JPH05505772A - 球形穿孔加工用工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は加工部材の球形に湾曲した内側表面を穿孔加工するための装置に関する 。

そのような装置はドイツ公開特許出願箱３０４２４００号明細書より公知である 。これは、回動ハウジングが管状心棒上で回動運動かできる様にその中に装着さ れたスリット形の貫通開口部を有する主本体を具備する。穿孔工具の回転中に回 動ハウジングに取付けられた切削工具が全球形表面上を動いて機械加工されるよ うに、管状心棒は穿孔装置の回転軸に対して直角になっている。楔形調節装置が カッタの公差の補正を出来るようにするために設けられ、その結果加工部材の同 一の内側直径が作り出されるであろう。この楔形調節装置は、その楔部に載る心 棒に対して直角に変位可能なラムを持つ管状心棒内で長手方向に変位可能な楔部 を具備する。ラムは、楔部と、回動ハウジングの外側にしっかりとねじ止めされ る実際の切削工具が装着される弾性アームを有する切削工具ホルダとの間の接続 部材を構成する。心棒内で楔部を変位することによって、ラムは心棒に相関する 切削工具の軌道（ｊｒｘｊｅｃｔｏｒ７）直径を調節するために半径方向外側に 幾分押し出される。

楔部の作動は、穿孔工具のシャンクを通って延在する作動ロッドに接続される別 の楔形伝動装置によって行なわれる。

回動ハウジングを回動するための作動ロッドはこの作動ロツドに加えて穿孔工具 のシャンクを通って延在するので、公知の穿孔工具は工作スピンドルから容易に 取り外すことができない。従って、それはその中で工具取換えが行われる工作機 械には適さない。

公知の穿孔工具の工具スピンドルの内側の作動ロッドによってカッタ調節を行え ることは、今日のトランスファ・ラインでは最早長所とはならない。カッタの位 置を測定するために、工具は何れにしても決められた回転位置に持って来られな ければならない。

別の制限が実際の切削工具を保持するアームのばね装着から生じる。ばね継ぎ手 の寸法は１つの妥協点に該当するはずである。切削工具のためにできる限り丈夫 な装着を提供するために、ばね継ぎ手はできる限り堅くあるべきである。しかし 、このために極端に大きな力が必要とされる調節に於て問題が生ずる。この理由 のために、設計者はばね継ぎ手を単にそれが通常の切削作業中に生ずる力に耐え 得る程度の強さにする。

カッタ破損の場合に、切削工具ホルダは痛められ得て交換されなければならない 。これは、ただ機械がある一定時間働いていないことを意味するのみではなく、 比較的複雑な形で、相応して製造するのに金がかかる新しい切削工具ホルダのた めの相当な費用も含んでいる。

従って、本発明の目的は、単純で頑丈な設計であり、容易に交換できる加工部材 の球形に湾曲した内側表面を穿孔するための装置を提供することである。

発明の概要 この目的は、本発明により心棒のボルトが調節によって長手方向にシフトされる 時に工具調節が可能になるように働く楔形表面を持つ心棒のボルトそれ自身を形 成することによって達成される。

心棒のボルト上に楔形表面を配置することは、分離した部分を無くすことを可能 にし、楔形表面をより大きくすることも可能にし、それ故により大きな力が伝達 され得る。その上に楔形表面が配置される心棒のボルトは、公知の装置では心棒 のボルトの内側に装着される楔形ビンよりも当然大きな直径を持つので、より大 きな調節行程も可能となる。更に、それによって必要部品の数は減らされる。

特に空間を節約する形状にするために、楔形表面を持つ心棒のボルトを移動させ るための作動装置が心棒のボルトそれ自身内に配置される。

いずれにしても、心棒のボルト上に設けられた楔形表面それ自体は切削力と共同 して心棒のボルトが回動ハウジング内で回転するのを防ぐ。しかし、精度を増す ために、それは切削力が生じない時でさえ、心棒のボルトが正しい場所に留まる という長所を併せ持つ、それが回転するのを防ぐための追加手段を設けることが 有益であることは明らかである。最も単純な場合では、心棒のボルトの回転する のを防ぐための手段は切削工具ホルダそれ自身内にあり、その目的のために、心 棒のボルトはそれの長手方向軸に対して直角に延在し、そこを通って切削工具ホ ルダのシャンク部分が誘導される貫通開口部を有する。

