JPH05185160A - 中空の工作物用の拡張工具 - Google Patents

中空の工作物用の拡張工具

Info

Publication number
JPH05185160A
JPH05185160A JP4023472A JP2347292A JPH05185160A JP H05185160 A JPH05185160 A JP H05185160A JP 4023472 A JP4023472 A JP 4023472A JP 2347292 A JP2347292 A JP 2347292A JP H05185160 A JPH05185160 A JP H05185160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
expansion
base body
expanding mandrel
tool base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4023472A
Other languages
English (en)
Inventor
Karl-Heinz Velte
フェルテ カール−ハインツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rothenberger Werkzeugemaschinen GmbH
Original Assignee
Rothenberger Werkzeugemaschinen GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rothenberger Werkzeugemaschinen GmbH filed Critical Rothenberger Werkzeugemaschinen GmbH
Publication of JPH05185160A publication Critical patent/JPH05185160A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D41/00Application of procedures in order to alter the diameter of tube ends
    • B21D41/02Enlarging
    • B21D41/026Enlarging by means of mandrels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 拡張ヘッドの簡単確実かつ再現可能な前調節
を可能にする。 【構成】 工具ベース体2と拡開心棒13と交換可能な
拡張ヘッド6を保持する保持装置5と駆動装置とが設け
られ、該駆動装置によって拡開心棒13が、拡張ヘッド
に向かってシフト可能であり、該拡張ヘッドが、保持装
置5に装着可能な袋キャップ16と、半径方向運動可能
な拡開ジョー14とから成り、保持装置5が、ねじ山付
延長部8を用いて、拡開心棒13の軸線A−A方向で長
手方向移動可能に工具ベース体2に支承され、リングフ
ランジ11を拡張ヘッド用のストッパ10として有し、
ロック装置30が、工具ベース体2に対する保持装置5
の移動運動に作用する、中空工作物用の拡張工具1にお
いて、保持装置5がリングフランジ11において、軸線
A−Aに対して同心的な円に、工具ベース体2に支承さ
れているインデックスピン29のためのインデックス孔
28を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中空の工作物、特に中
空円筒形の工作物を拡張するための拡張工具であって、
工具ベース体と、先細の端部を有している軸方向シフト
可能な拡開心棒と、該拡開心棒を同心的に取り囲んでい
て交換可能な拡張ヘッドを保持するための保持装置と、
駆動装置とが設けられており、該駆動装置によって拡開
心棒が、所定の行程だけ拡張ヘッドに向かってシフト可
能であり、該拡張ヘッドが、保持装置に装着可能な袋キ
ャップと、該袋キャップ内において半径方向運動可能に
案内されている1セットの拡開ジョーとから成ってお
り、この場合保持装置が、ねじ山付延長部を用いて、拡
開心棒の軸線A−Aの方向で長手方向移動可能に工具ベ
ース体に支承されていて、リングフランジを拡張ヘッド
のためのストッパとして有しており、さらにロック装置
が設けられていて、該ロック装置が、工具ベース体に対
する保持装置の移動運動に作用する形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第382
6187号明細書に基づいて公知の拡張工具では、拡張
ヘッドのための保持装置が、ベース体と一体にかつベー
ス体のねじ山付延長部として構成されている。1実施例
において拡張ヘッドの軸方向における前調節を実施可能
にするために、ベース体の相応に延長されたねじ山付延
長部には、ストッパリングが配置されており、このスト
ッパリングは、インデックスピンを用いて固定できるよ
うになっている。しかしながらこの場合には、ジョー保
持リングと呼ばれる袋キャップは、その内側の円形リン
