JP2010255451A - 電動送風機及びそれを用いた電気掃除機 - Google Patents

電動送風機及びそれを用いた電気掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】エアガイドの外周部の曲がり損失などを低減し、送風効率の高い電動送風機及びそれを用いた電気掃除機を提供する。
【解決手段】エアガイド63が、略円盤状の土台部64と、土台部64を挟んで構成される複数の上面翼65および複数の下面翼66と、土台部64の外周位置に上面翼65と下面翼66を繋ぐ外周翼67とを有し、上面翼65と下面翼66と外周翼67は略均一厚みの板状とし、隣り合う前記外周翼67の一部が、回転軸向から見た投影面上で重なる構成としたことにより、上面流路74から下面流路75へスムーズに空気を流すことが可能となるため、曲がり損失を低減させ、送風効率を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動送風機及び電気掃除機に関するものである。
従来、この種の電動送風機としては、図9(a)〜(c)に示すように、ブラケット1によって覆われた電動機2と、電動機2により回転駆動されるインペラ3と、インペラ3の周囲に、傾斜部4を有する略円盤状の土台部5と土台部5を挟んで設けられた上面翼6および下面翼7とで構成されたエアガイド8と、中央に吸気口9を有し、インペラ3およびエアガイド8を内包するファンケース10とを有し、インペラ3から排出された空気が、エアガイド8の上面翼6によって設けられた上面流路11、土台部5に設けられた略三角形状の連通口12、下面翼7によって設けられた下面流路13、ブラケット1に設けられた通気口14の順に通って電動機2を冷却する構成とすると共に、ファンケース10の外周側上面にフィレット部15を設けることで、上面翼6によって設けられた上面流路11から下面翼7によって設けられた下面流路13への空気の流れをスムーズにし、送風性能を高めたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、図10に示すように、エアガイド21の土台部22の外周部の下側に、傾斜通路23を設け、上面翼24によって設けられた上面通路25から、下面翼26によって設けられた下面通路27への空気の流れをスムーズにし、送風性能を高めたものもある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、図11に示すように、エアガイド31の土台部32の外周端となだらかに接続する底面傾斜部33と、ファンケース34の底面傾斜部33に相対する位置に上面傾斜部35を設け、上面流路36から下面流路37へ螺旋状にスムーズに空気を流すことで、送風性能を高めたものもある(例えば、特許文献3参照)。
また、図12に示すように、エアガイド41の土台部42の外周端となだらかに接続する底面傾斜部43、44を別体で設け、さらに上面翼45に、底面傾斜部43、44と相対する上面傾斜部46を設け、底面傾斜部44と上面傾斜部45が軸方向から見た投影面上で重なる構成とすることで、上面翼45の枚数が増えても、上下方向のスライド金型により成型可能な形状としたものもある(例えば、特許文献4参照)。
特開昭61−23898号公報 特開平10−68397号公報 実開昭56−167800号公報 実開昭57−68199号公報
しかしながら、図9(a)〜(c)に示す前記従来の構成では、エアガイド8の側面図である図13で示すように、上面流路11から通気口12を通って下面流路13に空気が流れる際に、空気の流れAで示すように空気の流れが大きく変わることによって、連通口12下流で空気の流れBで示すような大きな渦流すなわち曲がり損失が生じるため、送風性能を低下させてしまうという課題を有していた。
また、図10で示す前記従来の構成では、上面通路25から傾斜通路23へ空気が流れる流路の断面積が、上面通路25の終端部28で急激に増加することによって空気の流れC、Dで示すような大きな渦流すなわち拡大損失が生じるため、送風性能を低下させてしまうという課題を有していた。
さらに、図11で示す前記従来の構成では、上面傾斜部35より上部の空間は流路として使えないデッドスペースになってしまうため、上面流路36の流路断面積を徐々に広げて流速を減速させることで静圧に変換するためには、エアガイド31の外径を十分に大きくする必要があるため、電動送風機の小型化が困難であるという課題を有していた。