特に頑丈な切削工具ホルダは、それがプランジャ・ピストン方式で設計され、回 動ハウジングの孔に設置されることによって得られる。この方法で、一方では、 それは非常に強い反力を受けることができる。たとえカッタ破損の結果として損 傷が生じても、例えば、切削板挿入物を保持するためのポケットが押し潰される ので、切削工具ホルダは容易に交換され得る。それも比較的単純な形をしていて 、弾性特性を持つ素材からできていなくてもよい。心棒のボルト上の楔形表面と 共同する切削工具ホルダの肩部分もまた単純な方法で製造され得る。

心棒のボルトの貫通開口部が引き伸ばした形の穴であり、切削工具ホルダのシャ ンク部分がこの貫通開口部のこの部分で同じ様に平らな辺のつけられた形状であ るならば、これは単純な方法で切削工具ホルダが回転運動を起こすのを妨げるた めの手段を与える。この場合、カッタが長手方向軸上にあるならば、切削工具ホ ルダの長手方向軸の周りの偶力は著しく小さく維持され得る。

切削力の結果として切削工具ホルダ上に働く傾ける偶力は、切削工具ホルダ上で 形成され回動ハウジングの適合する円形の孔内で長手方向に移動するように誘導 される丸いピンの助けを借りて最も簡単な方法で吸収される。

心棒のボルトを通って延在するシャンク部分を除いて、切削工具ホルダが、他の 部分ではおそらく色々な直径を持つ、円柱型の設計であるならば、それは著しく 単純になる。

図面の説明 本発明の内容の実施例は図面で開示される。

図１は、加工部材に球形内側表面を穿孔するための装置の側面図である。

図２は、図３の線ＩＩ−Ｉ＋に沿って採った図１の装置の縦方向断面図である。

図３は、図１の線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿って採った図１の装置の断面図である。

図４は、図３の線ＩＶ−ＩＶの沿って採った、切削工具ホルダの無い図１の装置 の断面図である。

図５は、図１の装置の心棒のボルト、切削工具ホルダ、及び調節ねじの斜視分解 図である。

詳細な説明 図１は、加工部材に球形内側表面の孔を開ける即ち作り出すための装置を側面図 で示す。この目的のために、練直１はそれの後ろ側部に具備されたその円錐形端 部２で工作機械のスピンドル内に受容され、その長手方向軸即ち回転軸３に相関 して回動運動をするように配置される。加工部材に面するそれの前端部は、回転 軸３と同軸であり、穿孔作業の間の横方向の力を更に吸収するために、工作機械 内の静止した当接部に挿入される円柱型ピン５で終端する筒型主本体４を形成す る。円柱型ピン５の近くで、連続的なスロット６が主本体４で回転軸３を横切っ て延在し、心棒のボルト８上の回動ハウジング７が回動運動するようにそこに装 着される。心棒のボルト８は六角形の板の形を持つ回動ハウジング７の孔１０に 入れられる。ボルト８の長手方向軸は回転軸３と直角に交差する。

主本体４は受容スロット６まで延在する連続的な長手方向の孔９を具備する。そ の後ろ端部が１２で装置１から突き出ている作動ロッド１１は長手方向の孔９内 で長手方向の移動に対して誘導される。作動ロッド１１は回動ハウジング７の付 近のそれの前方端部で二股に分かれていて、支持ボルト１４がその中へ挿入され る横孔を具備する。他方の端部で回動運動のために回動ハウジング７に接続され る接続ロッド１５は一方の端部で回動運動のために支持ボルト１４に装着される 。この目的のために、回動ハウジング７は適切な側部にスロット１６を具備し、 接続ロッド１５がその他方の端部で同様に取付けられる二股を作り出す。同じく 接続ロッドＩ５の対応する孔を通って延在する支持ボルト１７は、スロット１６ のその部分で回動ハウジング７を通って横方向に延在して、接続ロッド１５がボ ルト１７により回動ハウジング７に関節接合されるようにする。

