JPH05207692A - スピンドルモータのヨークに対する磁石の固着構造 - Google Patents

スピンドルモータのヨークに対する磁石の固着構造

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JPH05207692A
JPH05207692A JP4029949A JP2994992A JPH05207692A JP H05207692 A JPH05207692 A JP H05207692A JP 4029949 A JP4029949 A JP 4029949A JP 2994992 A JP2994992 A JP 2994992A JP H05207692 A JPH05207692 A JP H05207692A
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JP
Japan
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magnet
yoke
rotor
adhesive
gap
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Koji Fukuyama
康二 福山
Kazuyoshi Horikoshi
一義 堀越
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NIHON DENSAN NAGANO KK
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NAGANO NIPPON DENSAN KK
NIHON DENSAN NAGANO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピンドルモータのヨークに接着剤によって
固着される磁石を正確に取付けるための構造を提供する
こと。 【構成】 ヨークに対する磁石の固着構造は、ヨークと
磁石との間に隙間を形成させる突条又は複数の突部をヨ
ークと磁石との間に設け構成になっている。磁石は突条
又は複数の突部を介してヨークに圧入される。ヨークの
内周には予め接着剤が塗布されており、接着剤は、突条
又は複数の突部によって形成された隙間内で固化し、磁
石をヨークに固定する。従って、磁石はヨークを有する
ロータに対して中心が一致した状態で組込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピンドルモータのヨ
ークに接着剤によって固着される磁石を正確に取付ける
ための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、主としてディスク(磁気ディス
ク、光ディスク)等を回転させるために使用される一般
にスピンドルモータと呼ばれているモータがある。この
スピンドルモータ(図示省略)は、固定の電機子との磁
気作用によってロータを回転させる磁石を有している。
磁石はリング状の形状をし、電機子を取り囲んでロータ
内のヨークに接着剤によって固着されるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
スピンドルモータは、ヨークの内周に接着剤を均一の厚
さに塗布することが困難であり、ヨークに対して磁石が
偏心した状態で取付けられることがある。このため、電
機子と磁石との間の隙間が不均一になり、ロータに回転
むらが発生するという問題点を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電機子との磁
気作用によってロータを回転させる磁石が前記ロータ内
のヨークに接着剤によって固着されるスピンドルモータ
において、前記ヨークと前記磁石との間に隙間を形成さ
せる突条又は複数の突部を前記ヨークと前記磁石との間
に設け、前記隙間において接着剤を硬化させる構造によ
り、前記の課題を解決したものである。
【0005】
【作用】磁石は突条又は複数の突部を介してヨークに圧
入される。ヨークの内周には予め接着剤が塗布されてお
り、接着剤は、突条又は複数の突部によって形成された
隙間内で硬化し、磁石をヨークに固定する。従って、突
条又は複数の突部の先端には接着剤が進入するようなこ
とがなく、磁石はヨークを有するロータに対して中心が
一致した状態で組込まれる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。スピンドルモータ10は、図1に示すように、ク
ランプキャップCによってディスクDが一体に装着され
るロータ11を有している。ロータ11は、一対のベア
リング12,13に回転自在に支持された軸14に焼ば
めされている。一対のベアリング12,13は、筒状の
ブッシュ15に圧入されている。ブッシュ15はスピン
ドルモータ10が設けられるディスク装置(図示省略)
のベースBに接着剤によって取付けられるようになって
いる。
【0007】ロータ11は、圧入されたリング状のヨー
ク16を有している。ヨーク16は、リング状の磁石1
7を有している。ロータ11は、ブッシュ15の外周に
設けられた電機子18と、磁石17との磁気作用によっ
て回転するようになっている。
【0008】ヨーク16(図2参照)の端部には、挿入
された磁石17が当接するストッパー19が内方に向い
て形成されている。ヨーク16の内周には、突条20が
形成されている。突条20は、ヨーク16に磁石が挿入
される際、磁石17に対する摺動距離を短くし、磁石1
7が摺動によって損傷を受けないようにするため、スト
ッパー19の傍に形成されている。ストッパー19と突