グ面において、ねじ山付延長部の下側の端面から種々異
なった間隔を有することができるので、個々の拡開ジョ
ーのフランジセクタのための規定された案内間隙を保証
するためには、切欠きピンによって回動を防止されてい
るアダプタリングがジョー保持リングにねじ込まれねば
ならない。
【0003】しかしながらアダプタリングの使用は、相
応に大きな直径をもつジョー保持リングに制限されてお
り、このようなジョー保持リングは、アダプタリングな
しにはねじ山付延長部に螺合不可能であり、そしてこの
場合ねじ山付延長部に対しては、市場において、拡張ヘ
ッドに対する補充のための需要に基づいて、規格寸法が
普及している。従って拡張される導管の最小直径は、ア
ダプタリングによる直径の増大に基づいて約28mmで
ある。ゆえにこの公知の解決策は、導管直径が明らかに
28mmを下回る、住宅の水回りにおけるすべての使用
例の寸法に対して、使用不可能である。
【0004】ドイツ連邦共和国実用新案第880778
4号明細書に開示されている冒頭に述べた形式の拡張工
具では、ロック装置は、半径方向で工具ベース体に支承
されている止めねじから成っており、この止めねじが、
保持装置のねじ山のない端部に対して緊締されるように
なっている。
【0005】このような公知の構成によって調整は確か
に可能ではあるが、しかしながら止めねじは、摩耗に対
して敏感であり、一度利用できると認識された調節の再
現可能な再発見は不可能である。そして必然的に、保持
装置における止めねじの作用点も、比較的小さな直径に
位置しており、この結果保持装置は、極めて大きな直径
を有する拡張ヘッドの螺合時に、不都合かつ気づかれず
にずれてしまうことがある(てこ作用)。結局、止めね
じはその作用点において変形部を生ぜしめ、僅かしか変
わらない調節が望まれている場合に、再びこの変形部に
止めねじが進入するという不都合が生じる。
【0006】拡張ヘッドの正確かつ信頼できる前調節
は、以下に記載の4つの理由から望まれている: 1. ベース装置のすべての部分の製作誤差を補償するた
め、 2. 種々異なった製造データ、製造者及び提供者の拡張
ヘッドとベース装置との間における寸法偏差を補償する
ため、 3. 工作物(管)の製作誤差(直径及び壁厚)を補償す
るため及び/又は 4. 導管構造における溶接結合部又は接着結合部の製造
時に生じる、拡張された管端部と該管端部に差し込まれ
る拡張されていない管端部との間における毛細間隙を調
節するため(いわゆる毛細間隙最適化:最小のろう剤又
は接着剤使用時における確実なろう接又は接着)。
【0007】
【発明が課題しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の拡張工具を改良して、拡張ヘッ
ドの特に簡単確実でかつ再現可能な前調節を可能にする
拡張工具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、冒頭に述べた形式の拡張工具にお
いて、保持装置がリングフランジにおいて、軸線A−A
に対して同心的な円に、工具ベース体に支承されている
インデックスピンのためのインデックス孔を有してい
る。
【0009】
【発明の効果】本発明のように構成された拡張工具で
は、再現可能な前調節が可能であり、これは特に、イン
デックス孔が例えばアルファニューメリック式に特徴付
けられている場合に可能である。この場合、管壁厚には
それぞれ規定の指標を対応させることが可能であり、こ
のような指標は、例えば付加的な拡張ヘッドを後で購入
した場合に、互いに異なった許容誤差状態を有している
使用可能な拡張ヘッドに、対応している。インデックス
ピンを用いた係止は、頑丈にかつ確実にしかも比較的大
きな直径において行われるので、従って、拡張ヘッドの
交換時に保持装置に対して加えられるトルクが、気づか
れない不都合なずれを生ぜしめることはない。さらに、
保持装置へのロック装置の係合箇所における材料の変形
も生じない。これに加えて、大きな直径によって、細か
なインデックス標示が可能になる。
【0010】本発明の有利な構成では、インデックスピ
ンが、第1の円筒面と第2の円筒面とを備えた段付円筒
体として構成されており、両円筒面が、環状肩部の形成
下で互いに同軸的に配置されていて、インデックスピン
が両円筒面で、工具ベース体における相補形状を備えた
同軸的な孔に支承されており、大径の孔の底部と環状肩
部との間に、プレロードをかけられた圧縮ばねが配置さ
れており、インデックスピンが大径の円筒面で、リング
フランジのインデックス孔に係合するようになってい
る。
【0011】また、インデックスピンが小径の円筒面
で、工具ベース体から突出しており、該円筒面の端部に
シフトキーを保持していると、スペースを節減するのに
有利である。
【0012】駆動手段はこの場合任意に選択することが
可能である。例えば、拡開心棒をハイドロリックピスト
ンによって操作することが可能である。
【0013】しかしながら特に有利な構成では、閉鎖位
置において拡開心棒の軸線に対して垂直に方向付けられ
た2つの手動レバーを備えた自体公知の「エクスパンダ