回転軸と同軸である作動ロッド１１が主本体内で長手方向へ移動される時、それ は接続ロッド１５の助けを借りて心棒のボルト８の軸の周りで回動ハウジング７ の回転運動を起こす。

心棒のボルト８は受容スロット６のその部分で主本体４を通って後者と直角に延 在する貫通孔１８に両端部で挿入される。

貫通孔１８の軸は回転軸３と直角に交差するので、受容スロット６の側壁に直角 になる。心棒のボルト８は貫通孔１８内で回転及び長手方向への移動の両方に対 して自由に動ける状態にされる。

その設計は図３及び図５から最も良く分かる。心棒のボルト８はその長さ全体に 亘って一定の直径を持つ筒型ボルトである。それは、それの筒型外側表面と同軸 であり、底部２１で先が鋭くなくなって（ｂｌｕｎｔｌｙ）終端する盲孔１９を 具備する。

盲孔１９は、他方の端部に、その中へ調節ねじ２３が捩じ込まれ得るめねじ２２ を具備する。調節ねじ２３は、一方の端部に対応する工具の挿入のためにそこに 六角形のソケット２４を、他方の端部に平らな端部面を持つ円柱型ビン２５を有 する押しねじである。

心棒のボルト８はそれの外周表面にオルガン・パイプの様態の切欠き部分２７を 保持する。心棒のボルト８の長手方向軸に対して傾斜して延在し、心棒のボルト ８の軸に向って約８度の角度で傾斜した楔形表面となる表面２８がそこに作られ る。

楔形表面２８は心棒のボルト８のほぼ中央にあり、平らな表面である。それの寸 法は以下のその機能の説明から明白になる。

楔形表面２８の中央に、心棒のボルト８は円形盲孔１９まで延在する長方形の貫 通開口部２９を具備する。直径方向の反対側に同じ寸法を持つ別の長方形の貫通 開口部３１が長方形の貫通開口部２９と整列して在る。

図２の開示により、心棒のボルト８に対して直角に延在する回動ハウジング７は 、夫々心棒のボルト８の上に心棒のボルト８の外側直径よりも大きい直径を持つ 円形断面３３を、心棒のボルト８の下に２つの四角形の開口部２９及び３１の横 方間中より小さいか或いは等しい直径を持つ円形断面３４を有する段付き孔３２ を具備する。段付き孔３２の軸は心棒のボルト８の軸と直角に交差する。つまり 、段付き孔３２は２つの四角形の開口部２９及び３１と整列している。

それの端部の１つに於いて対応する受容ポケットに菱形板の形状の切削挿入物３ ６を保持する切削工具ホルダ３５は、段付き孔３２内で長手方向に移動するよう に取付けられる。切削工具ホルダ３５は、大体、円柱の部分３７の軸で三方する ことによって作られる表面３９を持つ三等分された円錐台の形のアタッチメント ３８をその一方の端部面上に形成している円柱の部分３７を具備する。この表面 及びアタッチメント３８の夫々に、詳しく示されていないが、締付けねじの助け で取付けられる菱形切削挿入物３６のためのポケットが機械加工される。その反 対側の端部面では、円形部分３７は部分３７と同軸で、より小さい直径の別の円 形部分４１に移行する。部分４１は部分３７から離れたある点にコイルばねの形 の圧縮ばね４４のための当接吻として働き、そこに取付けられるスナップ・リン グ４３のための周辺を取巻く環状溝４２を具備する（図２参照）。

