JPH05201488A - 部品収納箱及び部品収納箱用の梁部材 - Google Patents

部品収納箱及び部品収納箱用の梁部材

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JPH05201488A
JPH05201488A JP4009273A JP927392A JPH05201488A JP H05201488 A JPH05201488 A JP H05201488A JP 4009273 A JP4009273 A JP 4009273A JP 927392 A JP927392 A JP 927392A JP H05201488 A JPH05201488 A JP H05201488A
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JP
Japan
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beam member
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storage box
rectangular frame
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JP4009273A
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Kunio Enomoto
邦夫 榎本
Kunio Hasegawa
邦夫 長谷川
Yoshinori Usui
義典 薄井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 梁部材の連結部の応力を低減すること、部品
点数及び重量を減らすこと等。 【構成】 矩形枠体10の隅角部に対応する曲がり部と
この曲がり部に連なる直状部が一体に形成された曲がり
梁部材11を用い、曲がり梁部材11の直状部に他の梁
部材11を連結して部品収納箱の枠体を構成する。曲が
り梁部材としてはU形梁部材11又はL形梁部材43を
用いることができる。特に、2つのU形梁部材11を上
下に対向させ、箱の側面で連結することが好ましい。ま
た、複数の面に対応するパネル16,46を一体的に曲
げ形成して、パネルの組立ての作業時間を短縮し、かつ
箱体の気密性を向上させる。特に、パネルの適宜個所に
凹み部47,48,49を形成して曲げ剛性を高めるの
が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品収納箱及び部品収
納箱用の梁部材に関する。特に、鉄道車両制御用の電気
品を収納する部品収納箱に好敵なものに関する。
【0002】
【従来の技術】電気品等の部品を収納する部品収納箱の
従来例としては、特開昭58−52896号に記載され
ているように、箱体を構成する複数のパネルにそれぞれ
補強体を固着して補強し、その複数のパネルの補強体同
士をボルトで連結して箱体を形成するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術は、部品の収納に対して配慮されていないことから、
部品の収納作業が厄介であるという問題がある。
【0004】このような問題を解決するため、特願平2
−49308号によって、図21に示すような部品収納
箱が提案されている。これによれば、同図に示すよう
に、断面がハット形の直線状の主梁(梁部材)4を4箇
の角継手7で連結して矩形の枠体8を形成し、これを複
数列設して箱体の補強枠体を形成する。そして、底面及
び両側面にパネル1、6を固着した段階で、電気品等の
部品を収納して枠体などを利用して固定する。しかる後
に、前パネル9、後パネル10及び天井パネル5を取り
付けることより、部品の収納作業が容易になるというも
のである。
【0005】しかし、図21の収納部品箱にあっても、
次のような解決すべき課題を含んでいる。
【0006】(1)一般に、矩形の枠体は構造的に隅角
部に応力が集中することが知られいてるが、図21のよ
うに隅角部近傍で角継手7により直線主梁4を連結する
構成の場合、矩形枠体8の強度及び剛性が弱くなるとい
う問題がある。
【0007】(2)箱の枠体を構成する一組みの矩形の
枠体8は、直線主梁4と角継手7をそれぞれ4個づつ必
要であるから部品点数が多くなり、しかもそれらを8箇
