JPH0518456B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0518456B2 JPH0518456B2 JP60037821A JP3782185A JPH0518456B2 JP H0518456 B2 JPH0518456 B2 JP H0518456B2 JP 60037821 A JP60037821 A JP 60037821A JP 3782185 A JP3782185 A JP 3782185A JP H0518456 B2 JPH0518456 B2 JP H0518456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- polycrystalline silicon
- etching
- silicon layer
- silicide layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910021420 polycrystalline silicon Inorganic materials 0.000 claims description 33
- 229910021332 silicide Inorganic materials 0.000 claims description 28
- FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N silicide(4-) Chemical compound [Si-4] FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 27
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims description 25
- VZGDMQKNWNREIO-UHFFFAOYSA-N tetrachloromethane Chemical compound ClC(Cl)(Cl)Cl VZGDMQKNWNREIO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 229910018503 SF6 Inorganic materials 0.000 claims description 10
- SFZCNBIFKDRMGX-UHFFFAOYSA-N sulfur hexafluoride Chemical compound FS(F)(F)(F)(F)F SFZCNBIFKDRMGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 229960000909 sulfur hexafluoride Drugs 0.000 claims description 10
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000010703 silicon Substances 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 11
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 5
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 5
- 238000001020 plasma etching Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 3
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 3
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 238000004518 low pressure chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 2
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 2
- 229910016006 MoSi Inorganic materials 0.000 description 1
- ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N Molybdenum Chemical compound [Mo] ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910008484 TiSi Inorganic materials 0.000 description 1
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011733 molybdenum Substances 0.000 description 1
- -1 molybdenum (Mo) Chemical class 0.000 description 1
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 1
- 150000003017 phosphorus Chemical class 0.000 description 1
- 238000001259 photo etching Methods 0.000 description 1
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 1
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 1
- GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N tantalum atom Chemical compound [Ta] GUVRBAGPIYLISA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/04—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
- H01L21/18—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
- H01L21/28—Manufacture of electrodes on semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/268
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、半導体装置の製造方法に関し、もつ
と詳しくは絶縁膜上の多結晶シリコン層と、シリ
サイド層とを、反応性(リアクテイブ)イオンエ
ツチング法でエツチングを行なうようにした構成
を有する半導体装置の製造方法に関する。
と詳しくは絶縁膜上の多結晶シリコン層と、シリ
サイド層とを、反応性(リアクテイブ)イオンエ
ツチング法でエツチングを行なうようにした構成
を有する半導体装置の製造方法に関する。
背景技術
従来からのMOS(Metal Oxide
Semiconductor)素子のゲート電極として、
MOS界面特性が良好である多結晶シリコンが用
いられているが、多結晶シリコンは抵抗率が大き
いため、LSI(大規模集積回路)の大容量化およ
び高速化に対する制限がある。
Semiconductor)素子のゲート電極として、
MOS界面特性が良好である多結晶シリコンが用
いられているが、多結晶シリコンは抵抗率が大き
いため、LSI(大規模集積回路)の大容量化およ
び高速化に対する制限がある。
そこでこのような問題を解決するため多結晶シ
リコン層上に、高融点の金属とシリコンとから成
るシリサイド層を有するMOSゲート構造の開発
が行なわれているが、たとえばダイナミツク
RAM(ランダムアクセスメモリ)のような多結
晶シリコン層の段差を下地にもつデバイスに適用
するためには、エツチング形状の制御が問題とな
る。
リコン層上に、高融点の金属とシリコンとから成
るシリサイド層を有するMOSゲート構造の開発
が行なわれているが、たとえばダイナミツク
RAM(ランダムアクセスメモリ)のような多結
晶シリコン層の段差を下地にもつデバイスに適用
するためには、エツチング形状の制御が問題とな
る。
発明が解決しようとする問題点
要約すれば、MOS素子のゲート電極における
エツチング形状が不良であると、回路の精度およ
び信頼性の向上を図ることができない。
エツチング形状が不良であると、回路の精度およ
び信頼性の向上を図ることができない。
本発明の目的は、エツチング形状が良好であ
り、これによつて回路の精度および信頼性の向上
を図ることができるようにした半導体装置の製造
方法を提供することである。
り、これによつて回路の精度および信頼性の向上
を図ることができるようにした半導体装置の製造
方法を提供することである。
問題点を解決するための手段
本発明は、基材上に絶縁膜を形成し、該絶縁膜
上に多結晶シリコン層を形成し、該多結晶シリコ
ン層上にシリコンと金属とからなるシリサイド層
を形成し、該シリサイド層上に選択的にレジスト
層を形成し、次に、前記多結晶シリコン層と前記
シリサイド層とのサイドエツチレートがほぼ等し
くなるように六フツ化イオウに対する四塩化炭素
の混合比が5%〜25%に設定された四塩化炭素と
六フツ化イオウとの混合ガスを用いて、前記多結
晶シリコン層と前記シリサイド層とをエツチング
することを特徴とする半導体装置の製造方法であ
る。
上に多結晶シリコン層を形成し、該多結晶シリコ
ン層上にシリコンと金属とからなるシリサイド層
を形成し、該シリサイド層上に選択的にレジスト
層を形成し、次に、前記多結晶シリコン層と前記
シリサイド層とのサイドエツチレートがほぼ等し
くなるように六フツ化イオウに対する四塩化炭素
の混合比が5%〜25%に設定された四塩化炭素と
六フツ化イオウとの混合ガスを用いて、前記多結
晶シリコン層と前記シリサイド層とをエツチング
することを特徴とする半導体装置の製造方法であ
る。
作 用
本発明に従えば、多結晶シリコン層とシリサイ
ド層とを、六フツ化イオウと四塩化炭素との混合
ガスによつて、エツチングを行なうようにしたこ
とによつて、MOS素子のゲート電極におけるサ
イドエツチ面の形状が良好となり、回路の精度お
よび信頼性の向上を図ることができる。特に本発
明に従えば、六フツ化イオウに対する四塩化炭素
の混合比を5%〜25%として、多結晶シリコン層
とシリサイド層とのサイドエツチレートがほぼ等
しくなるようにしたので、その後の熱酸化処理や
配線パターン作成などにおいて、回路の選択性お
よび加工精度が高まり、したがつてダイナミツク
RAMのような、下地に大きな段差を持つデバイ
スにも好適に実施することができるようになる。
ド層とを、六フツ化イオウと四塩化炭素との混合
ガスによつて、エツチングを行なうようにしたこ
とによつて、MOS素子のゲート電極におけるサ
イドエツチ面の形状が良好となり、回路の精度お
よび信頼性の向上を図ることができる。特に本発
明に従えば、六フツ化イオウに対する四塩化炭素
の混合比を5%〜25%として、多結晶シリコン層
とシリサイド層とのサイドエツチレートがほぼ等
しくなるようにしたので、その後の熱酸化処理や
配線パターン作成などにおいて、回路の選択性お
よび加工精度が高まり、したがつてダイナミツク
RAMのような、下地に大きな段差を持つデバイ
スにも好適に実施することができるようになる。
実施例