図５の開示に関連して、部分４１は環状溝４２の下の短い円形部品の後で、はぼ 平らの辺部のシャンク部分４５に移行する。

シャンク部分４５は、切削工具ホルダ３５の長手方向軸に関して正反対に配置さ れ、環状溝４２の一寸下まで延在する２つの平行な表面４６及び４７によって範 囲を定めらる。同様に切削工具ホルダ３５の長手方向軸に関して正反対に配置さ れた２つの別の平らな側面４８及び４９は、これらの２つの表面４６及び４７の 間に延在しており、その結果、シャンク部分４５は、全体として、心棒のボルト ８の２つの開口部２９及び３１の幅に対応する平たい側部４８と４９との間隔と 一方では貫通開口部２９及び３１の長さよりも短い狭い側部４６と４７の間隔と を持つ長方形断面を有する。従って、シャンク部分４５は心棒のボルト８の長手 方向軸に平行に貫通開口部２９及び３１内で移動できるが、心棒のボルト８内で 心棒のボルト８の長手方向軸の周りに傾くことはできない。更に、長方形断面の シャンク部分４５のおかげで、切削挿入物３６の切削する表面が常に心棒のボル ト８に平行な方向に向くようになるために、切削工具ホルダ３５はその長手方向 軸に相関する回転から守られる。

円形部分４１からシャンク部分４５への移行部分に、それらの半径方向内側の端 部では平らな側部４８及び４９に移行し、それらの半径方向外側端部では円形部 分４１の柱表面によって範囲を定められる２つの半径方向外側へ延在する肩５１ 及び５２がある。２つの肩部５１及び５２は、楔形表面２８が心棒のボルト８の 長手方向軸となす角度と９０度となる余角まで切削工具ホルダ３５の長手方向軸 に相関して傾いている共通面内にある。

最後に、シャンク部分４５の底端部には、夫々部分３７及び部分４１と同心であ り、それの直径に関して回動ハウジング７の孔３４と嵌合する円柱ピン５３があ る。

その様な設計の切削工具ホルダ３５は貫通開口部２９を通って誘導され、更に同 様な長方形開口部３１にわずかに更に挿入される長方形断面のそれのシャンク部 分４５で、回動ハウジング７の段付き孔３２に挿入される。円柱ピン５３は心棒 のボルト８の長方形開口部３１から出て、はぼ自由に動ける状態で円形孔３４に 入れられる。

組立てられた状態で、２つの平らな肩部５１及び５２はそれらの全表面で平らな 楔形表面２８上に載り、切削工具ホルダ３５の回動ハウジング７内への一層の進 入を限定する。

円形部分４１は段付き孔３２の部分３３と一緒に、そこに圧縮ばね４４が取付け られる円形環状空間の範囲を定める。圧縮ばね４４は一方の端部でスナップ・リ ング上に載る。圧縮ばね４４は他方の端部で回動ハウジング７に対して取付けね じ５５によって段付き孔３２の近（で堅くねじ止めされる蓋５４に支持される。

蓋５４は、そこで切削工具ホルダ３５の円柱部分３７が自由に動ける状態で誘導 される円形孔５６を備える。蓋５４は段付き孔３２の中へ筒型カラー５７で幾分 突出ており、圧縮ばね４４は筒型カラー５７上に支持される。

上記で説明された装置１は以下のように動作する：切削工具ホルダ３５は回動ハ ウジング７内で長手方向の移動に対して自由に動ける状態で誘導され、一方で、 穿孔作業中に発生する切削力は、部分３７から段付き孔３２にしっかりと接続さ れる状態で支持される蓋５４へ伝えられる。更に、横方向の力は円形孔３４内で 同様に自由に動ける状態で誘導されるピン５３より吸収される。両回柱表面即ち 部分３７とピン５３との両表面は一緒に切削力から発生する傾ける偶力をも引き 受ける。

切削工具ホルダ３５の長手方向に働く切削力の構成成分は肩部５１及び５２によ り心棒のボルト８の楔形表面２８上へ伝えられる。心棒のボルト８は自由に動け る状態で主本体４に装着されるので、その反力は主本体４に伝えられて、そこで 夫々工具スピンドル及びピン５に伝えられる。

