JPH05188830A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH05188830A JPH05188830A JP4006322A JP632292A JPH05188830A JP H05188830 A JPH05188830 A JP H05188830A JP 4006322 A JP4006322 A JP 4006322A JP 632292 A JP632292 A JP 632292A JP H05188830 A JPH05188830 A JP H05188830A
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- JP
- Japan
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- photoconductor
- image forming
- cleaning blade
- toner
- forming apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 感光体やクリーニングブレードを清掃あるい
は交換した後のクリーニングブレードエッヂへのトナー
塗布作業を自動化して、作業効率を向上させ、トナーが
飛散して環境が汚染することなく、感光体の作像のため
の回転開始時に、クリーニングブレードの巻き込みや、
クリーニングブレードエッヂの破損が生じない画像形成
装置を提供する。 【構成】 感光体を帯電する帯電手段と、トナーの帯電
極性と同極性の現像バイアスを印加する反転現像手段
と、感光体の作像方向の回転に対してカウンター方向に
当接するクリーニングブレードとを有する画像形成装置
において、感光体の回転を作像方向に対して逆回転する
手段と、反転現像手段によって感光体上にトナー像を作
像しながら、感光体を逆回転して、トナー像がクリーニ
ングブレードと感光体との当接部位を通過したときに、
感光体を作像方向に回転する制御手段とを設けた。
は交換した後のクリーニングブレードエッヂへのトナー
塗布作業を自動化して、作業効率を向上させ、トナーが
飛散して環境が汚染することなく、感光体の作像のため
の回転開始時に、クリーニングブレードの巻き込みや、
クリーニングブレードエッヂの破損が生じない画像形成
装置を提供する。 【構成】 感光体を帯電する帯電手段と、トナーの帯電
極性と同極性の現像バイアスを印加する反転現像手段
と、感光体の作像方向の回転に対してカウンター方向に
当接するクリーニングブレードとを有する画像形成装置
において、感光体の回転を作像方向に対して逆回転する
手段と、反転現像手段によって感光体上にトナー像を作
像しながら、感光体を逆回転して、トナー像がクリーニ
ングブレードと感光体との当接部位を通過したときに、
感光体を作像方向に回転する制御手段とを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クリーニングブレー
ドの破損防止装置を有する電子写真方式を用いた画像形
成装置に関する。
ドの破損防止装置を有する電子写真方式を用いた画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式を用いた画像形成装
置は、その大部分がこの発明の実施例と同一であるの
で、図1を参照して説明する。それは感光体1を帯電装
置2によって均一に帯電し、図示しない露光手段によっ
て静電潜像を形成し、帯電極性と同極性の現像バイアス
を印加した反転現像装置3によって静電潜像を顕像化
し、転写装置4により感光体上に顕像化されたトナー画
像を記録紙5に転写し、転写後に感光体1上に残留する
トナーをクリーニング装置6で除去し、その後、除電ラ
ンプ7により感光体1上の残留電荷を除去するようにな
っている。クリーニング装置6は感光体1に対してカウ
ンター方向に当接するクリーニングブレード8および入
口シール9により構成されている。そしてクリーニング
ブレード8や感光体1を清掃したり、交換したとき、ク
リーニングブレード8にカウンター機構を用いる場合、
クリーニングブレード8のエッヂ部にトナー12やカイナ
ーなどの粉末が付着していない状態で感光体1を回転さ
せると、クリーニングブレード8の巻き込みや、クリー
ニングブレード8のエッヂ部の破損が生じるという問題
がある。このような問題を解決する方策として、感光体
1やクリーニングブレード8を清掃あるいは交換した
後、感光体1が作像のための回転を開始する前に、感光
体1上やクリーニングブレード8のエッヂ部にトナー12
あるいはカイナーのような粉末を手作業で塗布すること
