JPH05193514A - 作業車の旋回操作構造 - Google Patents

作業車の旋回操作構造

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JPH05193514A JP539292A JP539292A JPH05193514A JP H05193514 A JPH05193514 A JP H05193514A JP 539292 A JP539292 A JP 539292A JP 539292 A JP539292 A JP 539292A JP H05193514 A JPH05193514 A JP H05193514A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 左右一対の後輪のうちの選択された一方を制
動可能な左右一対のサイドブレーキと、前輪を直進位置
から左右一方に設定角度以上に操向操作するとこの操向
操作に連動して、サイドブレーキのうちの旋回内側を自
動的に制動側に操作する操作手段とを備えた作業車の旋
回操作構造において、高速走行時に旋回操作を行った場
合の安全性を向上させる。 【構成】 走行用の変速装置を高速側に操作するとこの
操作に連動して、サイドブレーキ11R,11L用の操
作手段16の作動を停止させる牽制手段19を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農用トラクタや乗用型田
植機等のような四輪型式の作業車における旋回操作構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】四輪型式の作業車の一例である農用トラ
クタにおいては、左右の後輪に対して後輪の各々を独立
に制動操作可能な左右一対のサイドブレーキを備えてい
るものがあり、操縦部に備えられた左右一対のサイドブ
レーキペダルの一方を踏み操作することにより、一方の
サイドブレーキを制動側に操作する。これによって、旋
回時に旋回内側の後輪に制動を掛けることにより、制動
側の後輪を中心とした小回り旋回が可能になる。近年に
おいては前輪の操向操作とサイドブレーキとを連係させ
ることにより、操縦ハンドルの操作により前輪を直進位
置から設定角度以上に操向操作すると、これに連動して
サイドブレーキペダルを踏み操作しなくても、自動的に
旋回内側のサイドブレーキが制動側に操作されるように
構成しているものがあり、小回り旋回時の操作性を向上
させているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】旋回時において旋回内
側の後輪に制動を掛けると小回り旋回が可能になるが、
旋回半径がかなり小さくなるので、高速で走行している
状態での旋回時に旋回内側の後輪に制動が掛かると、急
激に小回り旋回するような状態となる。従って、高速で
の走行時には前輪とサイドブレーキとの連係を断って、
旋回時に旋回内側のサイドブレーキが制動側に操作され
ない状態に事前に切換操作しておく必要がある。しかし
ながら、高速走行時に作業者が前述の切換操作を忘れ
て、そのままの状態で旋回してしまうと、急激に小回り
旋回するような状態となってしまうので、安全性の面で
改良の余地がある。本発明は旋回時に旋回内側のサイド
ブレーキが自動的に制動側に操作されるように構成した
作業車において、安全性を向上させることを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな作業車の旋回操作構造において、次のように構成す
ることにある。つまり、左右一対の後輪のうちの選択さ
れた一方を制動可能な左右一対のサイドブレーキと、直
進位置からの前輪の左右の操向角度を検出する操向角度
検出手段とを備えて、前輪が直進位置から左右一方に設
定角度以上に操向操作されるとこの操向操作に連動し
て、サイドブレーキのうちの旋回内側を制動側に操作す
る操作手段を備えると共に、走行用の変速装置を高速側
に操作するとこの操作に連動して、操作手段の作動を停
止させる牽制手段を備えている。
【0005】
【作用】前述のように構成すると、走行用の変速装置を
低速側に操作しての低速走行時において、前輪を直進位
置から左右一方に設定角度以上に操向操作して旋回を行
うと、操作手段が作動して旋回内側のサイドブレーキが
制動側に操作され小回り旋回が行える。この場合、機体
の走行速度が低速であるので、旋回内側のサイドブレー
キが制動側に操作されても、旋回時に安全性が損なわれ
ることはない。そして、以上の状態から走行用の変速装
置を高速側に操作して高速走行に移行したとする。この
ようにすると、この高速側への操作に連動し自動的に牽
制手段が作動して、前述の操作手段の作動が停止する。
これにより、高速走行時に旋回操作を行っても、旋回内
側の後輪のサイドブレーキが制動側に操作されることは
ない。以上のように、走行用の変速装置の高速側への操
作は、低速走行状態から高速走行状態に移行する場合に
必ず行われるので、高速走行時において旋回内側のサイ
