JP5796165B2 - インペラとそれを用いた電動送風機および電動送風機を用いた電気掃除機 - Google Patents

インペラとそれを用いた電動送風機および電動送風機を用いた電気掃除機 Download PDF

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Description

本発明は、インペラとそれを用いた電動送風機およびその電動送風機を用いた電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機は、吸引力を向上させるためにインペラを備えた電動送風機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、特許文献1に示される電動送風機に設けたインペラについて図17〜図20を用いて説明する。
図17は、特許文献1に記載された従来の電動送風機の要部断面図である。図17に示すように、従来の電動送風機は、電動機7と、電動機7の回転軸に設けた気流を発生するインペラ121とを備え、インペラ121は、羽根部125aと、略円錐状のハブ125bからなるインデューサ125で構成されている。そして、インペラ121は電動機7によって回転駆動され、インペラ121から放出された気流はエアガイド8によって整流される。インペラ121とエアガイド8はファンケース9により内包されている。
以下、インペラ21の構成について図18を用いて説明する。
図18は、同電動送風機のインペラの破断図である。図18に示すように、インペラ121は、平板状の後面シュラウド122と、略傘状の前面シュラウド123と、複数枚のブレード124と、前面シュラウド123の中央に設けた吸気口123aに対応して設けた樹脂製のインデューサ125から構成されている。そして、ブレード124は、板金製の後面シュラウド122および前面シュラウド123にかしめ加工により取り付けられている。
また、インデューサ125は、略円錐状のハブ125bと、ハブ125b上に形成された複数の羽根部125aから構成されている。そして、略円錐状のハブ125bにより、前面シュラウド123の吸気口123aからインデューサ125の羽根部125aを介してブレード124側へ流れる気流が整流される。
以下に、インデューサ125を作成するための金型構造を図19および図20を用いて説明する。
図19は、従来の電動送風機のインペラのインデューサの製造方法を説明する平面図である。図20は、従来の電動送風機のインデューサの製造方法を説明する断面図である。
図19と図20に示すように、インデューサ125は、複数の羽根部125aの形状に対応して、外周方向へ略放射状にスライドするスライド金型131と、上下方向に可動するコア132およびキャビティ133からなる金型を用いて樹脂成型加工により、作製されている。
そこで、羽根部125aの枚数を増加して、高周波音の周波数領域を人間の耳が鈍感な領域に移すことが考えられる。しかしながら、インデューサ125の羽根部125aは複雑な3次元形状をしているため、羽根部125aの枚数を増やす場合、金型を用いて羽根部125aを作製することが困難である。また、鋳物のような鋳型工法で羽根部125aを作製する方法も考えられるが鋳工法は、大量生産が困難で、コストも非常に高くなるため現実的ではない。
特開2000−45993号公報
本発明のインペラは、吸気口を有する前面シュラウドと、前面シュラウドと対向して設けられる後面シュラウドと、前面シュラウドと後面シュラウドとの間に設けられる第1ハブ部の周囲に設けられた複数の第1羽根部を有する第1インデューサと、第1インデューサの第1羽根部に接続され、第2ハブ部の周囲に設けられた複数の第2羽根部を有する第2インデューサと、第2インデューサの第2羽根部と接続された複数枚のブレードとを備え、前記第1インデューサの前記第1羽根部と隣接する前記第2インデューサの前記第2羽根部は互いにオーバラップする。これにより、インデューサの多翼化が実現でき、高性能、低騒音なインペラを提供することができる。
また本発明のインペラを用いることで、低騒音で、吸い込み性能に優れた電動送風機を提供できる。
さらに、本発明の電気掃除機は、上記の電動送風機を用いたもので、吸込み性能が高く、低騒音な電気掃除機が実現できる。
