JPH05195589A - 外装防水構造 - Google Patents
外装防水構造Info
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- JPH05195589A JPH05195589A JP2725592A JP2725592A JPH05195589A JP H05195589 A JPH05195589 A JP H05195589A JP 2725592 A JP2725592 A JP 2725592A JP 2725592 A JP2725592 A JP 2725592A JP H05195589 A JPH05195589 A JP H05195589A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 防水性を向上させ、下地材内部に雨水が侵入
することがなく、下地を腐食させない外装防水構造を提
供することである。 【構成】 固定片１、水切片２、化粧片３からクランク
状に形成した水切り材Ａの固定片１上に、軟質で弾力性
のある複数の突起状の雨返片５を形成した防水シートＢ
を敷設し、防水シートＢの雨返片５と乾式壁材Ｃの裏面
が密着するように乾式壁材Ｃを配置した構造としたの
で、雨返片５が何重もの防水を図り、外部から下地材α
内部に雨水が侵入することのない外装防水構造となる。
することがなく、下地を腐食させない外装防水構造を提
供することである。 【構成】 固定片１、水切片２、化粧片３からクランク
状に形成した水切り材Ａの固定片１上に、軟質で弾力性
のある複数の突起状の雨返片５を形成した防水シートＢ
を敷設し、防水シートＢの雨返片５と乾式壁材Ｃの裏面
が密着するように乾式壁材Ｃを配置した構造としたの
で、雨返片５が何重もの防水を図り、外部から下地材α
内部に雨水が侵入することのない外装防水構造となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は建築、構築物の壁体を乾
式壁材を用いて形成する際の土台部、開口上部（窓上
部）、中間継ぎ（目地部）に見られる外装防水構造に関
するものである。
式壁材を用いて形成する際の土台部、開口上部（窓上
部）、中間継ぎ（目地部）に見られる外装防水構造に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、壁体の土台部、開口上部、あるい
は中間継ぎに見られる外装構造は、単に薄金属板を固定
片、水切片、化粧片とからなるクランク状に形成した水
切り材上に、乾式壁材を敷設する構造が一般的であっ
た。
は中間継ぎに見られる外装構造は、単に薄金属板を固定
片、水切片、化粧片とからなるクランク状に形成した水
切り材上に、乾式壁材を敷設する構造が一般的であっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように形成した構造では、水切り材は強度に欠けると共
に、乾式壁材と水切り材の固定片との間や、水切り材を
下地材に固定している固定具の頭部等から雨水等が下地
材内部に侵入し易く、下地材となる躯体、断熱材（グラ
スウール、石膏ボード等）、乾式壁材、土台等を腐食し
てしまったり、窓上部等においては雨漏りの原因となる
欠点が多々あった。
ように形成した構造では、水切り材は強度に欠けると共
に、乾式壁材と水切り材の固定片との間や、水切り材を
下地材に固定している固定具の頭部等から雨水等が下地
材内部に侵入し易く、下地材となる躯体、断熱材（グラ
スウール、石膏ボード等）、乾式壁材、土台等を腐食し
てしまったり、窓上部等においては雨漏りの原因となる
欠点が多々あった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するために固定片、水切片、化粧片からクランク
状に形成した水切り材の固定片上に、軟質で弾力性のあ
る複数の突起状の雨返片を形成した防水シートを敷設
し、乾式壁材の裏面が防水シートの雨返片に密着すると
共に雨返片が何重もの防水を図るので下地材内部に雨水
が侵入することのない構造を提案するものである。
を除去するために固定片、水切片、化粧片からクランク