が行われている。なお10は現像スリーブ、13は本体側板
をそれぞれ示す。
置は、その大部分がこの発明の実施例と同一であるの
で、図1を参照して説明する。それは感光体1を帯電装
置2によって均一に帯電し、図示しない露光手段によっ
て静電潜像を形成し、帯電極性と同極性の現像バイアス
を印加した反転現像装置3によって静電潜像を顕像化
し、転写装置4により感光体上に顕像化されたトナー画
像を記録紙5に転写し、転写後に感光体1上に残留する
トナーをクリーニング装置6で除去し、その後、除電ラ
ンプ7により感光体1上の残留電荷を除去するようにな
っている。クリーニング装置6は感光体1に対してカウ
ンター方向に当接するクリーニングブレード8および入
口シール9により構成されている。そしてクリーニング
ブレード8や感光体1を清掃したり、交換したとき、ク
リーニングブレード8にカウンター機構を用いる場合、
クリーニングブレード8のエッヂ部にトナー12やカイナ
ーなどの粉末が付着していない状態で感光体1を回転さ
せると、クリーニングブレード8の巻き込みや、クリー
ニングブレード8のエッヂ部の破損が生じるという問題
がある。このような問題を解決する方策として、感光体
1やクリーニングブレード8を清掃あるいは交換した
後、感光体1が作像のための回転を開始する前に、感光
体1上やクリーニングブレード8のエッヂ部にトナー12
あるいはカイナーのような粉末を手作業で塗布すること
が行われている。なお10は現像スリーブ、13は本体側板
をそれぞれ示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような電子写真
方式を用いた画像形成装置において、感光体やクリーニ
ングブレードを清掃あるいは交換した後、感光体が作像
のための回転を開始する前に、クリーニングブレードの
エッヂ部や感光体表面にトナーあるいはカイナーなどを
手作業によって塗布することは作業効率が悪く、粉末が
飛散して環境が汚染されるなどの問題がある。
方式を用いた画像形成装置において、感光体やクリーニ
ングブレードを清掃あるいは交換した後、感光体が作像
のための回転を開始する前に、クリーニングブレードの
エッヂ部や感光体表面にトナーあるいはカイナーなどを
手作業によって塗布することは作業効率が悪く、粉末が
飛散して環境が汚染されるなどの問題がある。
【0004】そこでこの発明の目的は、感光体やクリー
ニングブレードを清掃あるいは交換した後のクリーニン
グブレードエッヂへのトナーの塗布作業を自動化し、作
業効率を向上させ、トナーが飛散して環境が汚染される
ことなく、感光体の作像のための回転開始時に、クリー
ニングブレードの巻き込みや、クリーニングブレードエ
ッヂの破損が生じない画像形成装置を提供するにある。
ニングブレードを清掃あるいは交換した後のクリーニン
グブレードエッヂへのトナーの塗布作業を自動化し、作
業効率を向上させ、トナーが飛散して環境が汚染される
ことなく、感光体の作像のための回転開始時に、クリー
ニングブレードの巻き込みや、クリーニングブレードエ
ッヂの破損が生じない画像形成装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、請求項1の発明は、少なくとも
感光体を均一に帯電する帯電手段と、トナーの帯電極性
と同極性の現像バイアスを印加して前記感光体上の静電
潜像を顕像化する反転現像手段と、前記感光体の作像方
向の回転に対してカウンター方向に当接して設けられた
クリーニングブレードとを有する電子写真方式の画像形
成装置において、前記感光体の回転を作像方向に対して
逆回転させる手段と、前記反転現像手段によって感光体
上にトナー像を作像させながら、前記感光体を逆回転さ
せて前記トナー像がクリーニングブレードと感光体との
当接部位を通過したときに、前記感光体を作像方向に回
転(以下正回転という)させる制御手段とが設けられて
いることを特徴とするものである。請求項2の発明は、
請求項1の発明において、感光体が画像形成装置本体か
ら脱着されたことを検知する手段が設けられているもの
である。請求項3の発明は、請求項1の発明において、
クリーニングブレードが画像形成装置本体から脱着され
たことを検知する手段が設けられているものである。請
求項4の発明は、請求項1の発明において、反転現像手
段の現像バイアス電圧を制御する手段が設けられている
ものである。請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、感光体上にトナー像を作像させながら、前記感光体
を逆回転させ、前記トナー像がクリーニングブレードと