本発明の実施の形態1におけるインペラの構成を説明する破断斜視図 本発明の実施の形態1におけるインペラのインデューサの斜視図 本発明の実施の形態1におけるインペラを構成するインデューサの図2の3−3線矢視図 本発明の実施の形態1におけるインペラの第1インデューサの平面図 本発明の実施の形態1におけるインペラの第2インデューサを示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるインペラの第1インデューサの製造方法を説明する断面図 本発明の実施の形態1におけるインペラの第2インデューサの製造方法を説明する平面図 本発明の実施の形態1におけるインペラの第2インデューサの製造方法を説明する断面図 本発明の実施の形態2におけるインペラを構成するインデューサの図2の3−3線矢視図 本発明の実施の形態3におけるインペラを構成するインデューサの図2の3−3線矢視図 本発明の実施の形態4におけるインペラを構成するインデューサの斜視図 本発明の実施の形態4における第1インデューサの斜視図 本発明の実施の形態4における別の例のインペラを用いた電動送風機を説明する一部断面図 本発明の実施の形態5におけるインペラを構成する変更前の第1インデューサの形状を説明する側面図 本発明の実施の形態5におけるインペラを構成する変更後の第1インデューサの形状を説明する側面図 本発明の実施の形態6におけるインペラを構成する変更前の第1インデューサの形状を説明する側面図 本発明の実施の形態6におけるインペラを構成する変更後の第1インデューサの形状を説明する側面図 本発明の実施の形態7における電気掃除機の全体構成を示す図 従来の電動送風機の要部断面図 従来の電動送風機のインペラの破断図 従来の電動送風機のインペラのインデューサの製造方法を説明する平面図 従来の電動送風機のインデューサの製造方法を説明する断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるインペラの構成を説明する破断斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1におけるインペラのインデューサの斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1におけるインペラの図2の3−3線におけるインデューサの矢視図である。図4は、本発明の実施の形態1におけるインペラの第1インデューサの平面図である。図5は、本発明の実施の形態1におけるインペラの第2インデューサを示す斜視図である。なお、インペラを電動機に取り付けた電動送風機の構成は、従来の電動送風機の構成と基本的には同様であるので、図17を参照しながら説明する。
以下では、電動送風機の電動機に取り付けられるインペラについて詳細に説明する。
図1に示すように、電動機7(図17参照)によって回転駆動されるインペラ21は、前面シュラウド23と、後面シュラウド22と、第1インデューサ26と第2インデューサ27とを有するインデューサ25と、第2インデューサ27と接続されたブレード24とから構成されている。第1インデューサ26は、図4に示すように、第1ハブ25b1と、第1ハブ25b1の外周面に形成した第1羽根部25a1とを有している。同様に、第2インデューサ27は、図5に示すように、第2ハブ25b2と、第2ハブ25b2の外周面に形成した第2羽根部25a2とを有している。
また、前面シュラウド23と後面シュラウド22は、例えば板金などで形成され、所定の間隔で対向して配置されている。そして、前面シュラウド23と後面シュラウド22との間には、第1インデューサ26と第2インデューサ27が設けられるとともに、第2インデューサ27の第2羽根部25a2に対応して設けた複数のブレード24が設けられている。なお、ブレード24は、後面シュラウド22と前面シュラウド23とに、例えばかしめ加工により取り付けられている。