第1図は、本発明の一実施例の製造工程を示す
断面図である。まず第1図1に示されるように、
シリコン基板1上に、SiO2などから成るキヤパ
シタ用絶縁膜2を形成し、そのキヤパシタ用絶縁
膜2上に多結晶シリコンから成るキヤパシタ用第
1電極層3を堆積させる。次にフオトエツチング
によつてキヤパシタ領域Aのキヤパシタ用絶縁膜
2およびキヤパシタ用第1電極層3を残し、トラ
ンジスタ領域Bの部分(本実施例では第1図1の
右方)を除去する。その後、熱酸化工程によつて
キヤパシタ用第1電極層3とシリコン基板1との
段差面に亘つて熱酸化膜4を形成する。熱酸化膜
4は、キヤパシタ領域Aでは1000〜3000Åの層厚
を有するキヤパシタ用電極間絶縁膜5となり、ト
ランジスタ領域Bでは300〜400Åの層厚を有する
トランジスタ用絶縁膜6となる。次に、第1図2
に示されるように熱酸化膜4上に多結晶シリコン
から成る多結晶シリコン層7を堆積した後、リン
(P)の拡散を行なう。このリン濃度は、多結晶シリ
コン層7のシート抵抗が30Ω/□以上となるよう
に選ばれる。次に多結晶シリコン層7上に
LPCVD(減圧による化学気相成長)法などによ
つて高融点の金属たとえばタングステン(W)とシリ
コン(Si)とから成るシリサイド(WSi2)層8
を堆積する。このように熱酸化膜4上に多結晶シ
リコン層7とシリサイド層8とのいわゆるポリサ
イドゲート層9を形成した後、マスク材としての
フオトレジスト層10,11を、フオト技術を用
いてキヤパシタ領域Aおよびトランジスタ領域B
にそれぞれ選択的に形成する。その後、本発明に
従う反応性(リアクテイブ)イオンエツチング法
によつて、ポリサイドゲート層9を構成する多結
晶シリコン層7とシリサイド層8とのサイドエツ
チ・レート(すなわち単位時間にエツチングされ
る量であつて、横方向のエツチング速度)が等し
くなるようなエツチングを同一のプロセスで行な
う。
断面図である。まず第1図1に示されるように、
シリコン基板1上に、SiO2などから成るキヤパ
シタ用絶縁膜2を形成し、そのキヤパシタ用絶縁
膜2上に多結晶シリコンから成るキヤパシタ用第
1電極層3を堆積させる。次にフオトエツチング
によつてキヤパシタ領域Aのキヤパシタ用絶縁膜
2およびキヤパシタ用第1電極層3を残し、トラ
ンジスタ領域Bの部分(本実施例では第1図1の
右方)を除去する。その後、熱酸化工程によつて
キヤパシタ用第1電極層3とシリコン基板1との
段差面に亘つて熱酸化膜4を形成する。熱酸化膜
4は、キヤパシタ領域Aでは1000〜3000Åの層厚
を有するキヤパシタ用電極間絶縁膜5となり、ト
ランジスタ領域Bでは300〜400Åの層厚を有する
トランジスタ用絶縁膜6となる。次に、第1図2
に示されるように熱酸化膜4上に多結晶シリコン
から成る多結晶シリコン層7を堆積した後、リン
(P)の拡散を行なう。このリン濃度は、多結晶シリ
コン層7のシート抵抗が30Ω/□以上となるよう
に選ばれる。次に多結晶シリコン層7上に
LPCVD(減圧による化学気相成長)法などによ
つて高融点の金属たとえばタングステン(W)とシリ
コン(Si)とから成るシリサイド(WSi2)層8
を堆積する。このように熱酸化膜4上に多結晶シ
リコン層7とシリサイド層8とのいわゆるポリサ
イドゲート層9を形成した後、マスク材としての
フオトレジスト層10,11を、フオト技術を用
いてキヤパシタ領域Aおよびトランジスタ領域B
にそれぞれ選択的に形成する。その後、本発明に
従う反応性(リアクテイブ)イオンエツチング法
によつて、ポリサイドゲート層9を構成する多結
晶シリコン層7とシリサイド層8とのサイドエツ
チ・レート(すなわち単位時間にエツチングされ
る量であつて、横方向のエツチング速度)が等し
くなるようなエツチングを同一のプロセスで行な
う。
第2図を参照して、本発明に従う反応性イオン
エツチング法に用いるエツチングガスは、SF6
(六フツ化イオウ)とCCl4(四塩化炭素)との混
合ガスであり、その混合比を変化することによつ
て、ポリサイドゲート層9を構成するシリサイド
層8のサイドエツチ・レートは参照符l1で示さ
れるように変化し、多結晶シリコン層7のサイド
エツチ・レートは、参照符l2で示されるように
変化する。本発明では、これら多結晶シリコン層
7とシリサイド層8の各サイドエツチ・レートl
1,l2がほぼ等しくなるような混合比すなわち
約10〜20%、好ましくは10%のCCl4を含むSF6の
混合ガスを用いることによつて、多結晶シリコン
層6とシリサイド層7のサイドエツチ・レートを
等しくなるように行ないエツチング形状を良好と
し、回路の選択性および加工精度の向上を図るよ
うにするものである。
エツチング法に用いるエツチングガスは、SF6
(六フツ化イオウ)とCCl4(四塩化炭素)との混
合ガスであり、その混合比を変化することによつ
て、ポリサイドゲート層9を構成するシリサイド
層8のサイドエツチ・レートは参照符l1で示さ
れるように変化し、多結晶シリコン層7のサイド
エツチ・レートは、参照符l2で示されるように
変化する。本発明では、これら多結晶シリコン層
7とシリサイド層8の各サイドエツチ・レートl
1,l2がほぼ等しくなるような混合比すなわち
約10〜20%、好ましくは10%のCCl4を含むSF6の
混合ガスを用いることによつて、多結晶シリコン
層6とシリサイド層7のサイドエツチ・レートを
等しくなるように行ないエツチング形状を良好と
し、回路の選択性および加工精度の向上を図るよ
うにするものである。
第3図は、多結晶シリコン層7およびシリサイ
ド層8のサイドエツチ面7a,8a付近の拡大断
面図である。SF6とCCl4との前記混合比のエツチ
ングガスを用いて多結晶シリコン層7およびシリ
サイド層8をエツチングすると、第3図の矢符A
で示されるように横方向のエツチングが同時に進
行する。レジスト層10サイド面10aとシリコ
