JPH09325594A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09325594A
JPH09325594A JP8140142A JP14014296A JPH09325594A JP H09325594 A JPH09325594 A JP H09325594A JP 8140142 A JP8140142 A JP 8140142A JP 14014296 A JP14014296 A JP 14014296A JP H09325594 A JPH09325594 A JP H09325594A
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JP
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voltage
developer
image forming
forming apparatus
detecting
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Application number
JP8140142A
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English (en)
Inventor
Takahiro Uchiyama
高広 内山
Satoshi Tsuruya
聡 鶴谷
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤残量検知時に発生する直流電圧成分に
より、像担持体に現像される現像剤を軽減する。 【解決手段】 現像剤残量検知時に現像用電圧源5から
現像スリーブ2に交流電圧を印加した場合に、現像用電
圧源5より発生する電圧の直流成分は、画像形成時に現
像スリーブ2に印加する直流バイアス電圧の極性と逆極
性となるよう現像用電圧源5の回路を構成する。上記構
成により、現像剤残量検知時に現像スリーブ2に交流電
圧を印加することで発生する直流成分により、現像スリ
ーブ上のトナーは感光ドラム上に現像されない。よっ
て、感光ドラム上のトナーは最小限のものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録材上に画像を形
成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、LBP等の電子写真方式を用い
た画像形成装置では、動作中に現像剤(トナー)が不足
すると画像濃度低下や画像欠落などの不良が生じる。こ
のため、通常、現像器内の現像剤の残量を常時検知して
いて現像剤切れとなる寸前にそれを表示し、警告する手
段が装備されている。従来、この種の現像器内の現像剤
を切れを検知する現像剤残量検知装置として、例えば現
像器内の現像剤担持体近傍の現像剤中にこの現像剤担持
体と対向させて平行に棒状の現像剤検知導体(トナー検
知導体)を設け、現像剤担持体とトナー検知導体間にお
ける現像剤量の変化を静電容量の変化としてとらえて残
量を検知するもので、トナー検知導体間に介在する現像
剤の量が変化することによる両者間の容量変化を電圧と
して取りだし、基準となる電圧と比較して残量を検知す
るもの方法が提案されている。
【0003】この方式は、構成が簡単で比較的安価であ
ることから、像担持体(感光体ドラム)、現像器、帯電
器、クリーナなどのユニット化してプロセスカートリッ
ジとして交換可能に構成した小型の画像形成装置に多く
用いられている。
【0004】また、節電モード(スリープモード)とし
て、所定時間以上装置が待機状態(スタンバイ状態)を
維持した場合に、定着装置内に具備された熱源への通電
を遮断する又は、通電比率を低下させるものが知られて
いる。従来、スリープモード復帰時にはメインスイッチ
投入時と同じように定着装置の熱源へ通電を開始し、画
像形成前動作(前多回転)を行う。前多回転において
は、定着装置内の定着ローラや感光ドラム等を回転させ
ると共に、現像剤残量検知(トナー残量検知)、感光ド
ラム除電のために帯電手段に交流電圧印加、定着装置の
温度制御を行っている。
【0005】図5に従来のスリープモード時のトナー残
量検知のタイミングを示す。図5に示すとおり、前多回
転時、プリント時にトナー残量検知を行っている。
【0006】図7に従来のスリープモード時の帯電手段
に交流電圧印加のタイミングを示す。図7に示すとお
り、前多回転時において、感光ドラム除電のため帯電手
段に交流電圧を印加している。
【0007】しかしながら、上記従来例では現像剤残量