所で締結して枠体8を形成しなければならないから、締
結作業時間などに時間が掛るという不具合がある。さら
に、部品点数と締結箇所が多いので、枠体の重量が重く
なるという不具合があった。
【0008】(3)収納部品を枠体などに固定する場
合、角継手と直線主梁との連結部を避けて固定しなけれ
ばならないから、部品の収納位置や収納空間に制限を受
けるという不具合がある。
【0009】(4)矩形の枠体を組み立てた後、それぞ
れ底面、天井面、前後面、左右面の6面に独立のパネル
を固定して箱体を形成すると、パネルの固定作業に時間
が掛るという不具合もある。
【0010】(5)、箱体のパネルに平坦なパネルを用
いるものによれば、パネルの曲げ剛性が低いことから、
変形などの損傷を受けやすいという問題もある。
【0011】本発明の第1の目的は、枠体を構成する梁
部材の連結部に作用する応力を低減して、強度及び剛性
の高い部品収納箱を提供することにある。
【0012】本発明の第2の目的は、第1の目的に加
え、部品点数及び連結部の数を減らして、組立て作業の
時間及び重量の低減を図った部品収納箱を提供すること
にある。
【0013】本発明の第3の目的は、第1と第2の目的
に加え、部品の収納位置や収納空間に制限を受けること
が少ない部品収納箱を提供することにある。
【0014】本発明の第4の目的は、第1の目的に加
え、パネルの固定作業を簡単化した構造の部品収納箱を
提供することにある。
【0015】本発明の第5の目的は、第4の目的に加
え、パネル自体の曲げ剛性を高めた構造の部品収納箱を
提供することにある。
【0016】本発明の第6の目的は、枠体を構成する梁
部材の連結部に作用する応力を低減して、強度及び剛性
の高い部品収納箱を形成するに好適な梁部材を提供する
ことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、次に示す手段
により、上記の各目的を達成したのである。まず、第1
の目的を達成するため、本発明の部品収納箱は、それぞ
れ複数の梁部材を連結して形成され並列に配置された複
数の矩形枠体からなる枠体と、該枠体に支持され該枠体
の外周の4面を塞いでなるパネルと、残り2面を塞いで
なるパネルとを備えてなり、前記梁部材が、前記矩形枠
体の隅角部に対応する曲がり部とこの曲がり部に連なる
直状部が一体に形成された曲がり梁部材を含んでなり、
前記矩形枠体が前記曲がり梁部材の直状部に他の梁部材
を連結して形成されてなる。
【0018】また、第2の目的を達成するため、前記曲
がり部材として、隅角部に対応した2つの曲がり部を有
するU形梁部材、又は隅角部に対応した1つの曲がり部
をそれぞれ有するL形梁部材を形成し、これらを適宜組
み合わせて矩形枠体を形成することを特徴とする。この
場合、L形梁部材を4つ連結して矩形枠体を形成すれ
ば、連結部が4箇所であるが、U形梁部材を2つを連結
して矩形枠体を形成すれば、連結部材及び連結部が2つ
になる。
【0019】また、第3の目的を達成するため、U形梁
部材を2つを連結して矩形枠体を形成する場合におい
て、連結部を箱体の中心部よりも上に位置させることを
特徴とする。
【0020】また、第4の目的を達成するため、前記枠
体の外周の4面を塞ぐパネルの内3面が一体的に折り曲
げ形成され冶金的結合手段によって前記枠体に固定され
てなり、残りの3面を塞ぐパネルが機械的結合手段によ
って前記枠体又は他のパネルに固定されてなることを特
徴とする。この場合、さらに、前記枠体の外周の4面を
塞ぐパネルの内3面と前記残りの2面を塞ぐパネルとが
一体的に折り曲げ形成されて冶金的結合手段によって前
記枠体に固定されてなり、残りの1面を塞ぐパネルが機
械的結合手段によって前記枠体又は他のパネルに固定さ
れてなるものとすることにより、一層パネルの組立てが
容易になる。
【0021】また、第5の目的を達成するため、前記パ
ネルの適宜個所に凹み部を形成することを特徴とする。
この場合の凹み部は、十字形、円形、方形、線形の中か
ら選択できる。
【0022】また、第6の目的は、上記いずれかの梁部
材により達成される。この場合、梁部材に適宜複数の貫
通穴又はめねじ付き貫通穴を穿設しておくことにより、
収納部品の取付け、固定が容易になる。
【0023】
【作用】このように構成することにより、本発明によれ
ば、次の作用により本発明の目的が達成できる。
【0024】基本的には、矩形枠体の隅角部に対応する
曲がり部とこの曲がり部に連なる直状部が一体に形成さ