感光体との当接部位を通過したとき、前記感光体を正回
転させ、その正回転する回転速度が作像時の回転速度よ
り遅くなるように制御する手段が設けられているもので
ある。
目的を達成するために、請求項1の発明は、少なくとも
感光体を均一に帯電する帯電手段と、トナーの帯電極性
と同極性の現像バイアスを印加して前記感光体上の静電
潜像を顕像化する反転現像手段と、前記感光体の作像方
向の回転に対してカウンター方向に当接して設けられた
クリーニングブレードとを有する電子写真方式の画像形
成装置において、前記感光体の回転を作像方向に対して
逆回転させる手段と、前記反転現像手段によって感光体
上にトナー像を作像させながら、前記感光体を逆回転さ
せて前記トナー像がクリーニングブレードと感光体との
当接部位を通過したときに、前記感光体を作像方向に回
転(以下正回転という)させる制御手段とが設けられて
いることを特徴とするものである。請求項2の発明は、
請求項1の発明において、感光体が画像形成装置本体か
ら脱着されたことを検知する手段が設けられているもの
である。請求項3の発明は、請求項1の発明において、
クリーニングブレードが画像形成装置本体から脱着され
たことを検知する手段が設けられているものである。請
求項4の発明は、請求項1の発明において、反転現像手
段の現像バイアス電圧を制御する手段が設けられている
ものである。請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、感光体上にトナー像を作像させながら、前記感光体
を逆回転させ、前記トナー像がクリーニングブレードと
感光体との当接部位を通過したとき、前記感光体を正回
転させ、その正回転する回転速度が作像時の回転速度よ
り遅くなるように制御する手段が設けられているもので
ある。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明において、請求項1の発
明は、前記のような電子写真方式の画像形成装置に設け
た感光体を逆回転する手段により、感光体を逆回転させ
ながら、反転現像手段によって感光体上に所定のトナー
像を作像しながら、そのトナー像がクリーニングブレー
ドと感光体との当接部位を通過したときに、制御手段に
より、感光体を正回転する。請求項2の発明は、請求項
1の発明において、感光体が画像形成装置本体から脱着
されたとき、それを検知する手段によって検知して、そ
の後の最初の画像形成に先だって、前記検知手段の信号
で、制御手段を制御して、感光体を逆回転させながら、
反転現像手段によって感光体上に所定のトナー像を作像
し、そのトナー像がクリーニングブレードと感光体との
当接部位を通過したときに制御手段により、感光体を正
回転する。請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、クリーニングブレードが画像形成装置本体から脱着
されたとき、それを検知する手段によって検知して、そ
の後の最初の画像形成に先だって、前記検知手段の信号
で制御手段を制御して、感光体を逆回転させながら、反
転現像手段によって感光体上に所定のトナー像を作像
し、そのトナー像がクリーニングブレードと感光体との
当接部位を通過したときに制御手段により、感光体を正
回転する。請求項4の発明は請求項1の発明において、
反転現像手段の現像バイアス電圧を制御する手段が現像
バイアスの印加時間及びバイアス電圧を制御して、感光
体に付着するトナー像の幅及びトナーの付着量を所定の
量に制御する。請求項5の発明は請求項1の発明におい
て、感光体上にトナー像を作像させながら、前記感光体
を逆回転させ、前記トナー像がクリーニングブレードと
感光体との当接部位を通過したときに感光体を正回転さ
せ、その回転速度を画像形成時の回転速度より遅くす
る。
明は、前記のような電子写真方式の画像形成装置に設け
た感光体を逆回転する手段により、感光体を逆回転させ
ながら、反転現像手段によって感光体上に所定のトナー
像を作像しながら、そのトナー像がクリーニングブレー
ドと感光体との当接部位を通過したときに、制御手段に
より、感光体を正回転する。請求項2の発明は、請求項
1の発明において、感光体が画像形成装置本体から脱着
されたとき、それを検知する手段によって検知して、そ
の後の最初の画像形成に先だって、前記検知手段の信号
で、制御手段を制御して、感光体を逆回転させながら、
反転現像手段によって感光体上に所定のトナー像を作像
し、そのトナー像がクリーニングブレードと感光体との
当接部位を通過したときに制御手段により、感光体を正
回転する。請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、クリーニングブレードが画像形成装置本体から脱着