また、図12で示す前記従来の構成では、土台部42と底面傾斜部43、44が連続して傾斜させているため、図9のような曲がり損失が生じないが、上面傾斜部46と上面翼45とファンケース(図示せず)によって囲まれる空間47および、底面傾斜部43、44の厚み部分がデッドスペースとなってしまうため、上面流路48の流路断面積を徐々に広げて流速を減速させることで静圧に変換するためには、エアガイド41の外径を十分に大きくする必要があるため、電動送風機の小型化が困難であるという課題を有していた。また、底面傾斜部43、44を板状とすることで、底面傾斜部43、44の厚み部分のデッドスペースを流路として活用しようとすると、組立性の問題が生じたり、底面傾斜部43と44との間に隙間ができた場合に、底面傾斜部43、44をはさんだ隣り合う流路間で空気が流入出することにより、流れが乱れて送風性能を低下させてしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、エアガイドの上面流路から下面流路へ空気が流れる際の曲がり損失などを低減させることで送風効率を向上させた電動送風機及びそれを用いた電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電動送風機及びそれを用いた電気掃除機は、エアガイドが、略円盤状の土台部と、土台部を挟んで構成される複数の上面翼および複数の下面翼と、土台部の外周位置に上面翼と下面翼を繋ぐ外周翼とを有し、上面翼と下面翼と外周翼は略均一厚みの板状とし、隣り合う前記外周翼の一部が、インペラの回転軸方向から見た投影面上で重なる構成としたものである。
これによって、エアガイドの上面流路から下面流路に空気が流れる際、エアガイド外周部で流路の方向が急激に変わることがないため、空気がスムーズに流れ、曲がり損失を低減させることができるので、送風効率を向上させることができる。
また、上面翼、下面翼、外周翼をそれぞれ板状としているため、デッドスペースとなる部分を少なくすることができるので、エアガイドの外径を小さくしても十分に流路面積や流路長を確保することが可能であり、電動送風機の小型化を図ることができる。また、厚みを略均一にしているため、樹脂成型を行う際にヒケが生じることを防ぐことができる。
さらに、上面翼と下面翼およびそれらを繋ぐ外周翼を同数とした場合、各流路を略独立した流路とすることが可能となるため、流路が途切れることによる拡大損失を生じさせずに、上面流路だけでなく外周部や下面流路も、空気の流速を徐々に減速して静圧に変換するディフューザとして利用することができる。
また、このエアガイドを樹脂成型する際に、エアガイドの静翼、土台部上面側および土台部外周端と外周翼下部側をスムーズに繋ぐ繋ぎ部を上方スライド金型により成型し、上方スライド金型と側方スライド金型とのパーティングラインを繋ぎ部下流の外周翼下部側
に設ける場合、通過流速が早いため動圧を静圧に変換するのに重要な上面流路、および流路が曲がる際の損失に影響の大きい繋ぎ部を、段差なく滑らかに成型することが可能となり、送風性能が向上する。
さらに、外周翼下部側に設けたパーティングラインで段差が生じたとしても、この段差によって生じる小さな乱流によって、流路が曲がることによって繋ぎ部で生じる剥離領域を小さくすることができるので、送風性能を向上させることができる。
そして、この電動送風機を用いた電気掃除機は、送風効率が高く、吸引力が強い、きわめて実用的なものである。
本発明の電動送風機およびそれを用いた電気掃除機は、エアガイドが、略円盤状の土台部と、土台部を挟んで構成される複数の上面翼および複数の下面翼と、土台部の外周位置に上面翼と下面翼を繋ぐ外周翼とを有し、上面翼と下面翼と外周翼は略均一厚みの板状とし、隣り合う前記外周翼の一部が、前記インペラの回転軸方向から見た投影面上で重なる構成とすることにより、上面流路から下面流路へ空気が流れるエアガイド外周部での空気の流れをスムーズにすることで、エアガイド外周部での曲がり損失を低減させ、電動送風機の送風効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態1における電動送風機の正面図 同電動送風機のエアガイドの斜視図 同電動送風機のエアガイドの正面図 同電動送風機の金型構成を示す断面図 どう電動送風機の側方スライド金型の抜き方向を示す平面図 同電動送風機の別形態の側方スライド金型の抜き方向を示す平面図 (a)〜(e)同電動送風機のエアガイド外周部の流れを示す構成図 本発明の実施の形態2における電気掃除機の全体構成図 (a)従来の電動送風機の正面図、(b)同電動送風機のエアガイドの平面図、(c)同電動送風機のエアガイドの下面図 同電動送風機の別形態の斜視図 (a)同電動送風機の別形態の正面図、(b)同電動送風機のエアガイドの平面図 同電動送風機の別形態の斜視図 従来の電動送風機のエアガイド外周部の流れを示す構成図
