JPH05185501A - 容器成形装置 - Google Patents

容器成形装置

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Publication number
JPH05185501A
JPH05185501A JP510792A JP510792A JPH05185501A JP H05185501 A JPH05185501 A JP H05185501A JP 510792 A JP510792 A JP 510792A JP 510792 A JP510792 A JP 510792A JP H05185501 A JPH05185501 A JP H05185501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
container body
flange portion
clamp
male
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP510792A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Yosomiya
隆 俊 四十宮
Masaaki Momotome
留 公 明 百
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP510792A priority Critical patent/JPH05185501A/ja
Publication of JPH05185501A publication Critical patent/JPH05185501A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フランジ部の厚みを所定厚とすることがで
き、かつフランジ部の上面を平滑に保つこと。 【構成】 キャビティ14を有する雌型12と、キャビ
ティ14内に進入するプラグ13を有する雄型11とを
備えている。雌型12と雄型11との間でシート材30
が熱形成されて容器本体2が成形される。雌型12に受
部25が設けられ、雄型11に受部25との間でフラン
ジ部2bを成形するクランプ部20が設けられている。
クランプ部20に、シート材30の余剰分を逃がす逃げ
用凹部22aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック製シート材
からフランジ部を有する容器本体を熱成形する容器成形
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プラスチック製の容器本体内
に果実、ゼリー液等を充填し、この容器本体を蓋材で密
閉したものが知られている。
【0003】このうち、プラスチック製容器本体は容器
胴部と、この容器胴部の上端開口に設けられたフランジ
部とを有しており、プラスチック製シート材を熱成形し
て作成される。一方、蓋材は容器本体のフランジ部にヒ
ートシールされるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般にプラスチック製
シート材を熱成形して容器本体を作成する容器成形装置
は、キャビティを有する雌型と、キャビティ内に進入す
るプラグを有する雄型とを備えている。この場合、容器
本体の容器胴部はキャビティ内面に沿って形成され、ま
た容器胴部の上端開口のシート材がそのままフランジ部
となる。
【0005】そしてフランジ部の周縁がその後切断さ
れ、フランジ部の幅が所定幅に定められる。
【0006】ところで、上述のように、容器胴部の上端
開口のシート材がそのままフランジ部となるので、得ら
れた容器本体のフランジ部の厚さはシート材の厚さに対
応し、その厚みにバラツキが生じることがある。また、
シート材の表面に凹凸がある場合、フランジ部と蓋材と
の間のヒートシール性に問題が生じることがある。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、フランジ部が一定の厚み精度を有し、かつ
蓋材との間のヒートシール性が高い容器本体を得、(1
0個以上の)多面取り成形ができる容器成形装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャビティを
有する雌型と、前記キャビティ内に進入するプラグを有
する雄型とを備え、プラスチック製シート材からフラン
ジ部を有する容器本体を成形する容器成形装置におい
て、前記雄型に、前記雌型に設けた受部との間で前記シ
ート材を押圧圧縮してフランジ部を成形するクランプ部
を設け、前記受部および前記クランプ部のうちいずれか
一方の前記フランジ部外方に位置する部分に、シート材
の逃げ用凹部を形成したことを特徴とする容器成形装置
である。
【0009】
【作用】予め加熱されたシート材を雄型のクランプ部と
雌型の受部との間で押圧圧縮して所定厚のフランジ部を
成形するとともに、シート材の余剰分を逃げ用凹部内に
逃がす。次に雄型のプラグを雌型のキャビティ内に進入
させ、キャビティの内面に沿って容器胴部を成形する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図3は本発明による容器成形装置
の一実施例を示す図である。
【0011】はじめに図3により、内部に果実、ゼリー
液等を充填した容器本体およびこの容器本体を密封する
蓋材について説明する。図3に示すように容器本体2内
に果実4とゼリー液5が充填され、この容器本体2は蓋
材3によって密閉される。
【0012】容器本体2は容器胴部2aと、容器胴部2
aの上端開口周縁に設けられたフランジ部2bとからな
っている。一方、蓋材3は容器本体2のフランジ部2b
にヒートシールされるヒートシール部3bと、落し蓋部
3aとからなっている。
【0013】容器本体2は、ポリプロピレン(PP)/
接着層(AD)/エチレン・ビニルアルコール共重合体
(EVOH)/接着層(AD)/ポリプロピレン(P
P)の積層シート材をポリプロピレン融点以下の温度、
例えば145〜155℃に加熱して行なう固相圧空成形
により作成される。
【0014】一方、蓋材3は例えばPP/AD/EVO
H/AD/シーラント層のガスバリヤ性の積層シート材
を熱成形して得られる。この蓋材3はシーラント層を容
器本体2のフランジ部2b側に向けてヒートシールされ
るようになっている。
【0015】次に容器本体を熱成形する容器成形装置に
ついて、図1および図2により説明する。図1におい
て、容器成形装置はプラグ13を有する雄型11と、プ
ラグ13が進入するキャビティ14を有する雌型12と
を備えている。このうち、プラグ13はフレーム15を
貫通する押圧棒16の下端に固着されており、積層シー
ト材30をキャビティ14内に押圧するようになってい
る。また押圧棒16は駆動装置17により上下方向に駆
動されるようになっている。
【0016】また、雄型11および雌型12は、積層シ
ート材30を押圧圧縮して容器本体2のフランジ部2b
を成形するクランプ部20および受部25を各々有して
いる。
【0017】雄型11のクランプ部20および雌型12
の受部25について、図2により詳述する。図2に示す
ように、クランプ部20は半径方向内方側の雄型用押圧