このとき、第1インデューサ26は、前面シュラウド23の吸気口23aに対応して中央に設けられ、略円錐状(円錐状を含む)の第1ハブ25b1と、第1ハブ25b1の外周面に沿って、均等に配置された、例えば9枚の第1羽根部25a1とで構成されている。同様に、第2インデューサ27は、前面シュラウド23の吸気口23aに対応して中央に設けられ、略円錐状(円錐状を含む)の第2ハブ25b2と、第2ハブ25b2の外周面に沿って、均等に配置された、例えば9枚の第2羽根部25a2とで構成されている。そして、第1インデューサ26と第2インデューサ27は、第1羽根部25a1と第2羽根部25a2の接合面、および第1ハブ25b1と第2ハブ25b2の接合面を介して、互いに接続してインデューサ25が構成されている。このとき、図2と図3に示すように、第1インデューサ26と第2インデューサ27で構成されたインデューサ25は、図17の電動機7の軸に垂直な面、すなわち、後面シュラウド22に略平行(平行を含む)な面で接続されている。そして、第1インデューサ26は前面シュラウド23の吸気口23a側に、第2インデューサ27(図5参照)は後面シュラウド22側に設けられている。このとき、第1インデューサ26と第2インデューサ27との接合面である接合部28は、例えば接着剤により気密接合される。これにより、第1インデューサ26と第2インデューサ27との隙間からの気流の漏れを防止して、電動送風機の送風性能を向上することができる。
なお、第1羽根部25a1と第2羽根部25a2は、前面シュラウド23の吸気口23aからブレード24側へ流れる気流を整流するため、3次元的な曲面形状で形成することが好ましい。
また、通常、接続された第1インデューサ26の第1羽根部25a1と第2インデューサ27の第2羽根部25a2と、隣接する第1インデューサ26の第1羽根部25a1と第2インデューサ27の第2羽根部25a2とは、互いにオーバラップして形成する。これにより、互いに隣接する第1羽根部25a1および第2羽根部25a2同士の距離が近くなるため、空間内の気流の圧力分布を均一にできるとともに、乱流の発生や壁面からの気流の剥離を防止できる。その結果、気流などの流体エネルギーの損失を低減して、送風効率の向上が図れるインペラを実現できる。
なお、本実施の形態では、第1羽根部25a1と第2羽根部25a2の枚数を9枚を例に説明したが、これに限られない。例えば、7枚以上であればよい。
その理由を以下に説明する。すなわち、第1羽根部25a1と第2羽根部25a2の枚数が9枚の場合に、例えば電動機7の回転数を約30000rpmとすると、発生する高周波音の周波数は約4.5KHzと高くなる。また、7枚の場合、発生する高周波音の周波数は約3.5KHzとなる。これらの高周波音の周波数は、人間の耳の感度が低い領域であるので、聞こえにくい音となる。したがって、騒音を低下させた電動送風機を実現できる。
一方、第1羽根部25a1と第2羽根部25a2の枚数が7枚より少ない6枚の場合、例えば、回転数が約30000r/minの場合、発生する高周波音の周波数は約3.0KHzとなる。これらの高周波音の周波数は、人間の耳の可聴域内で特に感度が高い領域であるので、聞こえやすい音になる。そのため、「キーン」と表現される高くて非常に耳障りな高周波音となり、使用者に不快感を与える。
また、第1羽根部25a1と第2羽根部25a2の枚数が9枚より多い場合、隣接する第1羽根部25a1および第2羽根部25a2同士の距離が近くなり過ぎるため、乱流の発生や気流の壁面からの剥離などを生じやすくなる。その結果、気流などの流体エネルギーの損失が増大して、送風効率が低下する。
以下に、第1インデューサ26および第2インデューサ27を金型を用いて製造する製造方法について、図6から図8を用いて説明する。
図6は、本発明の実施の形態1におけるインペラの第1インデューサの製造方法を説明する断面図である。図7は、本発明の実施の形態1におけるインペラの第2インデューサの製造方法を説明する平面図である。図8は、本発明の実施の形態1におけるインペラの第2インデューサの製造方法を説明する断面図である。
図6に示すように、図4で示した第1インデューサ26を作製する金型は、コア32aと、キャビティ33aの2つのプレートにより構成されている。そして、例えば、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレートなどの樹脂を、コア32aとキャビティ33a間に設置し、図6中の矢印で示す方向で樹脂を加圧することにより、第1インデューサ26が作製される。これにより、キャビティ33aとコア32aからなる2プレート金型のみによって、第1インデューサ26を容易に成型加工できる。