されたとき、それを検知する手段によって検知して、そ
の後の最初の画像形成に先だって、前記検知手段の信号
で制御手段を制御して、感光体を逆回転させながら、反
転現像手段によって感光体上に所定のトナー像を作像
し、そのトナー像がクリーニングブレードと感光体との
当接部位を通過したときに制御手段により、感光体を正
回転する。請求項4の発明は請求項1の発明において、
反転現像手段の現像バイアス電圧を制御する手段が現像
バイアスの印加時間及びバイアス電圧を制御して、感光
体に付着するトナー像の幅及びトナーの付着量を所定の
量に制御する。請求項5の発明は請求項1の発明におい
て、感光体上にトナー像を作像させながら、前記感光体
を逆回転させ、前記トナー像がクリーニングブレードと
感光体との当接部位を通過したときに感光体を正回転さ
せ、その回転速度を画像形成時の回転速度より遅くす
る。
【0007】
【実施例】以下添付の図面を参照してこの発明の実施例
を説明する。図面に示すこの実施例において、前記従来
のものと同様の部分には同一の符号を引用して説明を省
略し、主として異なる部分について説明する。
を説明する。図面に示すこの実施例において、前記従来
のものと同様の部分には同一の符号を引用して説明を省
略し、主として異なる部分について説明する。
【0008】この実施例を図1〜12に示す。この実施例
の概要縦断面を示す図1において、感光体1が画像形成
装置本体から脱着されたことを検知する手段11を感光体
1を保持している本体側板13に感光体1の回転軸に係合
するように設けてある。同様にクリーニングブレード8
が画像形成装置本体から脱着されたことを検知する手段
15をクリーニングブレード8の保持部材と係合するよう
にクリーニング装置6に設けてある。前記脱着検知手段
11,15はスイッチ方式や、発光素子と受光素子を用いた
光センサーなどを用いている。スイッチ方式にあっては
図2,3に示すように感光体1の回転軸又は、クリーニ
ングブレード8の取付け部材を検出ピン14として、それ
らが脱着されたとき、検出信号を出力するようになって
いる。又図4,5は光センサーを用いた例を示してい
る。そして図示してないが感光体1を駆動するCPUを
有する制御手段が設けられていて、脱着検知手段11,15
の出力信号は前記CPUに入力されている。感光体1の
駆動モータは他の駆動系から独立していて制御手段から
の駆動出力で正回転、逆回転ができるようになってい
る。
の概要縦断面を示す図1において、感光体1が画像形成
装置本体から脱着されたことを検知する手段11を感光体
1を保持している本体側板13に感光体1の回転軸に係合
するように設けてある。同様にクリーニングブレード8
が画像形成装置本体から脱着されたことを検知する手段
15をクリーニングブレード8の保持部材と係合するよう
にクリーニング装置6に設けてある。前記脱着検知手段
11,15はスイッチ方式や、発光素子と受光素子を用いた
光センサーなどを用いている。スイッチ方式にあっては
図2,3に示すように感光体1の回転軸又は、クリーニ
ングブレード8の取付け部材を検出ピン14として、それ
らが脱着されたとき、検出信号を出力するようになって
いる。又図4,5は光センサーを用いた例を示してい
る。そして図示してないが感光体1を駆動するCPUを
有する制御手段が設けられていて、脱着検知手段11,15
の出力信号は前記CPUに入力されている。感光体1の
駆動モータは他の駆動系から独立していて制御手段から
の駆動出力で正回転、逆回転ができるようになってい
る。
【0009】この実施例において、感光体1やクリーニ
ングブレード8が脱着されたとき、脱着検知手段11から
の信号により、図示しない制御手段からの駆動出力で感
光体1が逆回転を開始すると同時に反転現像装置3にト
ナー12の帯電極性と同極性の現像バイアスを所定時間印
加する。このとき現像スリーブ10を回転させても良い。
感光体1の表面電位は0Vであるため現像スリーブ10と
感光体1との間の現像電界によって感光体1上にトナー
12が図6に示すように付着する。このとき現像バイアス
の印加時間及びバイアス電圧値を変化させることによっ
て、感光体1上に付着するトナー像のその回転方向の幅
及びトナー付着量を所定の量に調節することができる。
これらの制御はあらかじめ設定されたプログラムに従っ
てCPUが信号を出力して行う。
ングブレード8が脱着されたとき、脱着検知手段11から
の信号により、図示しない制御手段からの駆動出力で感
光体1が逆回転を開始すると同時に反転現像装置3にト
ナー12の帯電極性と同極性の現像バイアスを所定時間印