ンサイド層8のサイドエツチ面8aとのエツチ幅
W1は、第2図のグラフの△点に対応しており、
レジスト層10のサイド面10aと多結晶シリコ
ン層7のサイドエツチ面7aとのエツチ幅W2
は、第2図のグラフの〇点に対応するものであ
る。このエツチ幅W1,W2が相互に近接した値
となるように、SF6とCCl4との混合比を、前述の
ようにCCl4が約10%となるように設定すること
によつて、サイドエツチ面7a,8aにおけるサ
イドエツチ・レートを等しくすることができる。
ド層8のサイドエツチ面7a,8a付近の拡大断
面図である。SF6とCCl4との前記混合比のエツチ
ングガスを用いて多結晶シリコン層7およびシリ
サイド層8をエツチングすると、第3図の矢符A
で示されるように横方向のエツチングが同時に進
行する。レジスト層10サイド面10aとシリコ
ンサイド層8のサイドエツチ面8aとのエツチ幅
W1は、第2図のグラフの△点に対応しており、
レジスト層10のサイド面10aと多結晶シリコ
ン層7のサイドエツチ面7aとのエツチ幅W2
は、第2図のグラフの〇点に対応するものであ
る。このエツチ幅W1,W2が相互に近接した値
となるように、SF6とCCl4との混合比を、前述の
ようにCCl4が約10%となるように設定すること
によつて、サイドエツチ面7a,8aにおけるサ
イドエツチ・レートを等しくすることができる。
このようにして、多結晶シリコン層7とシリサ
イド層8のサイドエツチ・レートが等しく進行さ
れると、第1図2の状態から第1図3の状態とな
り、ポリサイドゲート層9はキヤパシタ領域Aで
はキヤパシタ用第2電極12となり、またトラン
ジスタ領域Bではトランジスタ用ゲート電極13
となる。
イド層8のサイドエツチ・レートが等しく進行さ
れると、第1図2の状態から第1図3の状態とな
り、ポリサイドゲート層9はキヤパシタ領域Aで
はキヤパシタ用第2電極12となり、またトラン
ジスタ領域Bではトランジスタ用ゲート電極13
となる。
このように多結晶シリコン層7およびシリサイ
ド層8のサイドエツチ面7a,8aのサイドエツ
チ・レートが等しくなるようにCCl4の混合比を
設定形成することにより、その後の熱酸化処理や
配線パターン作成などにおいて、回路の選択性お
よび加工精度が高まり、従つてダイナミツク
RAM(ランダムアクセスメモリ)のような、下
地に大きな段差を持つデバイスにも好適に実施す
ることができる。
ド層8のサイドエツチ面7a,8aのサイドエツ
チ・レートが等しくなるようにCCl4の混合比を
設定形成することにより、その後の熱酸化処理や
配線パターン作成などにおいて、回路の選択性お
よび加工精度が高まり、従つてダイナミツク
RAM(ランダムアクセスメモリ)のような、下
地に大きな段差を持つデバイスにも好適に実施す
ることができる。
前記実施例では、タングステン(W)とシリコン
(Si)から成るシリサイド(WSi2)層8を用いた
けれども、その他の高融点金属たとえばモリブデ
ン(Mo)、タンタル(Ta)、チタン(Ti)など
を用いてシリサイド(MoSi2、TaSi2、TiSi2)
層を形成するようにしてもよい。
(Si)から成るシリサイド(WSi2)層8を用いた
けれども、その他の高融点金属たとえばモリブデ
ン(Mo)、タンタル(Ta)、チタン(Ti)など
を用いてシリサイド(MoSi2、TaSi2、TiSi2)
層を形成するようにしてもよい。
またCCl4の混合比を約10〜20%としたけれど
も第2図から明らかなようにその混合比を5%〜
25%とするようにしてもよい。
も第2図から明らかなようにその混合比を5%〜
25%とするようにしてもよい。
効 果
以上のように本発明によれば、六フツ化イオウ
と四塩化炭素との混合ガスを用いて、多結晶シリ
コン層とシリサイド層とをエツチングするように
したことによつて、デバイスの信頼性、加工精度
の向上を図ることができる。特に本発明では、六
フツ化イオウに対する四塩化炭素の混合比を5%
〜25%として、多結晶シリコン層とシリサイド層
とのサイドエツチレートがほぼ等しくなるように
したので、エツチング形状を良好とし、回路の選
択性および加工精度の向上を図ることができるよ
うになるという優れた効果が達成される。
と四塩化炭素との混合ガスを用いて、多結晶シリ
コン層とシリサイド層とをエツチングするように
したことによつて、デバイスの信頼性、加工精度
の向上を図ることができる。特に本発明では、六
フツ化イオウに対する四塩化炭素の混合比を5%
〜25%として、多結晶シリコン層とシリサイド層
とのサイドエツチレートがほぼ等しくなるように
したので、エツチング形状を良好とし、回路の選
択性および加工精度の向上を図ることができるよ
うになるという優れた効果が達成される。
第1図は本発明の一実施例の製造工程を説明す
るための断面図、第2図は反応性イオンエツチン
グ法によるSF6に対するCCl4の混合率(%)とサ
イドエツチ・レート(μm/min)との関係を示
すグラフ、第3図はサイドエツチ面7a,8a付
近の拡大断面図である。 1……半導体基板、7……多結晶シリコン層、
7a,8a……サイドエツチ面、8……シリサイ
ド層。
るための断面図、第2図は反応性イオンエツチン
グ法によるSF6に対するCCl4の混合率(%)とサ
イドエツチ・レート(μm/min)との関係を示
すグラフ、第3図はサイドエツチ面7a,8a付
近の拡大断面図である。 1……半導体基板、7……多結晶シリコン層、
7a,8a……サイドエツチ面、8……シリサイ
ド層。
Claims (1)
- 1 基材上に絶縁膜を形成し、該絶縁膜上に多結
晶シリコン層を形成し、該多結晶シリコン層上に
シリコンと金属とからなるシリサイド層を形成
し、該シリサイド層上に選択的にレジスト層を形
成し、次に、前記多結晶シリコン層と前記シリサ
イド層とのサイドエツチレートがほぼ等しくなる