つぎに、図7および図8に示すように、図5で示した第2インデューサ27の金型は、例えば第2インデューサ27の第2羽根部25a2の枚数が9枚の場合、40度角間隔で分割構成された9方向のスライド金型31、コア32bおよびキャビティ33bにより構成されている。そして、例えば、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレートなどの樹脂を、コア32bとキャビティ33b間に設置し、図8中の矢印で示す方向で樹脂を加圧するとともに、図7中の矢印で示す方向にスライド金型31を中心に向かってスライドさせて樹脂を加工して第2インデューサ27を作製する。その後、スライド金型31、コア32bおよびキャビティ33bを開放する方向に移動させて第2インデューサ27が作製される。これにより、複雑な形状の第2羽根部25a2を備えた第2インデューサ27を、外周方向へ略放射状にスライドする複数に分割したスライド金型31により、簡単に成型加工できる。
従来のインデューサにおいて、多翼化して9枚の羽根を一体的に形成することは、非常に成型加工が困難で高コストであった。
しかし、上述したように、本実施の形態によれば、インデューサ25を第1インデューサ26と第2インデューサ27に分割する構成により、第1インデューサ26と第2インデューサ27とをそれぞれ金型で成型できる。その後、インペラ21の組み立て時に、別々に成型して作製した第1インデューサ26と第2インデューサ27とを組み合わせることによりインデューサ25が作製される。これにより、隣接する第1羽根部25a1および第2羽根部25a2がオーバラップするインデューサ25を容易に作製できる。また、第1羽根部25a1および第2羽根部25a2の枚数が、9枚などの多翼化した形状のインデューサ25においても、低コストで高い生産性で作製できる。
なお、本実施の形態では、第1インデューサ26や第2インデューサ27が樹脂材料を金型成型で加工する例で説明したが、これに限られない。第1インデューサ26や第2インデューサ27を、例えばダイカストや焼結などの工法を用いて、金属材料で作製してもよい。これにより、耐熱性や加工精度に優れたインデューサを作製できる。
本実施の形態によれば、複雑な形状で羽根部の枚数が多いインデューサ25を有するインペラを容易に実現できる。これにより、羽根部間の気流の流れを改善したインペラを設けた電動送風機および電動送風機を用いた電気掃除機の効率を向上できる。また、従来において実現困難であった羽根部の枚数を増やすことにより、羽根部で発生する高周波音の周波数を、耳障りな周波数領域から高い周波数領域(人間の耳の感度の低い周波数領域)に移動させることができる。これにより、インペラを設けた電動送風機および電動送風機を用いた電気掃除機の低騒音化を実現できる。
以上のように構成されたインペラ21の動作について、以下で説明する。
まず、電動機を駆動すると、電動機と連結したインペラ21が高速回転し、インペラ21の前面シュラウド23の吸気口23aから気流が吸い込まれる。吸い込まれた気流は、前面シュラウド23、インデューサ25および後面シュラウド22で囲まれる内部通路を通過し、ブレード24側へと押し出される。その後、押し出された気流は、前面シュラウド23および後面シュラウド22とブレード24で囲まれる内部通路を通過して、インペラ21の外周部から排出される。このとき、気流は、第1羽根部25a1と第2羽根部25a2および第1ハブ25b1と第2ハブ25b2で形成される3次元形状の曲面に沿って、インペラ21の縦方向から側方向へとスムーズに流れる。これにより、インペラ21で圧力損失が発生することを十分に抑制することができる。
また、以下に、インペラ21を用いた電動送風機について説明する。なお、本実施の形態の電動送風機は、インペラ21の構成のみが従来の電動送風機と異なるので、図17を参照しながら、本実施の形態の電動送風機について説明する。
本実施の形態の電動送風機は、少なくとも、電動機7によって回転駆動される図1に示すインペラ21と、インペラ21から放出された気流を整流するエアガイド8と、インペラ21とエアガイド8を内包するファンケース9とで構成されている。そして、インペラ21は、前面シュラウド23と、後面シュラウド22と、第1インデューサ26と第2インデューサ27とを有するインデューサ25と、第2インデューサ27と接続されたブレード24とを有している。このとき、第1インデューサ26は、図4に示すように、略円錐形状の第1ハブ25b1と、第1ハブ25b1の外周面に形成した、例えば7枚以上の羽根を備えた第1羽根部25a1とを有している。同様に、第2インデューサ27は、図5に示すように、略円錐形状の第2ハブ25b2と、第2ハブ25b2の外周面に形成した例えば7枚以上の羽根を備えた第2羽根部25a2とを有している。