れた曲がり梁部材を用い、この曲がり梁部材の直状部に
他の梁部材を連結して矩形枠体を形成したことから、角
継手を使わず、直線継手で複数の梁部材を締結して矩形
枠体を形成できる。したがって、連結部に作用する応力
を低減でき、強度及び剛性の高い矩形枠体、ひいては部
品収納箱を実現できる。特に、連結部位置は直線部の任
意な所に選べるので、応力及び変形の点から見て最適の
部位で梁部材を締結することができる。
【0025】また、曲がり梁部材としてU形梁部材又は
L形梁部材を用いることができるが、U形梁部材を2つ
を連結して矩形枠体を形成すれば、直線継手及び連結部
を2つに低減できるから、部品点数及び連結部の数を減
らして、組立て作業の時間及び重量の低減を実現でき
る。
【0026】また、U形梁部材を2つを連結し、その連
結部を箱体の中心部よりも上に位置させたものによれ
ば、底部に連結部が位置されないので、連結部により部
品の収納位置や収納空間に制限を受けることが少ない。
【0027】この場合、梁部材に設けられた複数のめね
じ穴等の貫通穴は、収納する部品の取付け又は固定穴と
して機能する。
【0028】また、曲げ梁部材の曲げ加工は、誘導加熱
を適用することによって大型の梁部材であってもL形ま
たはU形に容易に一体曲げ成型することができる。しか
も、誘導加熱による曲げ加工は、小さい曲げ半径で加工
できるから、隅角部における収納の障害を少なくでき、
大形の電気品等の収納箱も製作可能である。
【0029】また、箱体の複数の面に対応するパネルを
一体的に曲げ形成したことから、その分だけパネル相互
の接合が不要となり、パネルの組立ての作業時間を短縮
できる。しかも、箱体の気密性が向上する。
【0030】また、パネルの適宜個所に凹み部を形成し
たものによれば、パネル自体の曲げ剛性を高めることが
できる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1、図2及び
図3を参照して説明する。
【0032】本実施例は、部品として電気品(リレー
類、トランス、制御部品など)を収納する電気品収納箱
の外観図を示し、本実施例の電気品収納箱は電車や列車
などに係る電気品が収納され、台車の下側に吊り下げた
状態で用いられるものである。図1は組立て途中の外観
図を示し、図2は完成品の外観図を示し、図3は強度部
材としての枠体を構成する矩形枠体の一つを示す図であ
る。
【0033】図1に示すように、複数の矩形枠体10
(a,b,c…)を並列に配置して、箱体の骨組みとな
る枠体が形成されている。各矩形枠体10はその隅角部
に対応する2つの曲がり部と、この曲がり部に連なる直
状部が一体に形成されたU形梁部材11を連結して形成
されている。すなわち、図3に示すように、2つのU形
梁部材11の両端の直状部を箱体の上下面で突き合わ
せ、直線継手12により締結して連結している。このよ
うに形成された箱形枠体に対し、図において底面と左右
面とを塞いで一枚の平板を曲げ成形してなるU形パネル
16を枠体に支持させて設け、残りの前面には前パネル
17を、後面には図に表れていないが後パネルを、天井
面には天井パネル19をそれぞれ固着している。U形パ
ネル16の左右の上端部には、箱の前後に突出してかつ
箱の内側に水平に折り曲げてなる耳部16aが形成さ
れ、この耳部16aの端部に電気品収納箱を車両に吊り
下げるための4個の艤装用穴20(a,b,c,d)が
穿設されている。この穴20にはそれぞれ補強座21が
設けられている。なお、図2は、内蔵する電気品を取付
る直前の状態を示しており、部品収納は前パネル17と
後パネルを取り付けない状態で、箱の前後から部品を出
し入れしながら作業を行う。この場合、天井パネル19
を取り付ける前に電気品を収納するようにしてもよい。
また、U形パネル16は枠体に対してスポット溶接22
等の冶金的締結手段により固着することが、必要な箱体
の強度を確保する点で好ましい。しかし、前パネル17
と後パネルは部品の出し入れ時に開放しなければならな
いから、ねじ止め23等の機械的締結手段により枠体又
はU形パネル16に固定することが好ましい。天井パネ
ル19の締結手段は、開放の必要の有無に応じて冶金的
又は機械的締結手段のいずれかを選択する。
【0034】以下、組立て手順に沿って製造方法を含め
て説明する。まず、図3に示すように、2本のU形梁部
材11を2個の直線継手12と複数個のリベットなどの