ように六フツ化イオウに対する四塩化炭素の混合
比が5%〜25%に設定された四塩化炭素と六フツ
化イオウとの混合ガスを用いて、前記多結晶シリ
コン層と前記シリサイド層とをエツチングするこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3782185A JPS61198627A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3782185A JPS61198627A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61198627A JPS61198627A (ja) | 1986-09-03 |
JPH0518456B2 true JPH0518456B2 (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=12508183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3782185A Granted JPS61198627A (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61198627A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2574868B2 (ja) * | 1988-04-30 | 1997-01-22 | シャープ株式会社 | 積層金属の反応性イオンエッチング方法 |
KR0176715B1 (ko) * | 1990-07-30 | 1999-04-15 | 오가 노리오 | 드라이에칭방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56126929A (en) * | 1980-02-22 | 1981-10-05 | Eaton Corp | Plasma etching method |
JPS5951531A (ja) * | 1982-09-18 | 1984-03-26 | Ulvac Corp | ドライエツチング方法 |
-
1985
- 1985-02-27 JP JP3782185A patent/JPS61198627A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56126929A (en) * | 1980-02-22 | 1981-10-05 | Eaton Corp | Plasma etching method |
JPS5951531A (ja) * | 1982-09-18 | 1984-03-26 | Ulvac Corp | ドライエツチング方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61198627A (ja) | 1986-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59217328A (ja) | 集積回路装置の製造方法 | |
US4948747A (en) | Method of making an integrated circuit resistor | |
JPS61183942A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US4551907A (en) | Process for fabricating a semiconductor device | |
EP0068843B1 (en) | Method of producing a conductor in a desired pattern on a semiconductor substrate | |
JPH0518456B2 (ja) | ||
JP2893771B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH08124926A (ja) | 配線の形成方法 | |
JPS62117329A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH05267300A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0671070B2 (ja) | 半導体記憶装置の製造方法 | |
JP3180333B2 (ja) | 半導体記憶装置の製造方法 | |
JPS62147757A (ja) | 抵抗形成法 | |
KR100318686B1 (ko) | 반도체 장치의 다층 게이트 전극 및 그 제조 방법 | |
KR100191770B1 (ko) | 반도체소자 및 그 제조방법 | |
JPH06224161A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR0165340B1 (ko) | 반도체 소자의 전기적 배선을 위한 접촉 구조 및 그 접촉 방법 | |
KR0178615B1 (ko) | 반도체소자의 패턴 형성방법 | |
KR100329744B1 (ko) | 메모리소자의 메탈 전극 형성방법 | |
JPH04324672A (ja) | 抵抗形成法 | |
JP3104441B2 (ja) | 半導体装置とその製法 | |
JPH03239332A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0332055A (ja) | 抵抗体を有する半導体装置の製造方法 | |
KR980011908A (ko) | 폴리사이드 구조의 게이트 전극 형성방법 | |
JPH04102357A (ja) | 半導体装置 |