条20との間には接着剤溜り21が形成されている。
【0009】磁石17は、予め内周に接着剤が塗布され
たヨーク16に挿入され、突条20内に圧入することに
よって、ロータ11と一体になる。磁石17とヨーク1
6との間には突条20によって隙間Sが形成されるた
め、接着剤は、突条20の先端と磁石17との間に進入
することなく隙間Sと接着剤溜り21との中で硬化す
る。
【0010】従って、磁石17の中心がロータ11の中
心と一致した状態で組込まれるとともに、接着剤の厚み
が隙間S内で略々均一になるため、ロータ11の回転バ
ランスを従来よりも向上させることができる。又、接着
剤の厚みがヨーク16の内周全域に渡って略々均一にな
ることから、磁石17をヨーク16内に確実に取付ける
ことができる。
【0011】なお、突条の替わりに複数の突部(図示省
略)を形成してもよい。又、突条又は複数の突部は、ヨ
ークの内周に形成しないで、磁石の外周に形成してもよ
い。この場合、突条又は突部は、ヨークに磁石が挿入さ
れる際、突条又は突部に対する摺動距離を短くし、突条
又は突部が損傷を受けないようにするため、ストッパー
19と反対側のヨーク端部近傍と対向する位置に形成す
ることが望ましい。
【0012】電機子18は、図3に示すように、歯22
を等間隔に9本具えている。又、歯22の先端221の
幅Wは、電機子18の中心角約35度に相当する幅であ
る。なお、図3に示した電機子18は、コイル23を省
略してある。電機子18の歯22を9本にし、且つ、先
端の幅Wを電機子18の中心角約35度に相当する幅に
したのは、電機子18を、磁極241が8極の磁石24
と、磁極251(図4参照)が12極の磁石25との両
方に使用することができるようにするためである。
【0013】すなわち、磁石24,25に対向している
歯の部分を通る磁束密度と歯の先端の幅Wに対応する中
心角との関係を示すデータ曲線を描いた図5において、
磁極が12極のデータ曲線Eの場合、中心角が約30度
において、磁束密度が最大になる。又、磁極が8極のデ
ータ曲線Fの場合、中心角が約45度のとき、磁束密度
は最大になると予想される。(但し、この場合、歯22
の本数は9本であるから、40度を越える中心角は実際
には存在しない。)従って、電機子18の歯幅Wに相当
する中心角を、磁極12極と、磁極8極とのデータ曲線
E,Fの交点近傍である約33度から36度、好ましく
は35度に設定することによって、電機子18は磁極1
2極の磁石25と、8極の磁石24との両方に使用する
ことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、磁石を突条又は複数の突部に
よって、ロータに対して中心が一致した状態で組込まれ
るとともに、隙間内での接着剤の厚みも略々均一になる
ため、ロータの回転バランスを向上させることができ
る。又、接着剤の厚みをヨークの全周に渡って略々均一
にすることができることから、磁石をヨーク内に確実に
取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固着構造を具えたスピンドルモータの
軸に沿った断面図である。
【図2】図1のヨークの詳細図である。
【図3】電機子と磁石との概略平面図である。
【図4】図3の電機子と他の磁石との概略平面図であ
る。
【図5】磁石と電機子との磁気関係において、電機子の
歯の部分を通る磁束密度と当該歯の先端の幅に対応する
中心角との関係を示すデータ曲線図である。
【符号の説明】
10 スピンドルモータ 11 ロータ 16 ヨーク 17,24,25 磁石 18 電機子 20 突条

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子との磁気作用によってロータを回
    転させる磁石が前記ロータ内のヨークに接着剤によって
    固着されるスピンドルモータにおいて、前記ヨークと前
    記磁石との間に隙間を形成させる突条又は複数の突部を
    前記ヨークと前記磁石との間に設け、前記隙間において
    接着剤を硬化させることを特徴とする、スピンドルモー
    タのヨークに対する磁石の固着構造。
JP02994992A 1992-01-22 1992-01-22 スピンドルモータのヨークに対する磁石の固着構造 Expired - Fee Related JP3201422B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10257719A (ja) * 1997-01-07 1998-09-25 Mabuchi Motor Co Ltd 小型モータ
WO2014115278A1 (ja) * 2013-01-24 2014-07-31 三菱電機株式会社 同期電動機
WO2019176574A1 (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 日本電産サンキョー株式会社 ロータおよびモータ

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US9800099B2 (en) 2013-01-24 2017-10-24 Mitsubishi Electric Corporation Synchronous motor
WO2019176574A1 (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 日本電産サンキョー株式会社 ロータおよびモータ

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