切削力がない時、２つの肩部５１及び５２は圧縮ばね４４の助けで楔形表面２８ と当接状態に保持される。

切削挿入物３６に掛かる切削力から生ずる、切削工具ホルダ３５の回転は、心棒 のボルト８の２つの長方形開口部２９及び３１において、回転方向には固定され るが軸方向には移動可能な状態で挿入される長方形断面のシャンク部分４５によ って防がれる。更に、切削工具ホルダ３５の長手方向軸の周りのトルクは、カッ タ板３６の作動切削刃を部分３７及び４１と同心でありシャンク部分４５の長方 形断面の対角線の交点を通る切削工具ホルダ３５の長手方向軸に対して出来る限 り近付けることによって小さく保持される。

軌道直径の調節は以下のように実行されるニ一方の端部を底部２１上に支持され 、他方の端部をシャンク部４５の狭い表面４７上に載せている圧縮ばね５８は心 棒のボルト８の孔１９内に置かれる。圧縮ばね５８は、それのシャンク部分４５ が孔１９を貫通する切削工具ホルダ３５から離れる底部２１の方向に心棒のボル ト８を引っ張ろうとする。それによって２つの肩部５１及び５２は、楔形表面２ ８が圧縮ばねの方向に向って持ち上がっているので、そこでそれらが心棒のボル ト８の軸から最も小さい半径方向の間隔を有する出来る限り低い場所へ楔形表面 に沿って移動する。

心棒のボルト８に捩じ込まれ、シャンク部分４５の表面４６上にそれの平らな端 部面２６で載っている調節ねじ２３は圧縮ばね５８に対して反対に作用する。調 節ねじ２３が心棒のボルト８にどれくらい深く捩じ込まれるかによって、シャン ク部分４５は、心棒のボルト８に相関して半径方向外側に貫通開口部２９を取り 囲む楔形表面２８上の肩部５１及び５２を動かす圧縮ばね５８へ向う方向でより 大きい或いはより小さい範囲に変位される。調節ねじ２３が調節される時、シャ ンク部分４５が心棒のボルト８を通って半径方向に動く、そして夫々の起こり得 る場所では２つの肩部５１及び５２付近及びピン５３付近の両方でシャンク部分 ４５は常に少なくとも幾らかの範囲で長方形開口部２９及び３１内に残る。

しかし、切削工具ホルダ３５は段付き孔３２内でただ長手方向のみ変位され得る ので、調節ねじ２３の調節時に、互いに一列に並んでいる孔１０及び１８内で長 手方向に前後する心棒のボルト８の動きによってのみ切削工具ホルダ３５と心棒 のボルト８との間の相関連動が起こり得る。回動ハウジング７は、それが受容ス ロット６の平らな側壁の間で自由に動ける状態で誘導されるので、この運動に追 従することは出来ない。

調節ねじ２３によって加えられる押す力の結果として一方の方向に、圧縮ばね５ ８によって加えられる力の結果として他方の方向にそれが変位されようとしてい るので、より深く或いは浅（調節ねじ２３を捩じ込むことによって、心棒のボル ト８は、回動ハウジング７内でそれの長手方向に相関して変位され得る。心棒の ボルト８の長手方向の変位は、２つの肩部５１及び５２が楔形表面２８に沿って 滑動することを可能にし、その結果切削挿入物３６の心棒のボルト８の軸からの 望ましい間隔が調節され得る。

明らかなように、切削工具ホルダ３５は、切削圧力の方向にしっかりと接続され る状態で全ての側部で、もっと詳しく言えば、一方で蓋５４及び孔３４内で、他 方で同じく楔形表面２８上の肩部５１及び５２の助けを借りて、支持される。圧 縮ばね４４の゛目的は、ただ切削圧力がない時に肩部５１及び５２を楔形表面２ ８と当接状、態に保持することである。つまり、それは切削圧力と同じ方向で作 用する。

切削挿入物３６の位置が調節ねじ２３の調節によって望ましい軌道直径に調節さ れてしまうと、工具は作業に入り得る。この目的のために、図２で開示された場 所に関連して、作動ロッド１１は左或いは右の端部位置の何れかに持ってこられ て、切削挿入物３６が主本体４の外周の内側に引き入れられるまで、接続ロッド １５の助けを借りて、回動ハウジング７は左或いは右の何れかに４５度まで回動 される。それで工具スピンドルに載置された装置１はピン５が対応する当接部に 係合するまで機械加工されるべき加工部材に入れられ得る。その上に載置された 装置を具備する工具スピンドルは、回転運動にセットされ、一方の端部位置から 他方の可能な端部位置まで作動ロッド１１を動かすことによって、回動ハウジン グ７が心棒のボルト８と一緒に回され、切削挿入物３６の半径方向に最も外側の 切削角部は円６１の円弧に沿って動く。カッタの調節は手動及び自動の両方でな され得る。