加する。このとき現像スリーブ10を回転させても良い。
感光体1の表面電位は0Vであるため現像スリーブ10と
感光体1との間の現像電界によって感光体1上にトナー
12が図6に示すように付着する。このとき現像バイアス
の印加時間及びバイアス電圧値を変化させることによっ
て、感光体1上に付着するトナー像のその回転方向の幅
及びトナー付着量を所定の量に調節することができる。
これらの制御はあらかじめ設定されたプログラムに従っ
てCPUが信号を出力して行う。
【0010】この実施例において、感光体1が逆回転す
るときは、図7,8に示すように、クリーニングブレー
ド8が感光体1にカウンター方向に当接していることに
なるので、クリーニングブレード8のエッヂ部にトナー
12が存在しない状態でもクリーニングブレード8の巻き
込みは発生しない。現像バイアス印加によって感光体1
上に付着したトナー像がクリーニングブレード8と感光
体1との当接部を通過した時点で、CPUの制御により
感光体1の逆回転を停止させる。ここで図10,11にトレ
ーリング機構とカウンター機構のクリーニングブレード
支持方法を示す。クリーニングブレード加圧モーメント
Moは摩擦力Fによりトレーリング機構では減少され、カ
ウンター機構では増加される。従って本来カウンター方
向でクリーニングさせるために設定した初期加圧力で
は、トレーリング方向でのクリーニング能力は非常に低
くなるため、図8に示すように、トナー12はクリーニン
グブレード8のエッヂ部を通過する。感光体1上に作像
されたトナー像がクリーニングブレード8のエッヂ部を
通過したとき、感光体1の逆回転を停止し、つづいて感
光体1を正回転させると、図9に示すように、クリーニ
ングブレード8のエッヂ部にはトナー12が存在している
ため、クリーニングブレード8と感光体1の摩擦力が低
下し、ブレードの巻き込みは発生しない。感光体1が正
回転を開始した後、クリーニングブレード8の当接部よ
り下流側に付着していたトナーが帯電装置2の位置を通
過した直後より通常のコピー動作を行うことができる。
又図12に示すように、正回転開始直後から帯電装置2を
作動させて感光体1及びトナー12を帯電して、反転現像
装置3に現像バイアスを印加し、感光体1の表面と現像
バイアス間のクリーニング電界によって下流側に付着し
ていたトナー12を反転現像装置3に回収・再利用する。
これらの制御はあらかじめ設定されたプログラムにより
CPUが行う。
るときは、図7,8に示すように、クリーニングブレー
ド8が感光体1にカウンター方向に当接していることに
なるので、クリーニングブレード8のエッヂ部にトナー
12が存在しない状態でもクリーニングブレード8の巻き
込みは発生しない。現像バイアス印加によって感光体1
上に付着したトナー像がクリーニングブレード8と感光
体1との当接部を通過した時点で、CPUの制御により
感光体1の逆回転を停止させる。ここで図10,11にトレ
ーリング機構とカウンター機構のクリーニングブレード
支持方法を示す。クリーニングブレード加圧モーメント
Moは摩擦力Fによりトレーリング機構では減少され、カ
ウンター機構では増加される。従って本来カウンター方
向でクリーニングさせるために設定した初期加圧力で
は、トレーリング方向でのクリーニング能力は非常に低
くなるため、図8に示すように、トナー12はクリーニン
グブレード8のエッヂ部を通過する。感光体1上に作像
されたトナー像がクリーニングブレード8のエッヂ部を
通過したとき、感光体1の逆回転を停止し、つづいて感
光体1を正回転させると、図9に示すように、クリーニ
ングブレード8のエッヂ部にはトナー12が存在している
ため、クリーニングブレード8と感光体1の摩擦力が低
下し、ブレードの巻き込みは発生しない。感光体1が正
回転を開始した後、クリーニングブレード8の当接部よ
り下流側に付着していたトナーが帯電装置2の位置を通
過した直後より通常のコピー動作を行うことができる。
又図12に示すように、正回転開始直後から帯電装置2を
作動させて感光体1及びトナー12を帯電して、反転現像
装置3に現像バイアスを印加し、感光体1の表面と現像
バイアス間のクリーニング電界によって下流側に付着し
ていたトナー12を反転現像装置3に回収・再利用する。
これらの制御はあらかじめ設定されたプログラムにより
CPUが行う。
【0011】この実施例において、感光体1やクリーニ
ングブレード8を装置本体から取り外したことを検知す
る手段11,15を設け、感光体1やクリーニングブレード
8の両方あるいはいずれか一方を清掃または交換したこ
とを検知し、その信号をCPUに入力して、CPUから