締結金具13で締結し、矩形枠体10を形成する。U形
梁部材11の断面形状は図4に示すように、平板をU形
に折り曲げ更にU形の両端部を外側に折り曲げてなるハ
ット形に形成されている。これに合わせ、直線継手11
の断面形状も図4に示すようにU形梁部材11の外側を
包込むハット形状に形成され、締結金具13により直線
継手12とU形梁部材11が締結される。同様にして、
4組の矩形枠体10(a、b、c、d)を形成する。こ
の4組の矩形枠体10にU形パネル16をリベットなど
の締結具18により取付けて図2に示す状態に組立て
て、電気品を取り付ける。図5に、電気品取付が終了し
た電気品収納箱の断面を示す。同図は矩形枠体10に直
角な方向から見た断面を示している。図示のように、矩
形枠体10に部品取付枠25(a,b,c,d)等が取
り付けられ、これに電気品26(a、b、c)等が取り
付けらる。前述したように、電気品の取付け作業は、前
パネル17と後パネルの取付け前、又は天井パネル19
の取付前に行うので作業性が良い。そして、電気品をす
べて取り付けた後、前パネル17と後パネル、及び天井
パネル19を取り付ける。
【0035】図6に、U形梁部材11の詳細を示す。U
形梁部材11の横断面は前述したようにハット形状をし
ており、ハットの頂上部にはU形梁部材11相互の締
結、部品取付枠25の締結、及び電気品26を直接締結
するために、適当な間隔で多数の丸穴27、めねじ穴2
8等が穿設されている。これによれば、部品取付枠25
の取付け、部品の直接取付に対する適応範囲を広くでき
る。
【0036】上述したように、本実施例によれば、2つ
のU形梁部材11の直状部相互を直線継手12により連
結して矩形枠体10を形成したことから、角継手を使わ
ず、矩形枠体10を形成できる。したがって、連結部に
作用する応力を低減でき、強度及び剛性の高い矩形枠体
10、ひいては部品収納箱を実現できる。特に、矩形枠
体10の強度的な弱点部は隅角部であるが、本実施例に
よれば連結部位置は直線部の任意な所に選べるので、応
力の小さい位置で連結できる。
【0037】また、図21の例に比べて、直線継手及び
連結部を2つに半減できるから、部品点数及び連結部の
数を減らして、組立て作業の時間及び重量の低減を実現
できる。特に、直線継手は角継手に比して、曲がり部分
に相当する長さだけ継手長さを短くすることができ、軽
量化に有利である。
【0038】また、U形梁部材11に複数のめねじ穴2
8と貫通穴27を設けたものによれば、収納する部品の
取付けに容易に対応できる。
【0039】また、箱体の左右側面と底面のパネル16
を一体的に曲げ形成したことから、その分だけパネル相
互の接合が不要となり、パネルの組立ての作業時間を短
縮できる。しかも、箱体の気密性が向上する。
【0040】ここで、上記U形梁部材11の曲げ加工の
実施例について図7を参照して説明する。図7は、誘導
加熱を適用してハット形断面の梁部材を曲げてU形を形
成するU形梁部材11の一体曲げ成型機30を示すもの
である。誘導加熱法は大型の梁部材であってもL形また
はU形に容易に一体曲げ成型することができる。しか
も、誘導加熱による曲げ加工は、小さい曲げ半径で加工
できるから、隅角部における収納の障害を少なくでき、
大形の電気品等の収納箱も製作可能である。図7に示す
ように、曲げる前のU形梁部材11はそのハット形の凸
部がはまり込む凹形溝を有する2組の金形31a,bと
固定具32a,bによってしっかりと固定され、曲げ加
工部には、2組の誘導加熱コイル33a,bがセットさ
れ、このコイル33a,bは、曲げ加工の進行に同期し
て矢印Rの向きに旋回する2組の旋回装置34a,bに
取り付けられている。U形梁部材11の両端には加工モ
ーメントMを負荷する油圧シリンダ35a,bがそれぞ
れ設けられ、曲げ加工部が加工温度に昇温すると、縮小
して曲げ加工を行い、所定のU形に曲ったところで加工
を終了する。加工制御装置36は、旋回装置34a,b
と油圧シリンダ35a,bにそれぞれ制御指令37,3
8を送って所定の曲げ加工を行わせるようになってい
る。金形31a,bは寸法形状に応じて交換可能で、か
つその間隔は可変である。また、誘導加熱コイル33
a,bもハット寸法形状に応じて交換可能である。その
ためU形梁部材11の寸法形状が異なっても成形がで
き、特に、冷間加工が困難な大形のものでも容易に成形
できる。また、L形梁部材も本機によって一体曲げ成形
加工できる。