すなわち、本実施の形態のインペラ21を用いることにより、耳障りな高周波音領域の騒音を低減するとともに、インペラ21内部で発生しやすい乱流や壁面からの気流の剥離を防止して、送風効率に優れた電動送風機を実現できる。
また、上記電動送風機を用いることにより、低い駆動音で高い吸い込み性能を有する電気掃除機を実現できる。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2におけるインペラを構成するインデューサの図2の3−3線矢視図である。
本実施の形態のインペラは、少なくとも第1インデューサ26の第1羽根部25a1と第2インデューサ27の第2羽根部25a2との接合部28の一方の接合面に溝29を設けた点で実施の形態1とは異なる。なお、他の構成は実施の形態1と同様である。
図9に示すように、本実施の形態におけるインペラ21のインデューサ25は、第1インデューサ26の第1羽根部25a1と第2インデューサ27との接合部28に沿った接合面に、溝29を設けている。そして、溝29に接着剤を塗布して、第1インデューサ26の第1羽根部25a1と第2インデューサ27とを接着する。このとき、接着剤が溝29に沿って流れていくため、効率的に接着剤を塗布できるとともに、接着作業性が向上する。また、溝29に塗布した接着剤には表面張力が強く作用するため、接着剤が第1羽根部25a1や第2羽根部25a2の気流が流れる表面に溢れ出ることを防止できる。これにより、第1羽根部25a1や第2羽根部25a2の気流が流れる表面の面粗度の低下(接着剤付着による微小な段差)による送風性能の低下を防止できる。
なお、本実施の形態では、溝29を第1インデューサ26の第1羽根部25a1側、または第2インデューサ27の第2羽根部25a2側のどちらか一方の接合面に設ける例で説明したが、これに限られず、両方に設けてもよい。
また、本実施の形態では、溝29を第1インデューサ26の第1羽根部25a1側、または第2インデューサ27の第2羽根部25a2側のどちらか一方の接合面に設ける例で説明したが、これに限られない。例えば、第1インデューサ26の第1羽根部25a1側、または第2インデューサ27の第2羽根部25a2側のどちらか一方の溝29を設け、他方に溝29に嵌合する凸部を設けて、嵌め合いにより接続する構成としてもよい。これにより、接着剤などのはみ出しを考慮する必要がないため、生産性が向上する。
また、本実施の形態では、溝29を第1インデューサ26の第1羽根部25a1側、または第2インデューサ27の第2羽根部25a2側のどちらか一方の接合面に設ける例で説明したが、これに限られない。例えば、図9に示すように、第1インデューサ26の第1羽根部25a1と第2インデューサ27の第2羽根部25a2との接合部28に沿い、かつインペラ21の反回転方向(図9中の左方向)で気流が流れる第1羽根部25a1または第2羽根部25a2の表面側に、溝29aをさらに設けてもよい。これにより、特に送風性能に大きく影響するインペラ21の回転方向(図9中の右方向)側の第1羽根部25a1または第2羽根部25a2に段差の無い表面(圧力面)を構成して、送風性能の低下を防止できる。
(実施の形態3)
図10は、本発明の実施の形態3におけるインペラを構成するインデューサの図2の3−3線矢視図である。
本実施の形態のインペラは、少なくとも第1インデューサ26の第1ハブ25b1と第2インデューサ27の第2ハブ25b2との接合部28の一方の接合面に溝29bを設けた点で実施の形態2とは異なる。なお、他の構成は実施の形態2と同様である。
図10に示すように、本実施の形態におけるインペラ21のインデューサ25は、第1インデューサ26の第1ハブ25b1と第2インデューサ27との接合部28に沿った接合面に溝29bを、離散的または全周に設けている。