検知(トナー残量検知)において現像剤担持体である現
像スリーブに交流電圧を印加したときに、意図せず直流
電圧成分が発生し、その直流電圧成分が像担持体である
感光ドラムの電位に対して現像される方向になると、感
光ドラム上にトナーを現像してしまうことがあった。上
記のような場合で、転写手段に転写ローラ等の接触転写
部材を用いた場合、感光ドラム上に現像されたトナーが
転写ローラに付着し、転写ローラを汚すことがあり、時
には、記録材の裏面の汚れとして現れた。図8に従来例
の前多回転における現像、帯電部材に電圧を印加と感光
体、現像スリーブ上の電位を示す。図8に示すとおり、
上記構成においては、現像スリーブ上に−100Vの電
圧が印加される。
【0008】また、スリープモードが頻繁に入ると、復
帰後の画像形成前動作(前多回転時のトナー残量検知、
感光ドラム除電など)の回数が通常状態に比べ増加する
ため、トナー残量検知に発生するカブリトナーによる転
写ローラの汚れや感光ドラム除電のため帯電手段に交流
電圧を印加することによる感光ドラムの感光層の削れが
増加するという欠点があった。
【0009】本発明の目的は上記問題点を解決するもの
であって、現像剤残量検知時に像担持体上に現像される
現像剤を軽減させることにより、現像剤の無駄な消費の
防止、転写手段の汚れ、記録材の汚れを防止することに
あり、また、節電モードが頻繁に使用された状態におい
ても転写手段の汚れ、像担持体の感光層の削れを増加さ
せないことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、現像剤を担持する現像剤
担持体と、該現像剤担持体に交流電圧を印加する電圧印
加手段と、現像器内に設けた現像剤検知導体を具備し、
前記電圧印加手段から前記現像剤担持体に交流電圧を印
加したときに前記現像剤検知導体に誘導される電圧を検
知することにより現像器内の現像剤の残量を検知する画
像形成装置において、現像剤の残量検知時に前記電圧印
加手段から発生する電圧直流成分の極性は、画像形成時
に前記現像剤担持体に印加する直流電圧の極性とは逆極
性とすることを特徴とする。
【0011】また、請求項2にかかる発明は、像担持体
と、該像担持体を一様に帯電する帯電手段と、該帯電手
段に交流電圧を印加する電圧印加手段を具備し、現像剤
残量検知時に前記帯電手段に交流電圧を印加する画像形
成装置において、現像剤残量検知時に、前記電圧印加手
段から発生する電圧の直流成分の極性を、画像形成時に
帯電手段に印加する電圧の直流成分と同極性とすること
を特徴とする。
【0012】また、請求項3にかかる発明は、所定時間
以上装置が待機状態を維持した場合に、節電モードが動
作する画像形成装置において、前記節電モード復帰後の
画像形成前の前多回転において現像剤残量検知動作を禁
止することを特徴とする。
【0013】また、請求項4にかかる発明は、像担持体
と、該像担持体を一様に帯電する帯電手段を具備し、該
帯電手段に交流電圧を印加する電圧印加手段と、所定時
間以上装置が待機状態を維持した場合に、節電モードが
動作する画像形成装置において、節電モードの復帰後の
前多回転において、前記帯電手段に交流電圧の印加を禁
止することを特徴とする。
【0014】また、請求項5にかかる発明は、少なくと
も現像剤担持体と現像剤検知導体を具備したプロセスカ
ートリッジを着脱するため開閉する扉と、扉の開閉を検
知する第1検知手段と、前記プロセスカートリッジの着
脱を検知する第2検知手段を具備し、前記第1および第
2検知手段の検知結果に基づいて、前記扉が開かれても
前記プロセスカートリッジが着脱されない場合、前記扉
の開閉後に現像剤の残量の検知を禁止することを特徴と
する。
【0015】また、請求項6にかかる発明は、請求項
1,2,3および4のいずれかにおいて、像担持体から
現像剤像を記録材に転写する転写手段が像担持体と接触
していることを特徴とする。
【0016】また、請求項7にかかる発明は、請求項3
において、前記節電モードは、定着装置内に具備された
熱源への通電を遮断するか又はその通電比率を低下させ
ることであることを特徴とする。
【0017】また、請求項8にかかる発明は、請求項4
において、前記節電モードは、定着装置内に具備された
熱源への通電を遮断するか又はその通電比率を低下させ
ることであることを特徴とする。
【0018】また、請求項9にかかる発明は、請求項1
〜8の画像形成装置の少なくとも2つを組合せたことを
特徴とする。
【0019】また、請求項10にかかる発明は、請求項
1〜9のいずれかの画像形成装置を複写機またはレーザ