【0041】以下、上記実施例の変形例を図を用いて説
明する。
【0042】図8に、ハット形のU形梁部材11と直線
継手13との締結部の変形例の断面を示す。ハットの頂
部の締結金具13はリベットであり、鍔部分の締結はス
ポット溶接41で行っている。このように、頂部と鍔部
の両方を締結することにより、引っ張り荷重と曲げ荷重
の両者に対する締結強度を高くすることができる。
【0043】図9に、2本のU形梁部材11の連結位置
の変形例を示す。本例では、2本のU形梁部材11が上
下方向に対向するようにしてあり、U形梁部材11の締
結は左右の直線継手12で行われている。本例によれ
ば、箱体の底面に締結金具がないので、底面での部品の
取付スペースを広くすることができる。
【0044】図10は、図9の更に変形例を示す。本例
では、上下方向に対向させた2本のU形梁部材11の締
結は2個の直線継手12によって、左右の上方の隅角部
近傍で行っている。本例によれば底面及びに横方向共に
広い収納空間を提供できる。
【0045】図11は、図10の変形例を示す。本例
は、上下方向に対向させた2本のU形梁部材11を2個
の直線継手12によって、左右の上方の隅角部近傍で締
結している点は同じである。しかし、図10と異なると
ころは、直線継手12を使わずに、U形梁部材11の端
部同士を重ねて直接締結していることである。図11の
寸法Hは、直接締結部の重ね部分の長さを示す。本例に
よれば図10よりもさらに広い収納空間を提供できる。
しかも、直線継手をも使っていないところから、部品数
及び重量低減ができる。
【0046】図12は、矩形枠体10の他の実施例を示
す。上記各実施例の矩形枠体10は、2個のU形梁部材
11を連結して構成したものであるが、本例の矩形枠体
10は図示のように、4本のL形梁部材43(a、b、
c,d)を4個の直線継手13(a,b,c,d)で締
結し構成したことにある。本実施例によれば、上記各実
施例よりも継手部品の数が多いが、図21の例に比べ、
角継手を用いていないことから、曲がり部分の長さだけ
継手の長さを短くすることができ、軽量化に有利であ
る。特に、矩形枠体10の強度的な弱点部である隅角部
から離れたところ各L形梁部材43を連結できるので強
度を強くできる。
【0047】図13は、図12の変形例であり、異なる
ところは、直線継手12を用いずに、4本のL形梁部材
43(a、b、c,d)の端部同志を重ねて直接締結し
ていることである。図13の寸法Hは直接締結部の重ね
部分の長さを示す。本例によれば図12の例よりも広い
収納空間を有する電気品収納筐体箱を提供できる。ま
た、直線継手12を使っていないため、部品数及び重量
を低減することができる。
【0048】図14は、図11のさらに変形例であり、
本例は図15に示すように端部の長さHの部分を内側に
曲げたU形梁部材44と、通常のU形梁部材11を上下
方向に対向させて、その端部同志を重ねて直接締結し
て、矩形枠体10を構成したものである。これによれ
ば、他の実施例等に比べて、角継手及び直線継手のいず
れをも使用していないことから、部品数及び重量の低減
を図ることができ、また、収納空間を広く確保できる。
さらに、図11の実施例又は図13の実施例にみられる
梁部材相互の締結部の不連続性に起因するパネル側面の
張出しがなくなるので、美観の優れた電気品収納箱を実
現できる。
【0049】図16は、直線継手の他の実施例を示すも
のである。本実施例は2本のU形梁部材11の端部相互
を同一平面上で対向させて突き合わせて、この突合せ部
分のハット形凹部の内側に図17に示すように直線継手
45を包込むように挿入した後、直線継手45と各梁部
材11の端部とをそれぞれ締結金具13で連結したもの
である。本実施例によれば、枠体の内外面には殆ど出張
りがないので、部品収納空間を最も広く確保できると共
に、パネルの取付けも容易である。
【0050】図17の直線継手45の断面は、U形の場
合を示したが、必ずしもこれに限る必要はなく、要は、
U形梁部材11の曲げ剛性と同一になるように、形状と
寸法を決めればよい。
【0051】ここで、図18、図19、図20により、
パネルの構成に関する他の実施例を説明する。図18の
例は、枠体の底面、前後面、及び左右面を、底面を中心
にして平面に展開した展開パネル46を、一枚の平面パ
ネル材から板取りし、その後前後面及び左右面を折り曲
げて図19のような箱形の折り曲げパネル46を形成
し、予め電気品を収納した箱形体をこの箱形折り曲げパ
