JPH1080104A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH1080104A
JPH1080104A JP8252272A JP25227296A JPH1080104A JP H1080104 A JPH1080104 A JP H1080104A JP 8252272 A JP8252272 A JP 8252272A JP 25227296 A JP25227296 A JP 25227296A JP H1080104 A JPH1080104 A JP H1080104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
pattern
motor
board
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8252272A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Kikuchi
祐介 菊地
Shozo Endo
正三 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP8252272A priority Critical patent/JPH1080104A/ja
Publication of JPH1080104A publication Critical patent/JPH1080104A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】モータの組立精度の簡略化、または、永久磁石
の小型化、低グレード化を行う。 【構成】回転子に取り付けられた永久磁石5と、永久磁
石5と対向して設けられ、固定子に取り付けられたFG
金属基板1とで構成された回転数検出機構を備えたモー
タ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】回転数検出機構を備えたモータに
関する。
【0002】
【従来の技術】モータの回転数を検出する方法の1つと
して、基板にコの字状のパターンを連ねてFGパターン
を配線し、このFGパターンに磁力線を鎖交させながら
移動させることで、FGパターンにある周波数をもった
電圧が発生する。つまり、この周波数により回転数を検
出している。この方法によると、回転数検出機構を簡単
に構成することができる。
【0003】従来における永久磁石付きモータを図3〜
図5を用いて説明する。図3は、従来におけるFG基板
の正面図である。図4は、図3のFG基板を用いた回転
数検出機構を説明した斜視図である。図5は、図4にお
ける回転数検出機構を用いたモータの部分側断面図であ
る。
【0004】図3において、FG基板10は、ドーナツ
状に形成されており、FG基板10の一方の面には、コ
の字状に形成されたパターンが輪状に連なって、FGパ
ターン11が配設されている。
【0005】そして、このFGパターン11の内、放射
状方向に延びたパターン11aに後述する永久磁石から
発生する磁束が鎖交し、この磁束が円周方向に移動する
ことにより、FGパターン11に電圧が発生する。
【0006】また、FGパターン11の両端部には、リ
ード線12が取り付けられており、FGパターン11に
発生する電圧を取り出している。
【0007】図4において、永久磁石5は、ドーナツ状
に形成されており、また、磁束の向きが軸方向になるよ
うに多極着磁されている。
【0008】回転数検出機構は、FGパターン11が配
設されたFG基板10面と、このFG基板10面と対向
して、一定の間隔、ギャップをもって設けられた永久磁
石5とで構成されている。そして、この永久磁石5を回
転させることにより、2本のリード線12間に電圧が発
生する。このとき、FGパターン11は、永久磁石の極
数の1/2の周波数をもつ電圧を発生する。
【0009】図5において、モータ15は、熱硬化性の
樹脂がベースとなったプリミックス16により、固定子
17をモールド成形して筒状に形成されたモールドフレ
ーム18と、永久磁石を備え、モールドフレーム18の
内周側に収納された回転子19と、回転子19を支持し
て回転子19を回転自在にさせる軸受20と、軸受20
を収納し、モールドフレーム18の開口部に取り付けら
れたボールハウジング21と、同じくモールドフレーム
18の開口部に取り付けられたFG基板10と、回転子
19に固着され、FG基板10と対向して設けられた永
久磁石5とで構成されている。固定子17は、積層コア
22と、絶縁材を介して積層コア22に巻かれた複数個
の巻線23とで構成されている。
【0010】巻線23に電源が入力されて回転子19が
回転を始めると、回転子19に固着されている永久磁石
5は、回転子19とともに回転を始める。そして、永久
磁石5が回転を始めると、フレミングの右手の法則によ
り、リード線12間に電圧が発生する。つまり、FGパ
ターン11の放射状に延びたパターンに永久磁石から発
生する磁束が鎖交し、また、永久磁石5が回転して、磁
束が円周方向に移動することにより、FGパターン11
に電圧が発生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
回転数検出機構で回転数を検出する場合、モータ組み立
て時において、FG基板と永久磁石とのギャップ管理、
また、同心性を出すことが困難である。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、回転子に取り付けられた永久磁石と、この永久磁石
と対向して、固定子に取り付けられ、透磁性のある金属
板で形成されたFG金属基板とで構成された回転数検出
機構を備えたことを特徴とするモータを提供する。
【0013】
【作用】FGパターンを配設した基板にFG金属基板を
使用することにより、永久磁石より発生する磁束量を効
率よくFGパターンと鎖交して、安定した電圧を発生す
る。
【0014】
【実施例】本発明における実施例を図1〜図2を用いて
説明する。図1は、本発明におけるFG金属基板を用い
た回転数検出機構を説明した側面図である。図2は、図
1における回転数検出機構の正面図である。
【0015】図1、図2において、FG金属基板1の基
材には、透磁率の高い鉄等の金属板2を使用しており、
この金属板2の外周面には、基板絶縁材3が固着されて
いる。そして、この基板絶縁材3上に、FGパターン4
がプリント配線されてFG金属基板1を形成している。
【0016】そして、従来のモータのように、モータ内
部にFG金属基板1と永久磁石5とが対向して取り付け
られている。そして、回転子と共に永久磁石5が回転す
ると、FGパターン4に電圧が、回転数に対応して、繰
り返し発生する。
【0017】このとき、FGパターン4は、透磁率のよ
い金属板2を背部に設け、永久磁石5から発生する磁束
を受ける。つまり、磁束は、この金属板2に集束するた
め、FGパターン4と磁束とが効率よく鎖交することが
でき、FGパターン4間に安定した電圧を発生すること
ができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、安定した電圧出力を得
ることができるため、組立精度を高度に調整する必要が
なくなる。または、永久磁石の小型化、低グレード化す
ることができる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるFG基板を用いた回転数検出機
構を説明した側面図。
【図2】図1における回転数検出機構の正面図。
【図3】従来におけるFG基板の正面図。
【図4】図2のFG基板を用いた回転数検出機構を説明
した斜視図。
【図5】図3における回転数検出機構を用いたモータの
部分側断面図。
【符号の説明】
1…FG金属基板 2…金属板 3…基板絶縁材 4、11…FGパターン 5…永久磁石 10…FG基板 12…リード線 15…モータ 16…プリミックス 17…固定子 18…モールドフレーム 19…回転子 20…軸受 21…ボールハウジング 22…積層コア 23…巻線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転数検出機構を備えたモータにおいて、 回転子に取り付けられた永久磁石と、 この永久磁石と対向して、固定子に取り付けられ、透磁
    性のある金属板で形成されたFG金属基板とで構成され
    た回転数検出機構を備えたことを特徴とするモータ。
JP8252272A 1996-09-02 1996-09-02 モータ Pending JPH1080104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8252272A JPH1080104A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8252272A JPH1080104A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1080104A true JPH1080104A (ja) 1998-03-24

Family

ID=17234940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8252272A Pending JPH1080104A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1080104A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200123037A (ko) * 2020-05-20 2020-10-28 현대모비스 주식회사 라이다 센서 안정화 장치
KR20200122543A (ko) * 2019-04-18 2020-10-28 현대모비스 주식회사 라이다 센서 안정화 장치 및 방법

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