ートング」が使用される。この場合工具ベース体は、堅
く取り付けられた第1の手動レバーを有しており、工具
ベース体には、2つの支承台の間の間隙に、旋回可能な
制御体が支承されていて、この制御体が、拡開心棒に作
用し、旋回可能な第2の手動レバーと結合されている。
シフトキーを保護するためにシフトキーは、両支承台の
間の間隙内を案内されていて、手動レバーとは反対の側
において間隙から突出していると有利である。
【0014】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【0015】図1には、中空円筒形の工作物(管)の端
部のための拡張工具1が示されており、この拡張工具
は、一体成形された第1の手動レバー3を備えた金属製
の工具ベース体2と、ねじ山付孔4と、該ねじ山付孔に
おいて軸方向調節可能に支承されている、拡張ヘッド6
のための保持装置5とを有している。
【0016】保持装置5は、雄ねじ山8aを備えた第1
の延長部8を備えた回転体7から成っており、この場合
雄ねじ山8aはねじ山付孔4にねじ込まれている。この
ねじ山結合部は、前記軸方向調節のために働く。さらに
回転体7は、拡張ヘッド6を保持するために雄ねじ山9
aを備えた第2の延長部9を有している。第1の延長部
と第2の延長部との間には、一体に成形されたストッパ
10が位置しており、このストッパはリングフランジ1
1として構成されている。回転体7には、貫通した軸方
向孔12が設けられており、この軸方向孔には拡開心棒
13が支承されている。そしてこの拡開心棒13は、円
錐台形に先細の端部13aを有しており、この端部がそ
の長手方向摺動時に拡開ジョー14を拡張させる。
【0017】第2の延長部9の外端部には、セクタ状の
複数の拡開ジョー14を半径方向において案内するため
の半径方向の端面9bが設けられている。拡開ジョーの
うちの6つの拡開ジョーは、1セットとして軸線A−A
を中心にして円形に配置されている。前記案内のため
に、拡開ジョー14が各1つのフランジセクタ14aを
有しており、このフランジセクタは各1つのリベット1
5を用いて半径方向シフト可能に袋キャップ16に保持
されている。フランジセクタを取り囲むリングばね14
bは、拡開ジョー14を軸線A−Aに向かう方向でプレ
ロードをかけてまとめておく。袋キャップ16は雌ねじ
山16aと、円形リング面16cを備えたリングフラン
ジ16bとを有しており、この場合円形リング面に沿っ
てフランジセクタ14aは滑動することができる。袋キ
ャップ16はその縁部16dで、ストッパ10もしくは
リングフランジ11に当接し、この場合縁部16dと円
形リング面16cとの間の軸方向間隔及び端面9aとリ
ングフランジ11との間の間隔は、次のように、すなわ
ち端面9aと円形リング面16cとの間に、平面平行な
面によって制限される間隙が設けられるように、選択さ
れており、そしてこの間隙内においてフランジセクタ1
4aは、十分な遊びをもって滑ることができる。
【0018】孔12からは拡開心棒13の先細の端部1
3aが突出していて、同軸的に拡開ジョー13のセット
内に進入している。拡開心棒13の、反対側に位置して
いて同様に工具ベース体2から突出している端部には、
円筒形のローラ軸17を用いて、自由回転可能なローラ
18が支承されており、このローラの回転軸線は、系の
軸線でもある心棒軸線A−Aに対して垂直に位置してい
る。
【0019】工具ベース体2は案内部分2aを有してお
り、この案内部分2aはほぼ、丸く面取りされた外側の
角隅と縁部とを備えた直方体として成形されている。拡
開心棒13はローラ18で上方に向かって案内部分2a
から突出している。案内部分2aと、不動に一体成形さ
れた手動レバー3との間には、適当に斜めに成形された
外側の壁面を備えた移行部分2bが位置しており、この
移行部分によって段部及び突出部が回避される。これら
については図面において詳細には示されていない。案内
部分2a及び移行部分2bは、上方に向かって開放した
間隙状の切欠き2cを有しており、この切欠きには、以
下において詳しく述べる制御体19が進入可能である。
【0020】同様に工具ベース体2においても旋回軸2
0を用いて、ローラ18に作用する制御体19が支承さ
れており、この制御体は、旋回可能な第2の手動レバー
21と一体に結合されている。
【0021】制御体19によって拡開心棒13は、図1
に示された位置への時計回り方向におけるレバー操作時
に、所定の行程だけ回転体7から、保持装置5と結合さ
れた拡張ヘッド6に向かってシフト可能である。拡張ヘ
ッドの作用形式自体は先行技術に属するものなので、こ
れについて詳しく述べることは省く。
【0022】本明細書における「上」及び「下」という
表現は、図面に示された位置に関してのものである。
【0023】制御体19は、一方の側から他方の側に向
かって貫通していて旋回軸20を中心にして円弧状に延
びているスロット22を有しており、このスロットは一
方の側において第1の制御カーブ23によって、かつ対
向して位置している側において第2の制御カーブ24に
よって制限されている。スロット22の内側の幅は、い
かなる位置においても、ローラ18の直径に小さな遊び