そして、第1インデューサ26と第2インデューサ27とを接着したときに、第1羽根部25a1および第2羽根部25a2の外周部から第1羽根部25a1および第2羽根部25a2の内周部へ流れる接着剤は、第1ハブ25b1または第2ハブ25b2の接合部28に設けた溝29bに流れ込んで溜まる。これにより、第1ハブ25b1または第2ハブ25b2と、第1羽根部25a1または第2羽根部25a2との付け根30に接着剤が流れ込むことを防止できる。その結果、第1羽根部25a1や第2羽根部25a2の気流が流れる表面の面粗度の低下(接着剤付着による微小な段差)による送風性能の低下を防止できる。
(実施の形態4)
図11は、本発明の実施の形態4におけるインペラを構成するインデューサの斜視図である。図12は、本発明の実施の形態4における第1インデューサの斜視図である。
本実施の形態のインペラ21は、第1インデューサ26の複数の第1羽根部25a1を接続するリング部19を設けた点で実施の形態1とは異なる。なお、他の構成は実施の形態1と同様である。
図11と図12に示すように、本実施の形態におけるインペラ21の第1インデューサ26の複数(例えば9枚)の第1羽根部25a1を、例えば金属製のリング部19で接続して、第1インデューサ26を構成したものである。
これにより、第1インデューサ26の機械的な強度を上げることができる。その結果、第1インデューサ26の反りや変形を防止して、高い精度で形状安定性に優れた第1インデューサ26を実現できる。
なお、本実施の形態では、リング部19を金属材で形成する例で説明したが、これに限られない。例えば、リング部19を第1インデューサ26の上部外周端部に、第1インデューサ26の第1羽根部25a1および第1ハブ25b1と一体成型で形成してもよい。これにより、上記と同様の効果を得るとともに、一体成形により生産性を向上できる。
また、本実施の形態では、リング部19を単なるリング形状で形成する例で説明したが、これに限られない。例えば、図13に示すように、リング部19の上面(第1羽根部25a1を設けた面の反対側)に突起部20を設けてもよい。なお、この突起部20は、インペラ21を電動送風機に実装する場合に、高い効果を発揮するものである。
そこで、以下に、上記突起部20を有する第1インデューサ26で構成された別の例のインペラを実装した電動送風機について、図13を用いて説明する。
図13は、本発明の実施の形態4における別の例のインペラを用いた電動送風機を説明する一部断面図である。
図13に示すように、インペラ21の第1インデューサ26のリング部19の上面に、例えば鋭角形状の突起部20が形成されている。そして、突起部20を介して、ファンケース9に内包された、例えば弾性体からなるシール部11を変形させて食い込ませることにより、シール部11に固定している。このとき、第1インデューサ26のリング部19で機械的強度を向上させているので、突起部20とシール部11とを均一の荷重で加圧してシール部11と接続できる。これにより、突起部20とシール部11とを、高い気密性で接続できる。その結果、インペラに流入する気流の漏れを防いで、送風効率が低下しない電動送風機およびそれを用いた電気掃除機を実現できる。
(実施の形態5)
以下に、本発明の実施の形態5におけるインペラを構成するインデューサについて図面を用いて説明する。
実施の形態5のインデューサは、第1インデューサの第1羽根部の傾斜角度と第2インデューサの第2羽根部の傾斜角度を異なる構成としたものである。
すなわち、電動送風機に要求される風量や回転数が変更された場合、インデューサの簡単な構成で対応するものである。
図14Aは、本発明の実施の形態5におけるインペラを構成する変更前の第1インデューサの形状を説明する側面図である。図14Bは、本発明の実施の形態5におけるインペラを構成する変更後の第1インデューサの形状を説明する側面図である。
まず、図14Aに示すように、電動送風機の性能を、風量Q1および回転数N1で設計する場合、最高の効率を発揮する第1インデューサ26の第1羽根部25a1の傾斜角度をθ1とする。
そして、電動送風機の性能が、風量Q2および回転数N2に変更された場合を例に、以下に説明する。