状に形成した水切り材の固定片上に、軟質で弾力性のあ
る複数の突起状の雨返片を形成した防水シートを敷設
し、乾式壁材の裏面が防水シートの雨返片に密着すると
共に雨返片が何重もの防水を図るので下地材内部に雨水
が侵入することのない構造を提案するものである。
【０００５】
【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る外装防水構
造の一実施例について詳細に説明する。図１は上記構造
の代表例である目地部の構造を示す説明図であり、水切
り材Ａ、防水シートＢ、乾式壁材Ｃ、下地材α、固定具
βとから構成した構造である。
造の一実施例について詳細に説明する。図１は上記構造
の代表例である目地部の構造を示す説明図であり、水切
り材Ａ、防水シートＢ、乾式壁材Ｃ、下地材α、固定具
βとから構成した構造である。
【０００６】すなわち、水切り材Ａは図２に示すように
カラー鋼板、ステンレス板、アルミ合金板、チタン板、
銅板、クラッド鋼板、制振鋼板、塩ビ鋼板等の金属板、
もしくは合成樹脂板をロール、プレス、押出、射出成形
したもの、あるいはセメント板、炭酸カルシウム板、珪
酸カルシウム板、セラミック板、木片セメント板、炭酸
マグネシウム板等、あるいはこれらにガラス繊維、ウィ
スカー、アラミド繊維、スチール繊維、炭素繊維、各種
鉱物繊維、各種骨材等を混入したものを押出成形、プレ
ス成形、射出成形、抄造法等によって形成したもの、あ
るいは各種繊維をクロス状、三次元状に織り、これにセ
メント、粘土等を含浸したものを蒸気養生、あるいは焼
成したものである。
カラー鋼板、ステンレス板、アルミ合金板、チタン板、
銅板、クラッド鋼板、制振鋼板、塩ビ鋼板等の金属板、
もしくは合成樹脂板をロール、プレス、押出、射出成形
したもの、あるいはセメント板、炭酸カルシウム板、珪
酸カルシウム板、セラミック板、木片セメント板、炭酸
マグネシウム板等、あるいはこれらにガラス繊維、ウィ
スカー、アラミド繊維、スチール繊維、炭素繊維、各種
鉱物繊維、各種骨材等を混入したものを押出成形、プレ
ス成形、射出成形、抄造法等によって形成したもの、あ
るいは各種繊維をクロス状、三次元状に織り、これにセ
メント、粘土等を含浸したものを蒸気養生、あるいは焼
成したものである。
【０００７】その形状は垂直な固定片１と固定片１の下
端を外方へθ＝９０°〜１６５°位で屈曲した水切片２
と、水切片２の先端を下方へ屈曲した化粧片３とから長
尺状に形成したものである。固定片１は目地部の構造を
示す図１のように、下地材αに釘等の固定具βを介して
固定する部分であると共に、後記する防水シートＢを敷
設する部分でもある。
端を外方へθ＝９０°〜１６５°位で屈曲した水切片２
と、水切片２の先端を下方へ屈曲した化粧片３とから長
尺状に形成したものである。固定片１は目地部の構造を
示す図１のように、下地材αに釘等の固定具βを介して
固定する部分であると共に、後記する防水シートＢを敷
設する部分でもある。
【０００８】水切片２は図１に示すように上段の乾式壁
材Ｃ1 の下端部側から下地材α内部に雨水等が侵入する
のを防止する部分であり、その傾斜角θを９０°から１
６５°位までの範囲としたものである。これは、９０°
未満にした場合は水溜りができるおそれがあり、１６５
°以上にした場合は、上段の乾式壁材Ｃ1 の下部と水切
片２との空隙（目地幅）があまりにも大きくなり、意匠
性をそこなうおそれがあるからである。
材Ｃ1 の下端部側から下地材α内部に雨水等が侵入する
のを防止する部分であり、その傾斜角θを９０°から１
６５°位までの範囲としたものである。これは、９０°
未満にした場合は水溜りができるおそれがあり、１６５
°以上にした場合は、上段の乾式壁材Ｃ1 の下部と水切
片２との空隙（目地幅）があまりにも大きくなり、意匠
性をそこなうおそれがあるからである。
【０００９】化粧片３は図１に示すように、下段の乾式
壁材Ｃ2 の上部を被覆して意匠性を向上させると共に、
雨水等が下段の乾式壁材Ｃ2 の上部より下地材α内部に
侵入するのを防止するものである。なお、図では化粧片
３の下端を内方にＬ字状に折り返して、水切れと化粧片
３の強度を向上させる補強部３ａを形成している。
壁材Ｃ2 の上部を被覆して意匠性を向上させると共に、