を加えた値に相当しており、この結果ローラ18はスロ
ット22内に閉じ込められていて、拡開心棒の両運動方
向において強制的に案内されている。
【0024】ローラ18は、拡張動作時には第1の制御
カーブ23に沿って、逆向きのレバー運動による拡開心
棒13の引戻し動作時には制御カーブ24に沿って転動
する。ローラ軸17を用いてローラ18は、拡開心棒1
3の、平行な壁によって内方に向かって制限されている
2つの側壁13bの中及び間において支承されている。
図面には側壁のうちの前側の側壁だけが見える。
【0025】制御カーブ23,24は、円弧状のスロッ
ト22の、半円筒形でかつ凹面状に成形された2つの端
面によって、互いに結合されており、両端面の曲率中心
点、つまり可能な2つの終端位置において択一的にロー
ラ18の軸と合致する曲率中心点は、拡開心棒13の行
程の程度に応じて、旋回軸20から異なった間隔を有し
ている。カーブ経過は単調であり、つまり拡開心棒の位
置が、一方向における制御体19の旋回時に2回通され
ることはない。
【0026】前記半円筒形の端面は、旋回可能な手動レ
バー21の旋回角を制限するためのストッパを形成して
おり、この場合一方のストッパは、フィンガのつぶれを
阻止する最小間隔に至るまでの手動レバーの接近を制限
している。そして他方のストッパは、手動レバーの開放
運動を制限している。
【0027】制御体19は、旋回可能な手動レバー21
の一方の端部を形成しており、旋回軸20における支承
のためのアイ25を有している。旋回軸20はベース体
2における間隙26を貫通しており、ベース体2におい
て側部で拡開心棒13の外において、手動レバー3,2
1とは反対の側で、間隙26の両側において支承されて
いる。ベース体の、間隙26を制限している側壁(図面
ではそのうちの後ろ側の側壁だけが示されている)は、
旋回軸20のための軸受台と呼ぶこともできる。側壁
は、該側壁に設けられた部分円筒形の切欠き(図示せ
ず)を用いて、拡開心棒13のための付加的な案内とし
ても働く。
【0028】回転体7は、リングフランジ11と第1の
延長部9との間に、軸線A−Aに対して半径方向の端面
27を有しており、この端面には、軸線A−Aに対して
同心的な円に、複数のインデックス孔28が配置されて
いる。図面にはこれらのインデックス孔のうちの、断面
に位置しているインデックス孔だけが示されている。イ
ンデックス孔には、工具ベース体2に支承されているイ
ンデックスピン29が係合する。インデックス孔28及
びインデックスピン29は、協働してロック装置30を
形成しており、このロック装置の詳細については、図2
に示されている。
【0029】インデックスピン29は段付円筒体として
構成されていて、第1の円筒面29aと第2の円筒面2
9bとを有しており、両円筒面は、リング肩部29cを
形成しながら互いに同軸的に配置されている。インデッ
クスピンの軸線は、軸線A−Aに対して平行に延びてい
る。円筒面によってインデックスピンは、ベース体2の
相補的な軸方向の孔31,32に支承されている。大径
の孔の底とリング肩部29cとの間には、プレロードを
かけられた圧縮ばね33が配置されている。この圧縮ば
ねによって、インデックスピン29の大径の円筒面29
aは、予め選択されたインデックス孔28内に保持され
る。
【0030】インデックスピン29はその小径の円筒面
29bで、上方に向かって工具ベース体2から突出して
いて、その円筒面29bの端部にシフトキー34を有し
ている。このシフトキーは、僅かな遊びをもってかつ回
動を防止されて、前記間隙26内を案内されていて、手
動レバー3,21とは反対の側において間隙26から突
出している。
【0031】装置の作用形式は以下の通りである:まず
初めに、インデックスピン29の係合時において拡張ヘ
ッド6が雄ねじ山9aにねじ締結され、縁部16bが手
によってつまり工具を用いることなしに、リングフラン
ジ11に対してしっかりと締め付けられる。次いで空行
程において、両手動レバーが力なしに互いに接近できる
か否かが、検査される。これが不可能な場合には、イン
デックスピン29がシフトキー34を用いて持ち上げ
れ、回転体7は拡張ヘッドと一緒に僅かな値だけ、ベー
ス体2から回し出される。このためには通常30〜90
゜の回転が、つまり2〜4のインデックス孔の間隔が必
要である。
【0032】次に検査拡張が行われ、管対のための毛管
間隙が測定される。毛管間隙が小さすぎるか又は大きす
ぎるかに応じて、毛管間隙は、一方の回転方向又は他方
の回転方向における回転体7と拡張ヘッド6との共通の
回転によって、減少又は増大可能である。そして装置
は、任意に多くの後続の作業動作のための準備状態にあ
り、この場合にインデックスピンは、不都合な移動調節
を阻止する。
【0033】方向表示(「増大」/「減少」)を備えた
スケールによって、調節動作を容易にすることができ
る。
【0034】ねじ山付延長部8を、保持装置5にではな
くベース体2に配置して、下方に向かって突出させるこ
と及び、保持装置5に、ねじ山付孔4に類した適当なね
じ山付孔を逆向きに設けることが、択一的に可能であ