ビームプリンタに適用したことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の形態は現像剤を担
持する現像剤担持体と現像剤担持体に交流電圧を印加す
る電圧印加手段と現像器内に現像剤検知導体を具備し、
前記電圧印加手段から前記現像剤担持体に交流電圧を印
加して前記現像剤検知導体に誘導される電圧を検知する
ことで、現像器内の現像剤の残量を検知する画像形成装
置において、現像剤の残量検知時に前記電圧印加手段か
ら発生する直流成分の極性を、画像形成時に現像剤担持
体に印加する直流電圧の極性とは逆極性とすることを特
徴とする。
【0021】上記構成により、現像剤担持体に交流電圧
を印加した場合においても、交流電圧印加時に発生する
直流成分により現像剤が像担持体に現像されることがな
く、転写手段が汚れるのを防止できる。
【0022】本発明の第2の形態は、像担持体と、像担
持体を一様に帯電する帯電手段と帯電手段に交流電圧を
印加する電圧印加手段を具備した画像形成装置におい
て、少なくとも現像剤残量検知時に前記帯電手段に交流
電圧を印加し、その時、前記電圧印加手段から発生する
電圧の直流成分の極性を、画像形成時に帯電手段に印加
する電圧の直流成分とは同極性とすることを特徴とす
る。
【0023】上記構成により、トナー残量検知時に帯電
手段に交流電圧を印加した場合においても、交流電圧印
加時に発生する電圧直流成分により現像剤が像担持体に
現像されることがないため、転写手段が汚れるのを防止
できる。
【0024】本発明の第3の形態は、所定時間以上装置
が待機状態を維持した場合に、定着装置内に具備された
熱源への通電を遮断する又は、比率を低下させる節電モ
ード設定がある画像形成装置において、前記節電モード
復帰後の画像形成前の前多回転で現像剤残量検知動作を
行わないことを特徴とする。
【0025】上記構成により、節電モード復帰時の現像
剤残量検知により、転写手段の汚れが増加することを防
止する。
【0026】本発明の第4の形態は、像担持体と前記像
担持体を一様に帯電する帯電手段と前記帯電手段に交流
電圧を印加する電圧印加手段を具備し、所定時間以上装
置が待機状態を維持した場合に、定着装置内に具備され
た熱源への通電を遮断する又は、比率を低下させる節電
モード設定がある画像形成装置において、前記節電モー
ド復帰後の前多回転で、帯電手段に交流電圧を印加しな
いことを特徴とする。
【0027】上記構成により、節電モード復帰時に像担
持体上を除電するために帯電手段に交流電圧を印加する
ことによる、像担持体の感光層の削れを防止する。
【0028】本発明の第5の形態は、少なくとも現像剤
担持体と現像剤検知導体を具備したプロセスカートリッ
ジを着脱可能にし、前記プロセスカートリッジを着脱す
るため開閉する扉と、前記扉の開閉を検知する手段と前
記プロセスカートリッジの着脱を検知する手段を具備し
た画像形成装置において、前記扉が開かれたが前記プロ
セスカートリッジが着脱されない場合、扉の開閉後に現
像剤の残量検知しないことを特徴とする。
【0029】上記構成により、不必要な現像剤残量検知
により転写手段が汚れるのを防止する。
【0030】
【実施例】
(第1の実施例)以下、本発明の実施例について添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0031】図1は本発明による画像形成装置の構成を
示すものであり、1は現像器、2は現像剤担持体として
の現像スリーブ、3は現像剤検知導体としてのトナー検
知導体、4は像担持体としての感光ドラム、5は現像ス
リーブに電圧を印加する電圧源、6は転写手段としての
転写ローラ、7は帯電手段としての帯電ローラ、8は帯
電ローラに電圧を印加する電圧源、9はプロセスカート
リッジの着脱を検知するプロセスカートリッジ検知装
置、10はプロセスカートリッジを着脱するため開閉さ
れる扉としての前開閉ドア、11は前開閉ドアの開閉を
検知する前開閉ドア検知装置、12はプロセスカートリ
ッジである。13は制御回路であって、メインスイッチ
14のONによって動作し、2つの検知装置9,11か
らの検知信号を入力し、他の構成要素2,3,4,5,
6,7,8を制御する(制御の具体例は以下に述べ
る)。
【0032】現像器は現像剤として1成分磁性体のトナ
ーを用いて周知のジャンピング現像法で現像する構成で
あり、ネガトナーを用いた反転現像方式のものとする。
【0033】図示するように、現像器1は、図示矢印の
方向に回転駆動される現像剤担持体としての現像スリー
ブ2と、この現像スリーブ2と対向させて平行に棒状の
