JPH0520011Y2 - - Google Patents

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JPH0520011Y2
JPH0520011Y2 JP20126786U JP20126786U JPH0520011Y2 JP H0520011 Y2 JPH0520011 Y2 JP H0520011Y2 JP 20126786 U JP20126786 U JP 20126786U JP 20126786 U JP20126786 U JP 20126786U JP H0520011 Y2 JPH0520011 Y2 JP H0520011Y2
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JP
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high frequency
frequency power
ceramic substrate
circuit
slit
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主面に高周波電力増幅回路が形成さ
れたセラミツク基板を金属基板に接着してなる高
周波電力増幅回路装置に関する。
(従来の技術) 従来の高周波電力増幅回路装置として、第2図
示のように、放熱用の金属基板aの上に、上主面
にそれぞれ高周波電力増幅回路の回路ブロツク
b1,b2が形成されたセラミツク基板c1,c2を下主
面に形成された金属層を介して接着し、前記両回
路ブロツクb1とb2を金属リボンdで接続したもの
が知られている。
前記回路ブロツクb1及びb2は、それぞれトラン
ジスタe、抵抗体f、コンデンサg及び配線導体
hにより第1段及び第2段の増幅回路を構成して
おり、前記回路ブロツクb1の配線導体hから入力
端子i1及び電源端子i2が導出され、前記回路ブロ
ツクb2の配線導体hから出力端子i3及び電源端子
i2が導出されている。また、前記回路ブロツクb2
にはアツテネータjが介入されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前述した従来の高周波増幅回路装置によれば、
セラミツク基板を2枚c1,c2に分割したので、セ
ラミツク基板c1,c2と金属基板aとの熱膨脹係数
の差に基づくセラミツク基板のクラツクの発生を
防止することができるが、前記金属リボンdは金
属基板aから離れているので、金属基板aからの
距離がばらつき易く、そのためそのインピーダン
スが一定にならない。また2つのセラミツク基板
をそれぞれ一定間隔に配置して金属基板aに接着
しなければならないから工数が多い。
したがつて量産性が悪い不都合がある。また金
属リボンdのインピーダンスが大きいため、高周
波電力増幅回路とこれに接続される伝送線間にミ
スマツチングが生ずるから、インピーダンスを安
定にするために、前述のように回路ブロツクb2
アツテネータjを介入する必要があり、更に予め
複数のセラミツク基板c1,c2に分割して高周波電
力増幅回路を形成するため、構造上の制約を受け
て回路設計の自由度が少ない。
本考案は、従来のこのような不都合を解消する
高周波電力増幅回路装置を提供することをその目
的としたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述の目的を達成するために、主面
に高周波電力増幅回路が形成されたセラミツク基
板を金属基板に接着してなる高周波電力増幅回路
装置において、前記高周波電力増幅回路は複数の
回路ブロツクから成り、該複数の回路ブロツクを
相互に仕切るように前記セラミツク基板に厚さ方
向に該基板を二つには分離しないようなスリツト
を形成し、互いに隣接する回路ブロツクを該スリ
ツトの形成部を跨ぐリボン、ワイヤ等の金属接続
体で接続したことを特徴とする。
(作用) 本案装置の作動時において、金属基板に接着さ
れたセラミツク基板には金属基板とセラミツク基
板との間の熱膨脹係数の差により応力が作用す
る。該セラミツク基板の主面に形成された高周波
増幅回路の複数の回路ブロツク間に回路ブロツク
相互を仕切るようにセラミツク基板の厚さ方向に
スリツトを形成し、該スリツト形成部を他部より
応力に対して弱く形成したので、該応力によりセ
ラミツク基板のスリツト形成部にクラツクが発生
する。該スリツト形成部には隣接する回路ブロツ
ク相互を接続するリボン、ワイヤ等の金属接続体
が跨いでいるので、クラツクのために回路ブロツ
クの相互の接続が破壊されない。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図において、1は高周波増幅回路を上主面
に形成した例えばアルミナから成るセラミツク基
板で、該セラミツク基板1は下主面に形成された
金属層を半田付けすることにより金属基板2に接
着されている。セラミツク基板1の上主面上に形
成された高周波増幅回路は、図示の例では、3つ
の増幅段から成り、各増幅段を構成する回路ブロ
ツク31,32,33は金属リボン41,42により互
いに接続されている。各回路ブロツク31,32
3はいずれも、トランジスタ5、コンデンサ6
及び抵抗体7が印刷配線導体8で相互に接続され
た周知の高周波増幅回路で、回路ブロツク31
入力端子9及び電源端子10、回路ブロツク32
は電源端子10、回路ブロツク33には電源端子
10及び出力端子11をそれぞれ有する。
セラミツク基板1の回路ブロツク31と32間及
び回路ブロツク32と33間には、隣接する回路ブ
ロツクを仕切るように、セラミツク基板1に下主
面に達する深さあるいはその途中までの深さのス
リツト12が点線状に形成されている。
かくて、本装置を放熱器に取り付けて作動し、
回路の発熱でセラミツク基板1に応力が生じた場
合、セラミツク基板1のスリツト12の形成部に
クラツクが発生する。しかし、スリツト12の形
成部を跨つて配設された金属リボン41,42は所
定の強度を有するものであるから、クラツクによ
つても切断されない。
尚、前記実施例では、スリツト12を点線状に
形成したが、下主面に達しない深さのスリツトを
線状に形成してもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によるときは、セ
ラミツク基板に高周波電力増幅回路を形成し、該
増幅回路の回路ブロツク間に複数の回路ブロツク
を相互に仕切るようにスリツトを形成し、隣接す
る回路ブロツクをワイヤ等の接続導体で相互に接
続したので、セラミツク基板に応力が生じても高
周波増幅回路は切断等の故障を発生することがな
く、量産性が高く、回路設計の自由度も大きい等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の斜視図、第2図は
従来の装置の斜視図である。 1……セラミツク基板、2……金属基板、31
2,33……回路ブロツク、41,42……金属リ
ボン、12……スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 主面に高周波電力増幅回路が形成されたセラ
    ミツク基板を金属基板に接着してなる高周波電
    力増幅回路装置において、前記高周波電力増幅
    回路は複数の回路ブロツクから成り、該複数の
    回路ブロツクを相互に仕切るように前記セラミ
    ツク基板の厚さ方向に該基板を二つには分離し
    ないようなスリツトを形成し、互いに隣接する
    回路ブロツクを該スリツトの形成部を跨ぐリボ
    ン、ワイヤ等の金属接続体で接続したことを特
    徴とする高周波電力増幅回路装置。 2 前記スリツトを点線状に形成したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の高
    周波電力増幅回路装置。 3 前記セラミツク基板の厚さより短い深さの前
    記スリツトを線状に形成したことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の高周波電
    力増幅回路装置。
JP20126786U 1986-12-27 1986-12-27 Expired - Lifetime JPH0520011Y2 (ja)

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JPS63108215U JPS63108215U (ja) 1988-07-12
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