第1の発明は、ローター部とステータ部とそれらを覆うブラケットによって構成される電動機と、前記電動機により回転駆動されるインペラと、このインペラの周囲に、複数の流路を構成するエアガイドと、中央に吸気口を有し、前記インペラ及び前記エアガイドを内包するファンケースとを有し、前記吸気口から流入した空気の少なくとも一部を前記電動機の前記ブラケット内に供給することにより、前記ローター部と前記ステータ部の冷却を行う構成において、前記エアガイドは、略円盤状の土台部と、前記土台部を挟んで構成される複数の上面翼および複数の下面翼と、前記土台部の外周位置に前記上面翼と前記下面翼を繋ぐ外周翼を有し、前記上面翼と前記下面翼と前記外周翼は略均一厚みの板状とし、隣り合う前記外周翼の一部が、前記インペラの回転軸方向から見た投影面上で重なる構成としたことにより、エアガイドの上面流路から下面流路に空気が流れる際、エアガイド外周部で流路の方向が急激に変わることがないため、空気がスムーズに流れ、曲がり損失を低減させることができるので、送風効率を向上させることができる。
また、上面翼、下面翼、外周翼をそれぞれ板状としているため、デッドスペースとなる部分を少なくすることができるので、エアガイドを小さくしても十分に流路面積や流路長を確保することが可能であるので、電動送風機の小型化を図ることができる。また、厚みを略均一にしているため、樹脂成型を行う際にヒケが生じることを防ぐことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、エアガイドに設けられた上面翼と下面翼と外周翼の数を同数としたことにより、上面翼と下面翼およびそれらを繋ぐ外周翼を同数とした場合、各流路を略独立した流路とすることが可能となるため、流路が途切れることによる拡大損失を生じさせずに、上面流路だけでなく外周部や下面流路も、空気の流速を徐々に減速して静圧に変換するディフューザとして利用することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明において、外周翼の下部側とエアガイドの土台部外周端とをスムーズに繋ぐ繋ぎ部を有し、前記外周翼の上部側は上面翼に対して径方向にねじれる角度を有して前記上面翼と接続することにより、エアガイド外周位置において、上面流路から下面流路にスムーズに風が導かれるため、曲がり損失が低減させることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明において、前記外周翼は、前記エアガイド外周方向へ略放射状にスライドする外周翼と同数または外周翼より少ない数の側方スライド金型によって成型加工が可能な形状とし、前記エアガイドは、インペラ回転軸方向にスライドする上方スライド金型および下方スライド金型と前記インペラの略径方向にスライドする複数の側方スライド金型によって成型される構成において、前記エアガイドの前記土台部と前記繋ぎ部は、前記上方スライド金型によって成型され、前記上方スライド金型と前記側方スライド金型とのパーティングラインは、前記繋ぎ部下流の前記外周翼下部側に設けたことにより、一つの部品でエアガイドを構成することが可能であるため、複数のパーツで構成する場合と比較し、組立てが容易であるだけでなく、複数のパーツを組み合わせた際に生じるパーツ間の隙間によって空気の流れが乱され、送風性能を低下させることがない。また、上方スライド金型または下方スライド金型の少なくとも一方を螺旋状に捻りながら金型を抜く捻り抜き金型や、上下方向のスライド金型で一旦成型した後に後加工で形状を変化させる場合と比較して成型が容易であり、また、外周翼などの翼の厚みを薄くした成型が可能となるため、デッドスペースを削減できるので、小型化を図ることもできる。そして、通過流速が早いため動圧を静圧に変換するのに重要な上面流路、および流路が曲がる際の損失に影響の大きい繋ぎ部を、段差なく滑らかに成型することが可能となり、送風性能が向上する。さらに、外周翼下部側に設けたパーティングラインで段差が生じたとしても、この段差によって生じる小さな乱流によって、流路が曲がることによって繋ぎ部で生じる剥離領域を小さくすることができるので、送風性能を向上させることができる。