トナー検知導体3を有する。
【0034】画像形成プロセスは次のように行われる。
まず、帯電ローラ7により回転する感光ドラム4は一様
に帯電される、ついでレーザー光により感光ドラム上に
露光が行われ静電潜像が形成される、また、現像スリー
ブ2に近接状態であるいはほとんど接触状態で感光ドラ
ム4が配設されており、現像スリーブ2に薄層状態で付
着している現像剤であるトナーは現像スリーブ2に印加
される例えば数KHzの所定の交流バイアス電圧(通常
は交流電圧に直流電圧を重畳したもの)によって現像ス
リーブ2からジャンプして感光ドラム4に付着し、そこ
に形成された静電潜像を現像する。現像されたトナー像
は、転写ローラ6と感光ドラム4との間に記録材を通過
させ、その際転写ローラ6より記録材裏面にトナーと逆
極性の電圧を印加することで転写される。
【0035】また、トナー残量検知には、現像スリーブ
2に現像用電圧源5より交流電圧を印加し、トナー検知
導体3に誘導される電圧により、現像器内のトナー量を
検知する。
【0036】本実施例においてトナー残量検知は、プリ
ント時及び前多回転時(メインスイッチ投入後やジャム
処理後など定着装置のウエイト状態からスタンバイ状態
において定着装置及び感光ドラム等を回転させる動作)
に行っている。また、トナー残量検知としては現像用電
圧源5から現像スリーブ2に交流電圧(1.5kv、2
00Hz)を印加した場合に現像用電圧源5より発生す
る直流成分は+100vであり、画像形成時、現像スリ
ーブ2に印加する直流バイアス電圧−500vの極性と
逆極性となるよう現像用電圧源5の回路を構成してい
る。
【0037】図2に、前多回転のトナー残量検知時にお
ける現像スリーブ2に交流電圧を印加と現像スリーブ2
及び感光ドラム4の電位の関係を示す。
【0038】このように、本実施例では、トナー残量検
知時に現像スリーブ2に交流電圧を印加することで発生
する電圧直流成分は+100Vであり、感光ドラム電位
0Vに対してプラス方向にあり、現像スリーブ上のトナ
ーは感光ドラム上に現像されない。よって、感光ドラム
上のトナーは最小限のものとなり、よって、転写ローラ
6の汚れを防止でき、記録剤の裏面の汚れを防止でき
る。
【0039】(第2の実施例)次に本発明の実施例2を
説明する。なお、実施例1と共通箇所には同一符号を付
して説明を省略する。
【0040】実施例2においては、前多回転時のトナー
残量検知時に感光ドラム除電のために帯電ローラ7に帯
電用電圧源8から交流電圧を印加し、感光ドラム上を除
電する。
【0041】図3に、前多回転のトナー残量検知時にお
ける現像スリーブ2と帯電ローラ7に印加する交流電圧
と現像スリーブ2及び感光ドラム4の電位の関係を示
す。
【0042】本実施例においては、トナー残量検知時
に、帯電用電圧源8から帯電ローラ7に交流電圧を印加
した場合に発生する直流成分は−50vであり、現像ス
リーブに発生する直流電圧は+100vとなる。よっ
て、画像形成時の帯電ローラに印加する直流電圧と前多
回転のトナー残量検知時に帯電ローラに発生する直流電
圧成分が同極性なるようバイアス源の回路を構成してい
る。
【0043】よって、現像スリーブ上のトナーは感光ド
ラム上に現像されない。よって、感光ドラム上のトナー
は最小限のものとなる。よって、転写ローラ6の汚れを
防止でき、記録剤の裏面の汚れを防止できる。
【0044】(第3の実施例)次に本発明の実施例3を
説明する。図4は本発明の特徴を最もよく表す図面であ
り、節電モード(スリープモード)時のトナー残量検知
の動作を示したものである。
【0045】本構成のトナー残量検知は、画像形成時
(プリント時)及び前多回転時(メインスイッチ投入後
やジャム処理後など、定着装置の発熱体に通電を行い定
着部材を待機温度まで温度上昇させるとともに、定着装
置及び感光ドラム等を回転させる動作)に行っている。
【0046】本発明のスリープモードは画像形成装置が
15分間プリント信号を受信せず、待機状態だった場
合、定着装置の熱源(ヒータ)への通電を遮断し、最後
の画像形成時に行ったトナー残量検知の結果を保持した
後、スリープ状態になる。また、その後スリープ状態で
プリント信号を受け付けた場合、画像形成前の前多回転
でトナー残量検知を行わず、スリープ状態直前のトナー
残検結果を表示する。
【0047】図5は従来のスリープモード時のトナー残
量検知の動作を示したものである。従来のスリープモー
ドは図5に示すように画像形成装置が15分間プリント
信号を受信せず、待機状態だった場合、定着装置の熱源
(ヒータ)への通電を遮断し、スリープ状態になる。ま
