JPH0632782Y2 - ブラシレスモ−タ用ロ−タ - Google Patents

ブラシレスモ−タ用ロ−タ

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JPH0632782Y2
JPH0632782Y2 JP13057686U JP13057686U JPH0632782Y2 JP H0632782 Y2 JPH0632782 Y2 JP H0632782Y2 JP 13057686 U JP13057686 U JP 13057686U JP 13057686 U JP13057686 U JP 13057686U JP H0632782 Y2 JPH0632782 Y2 JP H0632782Y2
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JP
Japan
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pulse signal
rotor
signal generating
magnet
drive magnet
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JP13057686U
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JPS6336165U (ja
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栄 ▲吉▼田
道男 倉沢
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Sanyo Electric Co Ltd
Nidec Seimitsu Corp
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Seimitsu Co Ltd
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  • Brushless Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はブラスレスモータ用ロータに係り、特に、パル
ス信号を出力させるために駆動マグネット内側からパル
ス信号発生用マグネットを延設させたブラスレスモータ
用ロータの改良に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種のブラスレスモータ用ロータとしては、第
5図に示すように、カップ状のロータヨーク1の側壁3
の内側に、例えば10極に着磁された環状の駆動マグネッ
ト5を止着するとともに、ロータヨーク1の内側上面に
沿ってその駆動マグネット5の内側上部から円盤状のパ
ルス信号発生用マグネット7を一体的に延設させ、その
パルス信号発生用マグネット7には180°毎にN極とS
極に着磁してなる構成が知られている(実願昭60-10911
8号参照)。
このようなブラスレスモータ用ロータは、ステータ側
(図示せず)に回転自在に軸支されるとともに、そのス
テータ側に配置したパルス信号発生用コイル(図示せ
ず)をパルス信号発生用マグネット7に向けて配置させ
ることにより、パルス信号発生用マグネット7における
磁極の変化部を検出して、例えば第6図のようなパルス
信号を出力するように構成することができる。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述したブラスレスモータ用ロータで
は、パルス信号発生用マグネット7に向けてステータ側
に配置したパルス信号発生用コイルには、駆動マグネッ
ト5からの磁束が漏れ易く、その漏れ磁束によるノイズ
がパルス信号発生用コイルから出力され易い難点があ
る。
本考案はこのような従来の欠点を解決するためになされ
たもので、駆動マグネットからの漏れ磁束を極めて小さ
く抑えることの可能なブラスレスモータ用ロータの提供
を目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 このような問題点を解決するために本考案は、第1図お
よび第2図に示すように、カップ状のロータヨーク1の
側壁3の内側に多極着磁された環状の駆動マグネット5
を取付け、そのロータヨーク1の内側上面に沿ってその
駆動マグネット5の内側上部から一体的にパルス信号発
生用マグネット7を延設させ、その駆動マグネット5と
パルス信号発生用マグネット7との内側境目部分にその
駆動マグネット5の磁極と逆の着磁部31を形成して構成
されている。
(ホ)作用 このような手段を備えた本考案のブラスレスモータ用ロ
ータは、駆動マグネット5からの漏れ磁束が駆動マグネ
ット5とパルス信号発生用マグネット7の内側境目に形
成された着磁部31によって極めて小さく抑えられる。
そのため、モータを構成した場合に、パルス信号発生用
マグネット7に向けて配置したパルス信号発生用コイル
25には駆動マグネット5からの漏れ磁束が到達し難いの
で、ノイズの発生を抑えることが可能である。
(ヘ)実施例 以下本考案の一実施例を説明する。なお、従来例と共通
する部分には同一の符号を付す。
第1図は本考案に係るロータを用いたブラスレスモータ
を示す半断正面図である。
図において、ケーシング9に形成した中空部11の片端部
(上端部)にはボールベアリング13が固定されており、
ケーシング9の上端面部には環状の支持部材15を介して
磁心17が固定されている。
支持部材15の外周には後述する駆動コイル23を切換え駆
動する駆動回路(図示せず)を形成した回路基板19が取
付けられている。
支持部材15に固定された磁心17は放射状に延びる複数の
突極歯21を一体的に有し、この突極歯21には駆動コイル
23が分割して巻かれており、この駆動コイル23のリード
線が回路基板19の駆動回路に接続されている。