る。このような場合においても、調節ねじ山4/8aの
直径は、拡張ヘッドを装着するための雄ねじ山9aの直
径よりも明らかに小さく、そして保持装置は拡張ヘッド
におけるアダプタではなく、常にベース装置に配属され
ている部分である。
【図面の簡単な説明】
【図1】工具ベース体と拡張ヘッドを備えた拡開心棒と
の範囲における拡張工具の部分的な軸方向断面図であ
る。
【図2】図1に示された拡張工具の一部を拡大して示す
図である。
【符号の説明】
1 拡張工具、 2 工具ベース体、 3 手動レバ
ー、 4 ねじ山付孔、5 保持装置、 6 拡張ヘッ
ド、 7 回転体、 8,9 延長部、 8a,9a
雄ねじ山、 10 ストッパ、 11 リングフラン
ジ、 12 孔、13 拡開心棒、 14 拡開ジョ
ー、 14a フランジセクタ、 14bリングフラン
ジ、 15 リベット、 16 袋キャップ、 17
ローラ軸線、 18 ローラ、 19 制御体、 20
旋回軸、 22 スロット、23,24 制御カー
ブ、 25 アイ、 26 間隙、 27 端面、 2
8インデックス孔、 29 インデックスピン、 30
ロック装置、 31,32 孔、 33 圧縮ばね、
34 シフトキー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の工作物を拡張するための拡張工具
    (1)であって、工具ベース体(2)と、先細の端部
    (13a)を有している軸方向シフト可能な拡開心棒
    (13)と、該拡開心棒を同心的に取り囲んでいて交換
    可能な拡張ヘッド(6)を保持するための保持装置
    (5)と、駆動装置とが設けられており、該駆動装置に
    よって拡開心棒(13)が、所定の行程だけ拡張ヘッド
    に向かってシフト可能であり、該拡張ヘッドが、保持装
    置(5)に装着可能な袋キャップ(16)と、該袋キャ
    ップ内において半径方向運動可能に案内されている1セ
    ットの拡開ジョー(14)とから成っており、この場合
    保持装置(5)が、ねじ山付延長部(8)を用いて、拡
    開心棒(13)の軸線A−Aの方向で長手方向移動可能
    に工具ベース体(2)に支承されていて、リングフラン
    ジ(11)を拡張ヘッドのためのストッパ(10)とし
    て有しており、さらにロック装置(30)が設けられて
    いて、該ロック装置が、工具ベース体(2)に対する保
    持装置(5)の移動運動に作用する形式のものにおい
    て、保持装置(5)がリングフランジ(11)におい
    て、軸線(A−A)に対して同心的な円に、工具ベース
    体(2)に支承されているインデックスピン(29)の
    ためのインデックス孔(28)を有していることを特徴
    とする、中空の工作物用の拡張工具。
  2. 【請求項2】 インデックス孔(28)及びインデック
    スピン(29)の軸線が、拡開心棒(13)の軸線(A
    −A)に対して平行に延びている、請求項1記載の拡張
    工具。
  3. 【請求項3】 インデックスピン(29)が、第1の円
    筒面(29a)と第2の円筒面(29b)とを備えた段
    付円筒体として構成されており、両円筒面が、環状肩部
    (29c)の形成下で互いに同軸的に配置されていて、
    インデックスピン(29)が両円筒面(29a,29
    b)で、工具ベース体(2)における相補形状を備えた
    同軸的な孔(31,32)に支承されており、大径の孔
    (31)の底部と環状肩部(29c)との間に、プレロ
    ードをかけられた圧縮ばね(33)が配置されており、
    インデックスピン(29)が大径の円筒面(29a)
    で、リングフランジ(11)のインデックス孔(28)
    に係合するようになっている、請求項1記載の拡張工
    具。
  4. 【請求項4】 インデックスピン(29)が小径の円筒
    面(29b)で、工具ベース体(2)から突出してお
    り、該円筒面の端部にシフトキー(34)を保持してい
    る、請求項1記載の拡張工具。
  5. 【請求項5】 シフトキー(34)が回動を防止され
    て、工具ベース体(2)の2つの支承台の間における間
    隙(26)において案内されていて、該間隙から突出し
    ている、請求項4記載の拡張工具。
JP4023472A 1991-02-12 1992-02-10 中空の工作物用の拡張工具 Pending JPH05185160A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4104205.0 1991-02-12
DE4104205A DE4104205C1 (ja) 1991-02-12 1991-02-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05185160A true JPH05185160A (ja) 1993-07-27

Family

