JPH05195307A - マルチフィル糸の溶融紡糸装置及びフィラメント糸の製法 - Google Patents

マルチフィル糸の溶融紡糸装置及びフィラメント糸の製法

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JPH05195307A
JPH05195307A JP4236679A JP23667992A JPH05195307A JP H05195307 A JPH05195307 A JP H05195307A JP 4236679 A JP4236679 A JP 4236679A JP 23667992 A JP23667992 A JP 23667992A JP H05195307 A JPH05195307 A JP H05195307A
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spinning
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porous tube
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Diederich Schilo
シロ ディーデリヒ
Wolfgang Peschke
ペシュケ ヴォルフガング
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Akzo NV
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/08Melt spinning methods
    • D01D5/084Heating filaments, threads or the like, leaving the spinnerettes
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紡糸ノズル(2)、糸を固化するための冷却
装置(4)、フィラメントの集束装置(6)及び巻取部
(8)を備えていて、その際に少なくともノズル(2)
と第一集束装置(6)との間にほぼ垂直の紡糸線(A−
A)が存在する、巻取速度少なくとも2000m/分で
糸形成重合体からマルチフィル糸を溶融紡糸するための
装置並びにその使用を提供する。 【構成】 冷却装置が紡糸線(A−A)に対して同心配
置された、紡糸方向で開口している多孔性管(4)であ
り、その際に多孔性管(4)には冷媒を供給もしくは排
出する他の装置が前後に接続していない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の目的は、紡糸ノズル、糸
を固化するための冷却装置、フィラメントの集束装置及
び巻取部を備えていて、その際に少なくともノズルと第
一集束装置との間にほぼ垂直の紡糸線が存在する、巻取
速度少なくとも2000m/分で糸形成重合体からマル
チフィル糸を溶融紡糸するための装置である。本発明は
この装置をポリエステルフィラメント糸の製造に使用す
ることにも関する。
【0002】
【従来の技術】糸形成重合体からマルチフィル糸を製造
する際に、経済性の理由からマルチフィル糸の巻取速度
は基本因子である。巻取速度3500〜約5000m/
分は今日一般的であり、5000〜約12000m/分
の巻取速度も同様に公知である。この高い巻取速度、特
に5000m/分を上回る巻取速度では従来公知になっ
た製法から、製造に使用する装置の構造がますます重要
な役割をはたし、方法技術的特徴は次第に後退している
ことが明らかである。
【0003】例えば、ヨーロッパ特許公開第56963
号明細書に、ポリエステル繊維を巻取速度少なくとも5
000m/分で製造する方法が記載されており、この方
法では押し出したフィラメントを初めに少なくとも50
mmの長さの加熱区域を通し、かつその後巻き取る前に
直接吸収装置に案内する。図面から明らかなように、公
知方法を実施するために記載されている装置は簡単な構
造を特徴としている。
【0004】ヨーロッパ特許公開第95712号明細書
からこの公知の装置を更に簡単にすることが明らかであ
り、その際加熱区域の下部に初めに糸を固化する冷却装
置を、その後でフィラメントの集束装置を設けており、
それからマルチフィラメント糸を巻き取る。この装置の
必須成分は紡糸ノズルの下部の加熱区域、フィラメント
の集束位置並びに巻取速度7000m/分以上である。
同様の装置がヨーロッパ特許公開第117215号明細
書に記載されており、その装置ではフィラメントの集束
位置と共にノズルと巻き取りとの間の距離も必須用件と
して挙げられている。
【0005】従来記載された装置では糸を固化するため
に冷却装置が必要であると記載されているが、冷却装置
の構造については根拠が明らかではない。