隣合う突極歯21間、すなわちスロットには回路基板19に
固定されたパルス信号発生用コイル25が後述するパルス
信号発生用マグネット7に向けて立設配置されている。
このパルス信号発生用コイル25はドラム状コアに導線を
巻いて形成され、そのリード線も回路基板19へ接続され
ている。
ボールベアリング13に回転自在に軸支されたロータシャ
フト27は、突極歯21の中空部を延びてカップ状のロータ
ヨーク1の回転中心部に固着されている。
ロータヨーク1の側壁3の内側には、第2図および第3
図に示すように、例えば10極に多極着磁された環状の駆
動マグネット5が止着されており、ロータヨーク1の内
側上面には、その駆動マグネット5の内側上部から一体
的に延びる薄い円盤状のパルス信号発生用マグネット7
が止着され、ロータ29が形成されている。
そのパルス信号発生用マグネット7は例えば180°毎に
N極とS極に着磁されており、駆動マグネット5とパル
ス信号発生用マグネット7の内側境目部分には、駆動マ
グネット5の磁極毎にその磁極と逆に着磁された着磁部
31が形成されている。
ここで、駆動マグネット5の各磁極と逆極性の着磁部31
は、パルス信号発生用マグネット7と駆動マグネット5
の境目近傍にのみ形成されているから、駆動マグネット
5のモータの駆動トルクに寄与する磁束発生部分、即ち
磁芯17の突極歯21の径方向先端部が対向する部分と逆着
磁部31との距離と、その有効磁束発生部分と突極歯21と
の距離と、では後者の方が十分に近接しているため、逆
着磁部31を設けたことによる駆動トルクの減少は、実使
用上、ほとんど問題にならない。
さらに、駆動マグネット5にあっては、回路基板19と対
向する部分に多数の着磁を施した周波数発電用マグネッ
ト33が形成されている。
一方、回路基板19には、この周波数発電用マグネット33
に面する部分に、導体を矩形状に折り曲げるとともに環
状に形成された周波数発電用コイル35が印刷配置されて
いる。
なお、このようなブラスレスモータは、例えばVTRのヘ
ッド回転用に用いられる場合には、ケーシング9が固定
シリンダとなり、ロータシャフト27が固定シリンダ9を
貫通してヘッドを有する回転シリンダに固定される。
このように構成された本考案のブラスレスモータ用ロー
タは、回路基板19の駆動回路によって駆動コイル23を切
換え駆動することによってロータ29が回転し、その回転
に伴ってパルス信号発生用コイル25がパルス信号発生用
マグネット7における磁極の変化部を検出して第4図に
示すようにパルス信号を出力するとともに、周波数発電
用コイル35からはロータ29の回転速度に応じた周波数発
電出力が得られる。
尚、第4図および第6図の横軸は回転角の大きさ、縦軸
は誘起起電力の大きさである。
(ト)考案の効果 以上説明したように本考案のブラスレスモータ用ロータ
は、ロータヨーク1に取付られた駆動マグネット5とパ
ルス信号発生用マグネット7との内側境目部分に、その
駆動マグネット5の磁極と逆のキャンセル着磁部31を形
成したので、その着磁部31の存在によって駆動マグネッ
ト5からの漏れ磁束が極めて小さくなる利点がある。
そのため、本考案のロータを用いてパルス信号発生用コ
イル25を有するブラスレスモータを構成しても、パルス
信号発生用コイル25に駆動マグネット5からの漏れ磁束
が到達し難くなり、第4図に示すように、パルス信号発
生用コイル25からのノイズを無視できる程度に小さく抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のロータを用いたブラスレスモータを示
す半断正面図、第2図および第3図は第1図に示すロー
タの斜視図および半断面図、第4図は第1図に示すパル
ス信号発生用コイルから出力されるパルス信号波形図、
第5図は従来のブラスレスモータ用ロータを示す半断面
図、第6図は第5図のロータを用いたブラスレスモータ
におけるパルス信号発生用コイルから得られるパルス信
号波形図である。 1……ロータヨーク、3……側壁、5……駆動マグネッ
ト、7……パルス信号発生用マグネット、17……磁心、
19……回路基板、21……突極歯、23……駆動コイル、25
……パルス信号発生用コイル、27……ロータシャフト、
29……ロータ、31……着磁部、33……周波数発電用マグ
ネット、35……周波数発電用コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カップ状のロータヨークと、 多極着磁され前記ロータヨークの側壁内側に取付けられ
    た環状の駆動マグネットと、 前記ロータヨークの内側上面に沿って前記駆動マグネッ
    トの上端面から径方向内側へ一体的に延設された中空円
    板状のパルス信号発生用マグネットと、を具備し、 径方向に放射状に延びる複数の突極歯に駆動コイルを巻
    装した磁芯と、この磁芯の隣り合う突極歯間の少なくと
    も1つのスロットに配置され巻軸を軸方向に向けてドラ
    ム状コアに巻回されたパルス信号発生用コイルと、を少
    なくとも備えた固定子に、前記駆動マグネットの内周面
    が前記突極歯の外周面と径方向に微小空隙を介して対向
    するよう回転自在に支持されるブラシレスモータ用ロー
    タにおいて、 前記駆動マグネットと前記パルス信号発生用マグネット
    との内側境目部分に前記駆動マグネットの磁極と逆極性
    の着磁部が形成されてなることを特徴とするブラシレス
    モータ用ロータ。
JP13057686U 1986-08-27 1986-08-27 ブラシレスモ−タ用ロ−タ Expired - Lifetime JPH0632782Y2 (ja)

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JPS6336165U JPS6336165U (ja) 1988-03-08
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