ネル46に入れ、しかる後に、箱形枠体と箱形折り曲げ
パネル46を結合して電気品収納箱を形成するのであ
る。また、本実施例のパネル46には、パネル面に予め
ディンプルを成型している。図18は、太十字ディンプ
ル47と細十字ディンプル48が千鳥配置で付与されて
いるが、太十字ディンプル47のみ、又は細十字ディン
プル48のみのどちらでも要求剛性に応じて最適なもの
を選択できる。そのほかに、要求剛性に応じて、円形デ
ィンプル、方形ディンプル、又は図20の例のような線
形ディンプル49を加工したパネル46を使用すること
によって、堅牢な電気品収納箱を実現できる。
【0052】また、上記の各実施例では、ハット状の断
面を有する梁部材の頂部を箱の内側に、鍔部を外側に向
けて曲げ成型したU形梁部材又はL形梁部材により矩形
の枠体を組み立てていたが、反対にハット状の頂部を外
側に向け、鍔部を箱の内側に向くように曲げ成型しても
よい。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、基
本的には、矩形枠体の隅角部に対応する曲がり部を有す
る曲がり梁部材を用い、この曲がり梁部材の直状部に他
の梁部材を連結して矩形枠体を形成したことから、連結
部に作用する応力を低減でき、強度及び剛性の高い矩形
枠体、ひいては部品収納箱を実現できる。特に、連結部
位置は直線部の任意な所に選べるので、応力及び変形の
点から見て最適の部位で梁部材を締結することができ
る。
【0054】また、曲がり梁部材としてU形梁部材又は
L形梁部材を用いることができるが、U形梁部材を2つ
を連結して矩形枠体を形成すれば、直線継手及び連結部
を2つに低減できるから、部品点数及び連結部の数を減
らして、組立て作業の時間及び重量の低減を実現でき
る。
【0055】また、U形梁部材を2つを連結し、その連
結部を箱体の中心部よりも上に位置させたものによれ
ば、底部に連結部が位置されないので、連結部により部
品の収納位置や収納空間に制限を受けることが少ない。
【0056】また、梁部材に設けられた複数のめねじ穴
等の貫通穴は、収納する部品の取付け又は固定穴として
機能するもので、梁部材の適用範囲が拡大する。
【0057】また、箱体の複数の面に対応するパネルを
一体的に曲げ形成したことから、その分だけパネル相互
の接合が不要となり、パネルの組立ての作業時間を短縮
できる。しかも、箱体の気密性が向上する。
【0058】また、パネルの適宜個所に凹み部を形成し
たものによれば、パネル自体の曲げ剛性を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気品収納箱の組立て状態
を示す外観図である。
【図2】図1実施例の完成状態を示す外観図である。
【図3】図1実施例の矩形枠体の一つを示す構成図であ
る。
【図4】図3の矩形枠体の2つのU形梁部材の連結部の
断面を示す図である。
【図5】図1実施例の電気品収納箱に電気品を取り付け
た状況を模式的に示す断面図である。
【図6】本発明の一実施例のU形梁部材の構成図であ
る。
【図7】U形梁部材又はL形梁部材の一体曲げ成型を行
う誘導加熱曲げ成型機の一実施例の構成図である。
【図8】U形梁部材の連結部の変形例の断面を示す図で
ある。
【図9】矩形枠体を上下対称のU形梁部材で形成した実
施例の断面図である。
【図10】図9の連結部の位置を変えた変形例の断面図
である。
【図11】上下非対称のU形梁部材の端部を直接重ねて
締結して矩形枠体を形成した枠体の構成図である。
【図12】矩形枠体をL形梁部材で構成してなる一実施
例の構成図である。
【図13】図12実施例の連結部を梁部材の端部を直接
重ねて締結してなる変形例を示す図である。
【図14】図11実施例の変形例を示す図である。
【図15】図15の一部を示す図である。
【図16】直線継手の変形例を説明するための矩形枠体
の構成図である。
【図17】図16の要部断面図である。
【図18】本発明に係るパネルの一実施例の十字ディン
プル付き箱形折り曲げパネルの展開図である。
【図19】図18のパネルの組立て状態を説明する図で
ある。
【図20】図18の変形例の直線ディンプル付き箱形折
り曲げパネルの組立て状態を示す図である。
【図21】本発明の解決課題を説明するための一例の部
品収納箱の外観を示す図である。
【符号の説明】