【0006】冷却装置の構造に関してはヨーロッパ特許
公開第244216号明細書が、冷却空気を制御された
条件下に半径方向に線材ネットシリンダを介して外から
内に供給することを記載している。更にこの装置では狭
い管に移行する線材ネットシリンダの出口断面を強く狭
める必要があり、従って紡糸には莫大な経費が伴う。
【0007】WO90/02222ではフィラメント糸
を閉じられている紡糸室中に紡糸する。この紡糸室を冷
却装置として使用する場合、冷却空気をインジェクター
を介して吸引する。紡糸するにあたり初めにインジェク
ターを取り除かなければならないので、紡糸には莫大な
経費がかかる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡単
な構造を有し、かつ少なくとも2000m/分、特に少
なくとも5000m/分の巻取速度で糸形成重合体から
マルチフィル糸を製造するのに好適である冒頭に記載し
た種類の装置を開示することであり、更にこの装置では
紡糸を簡単に実施することができ、かつマルチフィル糸
を製造するためのその使用が特に多面的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、冷却装置が
紡糸線に対して同心配置された、紡糸方向で開口してい
る多孔性管であり、その際に多孔性管には冷媒を供給も
しくは排出する他の装置が前後に接続していないことに
より解決される。
【0010】特に非常に高い巻取速度でマルチフィル糸
を製造する場合冷媒の積極的な供給を行わないと特に良
好に実施できることが判明した。紡糸方向に開口してい
る多孔性管が紡糸ノズルに後接続しているだけで完全に
十分であり、冷媒を供給するためにあるいは周囲から隔
絶するためにその管に他の構造部材を設ける必要がない
ことは驚異的である。多孔性管を取り巻く空気が室温で
存在すれば十分であり、それ故本発明による装置は特に
経済的に作動する。本発明による装置に適用された冷却
装置の既に記載した特徴に加えて、多孔性管が紡糸線に
対して同心配置されていることだけが必要である。長さ
200〜1800mmが多孔性管にとって有利であるこ
とが明らかになった。
【0011】この様な紡糸装置を用いて実際にすべての
紡糸可能な重合体をマルチフィラメントに加工すること
ができる。とくにポリエチレンテレフタレート、ポリア
ミド、ポリアミド6、ポリアミド6,6、その共重合体
並びにこれらの重合体の混合物が本発明による装置で紡
糸するのに最も好適である。
【0012】本発明による装置の冷却装置の簡単な構造
に基づいて、その都度管の長さを最適な紡糸の経過に適
合させることも非常に簡単である。このためには範囲2
00〜1800mmの異なる長さの多孔性管のセットを
準備する必要があるにすぎず、その際に例えば各管の長
さはそれぞれ約100mmずつ異なる。更に簡単にする
ために多孔性管を望遠鏡型に構成することもできる。速
度5000〜10000m/分で巻き取るFOY糸を製
造するには200〜1200mmの多孔性管の長さが好
適であり、一般に2000〜5000m/分で巻き取る
ROY糸には長さ900〜1800mmの多孔性管を使
用すべきである。更に太いフィラメント又は更に高い全
繊度のフィラメント糸を製造するには前記の長さの上限
範囲の長さの多孔性管を使用すべきである。
【0013】多孔性管がその長さ方向において一定の断
面を有し、それにより装置の紡糸がとくに簡単に実施さ
れれば全く十分である。それというのもフィラメントは
管区域を自由落下して通過し、かつ管の下部で捕集する
ことができるからである。しかし他の管の形状、例えば
円錐台形の管も該当する。
【0014】糸の固化に必要な冷却用空気は糸の速度が
高いので糸によって多孔性管を通して吸引される。冷却
空気を用意する必要はない。特にポリエステルフィラメ
ント糸では標準状態で本発明の装置では十分である。そ
れというのもオペレータが快適な環境で本発明による装
置を操作することができるからである。本発明による装
置は公知の装置に比べて、状態調節した空気を供給する
ための通路が必要ないので容積は少なくてよい。紡糸の
際に屑は少ない。この装置は、冷却用空気の準備及び糸
の温度に作用を及ぼす他の装置が巻取工程まで必要ない
のでエネルギー要求量が特に低いので優れている。
【0015】特に高い紡糸速度の場合ノズルと巻取部と
の間の紡糸線がほぼ垂直に延びていると有利である。
【0016】本発明による装置では、多孔性管がシリン
ダ状に構成されていると特に有利であることが明らかで
あり、その際にシリンダの断面は実質的にすべての通常
の幾何学的な形状、例えば円形、台形、八角形又は六角
形を有していてよい。多孔性管の内側断面がフィラメン
ト束の外側輪郭線とほぼ同じ幾何学的形状を有する場合
が特に有利である。これにより、各フィラメントの特に