部21と、シート材の後工程での切断部を調節する第1
クランプ部24と、半径方向外方側のシート材逃げ部を
形成する第2クランプ部22とを有している。雄型用押
圧部21とシート材逃げ部22とは、半径方向外方向に
向かって下方へ傾斜する傾斜面23により連結されてい
る。また第2クランプ部22には、シート材の逃げ用凹
部22aが形成されている。
【0018】他方、受部25は、クランプ部20の雄型
用押圧部21とともに積層シート材30を押圧圧縮する
雄型用押圧部26を有している。また受部26には、ク
ランプ部20の傾斜面23に対応する位置に、傾斜面2
7が形成されている。
【0019】次にこのような構成からなる容器成形装置
の作用について説明する。
【0020】まず、上述のような層構成のプラスチック
製積層シート材30を、図示しない加熱装置によって加
熱する。固相圧空成形を行なうため、加熱温度はポリプ
ロピレンの融点以下温度、例えば145〜155℃とす
る。次に加熱された積層シート材30が容器成形装置ま
で移送される。
【0021】その後、雄型11に対して雌型12が上昇
して接近し、雄型11のクランプ部20と雌型12の受
部25との間で積層シート材30が押圧される。
【0022】この場合、積層シート材30が雄型用押圧
部21と雌型用押圧部26との間で押圧圧縮され、所定
厚のフランジ部2bが成形される。同時にクランプ部2
0の傾斜面23と、受部25の傾斜面27との間で積層
シート材30が押圧保持される。雄型用押圧部21と雌
型用押圧26との間、および傾斜面23と傾斜面27と
の間で押圧された積層ート材30の余剰分は、逃げ用凹
部22a内に逃げて収納される。また、同時に第1クラ
ンプ部24によってシートは、容器フランジ厚よりも薄
く、望ましくは、シート原反の半分位の厚みまで薄くさ
れたカット部を形成し、雄型用押圧部21と雌型用押圧
部26との間で成形されたフランジ部2bが後工程で切
断されるのを容易にする。
【0023】次に、雄型11側からプラグ13が降下し
て積層シート材30を押圧するとともに、積層シート材
30の上面に圧縮空気が供給される。同時に雌型12の
キャビティ14内面に形成された吸気口(図示せず)に
より積層シート材20が吸引され、キャビティ14内面
に沿って積層シート材20が密接して容器胴部2aが成
形される。
【0024】続いて積層シート材30が切断工程に送ら
れ、フランジ部2bの周縁が切断除去されてフランジ部
2bを有する容器本体2が得られる。
【0025】以上説明したように、本実施例によれば、
雄型用押圧部21と雌型用押圧部26との間で積層シー
ト材30を押圧圧縮してフランジ部2bを成形するの
で、所定厚のフランジ部2bを得ることができる。ま
た、積層シート材30を押圧圧縮してフランジ部2bを
成形するので、フランジ部2bの上面を平滑に保つこと
ができ、このため蓋材3とのヒートシール性を向上させ
ることができる。さらに、傾斜面23、27により積層
シート材30を保持するので、積層シート材30を確実
に保持することができる。また、雄型用押圧部21と雌
型用押圧部26との間、および傾斜面23と傾斜面27
との間で押圧された積層シート30の余剰分は逃げ用凹
部22a内に逃がされるので、積層シート30の余剰分
がフランジ部2b側に移行してフランジ部2b側の寸法
精度に影響を与えることはない。
【0026】また、クランプ部のシート押えが、2重と
なっているので、成形時の圧縮空気洩れを防止できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート材を雄型のクランプ部と雌型の受部との間で押圧
圧縮するので、所定厚のフランジ部を成形することがで
き、またフランジ部の上面を平滑に保つことができる。
このため蓋材との間のヒートシール性を向上させること
ができる。さらに、クランプ部と受部との間で押圧され
たシート材の余剰分を逃げ用凹部内に逃がすことができ
るので、フランジ部の寸法精度に影響を与えることはな
い。また、フランジ部周縁カット部をシート原反の半分
位の厚さまで薄くできるので、後工程でのカットを容易
とし、生産性を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による容器成形装置の一実施例を示す側
断面図。
【図2】容器成形装置の雄型のクランプ部および雌型の
受部を示す拡大図。
【図3】プラスチック製容器本体を蓋材で密封した状態
を示す側断図。
【符号の説明】
11 雄型 12 雌型 13 プラグ 14 キャビティ 20 クランプ部 22 第2クランプ部 22a 逃げ用凹部 24 第1クランプ部 25 受部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビティを有する雌型と、前記キャビテ
    ィ内に進入するプラグを有する雄型とを備え、プラスチ
    ック製シート材からフランジ部を有する容器本体を成形
    する容器成形装置において、前記雄型に、前記雌型に設
    けた受部との間で前記シート材を押圧圧縮してフランジ
    部を成形するクランプ部を設け、前記受部および前記ク
    ランプ部のうちいずれか一方の前記フランジ部外方に位
    置する部分に、シート材の逃げ用凹部を形成したことを
    特徴とする容器成形装置。
JP510792A 1992-01-14 1992-01-14 容器成形装置 Pending JPH05185501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP510792A JPH05185501A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 容器成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP510792A JPH05185501A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 容器成形装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05185501A true JPH05185501A (ja) 1993-07-27

Family

ID=11602140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP510792A Pending JPH05185501A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 容器成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05185501A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017071192A (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 大日本印刷株式会社 収納容器の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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