ID=6424872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4023472A Pending JPH05185160A (ja) 1991-02-12 1992-02-10 中空の工作物用の拡張工具

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5243845A (ja)
EP (1) EP0499094A3 (ja)
JP (1) JPH05185160A (ja)
AU (1) AU646131B2 (ja)
CA (1) CA2061060A1 (ja)
DE (1) DE4104205C1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004009142A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Rothenberger Werkzeuge Ag 中空体を広げるためのプライヤ形手持ち式工具

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4202348C1 (en) * 1992-01-29 1993-06-09 Rothenberger Werkzeuge-Maschinen Gmbh, 6233 Kelkheim, De Tube end expansion tool - has holding drillings for guide pins at inner and outer flange sectors
US5836197A (en) * 1996-12-16 1998-11-17 Mckee Machine Tool Corp. Integral machine tool assemblies
US6439023B1 (en) * 2000-03-22 2002-08-27 General Electric Company Methods and apparatus for retrofitting compressible flanges
CA2419878A1 (en) * 2002-02-25 2003-08-25 James Creed Mechanical device for flaring a piling member
US7325436B2 (en) * 2006-05-31 2008-02-05 Enzo Cheng Expanding tool for hollow members
US8517715B2 (en) 2010-04-06 2013-08-27 Milwaukee Electric Tool Corporation PEX expanding tool
DE202010004948U1 (de) * 2010-04-13 2011-09-01 Rehau Ag + Co. Expanderkopf für hohle Werkstücke mit geführten Segmenten
EP2608935B1 (de) * 2010-08-24 2018-02-28 Rothenberger AG Kupplungsteile zum verbinden von antriebsgerät und expanderkopf
DE102010035222B4 (de) * 2010-08-24 2013-04-18 Rothenberger Ag Kupplung für die axiale Verbindung eines Antriebsgerätes mit einem Expanderkopf
US9388885B2 (en) 2013-03-15 2016-07-12 Ideal Industries, Inc. Multi-tool transmission and attachments for rotary tool
TWI433739B (zh) * 2013-04-02 2014-04-11 Chieh Yu Cheng 擴管器
DE102013107294A1 (de) * 2013-07-10 2015-01-15 Gustav Klauke Gmbh Handarbeitsgerät und Hand-Aufweitgerät
US9914260B2 (en) 2014-06-20 2018-03-13 Milwaukee Electric Tool Corporation PEX expanding tool
US9862137B2 (en) 2015-04-20 2018-01-09 Milwaukee Electric Tool Corporation PEX expanding tool
WO2016201196A1 (en) 2015-06-10 2016-12-15 Milwaukee Electric Tool Corporation Pex expanding tool
US11596999B2 (en) 2019-02-20 2023-03-07 Milwaukee Electric Tool Corporation PEX expansion tool