た、スリープ状態でプリント信号を受け付けた場合、メ
インスイッチ投入時と同様に前多回転でトナー残量検知
を行う。
【0048】よって、本発明ではスリープモード復帰時
にトナー残量検知を行わないため、トナー残量検知時に
発生する感光ドラム上のトナーにより転写ローラが汚れ
るのを従来に比べ軽減できる。また、スリープモード復
帰時のトナー残量検知精度についても、スリープモード
直前のデータを用いることで低下することはない。
【0049】(第4の実施例)次に本発明の実施例4を
説明する。図6は本発明の特徴を最もよく表す図面であ
り、節電モード(スリープモード)時の帯電ローラに印
加する電圧の動作を示したものである。
【0050】本構成では、画像形成前動作として、前多
回転時(メインスイッチ投入後やジャム処理後など、定
着装置の発熱体に通電を行い定着部材を待機温度まで温
度上昇させるとともに、定着装置及び感光ドラム等を回
転させる動作)と前回転(待機状態からプリント信号を
受信した後の画像形成前動作)があり、前多回転、前回
転において帯電ローラ7に帯電用電圧源8から交流電圧
を印加し、感光ドラム4上を除電している。(図6中、
前回転はプリント動作に含めている。) 本発明のスリープモードは画像形成装置が15分間プリ
ント信号を受信しなかった場合、定着器のヒータへの給
電を停止し、スリープ状態になる。また、スリープ状態
でプリント信号を受け付けた場合、前多回転で感光ドラ
ム除電を行わない。
【0051】図7は従来のスリープモード時のトナー残
量検知の動作を示したものである。従来のスリープモー
ドは図7に示すように画像形成装置が15分間プリント
信号を受信せず待機状態だった場合、定着装置の熱源へ
の通電を遮断し、スリープ状態になる。また、スリープ
状態でプリント信号を受け付けた場合、メインスイッチ
投入時と同様に前多回転で帯電ローラ7に交流電圧を印
加して感光ドラム4の除電を行う。
【0052】よって、本発明ではスリープモード復帰時
に感光ドラムの除電を行わないため、感光ドラム除電時
に感光ドラムの感光層が削れるのを従来に比べ軽減でき
た。
【0053】(第5の実施例)次に本発明の実施例5を
説明する。図1はプロセスカートリッジ、帯電手段、現
像手段、クリーニング手段と感光体とを一体的にカート
リッジ化し、画像形成装置本体の外装(前開閉ドア1
0)を開閉することで脱着可能とするものである。ま
た、画像形成装置本体には、前記プロセスカートリッジ
を着脱を検知するプロセスカートリッジ検知装置9と外
装の前開閉ドア10の開閉を検知する装置11が具備し
てある。
【0054】従来は、前開閉ドア10の開閉により前多
回転が実施され、トナー残量検知も行われていた。本実
施例においては、外装の前開閉ドア10を開閉し、かつ
プロセスカートリッジを本体から着脱したとプロセスカ
ートリッジ検知装置9が検知したときには、トナー残量
検知動作を行い、外装の前開閉ドア10を開閉し、かつ
プロセスカートリッジを本体から着脱しないとプロセス
カートリッジ検知装置9が検知したときには、トナー残
量検知動作を行わない。
【0055】よって、外装の前開閉ドア10を開閉して
も、プロセスカートリッジを本体から脱着しない場合は
トナー残量検知することがないため、不必要なトナー残
量検知時に発生するの感光ドラム上のトナーにより転写
ローラが汚れるのを防止できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像剤残量検知時に発生する直流電圧成分により、像担
持体に現像される現像剤を軽減できる。よって、現像剤
の無駄な消費を防止でき、転写手段が現像剤で汚される
ことがなくなり記録材裏面の汚れも防止できる。
【0057】また、節電モードを設定することによっ
て、転写手段の現像剤汚れと像担持体の感光層の削れが
増加するのを防止する。
【0058】また、外装の扉の開閉時でプロセスカート
リッジを脱着しない場合の転写手段の現像剤の汚れを防
止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる画像形成装置の断面図
である。
【図2】実施例1に係わる前多回転時における電圧印加
と電位との関係を示す図である。
【図3】実施例2に係わる前多回転時における電圧印加
と電位との関係を示す図である。
【図4】実施例3に係わるスリープモードとトナー残量
検知動作との関係を示す図である。
【図5】従来例のスリープモードとトナー残量検知動作
との関係を示す図である。
【図6】実施例4に係わるスリープモードと帯電ローラ
に印加する電圧との関係を示す図である。
【図7】従来例のスリープモードと帯電ローラに印加す