信号を出力し、制御手段が駆動出力を出力し、最初の作
像に先だって感光体1を逆回転し、トナー像を作像して
から、そのトナー像が感光体1とクリーニングブレード
8との当接部位を通過したとき、感光体1を正回転させ
るが、その回転速度を充分小さくすることによって、正
回転を開始したときにクリーニングブレード8のエッヂ
部に加わる負荷を小さくすることができて、巻き込みや
破損を生じることがない。通常の回転速度に戻すタイミ
ングは、トナー像の幅と付着量によって決まるが、これ
らの制御は、あらかじめ設定されたプログラムによりC
PUが行う。画像形成装置が脱着検知手段11を有しない
場合は、サービスマンモードにより作業者が入力キーを
操作してCPUに上記の動作を実行させても良い。
ングブレード8を装置本体から取り外したことを検知す
る手段11,15を設け、感光体1やクリーニングブレード
8の両方あるいはいずれか一方を清掃または交換したこ
とを検知し、その信号をCPUに入力して、CPUから
信号を出力し、制御手段が駆動出力を出力し、最初の作
像に先だって感光体1を逆回転し、トナー像を作像して
から、そのトナー像が感光体1とクリーニングブレード
8との当接部位を通過したとき、感光体1を正回転させ
るが、その回転速度を充分小さくすることによって、正
回転を開始したときにクリーニングブレード8のエッヂ
部に加わる負荷を小さくすることができて、巻き込みや
破損を生じることがない。通常の回転速度に戻すタイミ
ングは、トナー像の幅と付着量によって決まるが、これ
らの制御は、あらかじめ設定されたプログラムによりC
PUが行う。画像形成装置が脱着検知手段11を有しない
場合は、サービスマンモードにより作業者が入力キーを
操作してCPUに上記の動作を実行させても良い。
【0012】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1の発明は、少なくとも感光体を均一に帯電する帯電手
段と、トナーの帯電極性と同極性の現像バイアスを印加
して前記感光体上の静電潜像を顕像化する反転現像手段
と、前記感光体の作像方向の回転に対してカウンター方
向に当接して設けられたクリーニングブレードとを有す
る電子写真方式の画像形成装置において、前記感光体の
回転を作像方向に対して逆回転させる手段と、前記反転
現像手段によって感光体上にトナー像を作像させなが
ら、前記感光体を逆回転させて前記トナー像がクリーニ
ングブレードと感光体との当接部位を通過したときに、
前記感光体を作像方向に回転させる制御手段とを設けた
ので、感光体やクリーニンクーブレードが画像形成装置
本体から脱着されたとき、最初の画像形成動作に先立っ
て、感光体にトナーを付着させ、クリーニングブレード
の巻き込みや、クリーニングブレードエッヂの破損を生
じることがないという効果がある。請求項2の発明は、
請求項1の発明において、感光体が画像形成装置本体か
ら脱着されたことを検知する手段を設けたので、感光体
を交換あるいは清掃した後の最初の画像形成動作に先だ
って、クリーニングブレードのエッヂ部へのトナーの塗
布作業を自動化し、作業効率を向上させトナーが飛散し
て環境が汚染されることがないという効果がある。請求
項3の発明は、請求項1の発明において、クリーニング
ブレードが画像形成装置本体から脱着されたことを検知
する手段を設けたので、クリーニングブレードを交換あ
るいは清掃した後の最初の画像形成動作に先だって、ク
リーニングブレードのエッヂ部へのトナーの塗布作業を
自動化し、作業効率を向上させトナーが飛散して環境が
汚染されることがないという効果がある。請求項4の発
明は、請求項1の発明において、反転現像手段の現像バ
イアス電圧を制御する手段を設けたので、感光体やクリ
ーニンクーブレードが画像形成装置本体から脱着された
とき、最初の画像形成動作に先立って、現像バイアスの
印加時間及びバイアス電圧を制御して、感光体に付着す
るトナー像の幅及びトナーの付着量を所定の量にでき、
クリーニングブレードの巻き込みや、クリーニングブレ
ードエッヂの破損が生じないという効果がある。請求項
5の発明は、請求項1の発明において、感光体上に作像
させながら、前記感光体を逆回転させて前記トナー像が
クリーニングブレードと感光体との当接部位を通過した
とき、前記感光体を正回転させ、その回転速度が画像形
成時の回転速度より遅くなるように制御する手段を設け
たので、感光体やクリーニンクーブレードが画像形成装
置本体から脱着されたとき、最初の画像形成動作に先立
って、感光体が上記の正回転を行い、クリーニングブレ
ードがカウンター方向で感光体を摺擦するときに、クリ
ーニングブレードのエッヂ部にかかる負荷が低減して、