均一な固化が達成される。その際に、入口断面部でフィ
ラメント束と多孔性管の内壁との間の距離を、いずれに
せよ管壁との接触を回避するように選択すると有利であ
る。フィラメント束輪郭線と管璧との間の距離が5〜4
0mmであると有利であることが明らかであり、その際
により短い管では短い距離、例えば5〜20mm、より
長い管では長い距離、例えば20〜30mm、場合によ
っては40mmを保持すべきである。
【0017】多孔性管の材料を選択する際に、多孔性管
が紡糸ノズルに直接固定されていてよく、従って紡糸ノ
ズル中の温度ではまだ軟化しないようにだけ注意すべき
である。これには特に金属、特に鋼が好適である。少な
くとも多孔性管を紡糸ノズル、紡糸ヘッドもしくは紡糸
ノズルと多孔性管との間に接続している冷却遅延装置
に、多孔性管の範囲で空気の流入が多孔性管の孔系を介
してのみ可能であり、かつ紡糸ノズルの下方範囲への冷
媒の未制御の流入が有効に回避されるように接続すべき
である。
【0018】管の多孔度は最も簡単には孔付き管によ
り、あるいは又焼結金属により保証することができる。
原則的に、多孔度が空気の流速1m/秒で圧力損失約3
〜150Paをもたらす多孔性管すべてが好適であり、
その際に前記の空気速度では圧力損失は10Paの範囲
で有利であることが明らかになった。特に、多孔性管が
金属篩いから形成されていると有効であることが明らか
になり、その際に60メッシュの金属篩いが最も好適で
ある。金属篩いを安定化するため金属篩い管の内側に孔
板製の他の管を設けることができる。
【0019】多孔性管が直接紡糸ノズルに接続していて
もよい。しかし紡糸ノズルと多孔性管との間にフィラメ
ントの冷却を阻止する、多孔性管がそれに接続している
長さ300mmまでの装置が中間接続されていてよい。
【0020】例えば、フィラメント冷却の阻止は、冷却
を阻止する装置がフィラメントを包囲する熱い空気流よ
り成ることによって行うことができる。これによって特
に均一なゆっくりとしたフィラメントの冷却が達成され
る。熱い空気ジャケットが紡糸ノズルの温度とほぼ一致
する温度を有すると有利な結果が達成される。
【0021】熱い空気ジャケットは、紡糸ノズルがマル
チ紡糸ノズルであり、その中央部に融液の押出部が設け
られており、かつその中央部に対して、フィラメントを
包囲する熱い空気流が流出する1個以上の開口が同心配
置されていると特に有利に達成される。この際、中央部
に対して同心配置された開口が環状スリットであると特
に有利である。フィラメントの冷却を遅らせるためにこ
の様な紡糸ノズルを使用することについてはドイツ国特
許公開第3941824号明細書及びヨーロッパ特許公
開第0455897号明細書から公知である。
【0022】フィラメント冷却の阻止は、フィラメント
の冷却を阻止する装置が加熱された、特に加熱されてい
ない管であることによっても特に簡単に達成することが
できる。
【0023】多孔性管の紡糸ノズルに向いた側の長さ3
00mmまでの区域が被覆されていると、フィラメント
の冷却を阻止する装置は特に簡単である。被覆区域が紡
糸ノズルの直下に設けられていると優れている。
【0024】フィラメント冷却を阻止することによりゆ
っくりとしたフィラメントの冷却が達成され、それによ
り特に低い単一繊度で紡糸が妨げられずに促進される。
【0025】太いフィラメントを製造するに当たりもし
くは長い多孔性管を使用する際に多孔性管に紡糸ノズル
から200〜300mmの距離で被覆を設けると有利で
あることが判明した。
【0026】本発明による装置は、集束装置が紡糸ノズ
ルから400〜2200mmの距離に、ただし多孔性管
の少なくとも約100mm下方に設けると特に有利であ
ることが明らかになった。最も簡単には集束装置は糸ガ
イドであってよい。しかし集束装置が公知の整理塗布装
置(Praeparationsauftragsvo
rrichtung)であると特に有利である。
【0027】実際に本発明による装置では例えば900
0mmまでの紡糸ノズルと巻取部との間の特別大きな距
離を設けることもできる。本発明による装置は、巻取部
が紡糸ノズルの下方約2000〜4000mmに設けら
れていると特に有利であることが明らかになった。FO
Y糸を製造するに当たり紡糸速度6000m/分では紡
糸ノズルと巻取部との間の距離が2000〜3500m
m、殊に2400mm、POY糸を製造するに当たり紡
糸速度2000〜5000m/分では距離が2500〜
3500mm、殊に3000mmであると最も有利であ
ることが明らかになり、その際に3dtexより高い単
一繊度もしくは100dtexより高い全繊度の糸を製
造するに当たってはこの距離を4000mmまで長くす
べきである。そのような装置では特に建造高さが低いの
で優れており、それ故オペレータは平面で作業すればよ