雨水等が下段の乾式壁材Ｃ2 の上部より下地材α内部に
侵入するのを防止するものである。なお、図では化粧片
３の下端を内方にＬ字状に折り返して、水切れと化粧片
３の強度を向上させる補強部３ａを形成している。
【００１０】防水シート体Ｂは例えば図３に示すように
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ
エチレン、ポリウレタン、ベークライト、シリコン、Ｅ
ＰＤＭ、ピロアス、シージング、アスファルトフェル
ト、発泡ゴム、各種合成樹脂やプラスチック体等からな
るシート状物からなるものである。
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ
エチレン、ポリウレタン、ベークライト、シリコン、Ｅ
ＰＤＭ、ピロアス、シージング、アスファルトフェル
ト、発泡ゴム、各種合成樹脂やプラスチック体等からな
るシート状物からなるものである。
【００１１】防水シートＢの形状は垂直な敷設片４と、
敷設片４の表面から垂直もしくは下方に向かって傾斜す
るように突出させた突起状の雨返片５を複数個形成した
長尺体からなるものであり、少なくとも雨返片５は軟質
で弾性を有するものである。
敷設片４の表面から垂直もしくは下方に向かって傾斜す
るように突出させた突起状の雨返片５を複数個形成した
長尺体からなるものであり、少なくとも雨返片５は軟質
で弾性を有するものである。
【００１２】敷設片４は水切り材Ａの固定片１と乾式壁
材Ｃとの間に介在させるものであり、種々の接着剤を介
して、もしくは熱融着によって水切り材Ａに接着し、一
体化させたり、釘等の固定具βを用いて直接下地材αに
固定したりするものである。雨返片５は図１に示すよう
に乾式壁材Ｃの裏面と密着して、何重もの防水効果を図
り、下地内部への雨水等の侵入を完全にシャットアウト
し、防水性の向上と下地材αの腐食防止を図るためのも
のである。
材Ｃとの間に介在させるものであり、種々の接着剤を介
して、もしくは熱融着によって水切り材Ａに接着し、一
体化させたり、釘等の固定具βを用いて直接下地材αに
固定したりするものである。雨返片５は図１に示すよう
に乾式壁材Ｃの裏面と密着して、何重もの防水効果を図
り、下地内部への雨水等の侵入を完全にシャットアウト
し、防水性の向上と下地材αの腐食防止を図るためのも
のである。
【００１３】また、この防水シートＢの敷設片４を硬質
の素材、雨返片５を軟質の素材から形成することで、乾
式壁材Ｃの裏面との密着性をさらに強化すると共に、多
数の空隙を形成し、毛細管現象を防止して防水性を向上
させることもできる。
の素材、雨返片５を軟質の素材から形成することで、乾
式壁材Ｃの裏面との密着性をさらに強化すると共に、多
数の空隙を形成し、毛細管現象を防止して防水性を向上
させることもできる。
【００１４】また、乾式壁材Ｃの例としては、例えば図
１３（ａ）〜（ｇ）に示すような金属サイディング材や
金属パネル等のサンドイッチパネル、図１４（ａ）〜
（ｃ）に示すような窯業系サイディング材、セラミック
板、タイル板等の長尺板であり、横張り、縦張り型のい
ずれでも良い。
１３（ａ）〜（ｇ）に示すような金属サイディング材や
金属パネル等のサンドイッチパネル、図１４（ａ）〜
（ｃ）に示すような窯業系サイディング材、セラミック
板、タイル板等の長尺板であり、横張り、縦張り型のい
ずれでも良い。
【００１５】さらに下地材αとしては、Ｈ型鋼、角型
鋼、Ｃ型鋼等の鉄骨下地、あるいは主柱、間柱、胴縁等
の木造下地よりなるものであり、これに必要により各種
断熱材、防水シート等を設置したものである。
鋼、Ｃ型鋼等の鉄骨下地、あるいは主柱、間柱、胴縁等
の木造下地よりなるものであり、これに必要により各種
断熱材、防水シート等を設置したものである。
【００１６】次に施工例について説明する。今、図２に
示すような水切り材Ａと図３に示すような防水シートＢ
を用いて、図１に示すような継ぎ部を施工すると仮定す
る。なお、防水シートＢはあらかじめ水切り材Ａの固定
片１上に接着材を介して固定し一体化したものを用い
た。そこでまず下段の乾式壁材Ｃ2 の施工後に、下地材
αに水切り材Ａの固定片１と防水シートＢを釘等の固定