クリーニングブレードの巻き込みや、クリーニングブレ
ードのエッヂの破損が生じないという効果がある。
1の発明は、少なくとも感光体を均一に帯電する帯電手
段と、トナーの帯電極性と同極性の現像バイアスを印加
して前記感光体上の静電潜像を顕像化する反転現像手段
と、前記感光体の作像方向の回転に対してカウンター方
向に当接して設けられたクリーニングブレードとを有す
る電子写真方式の画像形成装置において、前記感光体の
回転を作像方向に対して逆回転させる手段と、前記反転
現像手段によって感光体上にトナー像を作像させなが
ら、前記感光体を逆回転させて前記トナー像がクリーニ
ングブレードと感光体との当接部位を通過したときに、
前記感光体を作像方向に回転させる制御手段とを設けた
ので、感光体やクリーニンクーブレードが画像形成装置
本体から脱着されたとき、最初の画像形成動作に先立っ
て、感光体にトナーを付着させ、クリーニングブレード
の巻き込みや、クリーニングブレードエッヂの破損を生
じることがないという効果がある。請求項2の発明は、
請求項1の発明において、感光体が画像形成装置本体か
ら脱着されたことを検知する手段を設けたので、感光体
を交換あるいは清掃した後の最初の画像形成動作に先だ
って、クリーニングブレードのエッヂ部へのトナーの塗
布作業を自動化し、作業効率を向上させトナーが飛散し
て環境が汚染されることがないという効果がある。請求
項3の発明は、請求項1の発明において、クリーニング
ブレードが画像形成装置本体から脱着されたことを検知
する手段を設けたので、クリーニングブレードを交換あ
るいは清掃した後の最初の画像形成動作に先だって、ク
リーニングブレードのエッヂ部へのトナーの塗布作業を
自動化し、作業効率を向上させトナーが飛散して環境が
汚染されることがないという効果がある。請求項4の発
明は、請求項1の発明において、反転現像手段の現像バ
イアス電圧を制御する手段を設けたので、感光体やクリ
ーニンクーブレードが画像形成装置本体から脱着された
とき、最初の画像形成動作に先立って、現像バイアスの
印加時間及びバイアス電圧を制御して、感光体に付着す
るトナー像の幅及びトナーの付着量を所定の量にでき、
クリーニングブレードの巻き込みや、クリーニングブレ
ードエッヂの破損が生じないという効果がある。請求項
5の発明は、請求項1の発明において、感光体上に作像
させながら、前記感光体を逆回転させて前記トナー像が
クリーニングブレードと感光体との当接部位を通過した
とき、前記感光体を正回転させ、その回転速度が画像形
成時の回転速度より遅くなるように制御する手段を設け
たので、感光体やクリーニンクーブレードが画像形成装
置本体から脱着されたとき、最初の画像形成動作に先立
って、感光体が上記の正回転を行い、クリーニングブレ
ードがカウンター方向で感光体を摺擦するときに、クリ
ーニングブレードのエッヂ部にかかる負荷が低減して、
クリーニングブレードの巻き込みや、クリーニングブレ
ードのエッヂの破損が生じないという効果がある。
【図1】この発明の実施例の概要縦断面図である。
【図2】同上の実施例のスイッチ方式の脱着検知手段を
用い、感光体が画像形成装置本体に装着されている状態
を示す図である。
用い、感光体が画像形成装置本体に装着されている状態
を示す図である。
【図3】同上の実施例のスイッチ方式の脱着検知手段を
用い、感光体が画像形成装置本体から離脱されている状
態を示す図である。
用い、感光体が画像形成装置本体から離脱されている状
態を示す図である。
【図4】同上の実施例の光センサーの脱着検知手段を用
い、感光体が画像形成装置本体に装着されている状態を
示す図である。
い、感光体が画像形成装置本体に装着されている状態を
示す図である。
【図5】同上の実施例の光センサーの脱着検知手段を用
い、感光体が画像形成装置本体から離脱されている状態
を示す図である。
い、感光体が画像形成装置本体から離脱されている状態
を示す図である。
【図6】同上の実施例の現像電界によって感光体にトナ
ーが付着する説明図である。
ーが付着する説明図である。
【図7】同上の実施例の感光体が逆回転する状態を示す
図である。
図である。
【図8】同上の実施例のトナー像が作像された感光体が
逆回転する状態を示す図である。
逆回転する状態を示す図である。
【図9】同上の実施例のトナー像が作像された感光体が
正回転するとき状態を示す図である。
正回転するとき状態を示す図である。
【図10】同上の実施例のトレーリング機構における加
圧モーメントと摩擦力との関係を示す説明図である。
圧モーメントと摩擦力との関係を示す説明図である。
【図11】同上の実施例のカウンター機構における加圧