ドブレーキが制動側に操作されない状態に切換操作する
ことを忘れることはない。そして、従来の構造では高速
側への操作及び前述の切換操作の両操作を別々に行って
いたが、本発明ではこの両操作が一つの操作で行えるこ
とになる。
【0006】
【発明の効果】以上のように、高速走行での旋回時には
旋回内側の後輪のサイドブレーキが制動側に操作されな
い状態に必ず切換操作されるように構成することができ
て、高速走行での旋回時の安全性を向上させることがで
きた。そして、高速走行への移行時に前述の切換操作も
同時に行えるようになり、操作性も向上させることがで
きた。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図5及び図1は作業車の一例である四輪駆動型の
農用トラクタを示しており、前輪1及び後輪2で支持さ
れた機体の前部にエンジン3、後部にミッションケース
4を備えて農用トラクタが構成されている。
【0008】エンジン3からの動力はミッションケース
4内の主変速装置(多段のギヤ変速型式)(図示せ
ず)、第1副変速装置(高中低3段のギヤ変速型式)
(図示せず)、及び第2副変速装置(高低2段のギヤ変
速型式)(図示せず)を介して、後輪デフ機構5から左
右の後輪2に伝達される。そして、後輪デフ機構5の直
前から分岐した動力が前輪変速装置6、前輪出力軸7及
び前輪デフ機構8を介して左右の前輪1に伝達される。
【0009】図1に示す前輪変速装置6は、前輪1が後
輪2と略同じ速度で駆動される状態で伝動する標準状態
と、前輪1が後輪2よりも高速で駆動される状態で伝動
する増速状態の2状態に切換操作可能である。図1に示
すように、2状態切換操作用のシフト部材9がバネ10
によって標準ギヤ20との咬合側に付勢されており、通
常はシフト部材9が標準ギヤ20に咬合して標準状態と
なっている。そして、シフト部材9と標準ギヤ20との
間に形成されている油室(図示せず)内に作動油を供給
すると、シフト部材9が紙面左方にスライドし摩擦クラ
ッチ21を押圧入り操作して、増速状態が得られる。
【0010】図1に示すように左右の後輪2に対して、
各後輪2を各々独立に制動可能なサイドブレーキ11
R,11Lが設けられている。図1及び図3に示すよう
に、操縦部の床面の右側にサイドブレーキペダル12
R,12Lが左右一対配置されており、この左右のサイ
ドブレーキペダル12R,12Lとサイドブレーキ11
R,11Lとが、シリンダ13R,13L及び連係ロッ
ド14を介して連動連結されている。
【0011】以上の構造により、左右のサイドブレーキ
ペダル12R,12Lを踏み操作することにより、左右
のサイドブレーキ11R,11Lを各々独立に制動側に
操作することができる。そして、図3に示すようにシリ
ンダ13R,13Lはバネ13aで伸長側に付勢されて
おり、作動油を供給してシリンダ13R,13Lを収縮
操作することにより、左右のサイドブレーキ11R,1
1Lを制動側に操作することが可能である。
【0012】次に、前輪1の操向操作と左右のサイドブ
レーキ11R,11L及び前輪変速装置6とに連係につ
いて説明する。図1に示すように、ポンプ15からの作
動油が制御弁16(操作手段に相当)を介して、左右の
サイドブレーキ11R,11L及び前輪変速装置6に供
給されている。制御弁16は、前輪変速装置6における
シフト部材9と標準ギヤ20との間の油室、及び左右の
サイドブレーキペダル12R,12Lのシリンダ13
R,13Lを排油状態とする直進位置16N、ポンプ1
5からの作動油を前輪変速装置6の油室及び右側のシリ
ンダ13Rに供給し、左側のシリンダ13Lを排油状態
とする右旋回位置16R、並びに、作動油を前輪変速装
置6の油室及び左側のシリンダ13Lに供給し、右側の
シリンダ13Rを排油状態とする左旋回位置16Lの3
位置切換式である。
【0013】そして、図1に示すように前輪1の操向操
作用のピットマンアーム17に、扇型のカム板18(操
向角度検出手段に相当)が固定されており、制御弁16
の操作部16aがカム板18に接当している。図1に示
す状態は前輪1を直進位置に操作している状態であり、
制御弁16が直進位置16Nに操作されている状態であ
る。この状態で左右のサイドブレーキ11R,11Lが
非制動状態であり、前輪変速装置6のシフト部材6が標
準ギヤ20に咬合して、前輪1が後輪2と略同じ速度で
駆動される標準状態となっている。
【0014】図1に示す状態から前輪1を右側に設定角
度以上に操向操作すると、カム板18により制御弁16
が右旋回位置16Rに切換操作される。従って、前輪変
速装置6の摩擦クラッチ21が入り操作されて、前輪1
が後輪2よりも高速で駆動される増速状態になると共
に、右のシリンダ13Rに作動油が供給されこれが収縮
して、右のサイドブレーキ11Rが制動側に操作され
る。これにより、前輪1が高速で駆動されることと、旋
回内側の右の後輪2に制動が掛かることにより、機体が
円滑に右に小回り旋回する。
【0015】逆に、図1に示す状態から前輪1を左側に