第5の発明は、特に、第4の発明において、外周翼の下部側面を成型する側方スライド金型面の表面粗さを他の面を成型する側方スライド金型面より粗くしたことにより、外周翼下側の面に外周翼の流路を横切る微小な凹凸ができるので、微小な乱流を生じさせることができる。これによって、繋ぎ部近傍で流路が曲がることによって剥離領域が生じたとしても、この微小な乱流によって剥離領域を減らすことができるので、曲がり損失を低減させ、送風効率を高めることができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明における電動送風機を有する電気掃除機とすることにより、送風効率が高く、吸引力が強い、集塵性能を高めた電気掃除機を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1から図7は、本発明の実施の形態1における電動送風機を示すものである。
図1に示すように、本実施の形態における電動送風機51には、電動機52が配置されている。電動機52は、ブラシモータと呼ばれるタイプのモータであり、ローター部53とステータ部54と、それらを覆うブラケット55とブラシ部56からなり、ブラシ部56は、ローター部53やステータ部54より下方側に設けられている。ローター部53には、回転軸57と、整流子部58と、コイル部59a、59bが設けられ、ステータ部54も、コイル部61a、61bが設けられている。そして、回転軸57によって、インペラ62が接続されている。
インペラ62の周囲には、図2に示すような、エアガイド63が配置されている。エアガイド63には、土台部64と、土台部64の上面側に16枚からなる上面翼65と、土台部64の下面側に16枚からなる下面翼66と、上面翼65と下面翼66を繋ぐ16枚からなる外周翼67が設けられ、外周翼67の下部側68と土台部64の外周端69との繋ぎ部70は、大きなフィレットによって滑らかに構成されている。そして、図3の重なりfで示すように、隣り合う外周翼67の一部が回転軸57方向から見た投影面上で重なる構成としている。
そして、ファンケース71によってインペラ62とエアガイド63が内包されており、ファンケーススペーサ72がファンケース71と一体的に成型されている。ファンケーススペーサ72は、吸気口73でインペラ62と当接シールされ、インペラ62から流出された空気が再び吸気口73からインペラ62に流入しない構成としている。なお、本実施の形態では、ファンケーススペーサ72をファンケース71と一体的に成型する構成としているが、ファンケーススペーサ72とファンケース71との間に空気の漏れる隙間が生じない構成であれば、両者を溶着または接着などで一体的に構成しても良い。
ここで、エアガイド63の上面翼65と下面翼66と外周翼67を同数とし、エアガイド63の土台部64、上面翼65、下面翼66、外周翼67および、ファンケース71、ブラケット55で囲われた上面流路74、下面流路75、そして上面流路74と下面流路75を繋ぐ連通路76は、組立のためのクリアランス部分を除いて隣り合う流路が連通していない略独立の流路となっているので、隣り合う流路間での空気の出入りがほとんど生じないため、上面流路74だけでなく、下面流路75や連通路76も、空気の流速を徐々に減速して静圧に変換するディフューザとして利用することができる。ここで、組立のためのクリアランスは、下面流路75や連通路76に設けることが望ましい。これは、上面流路74にクリアランスを設けた場合、上面流路74内を流れる空気の流速が速く、クリアランスがあることによる漏れ損失が大きくなるためである。
また、上面翼65、下面翼66、外周翼67をそれぞれ板状としているため、外周翼67を肉厚になるよう構成した場合と比較して、デッドスペースとなる部分を少なくすることができるので、エアガイド63を径方向に小さくしても十分に流路面積や流路長を確保することが可能であるので、電動送風機51の小型化を図ることができる。
このエアガイド63は、図4、図5に示すように、上方スライド金型77と下方スライド金型78と、外周翼67と同数の側方スライド金型79によって、スライド方向G、H、Iの方向にそれぞれの金型をスライドすることによって成型される。ここで、図4はエアガイド63と各種スライド金型77、78、79の断面図であり、図5は側方スライド金型79のスライド方向を示す平面図である。
図5において、網掛けJで示した部分は、側方スライド金型79によって成型される面である。このように、パーティングライン80を外周翼下部側68に設けることで、通過流速が早いため動圧を静圧に変換するのに重要な上面流路74、および流路が曲がる際の損失に影響の大きい繋ぎ部70を、上方スライド金型77によって一体的に成型することができるので、段差なく滑らかに成型することが可能となり、送風性能が向上する。