具βで固定する。次に上段の乾式壁材Ｃ1 の裏面が雨返
片５に密着するように敷設し、継ぎ部を形成するもので
ある。
示すような水切り材Ａと図３に示すような防水シートＢ
を用いて、図１に示すような継ぎ部を施工すると仮定す
る。なお、防水シートＢはあらかじめ水切り材Ａの固定
片１上に接着材を介して固定し一体化したものを用い
た。そこでまず下段の乾式壁材Ｃ2 の施工後に、下地材
αに水切り材Ａの固定片１と防水シートＢを釘等の固定
具βで固定する。次に上段の乾式壁材Ｃ1 の裏面が雨返
片５に密着するように敷設し、継ぎ部を形成するもので
ある。
【００１７】以上説明したのは本発明に係る外装防水構
造の一実施例にすぎず、図４に示す土台部構造、図５に
示す開口上部（窓上部）の構造とすることもできる。な
お、図４において、Ｄは基礎、Ｅは土台であり、図５に
おいてＦは上部サッシである。また、図６は防水シート
Ｂを水切り材Ａの固定片１を被覆するように敷設した構
造であり、図７は水切り材Ａの補強部３ａと下段の乾式
壁材Ｃ2 間にも防水シートＢを介在させて防水性を向上
した構造としたものである。
造の一実施例にすぎず、図４に示す土台部構造、図５に
示す開口上部（窓上部）の構造とすることもできる。な
お、図４において、Ｄは基礎、Ｅは土台であり、図５に
おいてＦは上部サッシである。また、図６は防水シート
Ｂを水切り材Ａの固定片１を被覆するように敷設した構
造であり、図７は水切り材Ａの補強部３ａと下段の乾式
壁材Ｃ2 間にも防水シートＢを介在させて防水性を向上
した構造としたものである。
【００１８】また、図８（ａ）〜（ｄ）、図９（ａ）〜
（ｄ）、図１０（ａ）〜（ｄ）、図１１（ａ）、（ｂ）
のように水切り材Ａを形成することもできる。すなわち
図８（ａ）は固定片１の上端を折り返して舌片１ａを形
成すると共に、防水シートＢの上端部を舌片１ａでかし
めることにより一体化した水切り材Ａである。図８
（ｂ）は防水シートＢを固定片１の下部にのみ接着固定
した水切り材Ａである。図８（ｃ）は固定片１の釘打設
部分をさけて、上、下部に防水シートＢを介在させると
共に、アルミニウム合金、合成樹脂を押出成形して形成
した水切り材Ａである。図８（ｄ）は固定片１の下部と
水切片２にも防水シートＢを接着固定したものであり、
水切片２の傾斜角度を９０°とした水切り材Ａである。
なお、図８（ａ）、（ｂ）、（ｄ）、には水切片２の先
端をＵ字状に屈曲した屈曲部２ａを形成して、意匠性の
向上と、水切片２および化粧片３の強度を強化してい
る。
（ｄ）、図１０（ａ）〜（ｄ）、図１１（ａ）、（ｂ）
のように水切り材Ａを形成することもできる。すなわち
図８（ａ）は固定片１の上端を折り返して舌片１ａを形
成すると共に、防水シートＢの上端部を舌片１ａでかし
めることにより一体化した水切り材Ａである。図８
（ｂ）は防水シートＢを固定片１の下部にのみ接着固定
した水切り材Ａである。図８（ｃ）は固定片１の釘打設
部分をさけて、上、下部に防水シートＢを介在させると
共に、アルミニウム合金、合成樹脂を押出成形して形成
した水切り材Ａである。図８（ｄ）は固定片１の下部と
水切片２にも防水シートＢを接着固定したものであり、
水切片２の傾斜角度を９０°とした水切り材Ａである。
なお、図８（ａ）、（ｂ）、（ｄ）、には水切片２の先
端をＵ字状に屈曲した屈曲部２ａを形成して、意匠性の
向上と、水切片２および化粧片３の強度を強化してい
る。
【００１９】図９（ａ）、（ｂ）は固定片１の上端を防
水シートＢで嵌合し被覆した水切り材Ａである。図９
（ｃ）、（ｄ）は合成樹脂を押出成形し防水シートＢを
別部材とせずに一体に形成した水切り材Ａである。な
お、図９（ｂ）の化粧片３の途中には段差部３ｂを形成
して意匠性の向上と強度の強化を図っている。
水シートＢで嵌合し被覆した水切り材Ａである。図９
（ｃ）、（ｄ）は合成樹脂を押出成形し防水シートＢを
別部材とせずに一体に形成した水切り材Ａである。な
お、図９（ｂ）の化粧片３の途中には段差部３ｂを形成
して意匠性の向上と強度の強化を図っている。
【００２０】図１０（ａ）、（ｂ）に示す水切り材Ａ
は、固定片１の下部からＬ字状に突出した保持片６を形
成し、この保持片６と固定片１の間に上段の乾式壁材Ｃ
1 の下部を挟持するものであり、スタータ材としても機