モーメントと摩擦力との関係を示す説明図である。
モーメントと摩擦力との関係を示す説明図である。
【図12】同上の実施例の帯電装置を作動させて感光体
及び、トナーに帯電させた状態を示す説明図である。
及び、トナーに帯電させた状態を示す説明図である。
【符号の説明】 1 感光体 2 帯電手段 3 反転現像手段 11,15 脱着検知手段 14 検出ピン
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも感光体を均一に帯電する帯電
手段と、トナーの帯電極性と同極性の現像バイアスを印
加して前記感光体上の静電潜像を顕像化する反転現像手
段と、前記感光体の作像方向の回転に対してカウンター
方向に当接して設けられたクリーニングブレードとを有
する電子写真方式の画像形成装置において、前記感光体
の回転を作像方向に対して逆回転させる手段と、前記反
転現像手段によって感光体上にトナー像を作像させなが
ら、前記感光体を逆回転させて前記トナー像がクリーニ
ングブレードと感光体との当接部位を通過したときに、
前記感光体を作像方向に回転させる制御手段とが設けら
れていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 感光体が画像形成装置本体から脱着され
たことを検知する手段が設けられている請求項1の画像
形成装置。 - 【請求項3】 クリーニングブレードが画像形成装置本
体から脱着されたことを検知する手段が設けられている
請求項1の画像形成装置。 - 【請求項4】 反転現像手段の現像バイアス電圧を制御
する手段が設けられている請求項1の画像形成装置。 - 【請求項5】 感光体上にトナー像を作像させながら、
前記感光体を逆回転させて、前記トナー像がクリーニン
グブレードと感光体との当接部位を通過したときに、前
記感光体を作像方向に回転させ、その回転速度が画像形
成時の回転速度より遅くなるように制御する手段が設け
られている請求項1の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4006322A JPH05188830A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4006322A JPH05188830A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05188830A true JPH05188830A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11635134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4006322A Pending JPH05188830A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05188830A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6813467B2 (en) * | 2002-06-03 | 2004-11-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
JP2010134359A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP2012088569A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-01-17 JP JP4006322A patent/JPH05188830A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6813467B2 (en) * | 2002-06-03 | 2004-11-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
US6961535B2 (en) | 2002-06-03 | 2005-11-01 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
JP2010134359A (ja) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP2012088569A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
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