い。従って、本発明による装置を新規に取り付ける際に
建造コストも低い。特に本発明による装置では故障が非
常に少ないので優れている。
【0028】たいていの場合巻取部の前にフィラメント
の交絡装置が配置されている。
【0029】紡糸ノズルの前部に重合体融液を押出機か
ら紡糸ノズルに供給するための融液管が接続されてお
り、その管中に固定式ミキサーが設けられていると紡糸
の妨害が更に低下する。この様にして紡糸したフィラメ
ント糸の均一性も有利な作用を受ける。固定式ミキサー
を融液管中の1ヵ所以上に配置すると有利である。
【0030】固定式ミキサーを紡糸ノズルの前部に接続
したフィルタパッケージの直前に配置すると特に有利で
あることが明らかになった。紡糸ノズルの前部に接続し
たフィルタパッケージでは、できるだけ強力な濾過が保
証されるよう注意すると優れている。
【0031】ポリエステルフィラメント糸を製造するに
当たり本発明による装置を使用して、ポリエステルフィ
ラメント糸を10000m/分までの速度で巻き取る際
に、これによりえられる糸は低い変動係数、低い沸騰−
及び熱風収縮値を有し、かつ特に簡単にかつ深味のある
色に染色することができる。巻取速度6000〜800
0m/分でポリエステル糸を製造する際に本発明による
装置を使用することは特に有利であることが明らかにな
った。既に記載したように、本装置の使用はポリエチレ
ンテレフタレート、ポリアミド、ポリアミド6、ポリア
ミド6,6、その共重合体又はこれらの重合体の混合物
からフィラメント糸を製造するのに特に有利であること
が明らかになった。本装置は、フィラメント糸を速度2
000〜8000m/分で巻き取り、その後でフィラメ
ント糸のフィラメントが単一繊度0.1〜5dtexを
有するフィラメント糸の製造に使用する場合にも同様に
好適である。従って、本発明による装置を使用して単一
繊度が約0.1〜1.5dtexの範囲であるマイクロ
繊維も特に有利に製造することができるが、フィラメン
ト糸のフィラメントの単一繊度を低くすればするほど、
巻取速度及び機械の高さを低く選択することが望まし
い。
【0032】本発明による装置はPOY糸の製造にも好
適である。それ故、本発明による装置をポリエステル糸
の製造に使用することも優れており、その際にポリエス
テル糸を速度2000〜5000m/分で巻き取る。
【0033】本発明による装置を添付図面により詳説す
る。
【0034】紡糸ノズル2は紡糸ヘッド1中に取り付け
られている。紡糸ノズル2から多数のフィラメント3が
押し出され、フィラメントは紡糸ノズルの直下に多孔性
管4により受容される。多孔性管4から出た後でフィラ
メントは集束装置6−図面では糸ガイド−を介して糸に
集束される。フィラメントを糸でよりよく集束するため
に空気交絡ユニット7を巻取部8の前部に組み込むこと
ができる。空気交絡ユニット7には特に平行板ノズルが
好適であり、これを吹き込み圧1.5〜8barで作動
すると有利であり、その際に紡糸速度を高く調節すれば
するほど、圧力を高く選択すべきである。紡糸線A−A
に沿って例えば糸監視装置のような糸監視システム及び
糸切断機を配置することができる(図示せず)。
【0035】本装置の使用を次の実施例に基ずき詳説す
る。初めに表中に本発明による装置の基本的特徴、保持
された方法条件並びに得られた糸の性質を総括した。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】表について次に説明する:実験Dでは、3
6孔の紡糸ノズルを使用した。それは直径約250μm
に相当する三角形断面に関してY形異形断面を有する。
【0040】顆粒の湿分は、試料を真空中で200℃に
加熱し、かつ達した蒸気圧を読み取ることにより測定し
た。検量線により顆粒の湿分を確定することができる。
【0041】相対溶液粘度は標準ウベローデ粘度計で測
定した。その際に予めn−クレゾール中の1%溶液を製
造した。測定は25℃で行った。一方で溶液の通過時間
を、他方で溶媒の通過時間を同じ粘度計中で測定し、そ
れらから両方の通過時間の比として相対粘度を計算す
る。
【0042】交絡ノズルとして平行板ノズルを使用し、
その際にいたの間隔は1.2mmであり、かつ直角に延
びている空気供給部の直径は1.1mmである。
【0043】ウスター(Uster)CV100に関す
る数値はウスターテスターII−cにより繊度均一性に
関して測定した。測定は20℃及び相対湿度65%で実
施した。試験速度は2.5mで100m/分であった。
【0044】熱風収縮の測定に当たっては糸の長さ10
mmのストランドを巻き取る。室温20℃及び相対湿度
65%で1時間の緩和時間後に0.5cN/texの負
荷下に出発長さを測定する。その後、炉中で190℃で
熱風の作用に15分間曝す。20℃及び相対湿度65%
で1時間状態調節した後でストランドの長さを測定す