また、複数種類のスライド金型により、エアガイド63を一つの部品として成型する構成としているため、複数のパーツでエアガイドを構成する場合と比較し、組立てが容易であるだけでなく、複数のパーツを組み合わせた際に生じるパーツ間の隙間によって空気の流れが乱され、送風性能を低下させることがない。また、上方スライド金型77または下方スライド金型78の少なくとも一方を螺旋状に捻りながら金型を抜く捻り抜き金型や、上下方向のスライド金型で一旦成型した後に後加工で形状を変化させる場合と比較して成型が容易であり、また、外周翼67などの翼の厚みを薄くした成型が可能となるため、デッドスペースを削減できるので、電動送風機51の小型化を図ることができる。
また、上面翼65、下面翼66、外周翼67の厚みを略均一にすることで、ヒケが生じることを防ぐことができる。ここで、図6に示すように、8つの側方スライド金型79によって、外周翼67を2枚1組で成型しても良い。この場合、側方スライド金型79の数を減らすことができるので、成型コスト削減や、成型設備の単純化を図ることができる。
そして、図1に示すように、ファンケース71の外周には、複数の排気口81が設けられており、インペラ62からエアガイド63の上面流路74および連通路76に流入した空気の一部が、空気の流れJで示すようにこの排気口81を通って外部に排気される構成となっている。そして、残りの空気が空気の流れKで示すように下面翼66およびブラケット55に開けられた通気口82を通ってブラケット55内部に流れ込み、ローター部53とステータ部54およびブラシ部56を冷却する構成となっている。
以上のように構成された電動送風機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、電動送風機51を起動すると、電動機52のローター部53が回転し、それに伴って回転軸57とインペラ62が回転し、その結果、吸気口73から空気が吸い込まれる。そして、インペラ62によって吸気口73から吸い込まれた空気は、エアガイド63内の上面流路74に流れ込む。
ここで、上面翼65を、上面流路74の流路断面積が下流に行くに従って徐々に広くなるように設けることで、流路断面積が急激に大きくなることによって生じる拡大損失を抑えながら、動圧を静圧に変換する圧力回復を行い、送風効率を高める構成となっている。
そして、エアガイド63の外周に達した空気は、図1の空気の流れJ、Kで示すように、外周翼67によって設けられた連通路76を通って、一部の空気は排気口81からファンケース71外部に排気され、残りの空気は下面翼66によって形成される下面流路75へ流れ込む。
ここで、図7(a)に示すように、傾斜角Lが大きいと、上面流路74から連通路76へ空気が流れる際の流路が大きく曲がってしまうため、大きな剥離領域83が生じ、エネルギーロスによって送風効率が低下してしまう。しかし、本実施の形態では、外周翼67の一部が、図3で示したように、回転軸57方向から見た投影面上で重なり合う部分fがあるように構成しているので、図7(b)に示すように、傾斜角Lを小さくすることが可能である。そのため、上面流路74から連通路76へ空気が流れる際の曲がり損失を低減させることで、送風効率を高めることができる。
また、外周翼上部側84が図2に示すように径方向にねじられていることにより、上面通路74から連通路76を通って下面流路75にスムーズに風を導く構成となっている。すなわち、外周翼上部側84が回転軸57方向に垂直に伸びている場合、図7(c)の空気の流れmで示すような、空気が外周翼上部側84に衝突することによるエネルギー損失が生じるが、本実施の形態では図7(b)のように空気がスムーズに流れることで送風効率を向上させている。
また、もし、成型時にパーティングライン80に段差が生じたとしても、図7(d)に示すように、パーティングライン80の段差によって微小な乱流が生じることで、繋ぎ部70で流路が曲がることによって生じる剥離領域83を小さくすることができるので、送風効率が高まる。また、この剥離領域低減効果を確実に得るためには、外周翼下部側68の面を成型する側方スライド金型79の表面粗さを、他の面より粗くすれば良い。このことにより、図7(e)に示すように、外周部下部側68の面に連通路76を横切る形で微小な凹凸が形成され、微小な乱流を生じさせることができるので、効果的に剥離領域83を低減させ、送風効率を高めることができる。