このとき、本実施の形態のインペラの場合、図14Bに示すように、風量Q2および回転数N2を実現するために、第1インデューサ26の第1羽根部25a1の傾斜角度をθ2と変更して、第2インデューサ27の傾斜角度θ1を形成した第2羽根部25a2と接合する。なお、第1羽根部25a1と第2羽根部25a2の形成される間隔は、実施の形態1において、9枚構成で説明したように40度と変わらないので、第1インデューサ26の第1羽根部25a1の傾斜角度をθ2と変更しても、第2インデューサ27の傾斜角度θ1と容易に接続することができる。その結果、第1インデューサ26の第1羽根部25a1の傾斜角度を変えるだけで、変更後の電動送風機の性能を実現することができる。
一方、従来インペラ構造であれば、インデューサ25の羽根部の傾斜角度θ1を、θ2変更する場合、新規にインデューサ25を開発しなければならず、そのために新たな金型が必要なため、生産性の向上や低コストが困難であった。
しかし、本実施の形態によれば、インデューサ25の特性に最も影響を与える第1インデューサ26の第1羽根部25a1の傾斜角度変更するだけで、所定の性能を実現できる。そのため、第1インデューサ26の金型のみを新たに作製するだけで実現できるため、高い生産性と低コストを容易に実現できる。
以上のように、本実施の形態によれば、電動送風機の設計が変更された場合でも、インデューサ全体を再設計する必要はなく、例えば第1インデューサの金型の変更だけで対応できる。これにより、インペラやそれを用いた電動送風機および電動送風機を用いた電掃除機において、金型費、開発工数、開発日程の削減が可能となる。
なお、本実施の形態では、第1インデューサの金型を変更する例で説明したが、第2インデューサの金型を変更してもよく、同様の効果が得られる。
(実施の形態6)
以下に、本発明の実施の形態6におけるインペラを構成するインデューサについて図面を用いて説明する。
本実施の形態では、電動送風機に要求される風量や回転数が変更された場合、インデューサの簡単な構成で対応するものである。
図15Aは、本発明の実施の形態6におけるインペラを構成する変更前の第1インデューサの形状を説明する側面図である。図15Bは、本発明の実施の形態6におけるインペラを構成する変更後の第1インデューサの形状を説明する側面図である。
まず、図15Aに示すように、電動送風機の性能を、風量Q1および回転数N1で設計する場合、最高の効率を発揮する第1インデューサ26の第1羽根部25a1の高さをH1とする。
そして、電動送風機の性能が、風量Q2および回転数N2に変更された場合を例に、以下に説明する。
このとき、本実施の形態のインペラの場合、図15Bに示すように、風量Q2および回転数N2を実現するために、第1インデューサ26の第1羽根部25a1の高さをH2と変更して、第2インデューサ27の第2羽根部25a2と接合する。これにより、第1インデューサ26の第1羽根部25a1の高さを変えるだけで、変更後の電動送風機の性能を実現することができる。
一方、従来インペラ構造であれば、インデューサ25の羽根部の高さH1を、H2変更する場合、新規にインデューサ25を開発しなければならず、そのために新たな金型が必要なため、生産性の向上や低コストが困難であった。
しかし、本実施の形態によれば、インデューサ25の特性に最も影響を与える第1インデューサ26の第1羽根部25a1の高さ変更するだけで、所定の性能を実現できる。そのため、第1インデューサ26の金型のみを新たに作製するだけで実現できるため、高い生産性と低コストを容易に実現できる。
以上のように、本実施の形態によれば、電動送風機の設計が変更された場合でも、インデューサ全体を再設計する必要はなく、例えば第1インデューサの金型の変更だけで対応できる。これにより、インペラやそれを用いた電動送風機および電動送風機を用いた電掃除機において、金型費、開発工数、開発日程の削減が可能となる。
なお、本実施の形態では、第1インデューサの金型を変更する例で説明したが、第2インデューサの金型を変更してもよく、同様の効果が得られる。
(実施の形態7)
図16は、本発明の実施の形態7における電気掃除機の全体構成を示す図である。
図16において、本実施の形態における電気掃除機は、掃除機本体34と、掃除機本体34と連通したホース35と、ホース35の一端と連通した延長管36と、ホース35の端部に設けた操作ハンドル37と、延長管36の一端と連通した床用吸込具38とを備える。掃除機本体34内には、吸引力を発生させるインペラを有する電動送風機39を内蔵する。そして、電動送風機39の上流側には、吸引した塵埃を貯める集塵室40を有している。
そして、本実施の形態では、電動送風機39として、上記各実施の形態1〜6で説明したいずれかのインペラ21を備えた電動送風機を内蔵している。