る。糸の長さの変化は出発値に対するものである。
【0045】開繊長さ(Oeffnungslaeng
e)の測定はロトシルド(Rothschild)社の
エントアングルメントテスター(Entangleme
nttester)を介して行う。試験は20℃及び相
対湿度25%で実施する。試験した繊度範囲50〜20
0dtexでは前緊張力は10cNであり、針(tri
plevel)の解繊力(Ausloesekraf
t)は20cNである。
【0046】染色均一性の測定に当たっては温度30〜
35℃を有する水及び洗剤より成る溶液中で糸から製造
した編製チューブを洗浄する。引き続いて編製チューブ
を蒸気スオード上に張り、定着させるために脚台で11
0℃に予熱した蒸気箱中に搬入する。滞留時間は10分
間である。引き続き染色を水、60%酢酸及び染料フォ
ロンブルー(Foronblue)E−BLからの溶液
中で行う。染液中での滞留時間は温度約125℃で約5
0分である。最後に編製チューブを乾燥させ、かつ確定
した標準に対して視角的に評価した。染色均一性に関し
ては評点1〜10に区分し、その際に評点10は評価
“非常に良好”に相当する。縞状染色の場合にも評点を
1〜10に分け、その際に評点10は特に均一な製品に
与えられる。むら(Stipp:糸の太い部分)に関し
ては1〜6の評点を与え、その際に評点6がむらが絶対
ないことを表す。
【0047】前記の表から明らかなように、本発明の装
置を使用する際に、非常に良好な均一性(Uster
CV 100)及び良好と評価された染色均一性及び縞
状染色性に優れている糸が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマルチフィル糸の溶融紡糸装置を
示す。
【符号の説明】
2 紡糸ノズル、 3 フィラメント束、 4 冷却装
置、 6 集束装置、7 交絡装置、 8 巻取部

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡糸ノズル(2)、糸を固化するための
    冷却装置(4)、フィラメントの集束装置(6)及び巻
    取部(8)を備えていて、その際に少なくともノズル
    (2)と第一集束装置(6)との間にほぼ垂直の紡糸線
    (A−A)が存在する、巻取速度少なくとも2000m
    /分で糸形成重合体からマルチフィル糸を溶融紡糸する
    ための装置において、冷却装置が紡糸線(A−A)に対
    して同心配置された、紡糸方向で開口している多孔性管
    (4)であり、その際に多孔性管(4)には冷媒を供給
    もしくは排出する他の装置が前後に接続していないこと
    を特徴とするマルチフィル糸の溶融紡糸装置。
  2. 【請求項2】 紡糸線がノズル(2)と巻取部(8)と
    の間でほぼ垂直に延びていることを特徴とする請求項1
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 冷却装置を構成する多孔性管(4)が2
    00〜1800mmの長さを有することを特徴とする請
    求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 多孔性管の壁を通して空気が速度1m/
    分で流動する場合、多孔性管は圧力損失約3〜150P
    aを有することを特徴とする請求項1から3までのいず
    れか1項記載の装置。
  5. 【請求項5】 多孔性管(4)がシリンダ状に構成され
    ており、その際その内側断面がフィラメント束(3)の
    外側輪郭線とほぼ同じ幾何学的形状を有することを特徴
    とする請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 多孔性管(4)が、孔板により支持され
    ていてもよい金属篩いから構成されていることを特徴と
    する請求項1から5までのいずれか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 金属篩いが60メッシュの篩いであるこ
    とを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 多孔性管(4)が直接紡糸ノズル(2)
    に接続していることを特徴とする請求項1から7までの
    いずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 紡糸ノズル(2)の直下にフィラメント
    の冷却を阻止する長さ300mmまでの装置が設けられ
    ていて、該装置に多孔性管(4)が接続していることを
    特徴とする請求項1から7までのいずれか1項記載の装
    置。
  10. 【請求項10】 フィラメントの冷却を阻止する装置が