１？　ｚつ　魂゛ 穿孔作業中にそれの長平方向軸の周りを回転する主本体を具備する、球形に湾曲 した内側表面を穿孔するための工具について説明される。回動ハウジングは主本 体内の心棒のボルト上に装着され、従って長手方向軸に直角の軸の周りを回動さ れ得る。回動運動は工具内にに設けられたロッドの装置の助けを借りて起こされ る。

切削工具ホルダは回動ハウジング内で心棒のボルトに対して直角の長手方向の変 位に対して誘導される。切削工具ホルダは心棒のボルトの楔形表面上の肩部表面 の助けを借りて支持され、シャンク部分が心棒のボルトを通って延在する。圧縮 ばね及び調節ねじの助けを借りて、心棒のボルトは、切削工具ホルダに相関して 長手方向に変位されて、心棒のボルトからのカッタの半径方向の間隔を調節する ことができる。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．回転軸（３）を有する主本体（４）と、前記主本体（４）内での回動運動を するように装着された回動ハウジング（７）と、前記主本体（４）内に装着され 、その長手方向の軸は、前記回転軸（３）に対して直角であり、前記回動ハウジ ング（７）を通って誘導され、前記主本体（４）内に配置されたロッド（１１、 １５）の仕組みによって回動される前記回動ハウジング（７）に装着される心棒 のボルト（８）と、前記回動ハウジング（７）によって保持され、前記心棒のボ ルト（８）に相関して半径方向に調節可能であり、前記心棒のボルト（８）に向 う方向に予め弾性的な応力を加えられている前記切削工具ホルダ（３５）と、予 め加えられた弾性的な応力に対抗して前記心棒のボルト（８）に相関して前記部 材によって前記切削工具ホルダ（３５）の半径方向の調節のために前記切削工具 ホルダ（３５）の半径方向の調節のために前記切削工具ホルダ（３５）と共同す る楔形表面（２８）と、前記楔形表面を調節するための作動装置（２３）とを具 備し、前記心棒のボルト（８）は前記主本体（４）及び前記回動ハウジング（７ ）内で長手方向の変位をするように装着され、前記心棒のボルト（８）は前記回 動ハウジング（７）内で回転しないように装着され、及び前記心棒のボルト（８ ）は前記楔形表面を保持する、球形に湾曲した加工部材の内側表面を穿孔するた めの装置（１）。 ２．前記心棒のボルト（８）が管状の設計であり、その中で前記心棒のボルト（ ８）を変位するための前記作動装置（２３）が前記心棒のボルト（８）に収容さ れる請求項１記載の装置。 ３．前記切削工具ホルダ（３５）が前記回動ハウジング（７）内で回転を止める ような取付け方法で前記心棒のボルト（８）を位置付けする請求項１記載の装置 。 ４．前記心棒のボルト（８）が、前記心棒のボルト（８）の長手方向軸と交差し 、前記心棒のボルト（８）の直径方向の向い合う場所に現れる貫通開口部（２９ 、３１）を具備する請求項１記載の装置。 ５．前記貫通開口部（２９）が前記楔形表面（２８）を通って延在する請求項４ 記載の装置。 ６．前記楔形表面が前記心棒のボルト（８）のほぼ中央に配置される請求項１記 載の装置。 ７．前記楔形表面（２８）によって規定される平面が前記心棒のボルト（８）の 長手方向軸と交差する請求項１記載の装置。 ８．前記回動ハウジング（７）が、その中に前記切削工具ホルダ（３５）が長手 方向に変位するように配置される孔（３２）を具備する請求項１記載の装置。 ９．前記切削工具ホルダ（３５）のための前記孔（３２）が前記心棒のボルト（ ８）のための前記孔（１０）と交差する請求項８記載の装置。 １０．前記切削工具ホルダ（３５）が、前記心棒のボルト（８）の前記貫通開口 部（２９、３１）を通って延在し、且つ前記心棒のボルト（８）の前記楔形表面 （２８）と相補的である前記楔形表面（５１、５２）と隣接する端部を持つシャ ンク部分（４５）を有する請求項１記載の装置。 １１．前記切削工具ホルダ（３５）の長手方向軸に直角方向の前記シャンク部分 （４５）の断面は平たい辺部をもち、前記心棒のボルト（８）内の前記貫通開口 部（２９、３１）のそれは引き伸ばした形の孔で、その長い方の寸法は前記心棒 のボルト（８）の長手方向軸と平行であり、それを横切る方向の長さは平たい辺 部の厚みと同じである請求項１０記載の装置。 １２．前記切削工具ホルダ（３５）の長手方向に測定された前記シャンク部分（ ４５）の長さが、前記心棒のボルト（８）の外側直径よりも小さい請求項１０記 載の装置。 １３．前記切削工具ホルダ（３５）の前記シャンク部分（４５）がその前記切削 工具（３６）から遠い端部に、前記シャンク部分（４５）の断面を越えてはみ出 さず前記切削工具（３６）の反対側の前記心棒のボルト（８）の側面上の前記回 動ハウジング（７）の対応する開口部（３４）で誘導されるピン（５３）を保持 する請求項１０記載の装置。 １４．前記ピン（５３）が円形のピンであり、前記回動ハウジング（７）内の前 記共同する開口部（３４）が円形孔である請求項１３記載の装置。 １５．前記切削工具ホルダ（３５）が前記楔形表面（２８）と共同する前記肩部 （５１、５２）と前記切削工具（３６）との間の部分に円形部分（４１）を有し 、その前記切削工具ホルダ（３５）の長手方向軸を横切る断面が前記シャンク部 分（４５）と等しいか或いはより大きい請求項１０記載の装置。 １６．前記円形部分（４１）が前記シャンク部分（４５）から離れたそれの端部 で更に大きい断面のカラー（３７）に移行する請求項１５記載の装置。 １７．前記切削工具ホルダ（３５）の前記円形部分（４１）が、前記回動ハウジ ング（７）上の他方の端部で支持される圧縮ばね（４４）のための当接部（４３ ）を保持し、前記心棒のボルト（８）の前記楔形表面（２８）へ向う方向で前記 切削工具ホルダ（３５）に予め応力を掛ける請求項１５記載の装置。 １８．前記圧縮ばねがコイルばね（４４）である請求項１７記載の装置。 １９．前記回動ハウジング（７）に取付けられ、そこを通る前記切削工具ホルダ （３５）の通路のための開口部（５６）を具備する蓋（５４）が前記回動ハウジ ング（７）内に前記圧縮ばね（４４）を支持するために設けられ、そこで前記切 削工具ホルダ（３５）が前記蓋（５４）の前記開口部（５６）において半径方向 に誘導される請求項１７記載の装置。 ２０．前記管状の心棒ボルト（８）が一方の端部で閉じられ、前記作動装置が圧 縮ばね（５８）及び作動ねじ（２３）を具備し、そこで前記圧縮ばね（５８）が 前記心棒のボルト（８）の前記閉鎖端部と前記切削工具ホルダ（３５）の間に取 付けられ、且つそこで前記加圧ねじ（２３）が、前記ねじ（２３）が捩じ込まれ る時、前記切削工具ホルダ（３５）が前記切削工具（３６）の方向で前記心棒の ボルト（８）に相関して半径方向に変位されるように、前記切削工具ホルダ（３ ５）上で支持される向い合う前記ばね（５８）で前記心棒のボルト（８）上のめ ねじ（２２）の中へ捩じ込まれる請求項１記載の装置。 ２１．前記切削工具（３６）が、前記切削工具ホルダ（３５）の長手方向軸を含 む面にその有効なカッタを持つ請求項１記載の装置。