US11633775B2 (en) 2019-02-20 2023-04-25 Milwaukee Electric Tool Corporation PEX expansion tool
US11110646B2 (en) * 2019-07-23 2021-09-07 Brochman Innovations, Llc PEX tubing expander head
CN214726466U (zh) 2020-11-27 2021-11-16 米沃奇电动工具公司 扩展工具
US11779990B2 (en) 2021-04-09 2023-10-10 Milwaukee Electric Tool Corporation Expansion tool

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1238012A (en) * 1917-04-09 1917-08-21 Walker K Burwell Nut-lock.
US1717668A (en) * 1927-10-29 1929-06-18 Dhaenens Peter Nut lock
DE2511490A1 (de) * 1975-03-15 1976-09-23 Edwin Rothenberger Schweisstec Vorrichtung zum aufweiten von rohrleitungsenden
DE2616324A1 (de) * 1976-04-14 1977-10-27 Kabel Metallwerke Ghh Vorrichtung zum kalibrieren von rohrenden
US4735078A (en) * 1986-07-07 1988-04-05 Emerson Electric Co. Tube expanding tool
DE8800503U1 (ja) * 1988-01-18 1989-05-18 Hesse, Kurt, 8510 Fuerth, De
DE8807784U1 (ja) * 1988-06-15 1988-08-11 Semmler, Allan Raymond
DE3826187A1 (de) * 1988-08-02 1990-02-08 Rothenberger Werkzeuge Masch Aufweitewerkzeug fuer hohle werkstuecke

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004009142A (ja) * 2002-06-06 2004-01-15 Rothenberger Werkzeuge Ag 中空体を広げるためのプライヤ形手持ち式工具

Also Published As

Publication number Publication date
CA2061060A1 (en) 1992-08-13
AU1033492A (en) 1992-08-20
DE4104205C1 (ja) 1992-10-08
AU646131B2 (en) 1994-02-10
US5243845A (en) 1993-09-14
EP0499094A3 (en) 1992-10-07
EP0499094A2 (de) 1992-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05185160A (ja) 中空の工作物用の拡張工具
JP3218390B2 (ja) 工作機械のためのカッター位置調節機構
US758195A (en) Machine for contracting ferrules, &c.
US20060201228A1 (en) Expansion device for hollow bodies
JP2011240426A (ja) 罫書き工具
JPH11309710A (ja) ドリル工具及び工具ホルダ
US7051411B2 (en) Apparatus for riveter
JPH04217441A (ja) アンダカットを備えたドリル孔を製作するための装置
US2592432A (en) Corrugation drilling tool
JPH05505772A (ja) 球形穿孔加工用工具
US3844149A (en) Pipe necking apparatus
US2257609A (en) Pilot for boring bars
JPS6119369B2 (ja)
JPH0418241B2 (ja)
US2335775A (en) Gauge
JPS6215045A (ja) 工作機械用工具取替装置
JPS5950446B2 (ja) 撓み型バイトホルダ調整装置
TWI807675B (zh) 擴張工具
US3924430A (en) Swing roll tool assembly
JP4119552B2 (ja) 工具保持具
CN219589657U (zh) 一种零部件内壁圆度测量量具基座
CN111927327B (zh) 一种跟管钻具偏心套的压齿装置
JP2009050995A (ja) 作業機械
JPS6038168Y2 (ja) 孔位置測定装置
JPH03178725A (ja) フローティングホルダ