能するものである。もちろん保持片６にも防水シートＢ
を接着固定することもできる。なお、図１０（ｂ）の保
持片６は一定ピッチで形成した孔７を有し、雨水が侵入
して来てもすみやかに水切片２側へ排出できるものであ
る。また図１０（ｃ）、（ｄ）は水切り材Ａをセラミッ
ク板、コンクリート板等の無機質板から形成した水切り
材Ａである。また、図１１（ａ）、（ｂ）は固定片１お
よび水切片２と化粧片３とを分割し嵌合構造した２部材
Ａ1 、Ａ2 よりなる水切り材Ａである。
は、固定片１の下部からＬ字状に突出した保持片６を形
成し、この保持片６と固定片１の間に上段の乾式壁材Ｃ
1 の下部を挟持するものであり、スタータ材としても機
能するものである。もちろん保持片６にも防水シートＢ
を接着固定することもできる。なお、図１０（ｂ）の保
持片６は一定ピッチで形成した孔７を有し、雨水が侵入
して来てもすみやかに水切片２側へ排出できるものであ
る。また図１０（ｃ）、（ｄ）は水切り材Ａをセラミッ
ク板、コンクリート板等の無機質板から形成した水切り
材Ａである。また、図１１（ａ）、（ｂ）は固定片１お
よび水切片２と化粧片３とを分割し嵌合構造した２部材
Ａ1 、Ａ2 よりなる水切り材Ａである。
【００２１】さらに、図１２（ａ）〜（ｉ）は防水シー
トＢの雨返片５の変形例であり、一部拡大した説明図で
ある。すなわち、図１２（ａ）、（ｂ）はヒレ状に形成
した雨返片５であり、図１２（ｃ）はそれぞれの雨返片
５の長さを変えたもの、図１２（ｄ）〜（ｆ）は波状、
図１２（ｇ）は凹凸状、図１２（ｈ）は突起状、図１２
（ｉ）は雨返片５間に凹状８を形成し毛細管現象を防止
した雨返片５でる。もちろん、これらの水切り材Ａ、パ
ッキング体Ｂを各々組み合わせた水切り材Ａとすること
もできる。
トＢの雨返片５の変形例であり、一部拡大した説明図で
ある。すなわち、図１２（ａ）、（ｂ）はヒレ状に形成
した雨返片５であり、図１２（ｃ）はそれぞれの雨返片
５の長さを変えたもの、図１２（ｄ）〜（ｆ）は波状、
図１２（ｇ）は凹凸状、図１２（ｈ）は突起状、図１２
（ｉ）は雨返片５間に凹状８を形成し毛細管現象を防止
した雨返片５でる。もちろん、これらの水切り材Ａ、パ
ッキング体Ｂを各々組み合わせた水切り材Ａとすること
もできる。
【００２２】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係る外装
防水構造によれば、固定片上に介在した軟質で弾力のあ
る複数の突起状の雨返片を形成した防水シートに、乾式
壁材の裏面が密着すると共に、雨返片が何重もの防水を
図るので、下地材内部に雨水等が侵入することがなく、
下地を腐食することがない。等の効果、特徴がある。
防水構造によれば、固定片上に介在した軟質で弾力のあ
る複数の突起状の雨返片を形成した防水シートに、乾式
壁材の裏面が密着すると共に、雨返片が何重もの防水を
図るので、下地材内部に雨水等が侵入することがなく、
下地を腐食することがない。等の効果、特徴がある。
【図１】本発明に係る外装防水構造の一例を示す説明図
である。
である。
【図２】上記構造に用いられる水切り材の一例を示す説
明図である。
明図である。
【図３】上記構造に用いられる防水シートの一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図４】本発明に係る外装防水構造のその他の例を示す
説明図である。
説明図である。
【図５】本発明に係る外装防水構造のその他の例を示す
説明図である。
説明図である。
【図６】本発明に係る外装防水構造のその他の例を示す
説明図である。
説明図である。
【図７】本発明に係る外装防水構造のその他の例を示す
説明図である。
説明図である。
【図８】水切り材のその他の例を示す説明図である。
【図９】水切り材のその他の例を示す説明図である。
【図１０】水切り材のその他の例を示す説明図である。
【図１１】水切り材のその他の例を示す説明図である。
【図１２】雨返片のその他の例を示す説明図である。
【図１３】乾式壁材のその他の例を示す説明図である。
【図１４】乾式壁材のその他の例を示す説明図である。
Ａ 水切り材 Ｂ 防水シート Ｃ 乾式壁材 １ 固定片 ２ 水切片 ３ 化粧片 ４ 敷設片 ５ 雨返片 α 下地材 β 固定具
