JPH0518247B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0518247B2 JPH0518247B2 JP14241483A JP14241483A JPH0518247B2 JP H0518247 B2 JPH0518247 B2 JP H0518247B2 JP 14241483 A JP14241483 A JP 14241483A JP 14241483 A JP14241483 A JP 14241483A JP H0518247 B2 JPH0518247 B2 JP H0518247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrite
- core
- inductor element
- convex portion
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 21
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 11
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 9
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 5
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims description 4
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 241001391944 Commicarpus scandens Species 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
- H01F2017/048—Fixed inductances of the signal type with magnetic core with encapsulating core, e.g. made of resin and magnetic powder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフエライトビードインダクター素子に
関するものである。
関するものである。
フエライトコアを用いた貫通形インダクター素
子は、コアの選定を適当に行うことにより、1M
Hz以上の雑音信号を減衰させるのに有効であり、
各種の電子機器に広く利用されている。
子は、コアの選定を適当に行うことにより、1M
Hz以上の雑音信号を減衰させるのに有効であり、
各種の電子機器に広く利用されている。
従来この種の代表的インダクター素子は第1図
及び第2図に示すように、円筒状のフエライトコ
ア(ビート)1に導線2を挿通し、さらに第1図
bに示すように接着剤3を前記導線とコアとの間
並びにコアの両側に注入硬化するか、あるいは第
2図に示すように、フエライトコア1の両端部近
傍の導線2をつぶして4としコア1が抜けないよ
うにする等の構造が用いられていた。
及び第2図に示すように、円筒状のフエライトコ
ア(ビート)1に導線2を挿通し、さらに第1図
bに示すように接着剤3を前記導線とコアとの間
並びにコアの両側に注入硬化するか、あるいは第
2図に示すように、フエライトコア1の両端部近
傍の導線2をつぶして4としコア1が抜けないよ
うにする等の構造が用いられていた。
しかしながら、従来のこの様な構造では、第1
にコアの細孔に導線を通す必要がある為、その作
業工程において導線を曲げたり、また製品にコア
の割れや、欠けを生ずることがある。更に第1図
の構造では、接着剤を微量注入することによる注
入量の不均一性や硬化処理に長時間を要し、その
間コアや導線を動かせないなどのため自動化が難
しく、また、第2図の構造では導線が潰れている
ために、導線が折れやすく、またコアが導線に完
全に固定されないため、振動により割れや欠けを
生じやすいなど、種々の問題がある。
にコアの細孔に導線を通す必要がある為、その作
業工程において導線を曲げたり、また製品にコア
の割れや、欠けを生ずることがある。更に第1図
の構造では、接着剤を微量注入することによる注
入量の不均一性や硬化処理に長時間を要し、その
間コアや導線を動かせないなどのため自動化が難
しく、また、第2図の構造では導線が潰れている
ために、導線が折れやすく、またコアが導線に完
全に固定されないため、振動により割れや欠けを
生じやすいなど、種々の問題がある。
本発明の目的は上記欠点を除去し、品質および
生産性の向上を計るため導線に凸部を設け、凸部
の周囲にフエライトコアを一体に成形したことを
特徴とするフエライトビードインダクター素子を
提供することにある。
生産性の向上を計るため導線に凸部を設け、凸部
の周囲にフエライトコアを一体に成形したことを
特徴とするフエライトビードインダクター素子を
提供することにある。
以下図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第3図は本発明によるフエライトビードインダク
ター素子の1実施例を示す。
第3図は本発明によるフエライトビードインダク
ター素子の1実施例を示す。
第3図に示すように、このフエライトビードイ
ンダクター素子は、導線5の中央に凸部6が設け
られている。この導線5を凸部6が金型の中央に
位置するようにセツトし、フエライトビード7を
形成する。
ンダクター素子は、導線5の中央に凸部6が設け
られている。この導線5を凸部6が金型の中央に
位置するようにセツトし、フエライトビード7を
形成する。
フエライトビード7は、例えば、熱硬化性また
は熱可塑性樹脂を結合材とするフエライト粉末
が、樹脂をセミキユアー状態として使用される。
即ち、導線5がセツトされた金型にこのフエライ
ト粉末を供給し、加圧成形して導線に密着せし
め、その形状を保持させる。その後、金型より取
り出して加熱炉内で、完全硬化することにより、
フエライト粉末は結合材としての樹脂の働きによ
り成形形状を十分な強度で保持しながら導線5に
固着される。ここで、凸部6は、フエライトビー
ド7が導線5に対して移動しないように作用し、
導線5がフエライトビード7から抜けるのを防止
する。
は熱可塑性樹脂を結合材とするフエライト粉末
が、樹脂をセミキユアー状態として使用される。
即ち、導線5がセツトされた金型にこのフエライ
ト粉末を供給し、加圧成形して導線に密着せし
め、その形状を保持させる。その後、金型より取
り出して加熱炉内で、完全硬化することにより、
フエライト粉末は結合材としての樹脂の働きによ
り成形形状を十分な強度で保持しながら導線5に
固着される。ここで、凸部6は、フエライトビー
ド7が導線5に対して移動しないように作用し、
導線5がフエライトビード7から抜けるのを防止
する。
以上述べたように、本発明によれば、導線の長
さ方向の実質的な中央部に凸部を設けたことで、
金型への位置決めが容易となり、製造工程を簡略
化できる。また、凸部の周囲に熱硬化性又は熱可
塑性樹脂を結合材とするフエライト粉末を環状に
成形硬化するようにしたことで、フエライトビー
ドを導線に対し直接成形、かつ強固に形成するこ
とができるのでさらに製造工程が簡略化され、製
造工程の自動化が容易となり、割れや欠けのない
品質の良いインダクター素子を得ることができ
