とする電動送風機。
  2. 【請求項2】回転軸を両側に突出させた回転子とこの回
    転子の外周側に配置した固定子と前記回転軸の一側に取
    付けられた整流子とを有する電動機と、前記回転軸の他
    側に取付けられて前記電動機内部に冷却空気を供給する
    送風機とを備え、前記整流子は円周上に複数独立して配
    置された整流子片とこの各整流子片を固定する樹脂モー
    ルド材と前記整流子片に接触するブラシとを備え、前記
    電動機は1分間に40000回転以上の回転数で用いら
    れ、前記整流子片は、前記反回転子側の端部外周に突出
    部を形成し、この突出部に近接する位置でリング取付部
    を形成して前記複数の整流子片を拘束するグラスファイ
    バー樹脂で成形された補強リング部材を装着したことを
    特徴とする電動送風機。
  3. 【請求項3】回転軸を両側に突出させた回転子とこの回
    転子の外周側に配置した固定子と前記回転軸の一側に取
    付けられた整流子とを有する電動機と、前記回転軸の他
    側に取付けられて前記電動機内部に冷却空気を供給する
    送風機とを備え、前記整流子は円周上に複数独立して配
    置された整流子片とこの各整流子片を固定する樹脂モー
    ルド材と前記整流子片に接触するブラシとを備え、前記
    整流子片は、前記反回転子側の端部外周に突出部を形成
    し、この突出部に近接する位置でリング取付部を形成し
    て前記複数の整流子片を拘束する補強リング部材を装着
    し、前記樹脂モールド材は前記突出部の側面部まで延長
    させたことを特徴とする電動送風機。
  4. 【請求項4】回転軸を両側に突出させた回転子とこの回
    転子の外周側に配置した固定子と前記回転軸の一側に取
    付けられた整流子とを有する電動機と、前記回転軸の他
    側に取付けられて前記電動機内部に冷却空気を供給する
    送風機とを備え、前記整流子は円周上に複数独立して配
    置された整流子片とこの各整流子片を固定する樹脂モー
    ルド材と前記整流子片に接触するブラシとを備え、前記
    整流子片は、前記反回転子側の端部外周に突出部を形成
    し、この突出部の内方に位置する側面部に補強体取付部
    を形成して前記複数の整流子片を拘束する補強リング部
    材を装着し、前記樹脂モールド材は前記補強リング部材
    を覆ったことを特徴とする電動送風機。
  5. 【請求項5】回転軸を両側に突出させた回転子とこの回
    転子の外周側に配置した固定子と前記回転軸の一側に取
    付けられた整流子とを有する電動機と、前記回転軸の他
    側に取付けられて前記電動機内部に冷却空気を供給する
    送風機とを備え、前記整流子は円周上に複数独立して配
    置された整流子片とこの各整流子片を固定する樹脂モー
    ルド材と前記整流子片に接触するブラシとを備え、前記
    整流子片は、前記反回転子側の端部外周に突出部を形成
    し、この突出部の内方に位置する側面部に凹溝状補強体
    取付部を形成して前記複数の整流子片を拘束する補強リ
    ング部材を収納して装着し、前記樹脂モールド材は前記
    補強リング部材を覆ったことを特徴とする電動送風機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102931767A (zh) * 2012-11-02 2013-02-13 东莞市高创电机科技有限公司 一种应用于高压直流马达的高效通风系统及其组装工艺
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