設定角度以上に操向操作すると、カム板18により制御
弁16が左旋回位置16Lに切換操作される。従って、
前輪変速装置6の摩擦クラッチ21が入り操作されて、
前輪1が後輪2よりも高速で駆動される増速状態になる
と共に、左のシリンダ13Lに作動油が供給されこれが
収縮して、左のサイドブレーキ11Lが制動側に操作さ
れる。これにより、前輪1が高速で駆動されることと、
旋回内側の左の後輪2に制動が掛かることにより、機体
が円滑に左に小回り旋回する。
【0016】この農用トラクタにおいては、高速走行で
の旋回時には前述のような自動的なサイドブレーキ11
R,11Lの制動側への操作、及び、前輪変速装置6の
増速状態側への操作が行われないように構成しており、
次にこの構造について説明する。図1に示すようにポン
プ15と制御弁16との間に、切換弁19(牽制手段に
相当)が配置されている。この切換弁19はポンプ15
からの作動油を排油状態とする排油位置19aと、ポン
プ15からの作動油を制御弁16に供給する供給位置1
9bの2位置切換式でロータリ式であり、図1及び図2
に示すバネ22により排油位置19a側に付勢されてい
る。
【0017】図2に示すように、切換弁19は左側の機
体フレーム(図示せず)に設けられており、切換弁19
のロータリ式のスプール(図示せず)に操作板23が固
定されている。この操作板23に設けられた長孔23a
に固定のピン24が挿入されており、操作板23を排油
位置19aと供給位置19bとの範囲のみで揺動するよ
うに規制しており、操作板23を排油位置19a側に付
勢する前述のバネ22が設けられている。
【0018】そして、右側の機体フレーム(図示せず)
の横軸芯P1回りに、側面視L字状のベルクランク25
が揺動自在に支持されており、ベルクランク25の一端
と操作板23とが、右側の機体フレームに沿う連係ロッ
ド26、左右の機体フレームに亘る回動軸27、融通用
のバネ28(図2のバネ22よりも付勢力は大)及び連
係ロッド29を介して連動連結されている。これに対し
て、図4に示すように主変速装置用の主変速レバー3
0、第1及び第2副変速装置用の副変速レバー31、並
びにその操作系が操縦席32の左側に配置されており、
図2に示すように第1及び第2副変速装置の変速操作に
基づいて、上下に揺動操作される第1操作アーム33及
び第2操作アーム34が、ミッションケース4の右側の
側面に設けられている。
【0019】以上の構造により、図4に示す副変速レバ
ー31を高速位置H(第1及び第2副変速装置が高速位
置)、中速位置M(第1副変速装置が中速位置で、第2
副変速装置が高速位置)に操作している状態では、第1
及び第2操作アーム33,34は最下方まで揺動操作さ
れず、図2に示す状態を維持している。これにより、操
作板23及び切換弁19が排油位置19aに保持され
て、旋回時に前述のような自動的なサイドブレーキ11
R,11Lの制動側への操作、及び、前輪変速装置6の
増速状態側への操作は行われない。
【0020】そして、副変速レバー31を低速位置L
(第1副変速装置が低速位置で、第2副変速装置が高速
位置)に操作すると、第1操作アーム33が最下方に揺
動操作されて、その位置に保持される。これにより、第
1操作アーム33によってベルクランク25が紙面時計
方向に揺動操作されて、操作板23及び切換弁19が供
給位置19bに操作保持される。従って、旋回時に前述
のような自動的なサイドブレーキ11R,11Lの制動
側への操作、及び、前輪変速装置6の増速状態側への操
作が行われるのである。
【0021】次に、副変速レバー31を超低速位置C
(第1及び第2副変速装置が低速位置)に操作すると、
第2操作アーム34が下方に揺動操作されて、その位置
に保持される。これにより、第2操作アーム34によっ
てベルクランク25が紙面時計方向に揺動操作されて、
操作板23及び切換弁19が供給位置19bに操作保持
される。従って、旋回時に前述のような自動的なサイド
ブレーキ11R,11Lの制動側への操作、及び、前輪
変速装置6の増速状態側への操作が行われるのである。
【0022】図2に示すように機体の操縦部に、ON位
置とOFF位置とに亘り上下に揺動操作自在で、OFF
位置で保持可能な切換レバー35が備えられている。操
作板23に連結された連係ロッド36が切換レバー35
付近にまで延出されている。これによって、副変速レバ
ー31を低速位置L又は超低速位置Cに操作して、操作
板23及び切換弁19が供給位置19bに操作されてい
る状態において、切換レバー35をOFF位置に操作し
保持すれば、切換レバー35が連係ロッド36の上端に
接当して、操作板23及び切換弁19を排油位置19a
に押し下げる。従って、副変速レバー31を低速位置L
又は超低速位置Cに操作している状態でも、旋回時に前
述のような自動的なサイドブレーキ11R,11Lの制
動側への操作、及び、前輪変速装置6の増速状態側への
操作は行われないのである。
【0023】〔別実施例〕高速走行での旋回時に自動的
なサイドブレーキ11R,11Lの制動側への操作、及