以上のように構成された電気掃除機の動作について、以下で説明する。
まず、使用者が、操作ハンドル37を持って電気掃除機の運転を開始する。すると、電動送風機39から吸引力が発生し、床面を動かす床用吸込具38から塵埃が空気とともに吸引される。吸引された塵埃は、空気とともに延長管36、ホース35を経て集塵室40へ流れて、集塵室40で塵埃と空気が分離される。分離された塵埃は集塵室40に貯め込まれ、空気だけが電動送風機39で吸引される。吸引された空気は、電動送風機39内部を通過し、さらに掃除機本体34内部を通過して掃除機本体34の外部へ排出される。
本実施の形態によれば、本発明の送風効率を高めたインペラを搭載した電動送風機39により、高い吸引性能と、耳障りな騒音を発生しない、快適で操作性に優れた電気掃除機が実現できる。
本発明は、風量および回転数の効率の向上、騒音の低減が要望される、電動送風機を用いる電気掃除機、家庭用電化機器、産業機器などに有用である。
7 電動機
8 エアガイド
9 ファンケース
11 シール部
19 リング部
20 突起部
21,121 インペラ
22,122 後面シュラウド
23,123 前面シュラウド
23a,123a 吸気口
24,124 ブレード
25,125 インデューサ
25a1 第1羽根部
25a2 第2羽根部
25b1 第1ハブ
25b2 第2ハブ
26 第1インデューサ
27 第2インデューサ
28 接合部
29,29a,29b 溝
30 付け根
31,131 スライド金型
32a,32b,132 コア
33a,33b,133 キャビティ
34 掃除機本体
35 ホース
36 延長管
37 操作ハンドル
38 床用吸込具
39 電動送風機
40 集塵室
125a 羽根部
125b ハブ

Claims (14)

  1. 吸気口を有する前面シュラウドと、
    前記前面シュラウドと対向して設けられる後面シュラウドと、
    前記前面シュラウドと前記後面シュラウドとの間に設けられる第1ハブ部の周囲に設けられた複数の第1羽根部を有する第1インデューサと、
    前記第1インデューサの前記第1羽根部に接続され、第2ハブ部の周囲に設けられた複数の第2羽根部を有する第2インデューサと、
    前記第2インデューサの前記第2羽根部と接続された複数枚のブレードと、
    を備え
    前記第1インデューサの前記第1羽根部と隣接する前記第2インデューサの前記第2羽根部は互いにオーバラップするインペラ。
  2. 前記第1インデューサの前記第1羽根部とおよび前記第2インデューサの前記第2羽根部の枚数は、少なくとも7枚である請求項1に記載のインペラ。
  3. 前記第1インデューサと前記第2インデューサは接合部を介して接続される請求項1また
    は2に記載のインペラ。
  4. 前記接合部に溝を設けた請求項に記載のインペラ。
  5. 前記第1羽根部または前記第2羽根部の反回転方向側の表面に溝を設けた請求項に記載のインペラ。
  6. 前記接合部は前記第1インデューサの前記第1羽根部と前記第2インデューサの前記第2羽根部との接続面である請求項に記載のインペラ。
  7. 前記接続面はさらに前記第1ハブ部と前記第2ハブ部との接続面である請求項に記載のインペラ。
  8. 前記第1インデューサの複数の前記第1羽根部を互いにリング部で接続した請求項1または2に記載のインペラ。
  9. 前記第1インデューサと前記リング部とは一体成型された請求項記載のインペラ。
  10. 前記リング部の外周に突起部を設けた請求項に記載のインペラ。
  11. 前記第1インデューサの前記第1羽根部の傾斜角度と前記第2インデューサの前記第2羽根部との傾斜角度とが異なる請求項1または2に記載のインペラ。
  12. 前記第1インデューサの前記第1羽根部の軸方向の高さと前記第2インデューサの前記第2羽根部との軸方向の高さとが異なる請求項1または2に記載のインペラ。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のインペラと電動機とを備えた電動送風機。
  14. 請求項13に記載の電動送風機を用いた電気掃除機。
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