る電圧との関係を示す図である。
【図8】従来例の前多回転時における電圧印加と電位と
の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 現像器 2 現像スリーブ 3 トナー検知導体 4 感光ドラム 5 電圧源 6 転写ローラ 7 帯電ローラ 8 電圧源 9 プロセスカートリッジ検知装置 10 前開閉ドア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 510 G03G 21/00 510

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を担持する現像剤担持体と、該現
    像剤担持体に交流電圧を印加する電圧印加手段と、現像
    器内に設けた現像剤検知導体を具備し、前記電圧印加手
    段から前記現像剤担持体に交流電圧を印加したときに前
    記現像剤検知導体に誘導される電圧を検知することによ
    り現像器内の現像剤の残量を検知する画像形成装置にお
    いて、現像剤の残量検知時に前記電圧印加手段から発生
    する電圧の直流成分の極性は、画像形成時に前記現像剤
    担持体に印加する直流電圧の極性と逆極性とすることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体と、該像担持体を一様に帯電す
    る帯電手段と、該帯電手段に交流電圧を印加する電圧印
    加手段を具備し、現像剤残量検知時に前記帯電手段に交
    流電圧を印加する画像形成装置において、現像剤残量検
    知時に、前記電圧印加手段から発生する電圧の直流成分
    の極性を、画像形成時に帯電手段に印加する電圧の直流
    成分と同極性とすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 所定時間以上装置が待機状態を維持した
    場合に、節電モードが動作する画像形成装置において、
    前記節電モード復帰後の画像形成前の前多回転において
    現像剤残量検知動作を禁止することを特徴とする画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体と、該像担持体を一様に帯電す
    る帯電手段と、該帯電手段に交流電圧を印加する電圧印
    加手段を具備し、所定時間以上装置が待機状態を維持し
    た場合に、節電モードが動作する画像形成装置におい
    て、節電モードの復帰後の前多回転において、前記帯電
    手段に交流電圧の印加を禁止することを特徴とする画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも現像剤担持体と現像剤検知導
    体を具備したプロセスカートリッジを着脱するため開閉
    する扉と、扉の開閉を検知する第1検知手段と、前記プ
    ロセスカートリッジの着脱を検知する第2検知手段を具
    備し、前記第1および第2検知手段の検知結果に基づい
    て、前記扉が開かれても前記プロセスカートリッジが着
    脱されない場合、前記扉の開閉後に現像剤の残量の検知
    を禁止することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3および4のいずれかに
    おいて、 像担持体から現像剤像を記録材に転写する転写手段が、
    像担持体と接触していることを特徴とする画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項3において、 前記節電モードは、定着装置内に具備された熱源への通
    電を遮断するか又はその通電比率を低下させることであ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項4において、 前記節電モードは、定着装置内に具備された熱源への通
    電を遮断するか又はその通電比率を低下させることであ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の画像形成装置の少なくと
    も2つを組合せたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかの画像形成装
    置を複写機またはレーザビームプリンタに適用したこと
    を特徴とする画像形成装置。
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