10 矩形枠体 11 U形梁部材 12 直線継手 13 締結金具 16 U形パネル 17 前パネル 19 天井パネル 20 艤装用穴 25 部品取付け枠 26 電気品 27 貫通穴 28 めねじ穴 43 L形梁部材 44 U形梁部材 45 直線継手 46 箱形折り曲げ展開パネル 47 太十字ディンプル 48 細十字ディンプル 49 線形ディンプル。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数の梁部材を連結して形成さ
    れ並列に配置された複数の矩形枠体からなる枠体と、該
    枠体に支持され該枠体の外周の4面を塞いでなるパネル
    と、残り2面を塞いでなるパネルとを備えてなり、前記
    梁部材として、前記矩形枠体の隅角部に対応する曲がり
    部とこの曲がり部に連なる直状部が一体に形成された曲
    がり梁部材を含み、前記矩形枠体が前記曲がり梁部材の
    直状部に他の梁部材を連結して形成されてなる部品収納
    箱。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記曲がり梁部材が
    前記隅角部に対応した2つの曲がり部を有するU形梁部
    材を含んでなることを特徴とする部品収納箱。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記U形梁部材の2
    つを連結して前記矩形枠体を形成してなり、該連結部が
    前記箱体の側面部に位置されたことを特徴とする部品収
    納箱。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記連結部が前記箱
    体の中心部よりも上に位置されたことを特徴とする部品
    収納箱。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記枠体が該枠体の
    隅角部に対応した1つの曲がり部をそれぞれ有する4つ
    のL形梁部材を連結して形成されたことを特徴とする部
    品収納箱。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記枠体が該枠体の
    隅角部に対応した2つの曲がり部を有するU形梁部材と
    隅角部に対応した1つの曲がり部をそれぞれ有する2つ
    のL形梁部材とを連結して形成されたことを特徴とする
    部品収納箱。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記U型梁部材が前
    記箱体の底部に位置する枠体部として形成されたことを
    特徴とする部品収納箱。
  8. 【請求項8】 それぞれ複数の梁部材を連結して形成さ
    れ並列に配置された複数の矩形枠体からなる枠体と、該
    枠体に支持され該枠体の外周の4面を塞いでなるパネル
    と、残り2面を塞いでなるパネルとを備えてなり、前記
    梁部材として、前記矩形枠体の隅角部に対応する曲がり
    部とこの曲がり部に連なる直状部が一体に形成された曲
    がり梁部材を含み、前記矩形枠体が前記曲がり梁部材の
    直状部に他の梁部材を連結して形成され、前記各梁部材
    が平板をU形に折り曲げ更にU形の両端部を外側に折り
    曲げてなるハット形断面を有してなるものである部品収
    納箱。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記梁部材が、互い
    の端部を同一面で突合せ、該突合せ部に直線継手部材を
    重ねて固定することにより連結されたことを特徴とする
    部品収納箱。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記直線継手部材
    が前記梁部材のハット形の外側全体を包囲可能なハット
    形に形成されたことを特徴とする部品収納箱。
  11. 【請求項11】 請求項10において、前記直線継手と
    前記梁部材とが前記ハット形の頂部と鍔部の少なくとも
    一方で、かつ機械的結合手段と冶金的結合手段の少なく
    とも一方によって固定されたことを特徴とする部品収納
    箱。
  12. 【請求項12】 請求項9において、前記直線継手部材
    が前記梁部材のハット形の断面凹部内に嵌入可能な断面
    形状に形成されたことを特徴とする部品収納箱。
  13. 【請求項13】 請求項8において、前記梁部材が、一