    フィラメントを包囲する熱い空気流より成ることを特徴
    とする請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 紡糸ノズルがマルチノズルであり、そ
    の中央部に融液の押出部が設けられており、かつ中央部
    に対して同心状に開口1個又は数個が設けられていて、
    その開口を通してフィラメントを包囲する熱い空気流が
    流出することを特徴とする請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 中央部に対して同心状に設けられてい
    る開口が環状スリットであることを特徴とする請求項1
    1記載の装置。
  13. 【請求項13】 フィラメントの冷却を阻止する装置が
    加熱されている管より成ることを特徴とする請求項9記
    載の装置。
  14. 【請求項14】 フィラメントの冷却を阻止する装置が
    加熱されていない管より成ることを特徴とする請求項9
    記載の装置。
  15. 【請求項15】 フィラメントの冷却を阻止するために
    多孔性管(4)の紡糸ノズル(2)の側で300mmま
    での区域(5)が被覆されていることを特徴とする請求
    項1から8までのいずれか1項記載の装置。
  16. 【請求項16】 被覆区域(5)が紡糸ノズル(2)の
    直下に設けられていることを特徴とする請求項15記載
    の装置。
  17. 【請求項17】 被覆区域が紡糸ノズルから200〜3
    00mmの距離に設けられていることを特徴とする請求
    項15記載の装置。
  18. 【請求項18】 集束装置(6)が紡糸ノズル(2)か
    ら400〜2200mmの距離に、ただし多孔性管
    (4)の下方少なくとも約100mmに設けられている
    ことを特徴とする請求項1から17までのいずれか1項
    記載の装置。
  19. 【請求項19】 集束装置(6)が公知の整理用塗布装
    置であることを特徴とする請求項1から18までのいず
    れか1項記載の装置。
  20. 【請求項20】 巻取部(8)が紡糸ノズル(2)の下
    方約2000〜4000mmに設けられていることを特
    徴とする請求項1から19までのいずれか1項記載の装
    置。
  21. 【請求項21】 巻取部(8)の前部にフィラメントを
    交絡する装置(7)が設けられていることを特徴とする
    請求項1から20までのいずれか1項記載の装置。
  22. 【請求項22】 紡糸ノズルの前方に重合体融液を押出
    機から紡糸ノズルに供給する融液管が接続しており、該
    管中に少なくとも1個の固定式ミキサーが設けられてい
    ることを特徴とする請求項1から21までのいずれか1
    項記載の装置。
  23. 【請求項23】 固定式ミキサーが押出機と紡糸ノズル
    との間の融液管中で1又は数個所で設けられていること
    を特徴とする請求項22記載の装置。
  24. 【請求項24】 固定式ミキサーが紡糸ノズルに前接続
    されているフィルタパッケージの直前に設けられている
    ことを特徴とする請求項22又は23記載の装置。
  25. 【請求項25】 請求項1から24までのいずれか1項
    記載の装置を使って、フィラメント糸を10000m/
    分までの速度で巻き取ることを特徴とするフィラメント
    糸の製法。
  26. 【請求項26】 ポリエチレンテレフタレート、ポリア
    ミド、ポリアミド6、ポリアミド6,6、その共重合体
    又はそれらの混合物よりなるフィラメント糸を製造する
    請求項25記載の製法。
  27. 【請求項27】 請求項1から24までのいずれか1項
    記載の装置を使って、ポリエステルフィラメント糸を1
    0000m/分までの速度で巻き取る請求項25記載の
    製法。
  28. 【請求項28】 請求項1から24までのいずれか1項
    記載の装置を使って、ポリエステル糸を5000〜80
    00m/分の速度で巻き取る請求項27記載の製法。
  29. 【請求項29】 請求項1から24までのいずれか1項
    記載の装置を使って、ポリエステル糸を2000〜50
    00m/分の速度で巻き取る請求項28記載の製法。
  30. 【請求項30】 請求項1から24までのいずれか1項
    記載の装置を使って、フィラメント糸を2000〜80
    00m/分の速度で巻き取り、その後フィラメント糸の
    フィラメントが単一繊度0.1〜6dtexを有する請
    求項25記載の製法。
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