そして、下面流路75に入った空気は、通気口82を通ってブラケット55内に流れ込み、ローター部53とステータ部54およびブラシ部56が冷却される。
以上のように、本実施の形態では、エアガイド63が、略円盤状の土台部64と、土台部64を挟んで構成される複数の上面翼65および複数の下面翼66と、土台部64の外周位置に上面翼65と下面翼66を繋ぐ外周翼67とを有し、上面翼65と下面翼66と外周翼67は略均一厚みの板状とし、隣り合う前記外周翼67の一部が、回転軸57方向から見た投影面上で重なる構成としたことにより、上面流路74から下面流路75へスムーズに空気を流すことが可能となるため、曲がり損失を低減させ、送風効率を向上させることができる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2における電気掃除機を示すものである。
図8において、電気掃除機101は、ホース102、延長管103及び床面上を移動して塵埃を吸引する吸引具104を有しており、掃除機本体105には、実施の形態1に示したエアガイド(図示せず)などを有する電動送風機51が内蔵されている。
以上のように構成された電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、電気掃除機101を起動すると電動送風機51が送風を行う。電動送風機51は、内部に実施の形態1に示したエアガイド(図示せず)などが設けられているため、高い送風効率で動作する。したがって電気掃除機全体としても高い送風効率で動作でき、強い吸引力を得ることができ、きわめて実用的なものである。
以上のように、本発明にかかる電動送風機及びそれを用いた電気掃除機は、エアガイドの上面流路から下面流路へ空気が流れる際の曲がり損失などを低減させることで送風効率を向上させることができるので、家庭用はもちろんのこと業務用の機器にも適用可能である。
51 電動送風機
52 電動機
53 ローター部
54 ステータ部
55 ブラケット
62 インペラ
63 エアガイド
64 土台部
65 上面翼
66 下面翼
67 外周翼
68 外周翼下部側
69 土台部外周端
70 繋ぎ部
71 ファンケース
73 吸気口
77 上方スライド金型
78 下方スライド金型
79 側方スライド金型
80 パーティングライン
84 外周翼上部側
101 電気掃除機

Claims (6)

  1. ローター部とステータ部とそれらを覆うブラケットによって構成される電動機と、前記電動機により回転駆動されるインペラと、このインペラの周囲に複数の流路を構成するエアガイドと、中央に吸気口を有し前記インペラ及び前記エアガイドを内包するファンケースとを備え、前記吸気口から流入した空気の少なくとも一部を前記電動機の前記ブラケット内に供給することにより、前記ローター部と前記ステータ部の冷却を行う構成において、前記エアガイドは、略円盤状の土台部と、前記土台部を挟んで構成される複数の上面翼および複数の下面翼と、前記土台部の外周位置に前記上面翼と前記下面翼を繋ぐ外周翼とを有し、前記上面翼と前記下面翼と前記外周翼は略均一厚みの板状とし、隣り合う前記外周翼の一部が、前記インペラの回転軸方向から見た投影面上で重なる構成とした電動送風機。
  2. エアガイドに設けられた上面翼と下面翼と外周翼の数を同数とした請求項1に記載の電動送風機。
  3. 外周翼の下部側とエアガイドの土台部外周端とを繋ぐ繋ぎ部を有し、前記外周翼の上部側は上面翼に対して径方向にねじれる角度を有して前記上面翼と接続する請求項2に記載の電動送風機。
  4. 前記外周翼は、前記エアガイド外周方向へ略放射状にスライドする外周翼と同数または外周翼より少ない数の側方スライド金型によって成型加工が可能な形状とし、前記エアガイドは、インペラ回転軸方向にスライドする上方スライド金型および下方スライド金型と前記インペラの略径方向にスライドする複数の側方スライド金型によって成型される構成において、前記エアガイドの前記土台部と前記繋ぎ部は、前記上方スライド金型によって成型され、前記上方スライド金型と前記側方スライド金型とのパーティングラインは、前記繋ぎ部下流の前記外周翼下部側に設けた請求項3に記載の電動送風機。
  5. 外周翼の下部側面を成型する側方スライド金型面の表面粗さを他の面を成型する側方スライド金型面より粗くした請求項4に記載の電動送風機。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電動送風機を有する電気掃除機。
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