る。
さ方向の実質的な中央部に凸部を設けたことで、
金型への位置決めが容易となり、製造工程を簡略
化できる。また、凸部の周囲に熱硬化性又は熱可
塑性樹脂を結合材とするフエライト粉末を環状に
成形硬化するようにしたことで、フエライトビー
ドを導線に対し直接成形、かつ強固に形成するこ
とができるのでさらに製造工程が簡略化され、製
造工程の自動化が容易となり、割れや欠けのない
品質の良いインダクター素子を得ることができ
る。
第1図aは従来のヒードインダクター素子の斜
視図、第1図bは第1図aの断面図、第2図は従
来のインダクター素子の他の一つの例の断面図、
第3図は本発明による一体成形されたインダクタ
素子である。 図において、1:円筒状のフエライトコア、
2,5:導線、3:接着剤、6:凸部、7:成形
された円筒状のフエライトビード。
視図、第1図bは第1図aの断面図、第2図は従
来のインダクター素子の他の一つの例の断面図、
第3図は本発明による一体成形されたインダクタ
素子である。 図において、1:円筒状のフエライトコア、
2,5:導線、3:接着剤、6:凸部、7:成形
された円筒状のフエライトビード。
Claims (1)
- 1 導線の長さ方向の実質的な中央部に凸部を設
け、該凸部の周囲に熱硬化性又は熱可塑性樹脂を
結合材とするフエライト粉末を環状に成形硬化し
たことを特徴とするフエライトビードインダクタ
ー素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58142414A JPS6034009A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | フェライトビードインダクター素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58142414A JPS6034009A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | フェライトビードインダクター素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6034009A JPS6034009A (ja) | 1985-02-21 |
JPH0518247B2 true JPH0518247B2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=15314776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58142414A Granted JPS6034009A (ja) | 1983-08-05 | 1983-08-05 | フェライトビードインダクター素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034009A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01115212U (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-03 | ||
CA2588094A1 (en) * | 2004-12-27 | 2006-07-06 | Sumida Corporation | Magnetic device |
JP2012204440A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Nitto Denko Corp | 無線電力伝送用磁気素子及びその製造方法 |
CN106062903B (zh) | 2014-03-04 | 2018-08-28 | 株式会社村田制作所 | 电感器装置、电感器阵列和多层基板以及电感器装置的制造方法 |
JP2019207908A (ja) * | 2018-05-28 | 2019-12-05 | 北川工業株式会社 | ノイズ低減装置、及びノイズ低減装置の製造方法 |
WO2024135042A1 (ja) * | 2022-12-19 | 2024-06-27 | Tdk株式会社 | コイル部品及びその製造方法、並びに、コイル部品を備える回路モジュール |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5598803A (en) * | 1979-01-23 | 1980-07-28 | Tdk Corp | Chip inductor and manufacturing method thereof |
-
1983
- 1983-08-05 JP JP58142414A patent/JPS6034009A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5598803A (en) * | 1979-01-23 | 1980-07-28 | Tdk Corp | Chip inductor and manufacturing method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6034009A (ja) | 1985-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0518247B2 (ja) | ||
JP4076359B2 (ja) | チップインダクタおよびその製造方法 | |
JP2002252120A (ja) | コイル部品およびその製造方法 | |
JPH0518248B2 (ja) | ||
JP2004134707A (ja) | 樹脂モールドコイル、樹脂モールドコイルを用いたモールド変圧器及びモールド変圧器の製造方法 | |
JP2004031883A (ja) | コイル部品およびその製造方法 | |
JPH02139216A (ja) | 立体成形回路の形成方法 | |
JPH0735375Y2 (ja) | ロータリートランス | |
JPS607484Y2 (ja) | 電子部品の樹脂モ−ルド装置 | |
JPS6342847B2 (ja) | ||
JPH0125217B2 (ja) | ||
JPS59119814A (ja) | 樹脂封止コイルの製造方法 | |
JPH04206705A (ja) | インダクタ及びその製造方法 | |
JPS6185037A (ja) | 電機子の製造方法 | |
JPH06105506A (ja) | コアレスコイルの製造方法 | |
JPH0136686B2 (ja) | ||
JPS6233641B2 (ja) | ||
JPS58133616A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 | |
JPS5940417A (ja) | ブツシングの製造方法 | |
JPS5947544B2 (ja) | 無鉄心電機子の製造方法 | |
JPS6313783B2 (ja) | ||
JPH0240206B2 (ja) | Denshibuhinnoseizohoho | |
JPS5947545B2 (ja) | カップ状無鉄心電機子の製造方法 | |
JPH0479303A (ja) | 電磁石コイルの製造方法 | |
JPS58132917A (ja) | 樹脂充填型コンデンサの製造方法 |