Claims (1)
- 【請求項１】 長尺状で垂直な固定片と該固定片の下端
を外方へ屈曲した水切片と該水切片の下端を下方へ屈曲
した化粧片とから略断面をクランク状に形成した水切り
材と、垂直な敷設片と該敷設片の表面に突起状の雨返片
を複数個形成した防水シートと、長尺板状の乾式壁材と
を備え、下地材上に固定されている水切り材と該水切り
材の固定片上に敷設されている乾式壁材との間に雨返片
が乾式壁材の裏面に当接するように防水シートが介在し
ていることを特徴とする外装防水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04027255A JP3075624B2 (ja) | 1992-01-18 | 1992-01-18 | 外装防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04027255A JP3075624B2 (ja) | 1992-01-18 | 1992-01-18 | 外装防水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05195589A true JPH05195589A (ja) | 1993-08-03 |
| JP3075624B2 JP3075624B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=12215971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04027255A Expired - Fee Related JP3075624B2 (ja) | 1992-01-18 | 1992-01-18 | 外装防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3075624B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0893065A (ja) * | 1994-09-28 | 1996-04-09 | Yodogawa Steel Works Ltd | 外壁パネル用の水切り材 |
| JPH09302907A (ja) * | 1996-05-20 | 1997-11-25 | Nichiha Corp | 外壁板の接合具及び接合方法 |
| JP2009007877A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Ig Kogyo Kk | 通気水切り |
| JP2011149207A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Nichiha Corp | 水切り |
-
1992
- 1992-01-18 JP JP04027255A patent/JP3075624B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JPH0893065A (ja) * | 1994-09-28 | 1996-04-09 | Yodogawa Steel Works Ltd | 外壁パネル用の水切り材 |
| JPH09302907A (ja) * | 1996-05-20 | 1997-11-25 | Nichiha Corp | 外壁板の接合具及び接合方法 |
| JP2009007877A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Ig Kogyo Kk | 通気水切り |
| JP2011149207A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Nichiha Corp | 水切り |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3075624B2 (ja) | 2000-08-14 |
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