    方の該梁部材の端部を他方の梁部材の端部に重ねて固定
    することにより連結されてなることを特徴とする部品収
    納箱。
  14. 【請求項14】 請求項8,9,10,11,12,1
    3のいずれかにおいて、前記梁部材の適宜個所に部品取
    付け用等の締結手段が係合される穴が穿設されてなるこ
    とを特徴とする部品収納箱。
  15. 【請求項15】 それぞれ複数の梁部材を連結して形成
    され並列に配置された複数の矩形枠体からなる枠体と、
    該枠体に支持され該枠体の外周の4面を塞いでなるパネ
    ルと、残り2面を塞いでなるパネルとを備えてなり、前
    記梁部材として、前記矩形枠体の隅角部に対応する曲が
    り部とこの曲がり部に連なる直状部が一体に形成された
    曲がり梁部材を含み、前記矩形枠体が前記曲がり梁部材
    の直状部に他の梁部材を連結して形成され、前記枠体の
    外周の4面を塞ぐパネルの内3面が一体的に折り曲げ形
    成され冶金的結合手段によって前記枠体に固定され、残
    りの3面を塞ぐパネルが機械的結合手段によって前記枠
    体又は他のパネルに固定されてなる部品収納箱。
  16. 【請求項16】 それぞれ複数の梁部材を連結して形成
    され並列に配置された複数の矩形枠体からなる枠体と、
    該枠体に支持され該枠体の外周の4面を塞いでなるパネ
    ルと、残り2面を塞いでなるパネルとを備えてなり、前
    記梁部材として、前記矩形枠体の隅角部に対応する曲が
    り部とこの曲がり部に連なる直状部が一体に形成された
    曲がり梁部材を含み、前記矩形枠体が前記曲がり梁部材
    の直状部に他の梁部材を連結して形成され、前記枠体の
    外周の4面を塞ぐパネルの内3面と前記残りの2面を塞
    ぐパネルとが一体的に折り曲げ形成されて冶金的結合手
    段によって前記枠体に固定されてなり、残りの1面を塞
    ぐパネルが機械的結合手段によって前記枠体又は他のパ
    ネルに固定されてなる部品収納箱。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16において、前記パ
    ネルの適宜個所に凹み部を形成してなることを特徴とす
    る部品収納箱。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記凹み部が、
    十字形、円形、方形、線形のいずれかであることを特徴
    とする部品収納箱。
  19. 【請求項19】 部品を収納する箱体の強度部材として
    用いられる矩形枠体を構成する梁部材であって、前記矩
    形枠体の隅角部に対応した少なくとも1つの曲がり部と
    これに連なる直線部とを有してなり、該直線部に複数の
    貫通穴が適宜間隔をおいて設けられてなる部品収納箱用
    の梁部材。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記梁部材が平
    板をU形に折り曲げ更にU形の両端部を外側に折り曲げ
    てなるハット形断面を有するものであり、前記貫通穴が
    該ハット形断面の頂部に穿設されてなることを特徴とす
    る部品収納箱用の梁部材。
  21. 【請求項21】 請求項19において、前記複数の貫通
    穴にめねじ穴が含まれていることを特徴とする部品収納
    箱用の梁部材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004296524A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Fujitsu Ltd 機器の架構造体
JP2013119394A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Shinwa Package Kk コンテナおよびコンテナ用資材
JP5898760B1 (ja) * 2014-12-25 2016-04-06 愛宕自動車工業株式会社 オープントップコンテナ
JPWO2016132476A1 (ja) * 2015-02-18 2017-08-31 株式会社日立産機システム 静止機器

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