び、前輪変速装置6の増速状態側への操作が行われない
ようにする構成を次のように構成してもよい。図6に示
すように、機体フレームの横軸芯P2回りに支持アーム
37が、上下揺動自在で下方側に付勢されて支持されて
いる。そして、前述の図4に示す副変速レバー31と操
作板23とが、ワイヤ38のインナー38aにより連動
連結され、ワイヤ38のアウター38bの端部が支持ア
ーム37の紙面右端に取り付けられている。そして、操
作板23及び切換弁19はバネ22により排油位置19
a側に付勢されており、副変速レバー31を低速位置L
及び超低速位置Cに操作すると、インナー38aが引き
操作されて操作板23及び切換弁19が供給位置19b
に操作保持されるように構成している。
【0024】そして、切換レバー35と支持アーム37
とが連係ロッド39を介して連係されており、切換レバ
ー35をOFF位置に操作すると支持アーム37が二点
鎖線で示すように下向きに角度変更操作される。これに
より、インナー38aの先端(操作板23との連結点)
を中心として、図6の実線で示す状態のアウター38b
の端部が描く円弧Aよりも、実際にはアウター38bの
端部が操作板23側に入り込む。従って、その分だけイ
ンナー38aが弛むことになるので、この状態で副変速
レバー31を低速位置L及び超低速位置Cに操作して
も、インナー38aの弛みが消えるだけで、操作板23
及び切換弁19は供給位置19bに操作されない。
【0025】図2及び図6以外の構成として、高速走行
での旋回時に自動的なサイドブレーキ11R,11Lの
制動側への操作、及び、前輪変速装置6の増速状態側へ
の操作が行われないようにする構成を、図7のように構
成してもよい。ミッションケース4の横側面の横軸芯P
3周りに支持板40が揺動操作自在に支持されており、
ミッションケース4の横側面の横軸芯P4周りに操作ア
ーム42が揺動操作自在に支持されて、操作アーム42
の端部42aが支持板40の長孔40aに挿入されてい
る。そして、ワイヤ41のアウター41bの端部が支持
板40に取り付けられると共に、ワイヤ41のインナー
41aの一端が操作アーム42の端部42aに連結さ
れ、他端が融通用のバネ43(バネ22よりも強い付勢
力を持つ)を介して操作板23に連結されている。
【0026】以上の構造により、図4に示す副変速レバ
ー31を高速位置H及び中速位置Mに操作すれば、操作
アーム42及びその端部42aもこれに対応する高速位
置H及び中速位置Mに揺動操作される。この場合に、イ
ンナー41aが少し引き操作されるが、この程度では操
作板23は供給位置19bには操作されない。
【0027】そして、副変速レバー31を低速位置Lに
操作すると、操作アーム42及びその端部42aもこれ
に対応する低速位置Lに操作される。この状態でインナ
ー41aが大きく引き操作されるので、操作板23が供
給位置19bに操作される。そして、副変速レバー31
を超低速位置Cに操作すると、操作アーム42が実線に
示す姿勢に残った状態で支持板40が反時計方向に揺動
操作される。これにより、操作アーム42の端部42a
がこれに対応する超低速位置Cに操作されるので、イン
ナー41aが大きく引き操作され、操作板23が供給位
置19bに操作されるのである。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】左右のサイドブレーキ、前輪変速装置、制御弁
及び切換弁の連係状態を示す回路図
【図2】切換弁、第1及び第2副変速装置、切換レバー
の連係状態を示す側面図
【図3】サイドブレーキペダルとサイドブレーキとの連
結状態及び連結用のシリンダの縦断側面図
【図4】主変速レバー及び副変速レバー付近の平面図
【図5】農用トラクタの全体側面図
【図6】第1別実施例における切換弁付近の側面図
【図7】第2別実施例における切換弁付近の側面図
【符号の説明】
1 前輪 2 後輪 11R,11L サイドブレーキ 16 操作手段 18 操向角度検出手段 19 牽制手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 榮一 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の後輪(2)のうちの選択され
    た一方を制動可能な左右一対のサイドブレーキ(11
    R),(11L)と、直進位置からの前輪(1)の左右
    の操向角度を検出する操向角度検出手段(18)とを備
    えて、前輪(1)が直進位置から左右一方に設定角度以
    上に操向操作されるとこの操向操作に連動して、前記サ
    イドブレーキ(11R),(11L)のうちの旋回内側
    を制動側に操作する操作手段(16)を備えると共に、
    走行用の変速装置を高速側に操作するとこの操作に連動
    して、前記操作手段(16)の作動を停止させる牽制手
    段(19)を備えている作業車の旋回操作構造。
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